1. ローテナントのラジオ局 LOWTENANT RADIO STATION
  2. ローテナントの読書会#7『かい..
2023-11-03 38:33

ローテナントの読書会#7『かいけつゾロリ いきなり王さまになる?』編

読書会第7回!

ゆかとしょうへいが毎回1冊の本を読んできて、それぞれ気になったポイントを3つずつ持ち寄って話すという形式の読書会です。

今回の課題図書は原ゆたか著『かいけつゾロリ いきなり王さまになる?』です!

有名な児童書のシリーズ73作目。この題材から2人はどこを取り上げ何を話すのか、新たなチャレンジです!

ネタバレありの内容なので読んでくることをお勧めします。まだ読んでない人向けに序盤にあらすじを紹介しているので、そこで興味を持ったら一時停止して読んできてください!興味が持てなければそのまま聴いてください!


[目次]

しょうへい①判子を押す

ゆか①押印あるある

ゆか②文字が小さすぎて読めない

しょうへい②-1入れ替わる作品

しょうへい②-2独裁

ゆか③おならギャグって万能よね

しょうへい③ゾロリの居場所

次回の課題図書


番組の感想や今後扱って欲しい本のリクエストは lowtenantradio@gmail.com または投稿フォームへお願いします!

00:15
さあ、始まりました。ローテナントの読書会第7回、翔平です。
ゆかです。
この番組は、毎回一冊の本を取り上げ、2人で感想などを話していくんですが、
考えさせられましただけに終わらず、何をどう考えたのかを話していく番組です。
はい。
で、前回ゲストにローテナントラジオの三柱さんを迎えて、3人で
岡本太郎長自分の中に毒を持て、をテーマにお送りしましたと。
うん、楽しかったね。
大好評で、これも結構聞いてもらえてて、ありがたい感じで。
めちゃくちゃありがたい。
でも、3人とも考えてることが違ったり、同じところをポイントと感じてたりとかして、
なかなか楽しくて、ためになる回だったなと自分でも思ってて。
いや、ていうかね、浅井涼の性欲の回もそうなんだけど、
特に前回の岡本太郎の回も、なんか僕の中ですごいいい回だなと思ってて。
うんうん。
自分でも結構何回も聞き直すんだけど、
うんうん。
聞き直すたびに、次これよりいい回作れるだろうかって不安になる。
確かにね。
確かにそうだよね、前回がすごい盛り上がったからね。
そう、すごい盛り上がって、トピックもいっぱいちゃんとあって、
しかもちゃんとコンパクトに収まっててっていう、理想的な回だったなと僕は思ってて。
じゃあちょっとハードル上がるね。
で、その前回の最後に次の課題図書を発表して、衝撃が走りました。
はい。
今回の課題図書は、「ハラユタカチョ解決ぞろりいきなり王様になる?」です。
なんかね、すごいんだよね。楽さ?楽さ?温度差?
温度差?
楽さって言ったら失礼か。温度差が。
温度差だね、だって岡本太郎が熱だったからね。
あー、そうだね。そうそうそうそう。
熱だったから、暑かったからね。
まあ、ぞろりが熱くないっていうわけじゃないけど、幅広いね、やっぱり。
定年齢向けの自動書っていう意味で、明らかに今までこの読書会で扱ってきた本よりもレベルが低いという。
レベルが低いって言ったらちょっとちょっとね。
ただまあ、その意図としては、いつも通り僕とゆうかちゃん2人で3個ずつ話したいポイントを見つけて読書会をすることが、この本でもできるのかっていう挑戦なんだよね。
あー、確かに。確かにそうかも。
確かにって、その話したじゃん。ちょっと待って。
あー、まあまあそういうやつだ。ごめん、久しぶりだったから、そういえばそうだったなーと思って。
そうそう、そういう意図でこれを選んでるんです。
うんうんうん、そうだね。
意図わかってなくて用意してきたんだね、じゃあね。
あ、いえいえいえ、大丈夫です、大丈夫です。
大丈夫?
ただまあ、まだ読んできてない人向けにあらすじを紹介します。
お願いします。
解決ゾロリ、いきなり王様になる!は、解決ゾロリシリーズ73作品目の作品です。
03:01
旅をしてパイル王国にたどり着いたゾロリ、イシシ、ノシシの一行は、国民が貧しいことに気づき、
インチキな金持ちがいるに違いないと使いに行かせたノシシが帰ってきたところ、見た目そっくりなレンス国王と入れ替わっていたと。
