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リュウスタイルの知的迷走ラジオ、人生3弾ロケット。 この番組は定年退職後、2弾ロケット添加中のリュウスタイルが、60男の様々な挑戦や生き方について発信していく番組です。
おはようございます。 3月19日土曜日の朝です。
今日は、昔の僕へ、ということで、
本当に昔いろんな失敗をしてたんですけれども、そういうお話なんです。
今ですね、さすがに自分は何も知らないと、人様から教えていただくという気持ちが根底にあって、
皆さんがね、言われていることで、自分と違うことっていうのはよくあるんで、
そこでまず最初に耳を傾けて、お話を聞くという、そういうことっていうのはもう自分のベースというかですね、デフォルトの状態になっているわけですけれども、
若い頃っていうのはやっぱり全然そういう気持ちすらなくて、自分が正しいとまず思ってしまいがちというね、
そういうようなことっていうのは、僕にもすごくやっぱりあったんですよ。
私が正しいというね。 それですね、ずっと遡っていくとね、すごい思い出にちょっと行き渡るんですけど、
高校生の時なんですね、高校2年生ぐらいの時に、小さい頃からよくバスで連れて行ってもらっていた田舎のおばあちゃんのうち、
そこに自転車で行こうと思い立ったんです。 車で行くとですね、やっぱり1時間半ぐらいかかるところですね、
今バイパスとかがあって40分ぐらいでさっと行っちゃうんですけど、でも道をまともに通っていくと1時間半ぐらいかかるんです。
で、一つの産地を越えていくわけなので、何々産地って名前がついているところを越えるわけなんで、
それを自転車でね、越えていこうという計画を高校2年の時に立てたんですよね。
結構な冒険ですよ、やっぱり高校生初めてね、そういうことをしようと思った人間にとってはね。
車でね、とかバスであの、つづら降りのね、道をずっと上がって行って、そして向こう降りていくんで、
車じゃないと行けないところだと思ってたからですね。で、それを自分の自転車で行こうというのはね、
やはり高校生の当時としてはすごい決心がいったわけです。
で、2時間ぐらいかけてなんとか山の上まで自転車で登って、そして向こう側へ降りたときにね、
もう万能感に満ち溢れてるんですよ。俺はやった、俺はできた、超人だみたいな感じでね。
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車じゃないと来れないと思ってたところに自分は自転車でたどり着いたんだみたいな。
で、もう全部自分が一番って、なんかそんな感覚になっちゃってるんで。
その後街を進んでいくんですけれども、途中で道がわからなくなったんですよ。
でも頭の中にイメージはあって、この道を確か右に行ったらいいんだよねっていう、なんか頭の中の地図のイメージがあるんですよね。
車で、やバスで連れて行ってもらった頃のイメージがね。
で、右に行くんだよねって思ったけど、一応道を聞こうと、自分がその右だと思うことをね、人に聞いて確認しようと思ったんですよ。
で、ちょうど道端に本屋さんがあったんで中に入って、その店主の方にどこどこへ行くにはどういったらいいですかって聞いたんですね。
そしたらまっすぐに行くんだよって言うんですよ。いやいや右じゃないですかって聞いたら、いやまっすぐだよと。
で、心の中でね、いやそんなはずはないと思うわけです。
で、その店主の方にありがとうございましたって言って店を出て、で店の人がね右って言ったのにも関わらず、
僕はそんなことあるもんかと思って、まっすぐ行かずに右へ行ってしまったんですね。
当然間違えます。全然知らないところに出ちゃうわけで、これってもしかしたらあの本屋の人が言ってたことが正しかったのかなとか思って引き返すわけです。
そして本屋の方が言ってたようにじゃあまっすぐ行ってみようと思ってまっすぐ行くわけですね。
ただ当たり前のことだけど正解なんですよ。
で、知らないから人に道を尋ねているのに、
その人の言った答えが自分の頭の中にあるイメージと違ってたら、
違ってたということで自分のイメージの方を大事にしてそっちへ行っちゃうという、
今考えたら何やってんのというね感じだったんですけど、当時の僕っていうのはそういうことがいっぱいあって、
今の話に非常にね似た話っていうのがね、
そうですね20代後半ぐらいまで30代ぐらいまで僕の中にねあったと思いますね。
わからんから聞いているのに教えてもらった通りにしないという。
結構なんかねそういうのってあるんじゃないかなって思うんですよね。
何か学ぼうと思って本買って、でも本書いてあることっていうのはいや違うんじゃないかと思ってその通りにやらないっていうね。
でも試しにやってみよう、試しにやってみようっていう本当はねわからないから聞いてるんで、
それその通りにするのがまあ一般的には当たり前だろうと思うんですが、やってみたらその通りにできたと。
やっぱり書いてあること正しかったんだというね、そういう積み重ねっていうのが少しずつ少しずつ出てくることによってね、
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だんだんわかってきたということですね。ちょっとあまりに遅すぎますけどね。
そんなことはもうね、高校時代ぐらいからわかっとけよみたいな感じ、少なくとも社会人になる時にはそうなっとけよみたいなね、
ことかもしれないんですけど、まあそういうことが僕の中にはね多かったなという、そういう話ですね。
まあ今はですね人生二弾ロケットということで、二弾ロケット2つ目の人生をまた20歳になったつもりでゼロからやっているつもりなんですけれども、
今回の二弾ロケットではわからないことは一つ一つ聞きながら、その通りにしていこうと思っているというお話でした。
それではまた、リューサルでした。