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2024-09-09 13:04

ギリシャ時代からヒトは進歩してないっぽい - 政体循環論

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00:05
はい、おはこんばんちは。 抜粋の精神科のリブラでございます。
今、自転車で帰っている途中でございまして、
あんまり録音をするのに適した環境ではありませんので、
変な音がザーザー言ったり、車の音がしたりしますけどね。
僕にもあんまりよく聞こえておりませんけど、 やってみまいりましょうか。
この前ですね、今ね、自民党の総裁選があったり、
立憲民主党の総裁選があったり、いろいろこう、
政治イベントが目白押しですんで、
ちょっとね、政治の話をしようと思いますけど、
色が付いた話をすると、あんまり嫌われますので、
色のない政治の話をしましょうかね。
つまり、制度の話ね。
この前ね、スカンクさんがなんだっけな、
WEB3が社会主義的だっていう話をしててね、
あんまり基本的なことを知らないなと思って、
割と色々知っているはずのスカンクさんが知らないんだから、
これはみんな知らないだろうという前提に基づいて、
簡単な基本のところをちょっと言っておきますけど、
一応ですね、WEB3っていうのは惜しいんだけど、
社会主義的じゃないんだよな。
社会主義っていうのはさ、
大きな政府で再分配を重視しようという考え方ですからね。
WEB3っていうのはリバタリアンだよね、テクノリバタリアンね。
色んなものに支配されたくない。
企業だとか国だとか政府だとかに支配されたくない。
そういったものが力を持つ世の中っていうのは嫌だ。
だから、もっと色んなものから自由、
全てのものから解き放たれたい。
全てのものから自由でありたいという考え方の人たちが好きなんだよね、
基本的には。
リバタリアンと言います。
つまりね、自由という言葉がね、
何を自由と考えるかということにね、
色々考える違いがあって、
何を自由と考えるかに差があってね、
一般的というか今までの歴史上はですね、
リバティという言葉からリベラルという考え方があって、
いわゆる日本で言うと立憲民主党の人たちみたいな、
リベラルと言いますけど、
あの人たちはあれが自由だという考えがあるわけでね、
それに対して大きな政府で再分配する方が自由だという考え方があるわけで、
一方でテクノリバタリアンと言われるような今の、
なんていうかな、イーロンマスクだとかホリエモンだとか、
ああいう人たちはリバタリアンと言うのは、
同じリバティからですね、リベラルとも違うんです。
03:00
全てのものから自由になりたいという、
ヒロユキさんとかね、
ああいう考え方の人たちをリバタリアンと最近は言いますね。
リバティから派生した言葉だけども、
リベラルと言うとぐちゃぐちゃになっちゃうんで、
リベラルに対してリバタリアンと言うようなね、
リバタリズムっていうのかな、
そういうような言い方を最近は造語でね、してますね。
で、ものすごい基本的な話をしますけど、
民主主義の大義語は社会主義ではないんだよ。
社会主義の大義語は自由主義ですね。
自由経済主義と言った方がいいかな。
自由主義と言うとまたリベラルと、
リバタリアンとはまたフリーと、
また同じ自由が出てきたらややこしいんで、
ちゃんと言うと自由経済主義ね。
基本的にはですね、小さい政府で、
あれこれ、政府が経済に手を突っ込むんじゃなくて、
口も突っ込まずに、
自由な神の見えざる手に全部任せようと。
人間が手を突っ込んじゃダメと。
余計なことするとダメだと。
市場に任せると。
いろいろ任せて、自然に任せる。
それこそがいいと。
いうのが自由経済主義、ざっく言うと。
社会主義っていうのはそこに不平等が生じるから、
お金持ちがより金持ちになって、
貧乏人がより貧乏になると。
こういうのは自由じゃないと。
こういうのは良くないと。
いうことでそこに手を突っ込んで、
金持ちから何とか何とかして金を取って、
それを再分配するっていう、
そういう考え方。
これが社会主義。
それを極端に進めたのが、
そもそも自由財産を認めないと。
マルクス型の共産主義。
これはちょっとだいぶ極端な社会主義の。
社会主義が最後行き着くとこまで行き着くと、
共産主義になるんじゃないかというのが一般的な考え方。
社会主義っていうのは、
現実に行っている国でいうと、
今だと日本。
あと一時、フランスなんかもフランス社会党が、
例えば僕ら子供の時にミッテラン大統領とかいましたね。
ミッテラン大統領は社会党の人なんで、
近代のフランスはずっと社会主義的ですね。
基本的にはね。
社会主義的かどうかわからないけど、
例えばルーノが国有化されたりね。
アメリカなんかは基本的には、
自由経済が好きな人たちが多いんですけども、
ただ一時的にアメリカン航空が、
どこだっけな。
どこだったかな。
そういう一部社会主義的な動きをすることももちろんあるわけでね。
完全に社会主義か自由経済かということで、
右か左かみたいな感じで、
きれいに切り分けたりはなかなかできなくて。
日本も最近は、
もう少し貧富の格差みたいなものがついてもね、
06:01
お金持ちをよりお金持ちにした方がいいんじゃないかと、
みたいな考え方ね。
中国的な当初兵の考えたね、
そういう考え方が最近は流行っていて、
まあ必要と貧富の格差がつき始めているという風なのが、
今の国でしょ。
社会主義の反対は民主主義じゃないわけね。
社会主義の反対は自由経済主義。
民主主義の反対は、
民主主義の反対の大義は独裁主義ですね。
力さんとのやりとりでどこか書いたんだけど、
ちょっと違うんだけど、
生態循環論といってね、
政治の体制がぐるぐる回りますなと。
ということがギリシャ時代から言われていて、
大学で習ったんだけど、
社会学だったかな?
