1. リブラの 精神科のバックヤード
  2. 先入観も自己満足な思い入れも..
2025-04-24 17:33

先入観も自己満足な思い入れも怖い

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サマリー

このエピソードでは、先入観と自己満足が引き起こす誤解について議論されています。精神科医としての経験を通じて、思い込みが診断や治療に及ぼす影響が語られています。また、自閉症スペクトラムや発達障害に関する理解の重要性についても触れられています。さらに、精神科における過去の提案や期待が患者に与える影響について考察されています。思い込みや自己満足が患者の真の状態を見えなくさせることがあるとされています。

先入観の影響
おはようございます。マーセイの精神科リブラでございます。ただいまお家に帰っている途中でございます。前日でございます。
前日収録をしております。さて、また思ったことをね、ちょっとしゃべりましょうね。
ふと思ったんだけどね、それは先ほどパンさんの配信をね、もしかしたら最新のじゃないかもしれないけど、適当に聞いてますから、
今日のか昨日のかわかりませんけども、先ほどパンさんの配信をね、聞いたわけね。
おはパンです。だから朝やったんだろうな。おはパンどうしたってるから。おはパンがまさか、こんばんはの略ではないよね。
おはパンって言ってんだから。おはっつってんだからやっぱ。それはおはようのおはでしょうね。パンっつってんだからやっぱ。パンツのパンなのかな。
いや、いまだわかんないけど、パンさんがなんでパンって言うんですかね。聞いたような気もするけどね。
食パンのような回答でしたよ。なんで食パンなんでしょうね。聞いたような気もするけどね。あんま覚えてないね。
たぶんなんか、そんなに面白い理由じゃなかったか、聞いてないか、あんま興味がないかなんでしょうね。
思ったより若いお兄さんだったんでね。おじさんだと思ってたのね。パンさん意外と若かった。若いって言っても20代とかじゃないんだけど、僕からすると若いね。
僕より20個くらい若いかもわかんないけど、どうだったっけな。どうでしたっけね。シカンクさんより若いんだっけな。シカンクさんと僕、20が違わないよね。
どれくらい違うのかな。あれ、それもよくわかんないわ。あんま興味ないね。まあいいんですけど。
どっちも興味のない話だからね。どっちでもいいんですけどね。
シカンクさんは40代ではなかった気がするね。35くらいかな。違うかな。まあいいや。
おはパンですって聞いてたんですけど、おはパンですって言ってるかどうかもちょっと覚えませんけど、なんかね、邪悪な先入観という話をされていたんですね。
思い入れがあると、自分が現場にあんまり入ると、うまくいってるところは入らないけど、あんまうまくいってないと、自分が直接現場に入ると、建築のお仕事をされているってことで、
それが自分が入り込みすぎると、細かいところが俯瞰で見れなくなって、逆にうまくいってないところは自分が入り込んじゃって、入り込むしかなくて、入り込んじゃうと、俯瞰で見れなくなって、よくないねと、ミスがね、気づきにくいみたいな、なんかそんな話をされて、ミスっていうのかな。
そういうような話をされていて、あんまり具体的なことをおっしゃってなかったから詳細はわかりませんけど、っていう話を聞いて、いやー、なんか身につまされるなと思ったというね。
認知症と発達障害
何かというと、僕の場合は精神科医ですからね、診断とか治療とかに関わるわけですけど、よくあるんだけど、思い込みでね、そういうふうに思い込んじゃうとね、他がやっぱり見えなくなるんだよね。
例えばですね、思いたいように思うもんだから、僕こんなに何でもかんでも発達障害って信頼してるにもかかわらず、最初にパッと見て、これなんか認知症かなってちょっと思っちゃうと、そういう目で見てしまって、認知症の線で考えちゃって、認知症の検査みたいなやつやってしまって、認知症の検査やったら異常出なくって、出なかったのに、
初期で出ないのかなと思っちゃったんだよね。もうすごいよね。認知症だと思ってると初見出なくても、初期だから出ないのかなみたいな、かなり強引な理解をしてしまって、認知症として治療というか経過を見始めて、それで認知症じゃなかったんですけどね、後から気づいたんだけど。
なんで気づいたかっていうと、4年も5年も経ってから気づいたんだよね。4年も5年もして全然画像に変化がないってことはやっぱりおかしいんですよね、認知症で。そのときはピク病かと思ったんだけど、若年性の。変なことするもんだからね。あんまり詳細は言えないんですけど、これはピク病だなと思って。でも画像初見が出るなと思って、でも初期だからなと思って。