その頃、裏で悪巧みをする大臣の影、ゾロリたちはこの国に平和をもたらすことができるのかっていうお話です。
はい、そうだね、そういうお話だったね。
さっきも言ったように、毎回僕とゆかちゃんで話したいポイントを3つずつ計6個話すっていうルールでこれからやっていきます。
はい。
で、ここから先はネタバレを含みます。
みなさん気をつけてください。
はい。ポイントに入る前に1個だけちょっと僕言っておきたいことがあって。
はい、何でしょう。
まさかの1話完結じゃなくて2話構成の前編だったというね。
いや、そうなんだよね。なんか今普通に続きが気になってるんだよね。
そう、だから今回買ったんだけど新刊だから。で、まあ安くはないじゃん。
ハードカバーだし1冊1000円するじゃない。
はいはいはい。
文庫本よりとか当たり前高いんだけど、ちょっと次回もこれちょっと買おうかなって思って迷ってるもんね。
気になってる。
迷ってる。
迷ってる。
で、実はこれの前の忍者お化け現ると恐竜ママを救えも2話構成になってるんだよね。
あ、そうなんだ。
で、2冊の表紙が繋がるようになってるんだよね。
えーすごいオシャレ。あ、ほんとだ。えー今気づいた。
そういうの、まあ2話構成のもの過去にも何個かあってゾロリシリーズは。
うんうんうん。
で、まあそのさっき言った前編で終わってて、解決ゾロリなのに解決してない状態で僕らは話さなきゃいけない。
未解決ゾロリってこと?
未解決ゾロリいいですね。いいですね。
照れる照れる。
じゃあここからポイント話していくんだけど、どっちからいく?
えーどうぞ先、よろしければ先どうぞ。
じゃあ僕先行きますね。
お願いします。
じゃあポイント、反抗を押す。
あー、はいはい。
はい。
えーと、レンス国王はとにかく反抗を押すことが仕事だと思ってて。
はいはい。
で、中身も読まないで全部押しちゃうんだよね。
もう何でもかんでもいいかもしていいかもして、えーと、枠内にきっちり収まることが目的なんだよね。
それが仕事だと思っている。
はい。
そのせいで国民の財産やとか権利を奪うようなことも平時で起こっているっていう、まあ問題児なんだけど。
うんうんうんうん。
うんうんうんうん。
やっぱり、えーと、僕が言いたいのはね、
うん。
ゆかちゃんあなた、アプリとか会員登録とか利用規約ちゃんと読まないで同意同意ってしてませんかっていう話ですよ。
いやこれは本当にね、耳が痛いです。
だって同意するじゃん。だって全部見れないじゃん、あれ。
全部見てないんですか?
06:00
全部見てないですね、正直。
何に同意してるかわからないもん、同意するを押してるところがありますね。
怖いよ、連鎖国王になるよ。
いやだからそうなんだよね、だから私これやってるわと思って。
いやあのね、連鎖国王は、でも部下をさ、信用してたわけじゃん。
はいはい。
で、部下を信用しているからここに印鑑を押してくださいって言ったところをこう押して、で、ずっとそれを押し続けていると。
うん。
で、連鎖国王じゃないけど、私もね、同意しますか?みたいなのもこの契約書とかも、
まあ変なことは書かれてないだろうっていうことでね、信用してるわけよ。
はいはい。
で、まあ押すよねっていう。
ごめん、それだけ。
いや、えっとね、わかるんだけど、わかるし、えっと、その同意する、例えば対象の会社とかメーカーの規模によるよね、やっぱり。
まあね。
誰もが知っている大会社とかだったら、もうまあ大体読まなくても大丈夫かなって思っている自分はいるよね。
そうなんだよね。
それがスタートアップの、なんかなかなか見かけないような会社だったりすると、ちょっと大丈夫かなって思って読んだりは、っていう気持ちになるよね。
まさにそんな感じ。やっぱ大手って安心感あるよね。
そういう話。
いいことかわかんないから、だから解決どろりを読むような小学生とかの子どもたちに、
連数国語みたいに何も読まずに参考を押すようになっちゃダメだよっていうことをちゃんとこの本で教えてるんじゃないですか?
なるほどね、そうやって教育じゃないけど。
私はね、ちょっと自分の身を変えてみましたね、このページを読む。
ちゃんと理由規約を今後読んでくださいね。
頑張ります。
スクロールもしてない、僕ザーッと見はするんだよ。
