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2023-09-30 55:19

治安が最高なスイスでのマルチリンガル子育て事情 (Masaaki Honda)

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スイス・チューリッヒでソフトウェアエンジニアとして働く Honda さんをお招きして、スイスでの子育て事情について伺いました。スイス独自の教育システムや、非英語圏のスイスにてマルチリンガル教育をする難しさや工夫について話を聞くことができました。

00:08
スピーカー 3
浅井さん、今日もよろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
今日は、スイスで二次の父かつ、ソフトウェアエンジニアとして働かれている方をゲストにお呼びしています。
本田さん、よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
本田さんは、私がスイスのエンジニア情報を探していた際に、Twitter上で見つけた方でして、子育て関連の情報もツイートされていたので、ぜひお話を伺いたいなと思い、今回お呼びさせていただきました。
早速ですけれども、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
スピーカー 1
はい、そうですね。私はですね、ずっと日本で生まれ育って、大学もずっと日本だったんですけど、大学の専攻が電子工学専攻で、コンピューターとは近いんですけど、今やっている仕事とは近いんですけど、ちょっと違うところをやっていました。
で、ずっと海外には興味なかったんですけど、大学院卒業の間近になって、
働いていたバイト先の社長と話をしたときに、海外に興味を持ち始めまして、卒業した後の就職先として、なるべく海外に近いような仕事がしたいということで、外資系のコンサルティング会社に最初に就職したんですよね。
で、特にそのときに興味あった金融関係のプロジェクトをやりたくて、入ってみたんですが、当時ちょっと金融関係というか、経済状態が悪くなっていたんですけど、
世界的に不況があって、なかなか思うようなプロジェクトもなく、またあと、海外プロジェクトもいくつかあって、同期も海外に、海外プロジェクトにアサインされてたりしたんですけども、
ずっとローカルというか、東京に住んでた自分は、そういうプロジェクトにはなかなか抜擢されず、しばらくもやもやしてたんですね。
で、そうしているときに、大学卒業して1年ぐらい経ったときに、
大学の研究室の同期と話すのみに行く機会があって、そこで同期の話を聞いてたら、
同期のやってる仕事は結構コンピューターに特化した、コンピューターサイエンスにすごく特化した会社で、
かつこれからグローバルに、海外に進出するという話を聞いて、ちょっと転職も考えながら会社に遊びに行ったんですよね。
そしたら、そこの社長にこう、
いろいろ会社のいいポイントをアピールされて、
これから先、うちの会社は上場しますとか、うちの会社は海外進出、アメリカに進出しますっていうようなことを聞いて、
なんかちょっと惹かれて、転職してみようかなっていうことで、そちらの会社にお世話になることになりました。
で、この会社は医療系の画像処理の会社で、当時としてはすごく、何でしょうね、最先端というか、コンピューターのリソースを100%使い、使って、
03:00
スピーカー 1
最先端というか、コンピューターのリソースを100%使い、使って、
最先端というか、コンピューターのリソースを100%使い、使って、
最先端というか、コンピューターのリソースを100%使い、使って、
画像処理をするっていうのがモットーで、他の会社と比べても技術的にすごく高くて、
画像処理をするっていうのがモットーで、他の会社と比べても技術的にすごく高くて、
アセンブリーランゲージでコンピューターのキャッシュをどううまく使うかとか、そういう低レベルなことから、
パフォーマンスを追求するような会社だったんで、技術的にはすごく魅力的だったんですけど、
自分が最初に行きたかった海外、
自分が最初に行きたかった海外、
海外ブランチの方はなかなか実現しなくて、結局5年、6年経って、ようやくアメリカのシリコンバレーに試写ができました。
僕もそちらに赴任することになったんですけど、
赴任して割とすぐに、10ヶ月ぐらいで、
仕事の関係というか、アメリカの事業がそこまでうまくいってなかったんで、日本に帰ることになりました。
僕としては、アメリカの事業がそこまでうまくいってなかったんで、日本に帰ることになりました。
僕としては、アメリカの事業がそこまでうまくいってなかったんで、日本に帰ることになりました。
僕ももっとアメリカに長く住みたかったんで、
もう一回、アメリカに行くにはどうしたらいいかっていうことで、
アメリカの外資系の会社に転職することにして、
日本に帰ってきてから、転職活動をして、上手くそこの会社に入って、
アメリカにも一回行くことができたんですよね。
アメリカには6年くらいいたんですけど、
アメリカには6年くらいいたんですけど、
