精神科医の働き場所
はい、おはようございます。
何の話をしようかな?
抜粋の精神科リブラでございます。
どうしようかな?何の話をしましょうかね?
ラブサイケデリコの話をしますか。
単調だね。
あ、
これ、
また例のごとく耳の、
あの、これなんだっけ?
なんだっけこれ?
こちら入ってました?もしかして。
耳のやつ。音変わった?
音変わってない?
あ、あ、あ、え、
イヤホンのマイクは聞きにくいんだけども、
あ、こ、あ、
あの、この、えっと、この、えっと、
外部のマイクは聞きやすいんだけども、
雑音入ってもナイスリダクション。
もうやめましょうね。
えっと、そうじゃなくて、
最近思ったこと、
ふと思ったこと、
今ね、今日はですね、
自分の病院で働いてないんですよね。
今日はね、あの、
1日外の病院で働く日でね、
精神科の病院で働いてきましたね。
ここはね、精神科の病院はね、
精神科のスタッフが、
精神科のスタッフだらけですよね。
精神科の病院だからね。
そこに、だから、
ノリコンビさんとかが昔働いてた、
台場山さんが働いてた精神科の単科病院、
そういう感じの多分病院ですね。
精神科の患者さんしかいなくて、
精神科しかほぼないっていうね。
ちょこっと内科の先生がいたりするけど、
基本は精神科がメインで、
単科、精神科単科、
単科精神科病院といったらしますね。
精神病院とかね、単科。
単科っていうのは一つの科ってことね。
いろんな科がある。
僕が普段働いてるのは、
一般に総合病院なんていったりする。
何百ベッドあってね、
500とか600とか700とかね、
そういう規模のベッドがあって、
大きいとこだと1000あったりするとかありますけどね、
それは珍しいけど、
大学病院でも1000あるとこ、
最近少ないですけども、
大学病院とか含めて、
700、800、600、
そういう数百のベッドがありまして、
そこに内科技科、
麻酔科、皮膚科、
AGB科、
眼科、
視覚奥義科なんてのもあったので、
神経内科の脳神経外科の、
血液内科、
循環器内科、
呼吸器内科、
小脳内科、
いっぱい科があると。
そこに精神科と、
場合によって精神科と診療内科がある病院もありますけども、
うちは診療内科なくて精神科しかありませんが、
みたいな、
こういういっぱいいろんな科があってね、
こういうのは総合病院っていったりしますよね。
僕が働いてるのは総合病院ね。
愛知県の総合病院は、
精神科があるところばかりじゃなくて、
精神科がないところもあったりするしね。
うちは精神科の病棟はありません。
病棟はない。
精神科の病床の現状
外来機能しかないんだけど、
精神科の病棟がある総合病院は、
愛知県ではほとんどなくて、
名古屋市内だと、
大学病院と、
名古屋医療センターっていうね、
昔の国立名古屋病院っていうね、
僕はそこで働いたこともありますけど、
名古屋医療センターは、
名古屋病院っていうね、
僕はそこで働いたこともありますけど、
そこしかないですね、今ね。
昔はもっとありましたけどね。
近郊にはいくつかまだありますけど、
それも少ないね。
僕が研修院やってた病院は、
精神科の病棟がありましたけど、
それも僕が研修を辞める頃には、
もう無くなっててね。
お金儲からないとか、いろいろ事情があって、
精神科の病床は無くなっちゃったんですよね。
精神科の病床というのは、
精神科の単科の病院にしかほとんどないんですよ。
大学病院と、ほんの一部、
例えば名古屋の医療センターだとか、
あとは、どこだったかな。
名古屋市内にはないんだけど、
名古屋近郊にいくつかだけありますよね。
名古屋近郊にいくつかだけありますよね。
本当に珍しい、
本当に珍しい、
精神科の病床というのはほとんどないですね。
外来と入院の連携
精神科の病床というのはほとんどないですね。
岐阜県にもそんなにはないかな。
愛知岐阜県はね、
そんなにはないかな
愛知 岐阜 三重
三重はちょっとよく知らないな
みたいな感じで
僕ら精神科医の働き場所っていうのは
精神科のクリニックとか
会議用意のちっちゃな街のなんとか
駅前なんとかメンタルクリニックみたいなやつね
それと僕らが働いている総合病院
これは割と数少ないですね
総合病院で働いている精神科医はあんましないですね
人気もないんだよね意外とね
僕は好きですけど
人気がないですね
単科の精神科医はここが一番人気ですね
ノリコンブさんたちが働いていたような
精神科の病院が一番人気ですね
愛知県なんかだと
そういう単科の精神科の医者の給料高いしね
相当高いですし
僕の給料よりもちょっと高いし
楽なんですよね
ノリコンブさんと裁判官さんは知ってると思うけど
単科の精神科の先生って暇そうでしょ
はっきり言って