私もザーッと見はするけど、作業だよね。作業っていうかさ、ポーズだよね。
一応私もスクロールはします。ただ読んでません。一応ね、スクロールはね。
ゆかちゃんの1個目。
はい、応印あるある。
はいはいはい、応印あるある。
まさに同じ箇所を読んで思ったことなんだけど、
連数国語がこの印鑑を押したこのおふれ書きっていうのが実はひどい内容で、
でも連数国語はそれをちゃんと理解せずに印鑑を押していましたっていうところなんだけど、
さっきこの契約書の話でもそういうところあるよねっていうお話をしてたかと思うんだけど、
会社でもそういうのあるよねっていうことを思ったっていう話なんだけど、
例えば私今の会社で経費電表を処理するときに、
09:05
印鑑を押す箇所があって、4人の印鑑を押さないといけないんだよね。
担当者の人が最初印鑑を押して。
次に予算担当みたいな人が印鑑を押して、課長、部長みたいな感じで。
それさ、臨機所みたいなやつでしょ。
まあまあそんな感じ。
よくその話聞くんだけどさ、何人ものハンコを集めなきゃいけないみたいな、
スタンプラリーをするみたいな話聞くんだけどさ、
僕の勤めてる会社がちっちゃいからさ、それに出会ったことがなくて。
そうなんだね。
だからまだそれあるんだっていう感じ。
やっぱり古い会社とか、大きい会社とかだったらまだ全然あると思う。
ただ、今ペーパーレスっていうのがどんどん進んでいって、
で、ハンコレスっていう言葉もあるんだって。
うん。それはハンコをなくしていこうっていう流れはあるよね。
そうそうそうそう。
全然まだある、ところは全然あると思う。
なるほどね。
私の会社とかはそうあって、
だいたい4人5人でインカウンをもらわないといけないんだけど、
最初の2人っていうのかな、割と下っ端っていうか現場にいる人とかの
ハンコを押す、ハンコをいただくまでの期間っていうのはちょっと長かったりするんだけど、
一番上の方のインカウンが押されて帰ってくるスピードめっちゃ速かったりするの。
多分読んでないよね。
なるほどなるほど。
多分読んでないよ。
うん。
でもそれは、やっぱさ毎回読んでちゃ大変だし、
もうそのなんだろう、会社内の処理だから、
言うほど変なことはないだろうっていう前提でポンポンポンポン押してるんだと思うんだけど、
なんかすごいスピードが高くて、
処理してるんだと思うんだけど、
なんかすごいその会社の中の手続とかでもこういうのあるよなっていう風に思ったっていう話。
なるほどね。
それこそさ、中身を読まないで押しちゃったことで、
その会社全体に何か不利益があったり問題になったりとかありそうだよね。
あると思う本当に。
だから上が把握してないみたいなのはあると思うけど、
なのでいちいち読んでたら大変なのもわかるって感じ。
ああそうなんだ。
まあ量がいっぱいあるんだ。
みんなからそれ、書類が来るからね。
そうなんだよね。
でもやっぱりちゃんと全部読むべきなのでしょうかといったようなことを考えて。
いや、だって会社の偉い人はさ、だってさ、それを認めてもらうための委員官なんだから、
読まなきゃダメなんじゃない?
読むべきでしょうかとかじゃなくて読まなきゃダメ。
そうそうそうそう。それはそうでしょ。
あなたがオッケーしたからはいオッケーなんですってなっちゃうじゃん。
12:00
確かにね。でもすごい早いんだよ戻ってくるの。
だからそれこそ連数国王みたいに部下のやることを信用してるからってことになっちゃうんだけど、
それじゃやっぱりダメなんだよ。
ダメなんだろうね。
国王とか上司がちゃんとそれを良しとした上で通さないと、形式だけだったらその上司いらないからね。
連数国王もいらないわけじゃん。
まあね、確かに。そうね、ちゃんと読んでないとすごいひどいことになりますよっていう皮膚がすごいいい感じで表現されてるなと思った。
そうそうそうそう。だからゆかちゃんの上司に解決ゾロリいきなり王様になるを送ってあげてください。
いきなり王様になるをいきなり送りつけられてもって感じだよね。
え、なんで俺がゾロリを読まなきゃいけないんだっていう。
あ、今さ、今さ、ごめんね、今俺がっていうさ、上司は男だっていう勝手なこれはあれだよね。
そうだよ、先入観だよ。
うん、今の先入観だね。
女性かもしんないじゃん。
そうだね。
まあ男性なんだけどね。
