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2025-12-30 05:02

共感のズレは双方の問題だった(NotebookLM)

ダミアン・ミルトン先生の提唱した二重の共感の問題(Double Empathy Probleem)というのがあるらしくて、これが正にChikaraさんが言っている「ロボの僕がヒトに共感していないだけじゃなくて、ヒトはロボの僕に共感できてませんよね?」な気がします。
これは、定型発達者(ヒト)と自閉症者(ロボ)のコミュニケーション不全は片方の能力欠如ではなく、「全く異なる社会的能力・経験を持つ者同士の相互理解の難しさ」に過ぎないとう考えです。まさに犬とペンギンの間に生じる「種族間の断絶」を学術的に説明したものです。そして犬世界でペンギンが生きるということについても、ちゃんと「個人と環境の相互作用(不一致)」として言語化されてました😳
https://kar.kent.ac.uk/62633/1/Autistic%20expertise.pdf?utm_source=chatgpt.com
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サマリー

自閉症の人々とのコミュニケーションのズレには、双方に原因があることが示されています。特に、二重の共感問題が取り上げられ、コミュニケーションの困難は非自閉症者にも関係していることが強調されています。

コミュニケーションのズレの理解
なぜ、なんでしょうね。自閉症の人と、そうでない人の会話って、こう時々すごくズレてしまう感じがする。
今回あなたがシェアしてくれた、ダミー・アン・ミルトン氏の論文、自閉症の専門性、これをヒントに、その根本的な問いを探っていきたいんです。
よく言われる、自閉症の人は共感が足りないっていう見方ありますよね。あれがもしかしたら、全くの見と違いかもしれない。と。
今回は、二重の共感問題というキーワードから、このすれ違いの正体に迫ってみましょう。
そうなんです。これまでの見方っていうのは、いわば問題の半分しか見ていなかった。
半分ですか。
はい。コミュニケーションが難しいのを、全部自閉症の人の個人的な欠陥のせいにしてきたわけです。
でも、この論文が突きつけているのは、その前提自体をひっくり返すような、かなりラディカルな視点なんですよ。
前提そのものをひっくり返す、つまりこれまでの一方的な問題という見方自体が、そもそも違ったんじゃないか、と。
その確信にあるのが、今出た二重の共感問題という言葉ですが、これは一体どういうことなんでしょう。
これはですね、二重の共感問題というのは、コミュニケーションの困難は、自閉症の人だけの問題じゃないと。
はい。
非自閉症の人との、つまり双方に原因があるという考え方なんですよね。
あー、双方に。
お互いが相手の経験とか、世界観、言葉の裏にあるニュアンスをうまくつかめずに苦労している。
だから一方通行の欠陥じゃなくて、相互的な利害の断絶が起きているということなんです。
なるほど。相互的な断絶。
それってなんていうか、左利きの人が右利き用のハサミを使いにくいとかいうレベルの話じゃないですよね。
もっと根本的な話ですね。
社会のルールとか、暗黙の了解そのものが多数派のOS、オペレーティングシステムに合わせて作られているみたいな。
で、違うOSを使っている人は、常に変換エラーに悩まされているという感じでしょうか。
あー、そのOSの例えはすごくわかりやすいですね。
まさにそんな感じです。
そして、なぜそんな根本的なOSの違いが生まれるのか。
論文では、身体的経験の違いっていう、ちょっと難しい言葉を使っているんですが。
身体的経験の違い?
ええ。簡単に言うと、そもそも五感で感じている世界が違うということなんです。
感じている世界がそもそも違う?
そうなんです。例えば、ある人には心地よいアイコンタクトが、別の人にはナイフのように鋭く感じるかもしれない。
あるいは、多くの人が気にも止めない部屋の蛍光灯の音、あれがもう絶えがたいほどの騒音に聞こえるとか。
その根本的な感覚の違いからすれ違いが生まれてくる。
同じ場所にいても、見ている映画が全く違うようなものなんですよ。
なるほど。
理解のズレとより、もう体験のズレが先にあると。
解決策の模索
でも、もし問題がそのように相互的なものなら、どうして現実社会では、自閉症の人ばかりが苦労しているように見えちゃうんでしょうか。
そこがこの問題の最も重要な部分で、非対称な困難と呼ばれている点です。
非対称な困難。
はい。
理論上は二重の問題でも、現実では人口の少数派である自閉症の人が、多数派である非自閉症の社会のルールに適応することを一方的に求められてしまう。
ああ、なるほど。
先ほどのOSの例えで言えば、マイナーなOSを使っている人が、常にメジャーなOSに合わせて自分の動きをエミュレートしなければいけないという状況ですね。
うわあ、それはものすごくエネルギーを使いそうですね。
常に頭の中で翻訳作業をしているような。
その通りです。
その結果、自閉症の人は絶えず普通であれというプレッシャーにさらされて、精神的にも感情的にもものすごく消耗してしまう。
うーん。
コミュニケーションがうまくいかないたびに、その原因が個人の努力不足だとか、欠陥だとか、そういうせいにされてしまう。
非常に過酷な悪循環が生まれるんです。
なるほど。問題は相互的なのに負担は非対称にかかっていると。
この構造が見えてくると、コミュニケーションがうまくいかなかったときに、単純にあの人のせいだとはもう言えなくなりますね。
これが今回の探求で一番大事なポイントかもしれません。
まさに。
そこであなたに最後に一つ考えてみてほしい問いがあります。
はい。
この二重の共感問題という断絶を乗り越えるために、私たちに何ができるんでしょうか。
論文は、当事者の声に真摯に耳を傾けることが不可欠なと主張しています。
もし社会の多数派が、これまでとは逆に少数派のコミュニケーション様式や感覚の世界を、まるで外国語を学ぶかのように真剣に学ぼうとしたら、
あなたの職場や人間関係は一体どのように変わると思いますか。
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