そして子供が2人できて、子供ができるとちょっと自分のライフスタイルとか価値観も変わってきて、アメリカで一旗あげたいみたいなことを考えてたんですけど、子供いると子供のこと優先になって、アメリカだとご存知だと思うんですけど、マスシューティングの問題とか、学校でいろいろ銃の乱射事件があったりとか、あとイベントの度に何か乱射事件があったりとか、
もう1日1件以上とか、そういうマスシューティングの事件が起こったりしてるんで、ここは子育て環境としてはちょっと良くないかなと。
あとは学校のシステムとか見てていても、結構政府のお金がなくて、学校の授業がどんどんカットされていって、本当に必要な算数と英語はやるけど、体育とか芸術とかそういうもののクラスがなくなっちゃって、
子供は何か十分に学ぶ環境が得られてないというような感じだったので、どうしようかなって考えてきたときに、うちの奥さんの親友がスイスに住んでいて、スイスの話を聞いていたら、スイスの学校はすごくいいよと。
安全性については多分ご存知だと思うんですけど、すごく日本と同じか、それ以上にもしかしたら安全なぐらい安全で。
子育て環境としてはすごく魅力的に感じました。
それで会社内での転職という形でスイスに来て、また今7年ぐらい経ってます。
06:08
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
まずキャリア自体がすごい興味深くて、アメリカに行かれるまですごい苦労されて、アメリカに行かれてみたいなところもすごい深掘りしたいところではあるんですけれども、
その後さらにスイスに行くことを選んだというところが、
またアメリカに行ってから行ってなお、やっぱりスイスがいいと思われたというのが、やっぱりそこをさらに深掘っていきたいなと思いました。
スピーカー 1
そうですね、その辺はいろいろあるんですけど、また別の、今回は子育てという中心で話したいと思います。
スピーカー 2
はい、ありがとうございます。
まずスイスに行かれたタイミングで、お子さんが2人いらっしゃったって話だと思うんですけども、
その時お子さんは何歳だったんですか?
スピーカー 1
上の子が3歳半で、下の子が7ヶ月。
ぐらいの時にスイスに移りました。
この時期を選んだっていうのが、スイスに移ったらスイスの公立の学校に入れようと考えてたんですよね。
スイスの公立の学校って4歳の夏から始まるので、
その前に1年間準備期間で子どもにドイツ語の環境に慣れてもらいたいというのがあって、
3歳半が割とちょうどいいタイミングだったのかなと思って、その時期に引っ越しました。
学校に入る前の猶予期間を持ってもらうと。
そうですね、1年の前の。
スピーカー 2
その辺も計算していかれてるんですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
ちなみにスイスの中でも、どこに住むかによって、
ドイツ語圏なのかフランス語圏なのか、イタリア語圏なのか、なんか違うって聞いたんですけど、
今いらっしゃるところがドイツ語。
スピーカー 1
そうですね。
スイスは3つの公用語があって、
ドイツ語、イタリア語、フランス語、
フランス語なんですけど、ドイツ語圏が大きくて、70%ぐらいはドイツ語圏なんですよね。
フランス語圏が20%とかかな。
あとイタリア語圏がすごく小さい感じで。
会社の転籍でスイスに来てるので、会社のオフィスがあるチュイリヒヒの周辺で家探しをしてみました。
なるほど。
スピーカー 2
まず行かれたタイミングで、お子さんはデイケアとかに入れるってことなんですか?
3歳半分。
そうですね。
スピーカー 2
両方ともデイケアに。
スピーカー 1
アメリカの時も2人ともデイケアに行っていて、
アメリカの時とも働きだったんで、2人ともデイケアにいて、
スピーカー 1
スイスに来てからも2人ともデイケアに入れました。
いきなりドイツ語だけの環境は厳しいので、厳しいのとあとは、
できれば子供には英語を身につけてほしかったので、
ドイツ語と英語のバイリンガルデイケアを探して、
会社のそばにあったデイケアに最初入れることにしました。
スピーカー 3
ちなみに、
09:00
スピーカー 3
本田さんとか、大人がスイスで働くときは基本ドイツ語圏でも英語が多くて、
ただ、子供の場合はドイツ語とか、ローカルの言語が多いってことなんですか?
スピーカー 1
会社によるんですけど、
僕はアメリカ系の会社にいるので、公用語は英語なんですよね。
スイスでローカルの会社を見たら、ドイツ語圏に関してはドイツ語が必須みたいな感じですね。
そうなんですね。
スイスベースの会社で英語で働きたいときは、
そうなんですね。
英語で働ける会社っていうのはすごく少なくて、
うちの奥さんはアメリカで働いてたんですけど、スイスで仕事を探すときにすごく大変で、
ドイツ語はある程度しゃべれるんですけど、
仕事で使うほどのレベルではなかったので、
英語で働ける環境を探したんですけど、すごくすごく大変で、
結局仕事が決まるまでに3年とかもっとかかってますね。
なるほどね。
スピーカー 3
ちなみにお子さんはドイツ語、英語に加えて、家では日本語を話されてる?