中身読まずに印鑑を押すのは無能な上司は男性だろうって思っただけよ。
いや、思ったより毒だった。
はいはいはい。あ、いいねいいね。
1個目被ったね。
いや、あのね、ポイントさ、そんなないんだよね実はね。
うーん、うんうんうん。
えっと、喋りたい大きなポイントそんななくて、小っちゃいポイントがいっぱいあるっていう風な印象で僕は。
そうだね。
で、ゆかちゃんの2個目言ってほしいんだけど。
あ、私から?
うん。
じゃあ行きます。
ゆかちゃんの2個目です。
えー、文字が小さすぎて読めない。
ほうほうほうほう。
文字が小さすぎて読めないってやつなんですけれど。
はいはい、どこの話?
えーっとね、犯行ね。
今話題にあがったこの犯行を国王から大臣へ譲ることとするっていう書類を大臣が用意していて。
はいはいはいはい。
その、印鑑を奪おうっていうさ、こう、たくらみ?があったかと思うんだけど。
そのシーンで、その書類のこの大きいところには犯行を国王から大臣に譲ることとするっていう風に書かれてるんだけど。
あ、はいはい。
右下の小っちゃいところに小っちゃい文字で。
あ、ごめんごめん、分かった分かった。
あのさ、文字が小さくて読めないっていうのはゆかちゃんが読めないって意味かと思ったの。
ゆかちゃんが読めないって意味かと思ったの。
あー、あーとね、それはね。
じゃなくて、気づかれないように小さく書き添えてある書類ってことだよね。
そうそうそう。
はいはいはい、あったあった。で、よくドラマで詐欺師とかがなんか契約書の下の方とか裏とかに小っちゃい文字で入れてるとかそういうやつだよね。
そうそうそう、あーそういうことです。
15:00
そう、この書類のさ、このページで。
びっくりした。ゆかちゃんが読めない字があったかと思って。
こんな子供向けの本でさ。
まんま文字でかいよね。
ちょ、タイトル紛らわしかったんだけど、その書類の注意書きで。
なお、ブータン大臣が決めたことでも、犯行が推してあれば全ての責任はレーンス国王にあることとするっていう注意書きがこの書類にあるんだけど。
この注意書きに矢印で、この注意書きはつい読み飛ばしたくなるくらいの小さな字で書いておくっていう風に書かれてあるんだよ。
はいはい。
それで私ちょっと笑っちゃったんだけど、これあるあるだよねっていう風に思って。
気づかれたら都合が悪いことっていうのはよく小さな文字で書かれていたりするじゃん、実際。
はいはい。
例えば、土地売買のチラシとかで壺単価これくらい安いですみたいな感じでチラシで書かれてたとしても、下のほうの注釈に小さい文字でガス工事や水道工事は別料金がかかりますっていう風に書いておく。
なるほどなるほど。
結局家建てるってなったら普通に高い料金かかっちゃったりとか。
はいはいはい。
あと車のCMとかでもあんな15秒とかの短いCMなのに最後のほうに下のほうに小さい文字でバーって書かれてて。
書いてある書いてある。
書いてあるじゃん。車のCM多いと思うんだけど、読めないじゃん。小さすぎて。
そう。すぐ消えちゃうしね。
そうそうそう。全部読めないし絶対に。
確かに確かに。
あと当社費とか個人の感想ですとか一部地域を除くとか。
はいはいはい。
そういう小さな文字に何度騙されてきたかわからない。
はいはいはい。
ほんとだ。結構あるわ世の中に普通に。僕今詐欺師だけがやってることだと思ってたけど。
もう普通に広告で一般的に使われているずるいやり方だよね。
ほんとだ。
っていうのをいい感じにひねくってて面白いと思ってちょっと笑っちゃったっていう。
だとするとさ、やっぱりさっきの話に戻ると大手が出してるアプリとか会員登録とかは信用しちゃうよねっていうところも怖いね。
怖いことをしてるかもしれない。
ゆかちゃんが今挙げたようなテレビCMの下にちっちゃく書いてあるとかってテレビCM売ってるのもすごい大きな会社なわけじゃんか。
そうかそうだね。
そう。その大きな会社もそういうやり口をしてくるわけだから。
何を信用していいかわからなくなるよね。
そういう話だ。怖いね。なるほど。
怖い話だね。
よく見なきゃいけない。小さい字で書いてあったからってすごいな確かにな。
18:00
ちょっと思ったのは昔ね、ドイツの歴史でヒトラーが自分がトップになることに対して国民投票をするわけ。
えっと、イエスの方が大きい枠があって、右下にちっちゃくノーの枠がある。