ところがね、若かったんですよね。若いのに認知症だと思ったんだよね。それもどうかと思うんだけど、そうなんかで思っちゃったんだよね。でね、その認知症だと若い人だからね、親もいるわけね。親はあってね、親すんごい変な人だったんだよね。なんか脅迫的ななんか様子があって、親めっちゃ変だなって僕思ってるんだよね。
で、カルテに書いてね、親が言ってることがめっちゃおかしいと。すげー変な人だなーっつって。だけど認知症だと思ってるから。認知症の親が変でもあんまり認知症で遺伝するようなもんじゃないから、あんまりね。認知症は遺伝するやつもありますが、基本的には遺伝しないので、認知症の親変だけどたまたま変なのかなみたいな。一応細かくカルテに書く癖があるんで、書いてて、親の初見とか書いてて。
だから、親はなんかド発達障害みたいな雰囲気なんですよね。これまあまあひどい発達障害だな、この親って。なんかことが書いてあるんだよね。まあでも認知症だから関係ねえなみたいな感じで見てるんだよね。4年も経ってるんだよね。すんごい変なお母さんだったんだよね。でも4年経ってる。4年経ってようやく画像変化が全然ないので、さすがにおかしいなっていう気がしてきて、で、ふと思ったんだよね。
その変なことしてるっていうのが別に認知症でしてるとは限らんわけで、え?あれ?発達障害?ってふと思ったんだよね。その時、なんか分かんないけど。なんかふと、あれ?って。あれこれ、自閉症スペクトラム?って思ったら、いろいろがもう全部はまるんだよね。パパパパッと。そこで初めて、は!って思うんだよね。あ、お母さん発達障害だった。ってね。発達障害は遺伝ですからね。あ、お母さん発達障害だ。あ、遺伝だ。え、なんで認知症だと思ったんだろう?ってね。
もうね、思い込みって怖いんだよね。そう思うとそう見えてくるんだよね。で、4年もかかったね。で、そこで、あ!認知症じゃないよ!って。認知症の証拠一つもない!ってなって。いや、自閉症だ!ってなって。自閉症スペクトラムだ!ってなって。あ、それ全部説明がつく!ってなって。いや、しまった!ってなるんだよね。
しまったって言っても別に治療法が特別あるわけじゃないからいいんだけど、なんかアドバイスとか、途中の入院とかがちょっと間違ってるというか、認知症と思ってやってるからなんかちょっと今一つ、二つずれてるんですよね。診断書とかもずれてるしね。で、まあ、なんていうかな、なんか思い込みって怖いなって4年もかかっちゃったっていうね。
1年2年診断が間違うことは結構あって、最終的に間違ったままってことも結構あるらしいんだけど、死んでから、亡くなってから解剖して全然違うみたいな、すごい精神科だけじゃない、医者の診断っていうのは最後亡くなってから調べると全然違うっていうことが結構あって、半分も合ってないんです。病気によって違いますけどね。結構半分も合ってないみたいな話もあって、結構生きてるときってのは意外とわからんもんではあるんですけどね。
その診断で違うかもわからないんだけど、でもわーっていう4年も経ってから、1年2年でわからんってことは結構あるんですよね。認証なんかは1年2年経って認証じゃなかったなんていう診断も割とある。精神科の場合はヒステリーなんですよね。最近はヒステリーって言いませんけど転換性障害とかね。
乖離性障害って言ったりしますけど、そういう精神的な問題が認証に見えたりして、それも僕ら精神科医でも違うんだけど、神経内科医とかだと乖離性障害とかヒステリーとか発達障害とかそういうものってあんまり脳神経内科の先生知らないからね。それはよく間違うんです。
1年2年見て、さすがにこれ違うしこれ絶対おかしいわってなって、精神科応援中ということで、ちょっと精神科の先生見てくださいと、これなんだと思うと言われて、あ、これは発達障害、乖離性障害でしょみたいな。どう見たってみたいな。一目見てわかるじゃんみたいなことはよくあるわけですけど、そこまで僕のところにたどり着くまで2年かかるとかね。そういうことはあるわけですね。
そういう思い込みが激しく。あと僕は思い入れ関係で言うと、何回かもしかしたら言ったことあるかもわかんないけど、この前も言ったかもしれないけど、ずっと見てた人で、いろんな病院にかかってる人で、自閉症スペクトラムなんだけど別の病名がついてて、僕がそれを自閉症スペクトラムと診断して、パチッと説明が納得できたのはいいんだけども、