スピーカー 1
そうですね。アメリカにいたときは家で日本語で、日本語のデイケアに通ってたので、
基本的に日本語しか知らない、ほとんど知らない状態で、英語もしゃべれない状態でスイスに移ってきました。
スピーカー 3
なるほど。じゃあトリリンガル教育という形になるんですね、実際。
スピーカー 1
そうですね。
今は3カ国語ある程度しゃべれるようになってます。
すごい。
スピーカー 3
読み書きはメインはドイツ語ですか?お子さん。
スピーカー 1
基本的に、日本語に関しては、補修校みたいなところに通っていて、
そこで読み書きをやってるので、日本語の読み書きもある程度はできるし、
あとはローカルに小学校でドイツ語もやってるので、ドイツ語の読み書きもできるし、
小学校にね。
小学校2年生、3年生ぐらいから英語の授業が始まるんですよね。
それで長女の方は英語もある程度練習していて、後で話すんですけど、
その後、長女に関してはインターナショナルスクールの方に入れたので、今のメインの読み書きは英語に移ってきてます。
スピーカー 2
ちなみにデイケアの話に戻らせていただくと、デイケア、日本で保育園とかにあたると思うんですけど、
スピーカー 1
実際に預けてみて、どうですか?預けやすさみたいな。
そうですね。バイリンガルデイケアってもしかしたら売り手市場なのかもしれないんですけど、
最初に見つけたバイリンガルデイケアは大手のバイリンガルデイケアで、あちこちに支店があったんですけど、
こちらは結構、なんでしょうね、ケアギバーっていうか、保育士さんの入れ替わりも多かったり、
あとは、言っちゃ悪いんですけど、
殿様商売みたいなところがあって、結構厳しかったですね。
12:03
スピーカー 1
子供が最初はドイツ語がうまくしゃべれなかったり、
あとはアメリカで車生活をしてたんで、あんまりお散歩とか歩けなかったのに、
あんまりケアしてもらえず、この辺、最初に行ったデイケアは大変でした。
二つ目に見つけたのは家のそばのデイケアで、こちらは割とアットホームな雰囲気で、小さなデイケアで、人もなかなか入れ替わらないし、
ケアもちゃんとしていて、こちらはかなりいい経験でしたね。
多分、見つけたデイケアによって、多分クオリティとかいろいろ、経験も変わってくると思います。
ただ、コストに関しては、どちらも同じような感じで、
そうですね、2歳までは、2歳までの枠は少し高くて、1日、週に1回預けると、当時660フラン。
2歳からになると、
少し安くなって、週に1回預けると、600フラン。5日預けて、3000フランっていう形の値段になってました。
これは、どちらのデイケアも同じような料金体系でした。
スピーカー 2
これ、事前のノートを見て、僕すごいびっくりしたんですけど、660スイスフランって、日本円で言うと、今10万円くらいになるのかなと思うんですけど。
スピーカー 1
そんぐらいになりますね、はい。
スピーカー 2
いつも1日あたり、今の日本円で10万円ってことですよね。
スピーカー 1
週に1日預けるということですね。
スピーカー 2
週に1日預けて、週ごとに660フランですか。
スピーカー 1
だから、週2日預けると、1ヶ月1200フラン。
あ、1ヶ月か。よかった、そうですよね。ちょっとなんかすごいびっくりして。
スピーカー 3
月に5回くらいケアがあるとしたら、10万円だとしたら、1日あたりだいたい1、2万円弱くらいってことですよね。保育士さんに払う。
スピーカー 1
えっと。
週1回入れると、4回預けて600フランとか。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
その感じですね。だから、1日あたり150フランとか。
はい。
そんぐらいですね。
1日あたり2万5000とか、今の日本円だとそんぐらいですかね。
そんぐらいになるかもしれないですね。なので、結構、デイケアに入れるのは大変。
スピーカー 2
うん、大変ですね。
スピーカー 1
なんでしょうね。仕事によっては、ね。
あの、稼いだ給料が、デイケアに消えてしまう可能性も。
スピーカー 3
デイケアに入れるタイミングでの、金銭面以外で、例えばこう、探すのに大変、空きを探すのが大変みたいな、そういった状況は、スイスはあるんですか?
えっとですね。
お金さえあれば。
スピーカー 1
関しては、割と、まあ、その、デイケア、プライベートのデイケアは、あちこちにあると思うんで、あの、特にそういう大変っていう話は聞いたことないですね。
うん。
で、えっと、村の運営するデイケアもあるんですよね。うちの村が提供するデイケアがあって、こちらは、すごく料金が安くて、ただ空きが全然なくて、うちの子供に関しては、2年間、あの、登録だけして、2年待ったんですけど、結局、空きが見つかる前に、もう幼稚園に進学しちゃったんで。
15:13
スピーカー 1
だから、プライベートでお金を払うところは、割と、そんなに大変では、あの、探すのは大変じゃないんですけど、そういうパブリックな、なんでしょうね。
うん。
安いデイケアを探そうと思うと、大変です。
スピーカー 2
うん。その後は、デイケアの後は、小学校に入る前、幼稚園に入れるっていう感じですか?