同じサイズじゃないんだ。
同じサイズじゃない。もうイエスって書きなさいよって。
圧が。
そんなやり方ある?
本当なんだよ。本当なんだよ。これ。
調べたら出てくるよそれ。
えーそうなんだ。ちょっと後で見てみよう。
文字の大きさってある種のメッセージだよね。
なるほどね。特に字がちっちゃいってことは見せたくないってことだからね。
そういうことだね。だから私たちはちっちゃい文字ほど読まなきゃいけないのかもしれない。
なるほどね。
いや、学びがあるねゾロリは。
ゾロリは学びがあるね。
無理やりまとめた。
じゃあ、ポイント2。
ポイント2。
入れ替わる作品。
さっきあらすじで言ったみたいに、
ノシシとレンス国王が入れ替わるんだよね。
見た目がそっくりだからっていう理由で入れ替わるんだけど、
これよくあるなと思ってて。
特に言うと、マーク・トゥエインの王子と子敷っていう作品があってさ。
まさにこれは王子様と子敷。
つまり王国の人間と貧乏人が入れ替わって生活するっていうお話だったりするんだよね。
めちゃくちゃ元ネタっぽいじゃん。
確かに。設定似てるよね。
あとね、僕は名探偵コナン大好きじゃんか。
2009年にルパン三世対名探偵コナンっていう作品があって、
ここに出てくるベスパニア王国のミラ女王っていう人がいて、
この人がモーリ・ランそっくりなの。
この女王はすごく周りに囲まれて、あんまり自由が自分にないから、
ある時モーリ・ランを見つけて捕まえて、自分と入れ替わらせて、
女子高生として街をうろつくっていう。
レンスやん。
レンスレンス。本当に。こういうの結構あるんだよ多分。
確かにそうね。ぱっと思い浮かばないけど、
結構ありきたりな設定だよね。
ありきたりって言っちゃあれだけど。よく見るかも。
よく見るなーって言うだけ。
終わり?
嘘?
終わり?
なんで?ダメ?
ダメじゃないけど。
こういうのよくあるよね、じゃダメ?
違うなんだろう、1個目がすごい深かったからさ、
21:00
2個目がちょっと軽くて、ちょっとびっくりした。
じゃあやめるわ、今の2個目やめて。
ごめんごめん。いいと思ういいと思う。リアクションミスったかも。
迷ったの?2個目どうするか迷って。
2個目と言いつつ、2の2みたいな感じでいい?
2の2あるの?それも気になる。
2の2は全く別の話ね。
独裁。
独裁。
国の不平不満を警察に聞かれたら、刑務所に送られるっていう、もう文句一つ言っちゃいけないっていう国になっちゃったんだよね、このパイロ王国は。
そうだね。
で、この不平不満を言うだけ?だから犯罪行為とかじゃなくて、
ちょっと貧しくなってきたねとかもダメなわけじゃないから。
言論の自由がないよね。
あ、そうそうそうそう。
恐怖政治だよね。
そう、ちょっとでも何か恐怖政治、何か言ってしまおうとすると、それが聞かれてて警察に連れてかれちゃうっていうのさ。
あ、これはさ、このローテナントの読書会でも扱った歌詞451度みたいな話。
通じるね、確かに。
だなって思ってて。
で、やっぱりあれは本を持っていることが許されない世界だから、
そういう禁止行為をやっている人を、機械料金が犯罪者を駆けつけて追い回してくるっていう描写があったわけじゃないか。
うんうんうん。
それに近いよね。何か文句言っただけで警察に目つけられててみたいなさ。
いやー、そうだよね。だからパイロ王国の検閲部隊はすごい優秀だよね。
どこで聞いてるかわからん。
そうそうそう、ちょっと言ったらすぐ連れてかれるから、牢屋に。
なるほどね。
だからツイッターとかで国の悪口を言ってもすぐ赤バンされちゃうんだろうね、パイロ王国では。
そうそうそうそう。それぐらいディストピアになっちゃってる世界観である。あんまりそう見えないじゃん。
うんうん、確かに。結構そうだね、ディストピアだね。
描写ではそう見えないんだけど、実はこれ怖くないっていう話。
確かに、絵柄とかもかわいいからさ。
ちょっと知りやすくはないけど、だいぶそうだね、ディストピアだね。
この町の人たち、一般の人の絵ってさ、昔から変わんないなと思ってさ。
あー、そうかも。
なんか普通に生活してるっぽく見えるんだよね。
うんうんうん。
普通に生活してるっぽいのに、みんな実は警察に捕まれることを恐れてるっていうのが、
なんか、この絵だけじゃ伝わりにくいなと思った。