僕がそこに期待をしすぎて思い入れがありすぎてプレッシャーかけすぎて最終的には残念な結果になってしまった例とか、症状精神病うまくいくときもあるんだけど、若いときはすごい得意になってたもんだからね。今でも自慢気なんだけど、若いときはもっともっともっともっともっともっともっと自慢気だったんだよね。もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと褒めてほしかったんだよね。
なのでさ、褒めてもらおうと思って、すごい見事な診断をして、すごいねと言われたいという気持ちがいっぱいで。
統合視聴症だと思っていたら、実はバセド病だったとか、統合視聴症だと思っていたら、実はクッシング症候群だったとか、
そういうのを見つけるのに一生懸命だった。見つかると大喜びで、見つけたーっつって。
直したいんだよね。直らないと、結局見つけても直らないとすごくないじゃん。
見つけて直ってその人の人生がバラ色になったとなると、さすがリブラ先生すごいじゃないってことになるわけで、
僕がすごいじゃないと言われたいがために、患者さんに良くなってもらわないと困るもんだから、
それはそのために一生懸命病気を探して見つけて直すんでね。
その点は患者さんのためになっているんですよ。僕が褒められるというのが第一義的にあるんだけど、
結果として患者さんが幸せになるからそれはいいんだけど、
場合によっては長年精神病として生きてらっしゃるからね。
ってことは、今更精神病じゃないと言われても困るっていうのがある。
サンクコストみたいなものがありますからね。
それが色々あってすぐに病気じゃないと認められないみたいな状態はあるわけですよ、現実にはね。
そういう人に対して僕が自分が褒めてほしいもんだから、
治ってもらわないと困るもんだから、
あんたは良くなってるはずだ、治れ治れ、もっと良くなれっていうのはプレッシャーを知らず知らずにかけてしまって、
僕が治ってほしいもんだからね。
でも病気としては実際のところ、症状精神病といって、
例えばクッシング症候群の人だと、それによる精神症状だとすると、
腹筋の手術をしてしまったら治るわけだよね、実際はね。
実際は治るんだが、身体的な原因は治ったんだが、
10年間統合死傷症として生活したという、その事実はどうにもならないわけだよね。
それは過ぎてしまったことだから。
人生の思春期とか重要な時代を統合死傷症として精神病院中心に暮らしてしまうと、
その悪影響はなかなか解消できないからね。
本当はそう簡単に何ていうかな、何かの病気が治ったから精神症状が全部治るべきだなんてことはないんだよね。
ないんだけど、僕は若者だったから、20代の医者、30代になりたての医者みたいな時はね。
20代だったかな、20代かな、やっぱりそんなことわからないっていうか、
自分が褒められることに興奮してるから、もう見つけたっていうね。
他の先生が大勢が見逃してるものは僕は見つけたわけでね。
それは大喜びっていうかね、興奮していてね。
あなたはもう治ってるんですよみたいなプレッシャーをかけたんだよね。
それでプレッシャーをかけたことによって、今思えば逃げ場を失って自分がうまく生きていけないの理由、
エクスキューズを急に奪われてしまってね。
精神科の影響を考える
しかもそういうふうにうまく生きていけなくさせたのは精神科だしね。
お前は統合主張症だから人の言うことを聞かなければいけない、成長してはいけないというメッセージを出したのはね、
我々精神科であってね、僕ではないけど精神科ですからね、僕にも責任があるわけだよね、一部としてね。
僕ら精神科医がそういう状態を作り上げたにもかかわらずですね、
お前が甘えてるんだとまでは言わんけども、病気は治ったんだから元気にやれるはずだっていうことでプレッシャーをかけて、
そのせいで、あの患者さんはね、やっぱり逃げ場を失って、
ちょっとヘンテコな体の症状を出し始めて、それによって何かね、ちょっと大変なふうになったりとかね。
あ、しまったと思ったんだけど時すでに遅して、まあその人は別に今は元気にやってらっしゃるけど、
まあでも大変だったなというふうには思いますよね。
あ、違うわ、元気にやってないわ。
まあでもそれはちょっと僕と関係ない理由で元気に、また別件でね、別件で何かが起こっちゃったっていうことはあるわけですけど、
精神科の患者さんってのはちょっと急にね、薬がやっぱり良くないのもあったりとか、
手術をしてもちょっとやっぱり問題が残ることもあるもんだから、それでちょっとうまくいってなかったら思い出しました。
まあちょっと言えないけど、みたいなことはありますが、