ノリコンブさんが僕のことを褒めてくださるけど
診断が一生懸命考えてるように見えるというふうに
おっしゃってるけど
それはもともと働いてた頃の精神科の先生と
たぶん比べてたと思うんですよね
その人たちを見ていて
なんかいい加減にやってるように
見えると思うんですよね
僕にもそう見えますけど
精神科の単科の病院でも
一生懸命やってる先生は中にはいますけども
知ってる先生もいらっしゃるけど
結構どうかな7割8割ぐらいの人は
すごく力を抜いた状態で
それはそれでね
いい意味があるんじゃないかなと思ったりもするんですが
悪いことばっかとは言えないところはあるんだけど
でもあんまり熱心にやってる感じではないんです
楽なんだよね
だから割と
自分の生活を大事にしたいような
ライフワークバランスみたいなことを
気にされる人は
割と単科の精神科病院で
お医者さんやってる人が多いですかね
もっとやっぱり時間も余裕があるし
休みも取れるし
給料も高いしということで
開業医の方が儲かったりすることはあるかもと思いますけど
開業医は自分経営者だから大変でしょ
サラリーマンと経営者は全然違うじゃん大変さが
楽なんだよね
経営者じゃないからね
単科の精神科の病院はね
そういうところで医長とか医局長とか
名前がついてたら副委員長委員長とかついてたら
まあまあな給料もらえますから
一流の高級サラリーマンぐらいの給料もらえますから
そうするとそこでね
しかも楽々やれるしね
幸い私知ってるでしょ
あんな風にやれるわけですからね
悪い話じゃないよね
ということでね
そういうところで働いてる人が多いです
僕は総合病院です
僕の場合は前の教授が
うちの今の病院と僕が行く前に交渉して
給料の問題もあるし
僕が行くとなると結局一般の精神科の病院よりは
給料下がっちゃうわけだから
その給料の保障みたいな問題もあるし
単価の精神科の病院は別途
総合病院の精神科っていうのは
何がやりにくいって
患者さんが来た時に入院させられないっていうことで
例えば暴れたりとかなんかした時にも
入院できないとなると
手が打てないわけでねほとんどね
入院がさせられないってなことになると
手が打てないとなるとやっぱ怖いから
患者さんを選んじゃうんだよね
僕らがね選ぶっていうのはつまり
暴れそうな人は見ませんよとかね
つまり統合視聴症精神病のひどそうな人は
見れないっていうことになるよね
人格障害のひどい人も見れないってことになるよね
発達障害のひどい人も見れないってことになるよね
つまり難しい患者は見れないってことになっちゃうじゃないですか
なのでそれは面白くないので
バックベッドが必要なんだやっぱりね
精神科ってものが何かもそうですけど
入院できないような場合はもう難しい患者は
お断りみたいになっちゃうから
断らずに何でもかんでも見るためには
やっぱバックベッドがいるってことで
僕は週に1回精神科の病院に抜けて
1日休んでいくわけです
その日は今日は別の先生が外来をやっているんですけど
1日抜けてよそ行くわけ
そのよそ行っている当直で
前日当直に行って翌日外来して帰ってくるんだけど
その前日当直の時によく
Pラインを取っているわけですよ
ということで1日バックベッドがあるおかげで
要は1日僕が水曜日抜けて
火曜日の夜に収録することが多いんですけど
よその病院にいる
入院が取れる病院にいることによって
例えば月曜日なり木曜日なり
僕が自分の外来で患者さんを見ている時に
この人入院が必要だなと思ったら
そこの自分が働いているパートというか
1日だけ働いている病院に連絡して
ちょっと入院のだけ対応してほしいと
あとは僕自分で見るからとね
また明日行きますわと月曜日だったらね
あるいは木曜日だったら
精神科診療の柔軟性
ちょっと数日見といてと
指示はこういう風に出しておくからと
僕が行くまでは誰か先生に見てもらって
僕が行った日からは僕が主治医として見ますので
ちょっと入院だけお願いしますみたいな
言っておくと大体それで対応してくれるということで
いざとなったら暴れたら自分の暴れるなり
とにかくぐちゃぐちゃになったら
自分が見ればいいわということで
自分でバックアップができる体制を整えてある
だから1日抜けるというのがすごく大事で
給料ももらえるし給料もたくさんもらえるし
1日抜けることによって僕はそこの病院で
何かあったらいけると
その1日抜けて何かあったら見れるっていうことが
すごく大事で
すっごい懐が深くなるわけ
だから基本的には何病が来たって見れるっていうね
例えば一般のクリニックとか一般の精神科の病院だと
子どもはお断りとかね
接触障害みたいな体の病気がある人はお断りとかね
接触障害で体重が減りすぎる人はお断りとかね