確かに。これを、例えばめちゃくちゃシリアスなタッチとかさ、文章とかで描いたら結構雰囲気変わりそうだよね。
そうそうそうそう。
確かディストピアだね。
じゃあこっちがポイント2ってことにしておきます。
なんか、うん、すごいなるほどなってなった。
24:03
じゃあ、ゆかちゃんのポイント3。
おならギャグって万能だよね。
あー、なるほど。
あー、すごい、いいねいいね。なるほどね。
ほらあの、ゾロリたちがお城に乗り込むシーンで、でも門番に追い返されちゃうと。
で、お城に入れないどうしようってなった時に、イシシのおならで門を飛び越えようという作戦に出て。
で、みんなでイシシにまたがって、おならでブバーンって、門めがけて飛んでいきましたっていうシーンがあるんだけど。
このシーンすごいいいよね。
いやー、まじで小学生向けな感じすごいあるよね。
そうなのよ。なんかさ、ゾロリの対象年齢がさ、小学校1年生とか2年生とか6歳ぐらいの子供たちを対象にしてるんだけど。
あ、そうなんだ。
多分そう。で、その子たちが多分このシーン読んだら、もう笑っちゃうんだろうなって思って。
この何だろう、おげいれつギャグっていうの。おならとかのギャグって、なんかすごい、他のアニメとかでも見たりするし。
よくあるよね。
そうそうそう。クリオンしんちゃんとかでもおならで窮地を脱するみたいなさ、シーンとかよくあるし。
で、やっぱそういうのってさ、多分子供とかって笑っちゃうと思うんだよね。
だからすごい平和でいいなって思うし。
結構前半がディストピア感あふれる内容だったから、ちょっと多分児童少女にしたらゾロリの中では結構シリアスな方なのかなって思ってたんだけど。
あ、そうなんだ。
多分結構そう。あんまり笑えるシーンとかはあんまりないのかなって思ってて。
あー。
そう、でも終盤でこのおならのシーンがあるところに、ここで子供たちは笑うんだろうなっていう風にちょっと思って。
え、じゃあ長尻合わせしてきたってことじゃん。
長尻合わせって言ったら長尻合わせなのかな。こう、緩急があるよね。バランス取れてるよね。
そう、え、僕はさっきさ、この、ディストピア、実はディストピアなんだけど、あんまりそういう風に描かれてないよねって僕が言ったんだけど、ゆかちゃんは読んでて、これはもう暗い話だなと思ったわけだ。
えっと、あ、そうか。いや、なんだろう、暗い話だなっていうよりかは、笑うようなシーンはあんまりないのかなっていう感じ。
あー、なんか悪巧みとかが多いからね。
そうそうそう、悪巧みとか、国民が困ってますみたいなこととか。
あー、なるほどなるほど。
あんま、なんか、笑えるっていう感じじゃないじゃん。
うん、なるほどね。どうしたらいいんだろうっていう、まあ問題が起こる場面だからね。
あー、そうだね、そうそうそう。っていうのが続いていくのかなって思いきや、最後の最後でおならぶバーンが来て。
なるほど。
27:00
ちょっとそう、笑っちゃったし。
バカバカしい。
そうそうそう、そういうの好きなんだよね。こういうバカバカしい感じがすごい好きで。
で、そう、おならギャグっていうのは、すごい万能だなって思ったっていう話。
なるほど。ゆかちゃん、クレヨンしんちゃん好きだよね。
そうだね。
いやー、僕はさ、子供の頃からあんまり見てこなかったから。
あー、そうなんだ。
そう、で、ゆかちゃんが好きっていうのを聞いたことがあって、なんかこれ見たらいいよとか教えてもらったことも昔あるんだけど。
うんうんうん。
ゆかちゃんにとってどうなの?クレヨンしんちゃんのギャグとか。
私にとってのクレヨンしんちゃんのギャグ。
クレヨンしんちゃんのギャグ。
あのね、子供の時と大人の時ですごいギャグの見方が変わったなっていう風に思うことがあって。
うん。
ちょっと長くなるんだけどいい?大丈夫?
はい。
えっとさ、クレヨンしんちゃんのヒロシってさ、足臭いじゃん。
知らん。
え?これは有名な設定だよ。足臭いっていうのでヒロシは有名なのね。
うん。
あの、会社から仕事から帰ってきたヒロシの靴。
玄関で出たヒロシの靴をしんちゃんとひまわりがかいでのたうちまわるっていうシーンとかがあるんだけど。
へえ。
そうそう、結構そのヒロシの臭い靴が武器になったりとかいうギャグ描写とかもあって。
で、子供の時はそれで笑ってたんだけど。