まあ少なくとも僕のせいで少し苦労をしたことはしたと思うんですよね。
また別の例で、クッシングだったかな、バセドだったかな。
まあいろんな例がありますけど、バセドじゃなくてクッシングだったかな。
もう治ったんですけど、身体的には治ったんだけど、
やっぱり何年も精神病だっていうことで暮らしたもんだから、それがやっぱり解消できないことだからね。
で、その人もちょっと変ってこんなヒステリーっていうのかな、変ってこんな転換症状っていうのかな、
なんかいろいろ僕が追い込んだのかな、そんなつもりはないんだけど、
なんか話してたら急に痙攣してしまったりとかね。
痙攣って言ってもどこも悪くないんだけど、要は逃げ場が必要だったんだよね。
で、僕が病気を治してしまったので、治してしまうってことは逃げ場を失うわけでね、
難しいね人の気持ちってね。代理で痙攣しないといけなかったんでしょうね。
で、それ見てからああって思うんだよね。ああ、追い込んだ。
あなたは良くならないといけない、治ってるんだ、みたいなプレッシャーかけたなと思ってうわって思うんだけど、
そのときは時すでに遅しというかね、その人は別にまた回復してね、
その後僕の元を離れて別の所に障害所帰って行かれたから、
その後どうなったかちょっとわかりませんけども、
少なくとも一時的には僕のせいで、僕のせいというのが治ってほしかったんだよね。
でも治ってほしいかどうかなんてのは関係ないからね、はっきり言ってね、患者さんにはね。
僕が治ってほしいかどうか関係ないよね。
治してもらえればありがたいだろうけど、僕が治ってほしいと思ってようがどうしようが関係ないからな、そんなことは。
結果が全てだからね。
ということで、やっぱり期待しすぎて、それがプレッシャーになってしまったなという例はあるんですよね。
ということで、もうお家に着いたので終わりましょうかね。
なので今日の話をまとめますと、パンさんの話を聞きました。
やっぱり思い込みがあったりとか思い入れが強すぎるとうまくいかないという話をされていました。
今頭に浮かんでいるのは3例ですけども、思い込みでね、自分が都合よく思い込んでしまってね、なかなか真の病態が見えなかった。
思い込みの影響
見えるまですごい時間がかかった。もう証拠が目の前にいっぱい出てるのに気がつかなかった。
4年も気づかなかった。毎月のようにその人に会ってて4年間気づかない。
4年後にハッと、なんか突然ハッって思って。
なんていうか不思議だね。全部目の前に見えてたのに。
それはまるであれみたいですね。
バーチャルユニバーシティ。
ユニバーサルプロテクト。
あれ?ユニバーサル…
ユニバーサル…なんだっけ?
カイザーソゼ。
カイザーソゼ。
カイザーソゼだよね。
ユニバーサルプロテクト。違うな。
ユニバーサル…忘れちゃったよ。また後で調べましょうか。
面白い映画だったなあ。
ユニバーサル。
すっごい好きな映画でしたね。
何回も見る。大ドン電返しみたいな話だから、どっちかっていうと。
あんまり何回も見てもと思うんですけど。
何回見ても面白いかもわからないけどね。
結果知っててみるとまた見方が違うんで。
2回は面白いかもね。
ユニバーサルエフェクト。
ユニバーサル…
ユニバーサル…
英語がわかってなくてタイトルだけ覚えてるからダメだね。
みたいなね。後からはーってなった。
あと2例は僕が治ってほしい一心でね。
自分が褒められたいためにね。
治ってほしい一心。治ってる治ってると言いすぎてね。
彼ら、彼女らのね。
人生が5年10年失われているということを無視してね。
もうね、内患の原因による精神障害状況ですと。
内患の病気が治ったんだからあんたはもう治ってますと。
だから元気にしなきゃ。働かなきゃ。ちゃんとしなきゃ。
それ以外は甘えだぞって言ってないけど、
そういうプレッシャーを言ってないんだけど、
多分無言のそういうプレッシャーをかけてしまってね。
それのせいでね、患者さんたちがね。
最終的にはなんとかなりましたが、
一時的にはね、かなり追い込める。
僕が追い込んだなというようなことがあった。
それをね、はっと思い出してね。
やっぱり思い込みってね、怖いなというふうに思い出しました。
というお話でした。
それではね、今週も元気にやって。
あ、違うな。
もう木曜日だ。
週末に向けてね、調整していきましょうよね。
パワーをね。
あとね、木金頑張っていこうぜ。
それではみなさん、さようなり。
17:33

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