なんとかはお断り
クリニックだと暴れる人はお断りとかね
精神科に入院できない人はお断りとかね
とにかくなんかの人はお断りっていう
パターン結構多いんですよ
うちの場合はっていうか
僕の病院のね
総合病院の方の外来っていうのは
総合病院の精神科で
バックベッドが見た目にはないんだよね
見た目にはないんだけど
近隣の精神科の病院と連携が深いので
そこにパッと送ることもできるし
自分が1週に1回抜けてるんで
そこの病院の先生に連絡を取って
ケースワーカーに連絡を取って
そこに入院させることもできるんです
なのでねやっぱね
今日この話にしようか
ちょっと違う話をしようと思ったんだけど
今日この話にしましょうね
という風なね
バックベッドがあるっていうのはすごく大きい
それで僕は
1箇所見れない人とか
1種類見れない人がいると
例えば暴れる人が見れないってことになると
暴れる人だけ見れないってわけじゃなくて
暴れそうな人が見れなくなるわけ
つまりさ
1箇所だけ見れないんだったら
そこだけ抑えればいいってことになるんだけど
そこだけ抑えれないわけ
患者さんってのは上体動くでしょ
つまりさ
小さな丸に住まないわけ
そこを絶対避けるとなったら
そこに来るコース全部避けないといけなくなるわけ
そうするとさ
かなり広い範囲で
広い範囲で断らないといけなくなるわけ
暴れる人だけ避けるわけにいかないわけ
暴れそうな人全部避けることになるわけ
例えば接触障害で体重がすごく痩せている人は
見れないという風なことを決めたとして
そうすると接触障害で体重がすごく痩せている人だけ見れないから
体重がすごく低い人だけ断るということにはできないわけ
体重が低くなっちゃったらもう終わりだから
なってなくても
接触障害っぽい人はなる可能性があるから
体重がむちゃくちゃ減る人が絶対見れないということになると
体重が低くなりそうな人全部断らないといけなくなる
だから体重がそこまで低くなくても
接触障害っぽい訴えがある人は
全部断らないとやばいってことになるわけ
なので1点絶対見れない人がいると
すごい数ブロックかけないといけなくなるんですよ
なので1個見れないとか2個見れない
1種類見れないとか2種類見れないとかっていう
例えば100個あって100個病気があって
100の状態があって1つ見れないっていうときには
10とか2つ見れないときには30とかの100のうち
3つ見れないとなると50とか60ね
ブロックかけて見れない見てはいけないっていう人たちが
見れませんうちはその人は受け入れられませんっていう人が増えるんですよ
ところがこれが0だと100でいける
だから1あると10が済まないかな
20パーぐらい抑えるかな
2あるともう3040とかね
すごい抑えないといけなくなる
なので1個だけ見れないっていうのと
全部見れるっていうのはほとんどものすごい差があるんですよ
1個だけ見れないと
ブロックかけるんだけど
ブロックかけるのすげー大変なの実際には
いろいろめんどくさいわけ
結局何でも見れるとなってフリーハンドだから
めちゃくちゃ楽なんですよ
僕が週に1日抜けて
精神科の病院で患者さんを入院で見れるっていうのは
めちゃくちゃなすごい利点なんですよ
こういうことって多分ね
病院以外でも精神科以外でもあるんじゃないかなと思うんですよね
1点絶対できないことがあると
それの周囲のすごい数のブロックを
先にしておかないといけなくなっちゃう
なのでその範囲において
1個できないと全部できるとは
運で良さがある
運とでがぐらい違うんでね
ということで思います
そういうことはよくあるんじゃないかなと思う
やっぱり99%と100%は全然違うと思うんだよね
99%と70%はあんま違わないかも
99%と100%の違い
なんちゃら気がしますね
ということでこの100%の強さ
僕らうちの病院はこの100%が
うちがすごいっていうか
僕の作り上げたこのシステムがすごいっていうか
今自慢をしてるんですけど
この100%のすごさっていうのは
やっぱり僕が言いたいですね
99と100の運での差ね
絶対1個も断らないっていう
1個も断らないと少し断るのっていうのはかなり
100のうち1個断ると100断らないは全然違う
1個断るのと2個断るのと3個断る
100のうち3個断るだから99%と97%
これはあんま変わらないと思うんだよね
99と95とか90とか
なんなら70くらいまで変わらないかなと思うんですね
99と100は全然違う
ちょっと他の例が思い浮かばないけど
今はそんな話をしようと思ったんじゃなかったんだけど
今日はそういう話にします
それでは皆さん
今週も元気にやってまいりましょう
って言ってももう木曜日か
それでは皆さんさようなら