うんうん。
大人になってそのシーン見たら、いやヒロシえらいなって思うようになって。
なになにえらいなって。
なんで靴が臭くなるかって言ったら、ヒロシ結構外回りとかしてるんだけど。
あ、そうなんだ。
そう、営業とかですごい歩き回って、一生懸命仕事してきたから靴が臭くなるわけよ、ヒロシの。
ほうほうほう。
って思ったら、笑うよりちょっと泣けてきちゃって。
なるほどね。
なんかこんなに一生懸命ヒロシ家族のために頑張ってるんだっていうような目線で見るようになった。
へえ。
で、ちょっと話またちょっとずれちゃうんだけど。
ちょっと今思い出したから言うんだけど。
しんちゃんの昔の映画でブリブリ王国の秘宝っていう映画があるんだけど。
その映画ではしんちゃんにそっくりなすんのけし王子っていうブリブリ国王の王様が出てきて、
ちょっとしんちゃんと入れ替わるみたいな話もあったりするから。
へえ。あ、入れ替わる系だ。なるほど。
入れ替わる系。そうそうそう。入れ替わる系。おすすめ。面白いこれも。
じゃあ、僕の3つ目。
お願いします。
ゾロリの居場所。
うん。
まずさ、今回読書会やるからゾロリ買ってきたわけだよ。
うん。
読もうと思って開いて、最初に気づいたんだけど、紙が分厚いよね。
確かにそうだよね。画用紙みたいな紙質で。
そうそうそうそう。
30:01
僕はね、子供の頃から小学校とか町の図書館とかに置いてあるイメージで、
あの当時ですらさ、ゾロリって何冊ももう出てて、その後73巻まで出てるわけだから、
うんうん。
つまり何年も何年も歴代の小学生が読み継いできてるものなんだなって思うわけよ。
はいはい、そうだね。
で、僕も小学生の頃読んでた時に、このさ、いきなり王様になるの一番最初?見開きのところ?
うんうん。
昔作った芋番の話をするじゃん。野獅子が作った芋番って言って、
うんうんうん。
解決ゾロリの大金持ちの時に作ったって書いてあるんだけど、
めちゃくちゃ覚えてんの。あったあったあったって思い出したの。
へー、すごい。あ、じゃあ結構前なんだ。
解決ゾロリの大金持ちって結構初期?なんていうの?
うんうんうん。
だと思うんだよ。
あーでも確かに、このシリーズ一覧がちょっと表紙の方に書かれてるんだけど、
今ちょっと見てみたら割と序盤にあるね、解決ゾロリの大金持ち。
そうでしょ。
絵柄もちょっと初期っぽい感じ。
そうなんだよ。
リアタイで。
リアタイかわかんない。図書館にあったから読んでた。
あ、そっかそっか。
その時ですらもう古かったのかもしれない、もしかしたらね。
そうだね、確かに確かに。
とかで読んでるから、やっぱりみんながそうやって読んできてるわけだよね。
小学生の時にすでにあったやつ。
それがずっとずっと読み継がれていって、図書館にいっぱい置かれて、
いろんな小学生が何でも何でも読み継いでいくもんだっていう意味を考えたら、
それに耐えうるあの厚さなんだなと思ったの。
あー、なるほどね。ちょっとやそっとじゃ破れないようにできてるんだ。
そうそうそう、ボロボロにならないっていう、
あの厚さには意味があるんじゃないかって思ったの。
え、すごい。え、なんだろう、優しさ?だね。
いつまでも読めるようにって。
そうそう、異常に厚いじゃん、この紙。
異常に。そうだね、確かに。
確かに。気にしてなかったけど、そうだね、結構分厚い。
下手ながら良いしよりこっちの方が厚いくらいあるじゃん。
確かに。そうだね。
そういう厚さなんだなって思った。
なるほど。だから、だから、
今回読書館やるために買ったんだけど、
あの、家の中に全然馴染まないの。
ゾロリの置き場がないの。
そういうこと?居場所ってそういうこと?
そう。岩間しかない。どこ置いても岩間しかない。
結構派手派手じゃん。
確かに。紫っぽい感じの原色使いの感じだよね。
そうそうそう。だから、結論、ゾロリの居場所は図書館だと思いました。
確かに。図書館だったらぴったりだね。
33:03
そうなの?
確かに。私の本棚には馴染まないんだよね。
そうでしょ?
うん。
これ聞いてさ、じゃあ買おうっていう人いなくなっちゃうよ。
じゃあ図書館に行こうになっちゃうんだけど。
しかも図書館には確実に置いてあるしね。
最新刊が今あるかわからないけど、いずれそこに載ってくるわけだから、
シリーズはずっと絶対置いてあるからさ。