忘れたけどね。
大学の時に習いましたけどね。
基本的には、
どこが最初かって決まっていませんけど、
基本的には、
立派な人が出てきて、
立派なリーダーが、
どんどん社会を押し進めると。
それは先生政治と。
これが一番素晴らしいと言われてるんじゃないかな。
先生政治ね。
優秀な一人のリーダーが出てきて、
社会を押し進めていくと。
これが良い姿なんだが、
これが容易に独裁主義に陥ると。
先生君主みたいなものは独裁者になってしまうと。
しばらくすると。
そうすると、賢い奴らが、
何人も出てきて、
賢い奴らが独裁者を止める。
そいつらが協力して、
政治をする。
これは一部の人が、
特権階級になって、貴族みたいになって、
自分たちの利益に動き始める。
下等政治。
これがまた続くと、
基本的には革命みたいなことが起こる。
それよりも多数決する。
多数決じゃないんだけど、民主主義は。
大勢の人がここに参加して、
民主主義をコントロールした方がいい。
これが民主主義と言われるものがここで出てきます。
だから独裁主義の裏側なんだよね。
ところがこの民主主義というものは、
残念ながら完璧ではなくて、
容易に宗主政治、
ポピュリズムに陥る。すぐ人気を取ろうとして。
結局ローマ帝国なんかが滅びたのもこういう感じですけど、
皇帝が選挙制になったんでね。
選挙に勝とうと思って、
みんないいことを言って、
無理な公約を出して、
09:02
それを無理を通そうとするもんだから、
無理にローマ帝国を拡大しようとして、
最終的には隅っこの方から崩壊していって、
ローマ帝国が崩壊するというのが、
基本的なローマ帝国の崩壊の物語ですけど。
ギリシャ時代からそんな風に言われているにも関わらず、
ローマ帝国は結局同じ説を踏んで崩壊するわけよね。
なかなか難しいと。
ローマの前がギリシャですからね。
ギリシャ時代からこんなこと言われていて。
それで結局宗主政治、ポピュリズムに陥って、
人気取りを政治家が始めてしまって、
民主主義はぐちゃぐちゃになると、
宗主政治に陥ると。
そういった宗主政治を打破する奴が出てくると。
それが先制君主であると。
すごい天才的なカリスマが一人出てきて、
このカリスマが世の中を一気に変えて、
一気に良い方向に進めていくと。
そして素晴らしいカリスマが世の中を率いていく、
最も素晴らしい形が起こると。
これを先制政治と言うと。
ところがこの先制政治というものは独裁政治に容易に落ちて、
先制政治が独裁になって、
下等政治になって、
貴族的なものが出てきて、
それがまた自分たちの利益を追求し始めて、
民主主義が起こって、民主主義が宗主政治になって、
ボロボロになって、またそこに素晴らしい君主が出てきて、
先制政治になって、ところがこれが独裁政治になって、
ぐるぐる回ると。
民主主義の裏側は独裁政治。
ところが民主主義が素晴らしいというふうに、
今は言っていますけれども、これが次の時代は、
おそらくギリシャ時代の何とかという学者さんが言った、
生態循環論によると、
今これ民主主義が流行っていますから、
現在の世界はね、
次は先制政治。
立派な君主が出てくるんですかね。どうなんですかね。
という生態循環論が、
インターネット時代、web3時代、IAが出てきた時代に、
次どう展開するのか、
こう動きたいといったところなんじゃないでしょうか。
ということでね、今日は簡単に民主主義のお話。
民主主義というのは完璧な仕組みではなくて、
生態循環論というところの、
独裁政治の裏側。
独裁政治を悪いものとして、
それを良くしたのが、
それを解決するのが民主主義。
ところが民主主義というのは、
宗主政治にポピュリズムに陥りますので、
その次、また先制君主が出てきますよと。
ところがこれがまた独裁になるよと。
ということをね、
ギリシャ時代から繰り返しているのが少なくともね、
ギリシャ時代の人もその前の歴史でそういうことが繰り返されているので、
ギリシャの政治学者がそう思ったわけで、
12:01
3000年よりももっと前からおそらくは、
こんなことを僕らは繰り返しているわけですね。
あとWEB3がリベラル的だというのは、
若干というか大きく認識が違うかなというふうに一つは思いますね。
そういう意味ではリベラリズムではなくて、
WEB3というのはリバタリアンのリバタリアニズムですね。
いろんなものから自由になりたいと。
社会主義とはだいぶ遠いですよ。
国のコントロール嫌だという人たちが、
国とかグーグルとかとにかくいろんなもの、
何でもすべての束縛から解放されたいという、
基本的には人たちがリバタリアンと言われている人たちで、
テクノリバタリアンが今強いと、
そういう世の中だよということはよく言われておりますね。
ということで以上、今日の放送とさせていただきます。
それでは皆さん、さようなら。
こんなに頑張って帰るぞ。
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