確かに。
ていうことを感じました。
すごいね。着眼点がすごいね。
すごいね。そういう観点で見たことなかったわ、本のこと。
着眼点がすごいのか、内容からピックアップしたいことがなかったかはわかんないけど。
着眼点っていうことにしとこう。
はいはいはい。じゃあもう話したいことはないですか、あとは。
ちっちゃいこと見よう。
そうだね。物語じゃないところで言ったら、やっぱり子どもがすごい楽しめるようにはできてるんだなっていうふうに思って。
たくさん工夫がされてるんだよね。
例えば。
例えば、このカバーを一枚ペラッと剥がしてみると、背拍子の方にパズルみたいな、ちょっと遊べるようなデザインになっていて。
はいはい。
いししのししとレンスのこの顔をパネルを入れ替えて、いししの顔にしたり、のししの顔にしたりっていうように遊べるようになっている。
そうだね。
あと、本に挟まっていたゾロレ新聞とかも、A4サイズペライチなんだけど、これを切り取り線でチョキチョキって切って重ねたら、新聞紙みたいになるみたいな遊び方ができるようになっていて。
本当だ!そういうことなんだこれって。
そう、切り取り線があって、っていう遊び方もできるっていう工夫が本全体に施されているところがすごいなと思った。
このゾロレ新聞にさ、後編が予告されてるじゃん。
うん。だから次は2023年冬。
って書いてあるね。解決ゾロレいのししいきなり王様になるって書いてあるんだけど。
ゾロレって僕調べてだいたい7月と12月に発売されてるの。
だからこの後編のししいきなり王様になるは多分12月に発売です。
みなさん書店に行きましょう。
行きましょう。
すごいね。7月、12月っていうスパンで年に2回か物語を書くってすごいね。
はい、あと言い残したことはないですか?
もうはい、言い残したことはないです。
1個だけ言おうかな。ごめん、1個だけ言わせて。
どうぞどうぞ。
ゾロレシリーズは昔からなんだけど、ゾロレのお母さん、ゾロレママって亡くなってるのね。
36:02
うんうん。
知ってた?
うん、なんかゾロレ新聞で見たよ。
あ、そうか。ゾロレママはいつもどこかでゾロレを見ているの。
うんうん。
で、必ず解決ゾロレの表紙のどこかにゾロレママが隠れてるの。
へー、表紙に?
そう、これも昔からずっとそうなの。
え、それは知らなかった。え、そうなの?
はい、なのでぜひ探してみてください。
え、探す探す。
へー。
これはね、昔からゾロレ見てる人は多分知ってることだと思うんだけど。
え、そうなんだ。
うん。
え、いないよ。
いや、今探さなくていいよ、後で。
すごいね、そこも楽しめるようになってるんだ。
では、えー、次回のローテナントの読書会の課題図書を発表します。
お願いします。
次回の課題図書は、爆笑問題太田ひかり著、笑って人類です。
結構分厚いよね。
今回と打って変わって超長編小説です。
超、超長編。
だから、逆に話すことをまとめるのが大変かもしれないんだけど。
それで被ったらすごいよね、話すところ。
ただね、僕も読み始めてて。
うん。
もうね、結構面白いよ。最初の何章かでもすごい面白い。
あ、ほんと。笑える感じの面白さ?
笑えるっていうか、いろんなジョークも入ってるし、皮肉も入ってるし、
これってどうなるの?っていうワクワクも入ってるし、みたいな。
おー。
入り口だけですごい楽しい本になってます。
いいね、いいね。期待が高まる。
ただまあ、すごい長いから僕らもね、話すのに準備するのに時間がかかるかもしれないので、
次の読書会はもしかしたら年明けちゃうかもしれない。
うーん。いやー、でもすごい楽しみです。
なんか最後、すごい明るい気持ちで終わりそうな感じだなと思って。
あー、そうだね。笑って人類でだからね。
いいね。
じゃあ、ぜひそちらもみなさんで読んできて、一緒に楽しめたらと思います。
はい。
番組の感想や扱ってほしい本のリクエストなど、
ローテナントラジオアットマークgmail.com、
つづりはlowtnantradioatmarkgmail.comに送ってください。
よろしくお願いします。
お願いします。
というわけで、ローテナントの読書会第7回、
解決ゾロにいきなり王様になるの回はここまでです。
お相手は翔平と、
ゆかでした。
さようなら。
さようなら。
38:33

コメント

スクロール