スピーカー 1
そうですね。あと、いくつかのデイケアは、あの、幼稚園のプログラムも提供してるものがあって、で、幼稚園、ローカルの幼稚園に行ったのと同じ相当のカリキュラムを提供していて、あの、親の都合によっては、あの、こう、あの、パブリックの幼稚園に行かせないで、デイケアの当…。
提供してる、あの、そういう幼稚園相当のカリキュラムを使って、えっと、子供を幼稚園卒業まではデイケアに入れといて、その後からパブリックの公立の小学校に入れるっていう、あの、親もいますね。
うん。
あの、まあ、次に、公立の幼稚園について、まあ、話すときにカバーすると思うんですけど、結構休みが多くて、あの、働いてる親にとって、公立の幼稚園だとか、公立の小学校は、結構スケジュールになってます。
うん。
スケジュール管理というか、あの、あの、仕事とのバランスが結構大変です。
スピーカー 2
ああ。平日であっても休みがあるみたいなときがあるんですね。
スピーカー 1
そうですね。はい。
スピーカー 2
厳しいですね、それは。
はい。
はい。
実際、じゃあ、娘さんとは幼稚園にも入られたんですか?
スピーカー 1
そうですね。あの、まあ、スイスに来て、えっと、7年、7年経ったんで、まあ、うちの子供たちはデイケアに始まって、幼稚園、小学校まで来てますね。
で、下の子が3歳、あ、えっと、7ヶ月で来て、今、7歳、7ヶ月ぐらいなんで、えっと、今は小学、公立の小学校1年生になってます。
スピーカー 2
幼稚園は、デイケアと同じように、公立に入られたんですかね、公立に入って。
スピーカー 1
そうですね。2人とも、幼稚園は公立の幼稚園に通わせました。で、まあ、公立の幼稚園、安全面と関係するんですけど、入って半年ぐらいすると、あの、自分で、
親なしで歩いて幼稚園に通うことが、まあ、なんでしょうね、求められていて、親がいつまでも送り迎えしていると、あの、家保護と思われたりする感じですね。
スピーカー 2
へえ、すごいですね。
スピーカー 1
まあ、これが多分、まあ、日本でも今だと、都会だとあんまりないかもしれないですけど、まあ、僕が田舎で子供時代過ごした頃は、まあ、小学校からね、親なしで歩いたっていった経験があります。
なるほど。
そういうのがあるんで。まあ、そういうのに近いっていうのも、まあ、スイスがいいなって思った理由の一つです。
18:01
スピーカー 3
それはめちゃくちゃいいですね。こう、親が送り迎えしなきゃいけないところに今住んでるので、イギリスとか、多分アメリカとかもそうだと思うんですけど、何歳か成長するまでは、逆に危ないから、ね、送り迎えしなきゃいけないみたいなところなんですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
まあ、それだけ治安がいいってことなんですね。
スピーカー 1
治安がいいし、あとは、まあ、
スピーカー 3
素晴らしい。
スピーカー 1
まあ、小さな村に今住んでるので、例えば、落とし物とか、そういうのがあるんですけど。
ああ、そういえば、この帽子はどこどこの誰がかぶってたみたいな感じで、その落とし物を届けてくれたりするんですよね。
スピーカー 3
いいですね。
スピーカー 1
なんかもう、駅前に全てが揃っていて、駅前にスーパー、銀行とか郵便局が全部あって、そこに行くと、もう、あちこちで知り合いに会うって感じですね。
いいですね。
まあ、知り合いって言っても、その子供の学校の関係の知り合いで、大人同士だと、多分、そこも知り合いになるみたいな。
多分、そこまで知り合うことはないんですけど、子供が公立の学校行ってると、親同士の、何でしょう、集まりとかで、顔を合わせたりして、知り合いになったりして。
子供と歩いてると、あれは誰々ちゃんのお父さんお母さんみたいな感じで、まあ、子供の方が顔が広いですね。
スピーカー 2
うーん。その学校、幼稚園も一応バイリンガルだから。
スピーカー 1
えっと、ローカルの幼稚園は、公立の幼稚園は、基本的にスイス、ドイツ、グラフィック。
ああ、はい。
やってます。
スピーカー 2
じゃあ、親御さんも基本的にドイツ語しか喋らないっていう感じなんですか?
スピーカー 1
えっと、まあ、ドイツ語を喋ることが求められてるんですけど、僕は真面目にドイツ語を勉強しなかったので、三者面談とか、先生との面談のときは、先生に英語を喋ってもらってます。
スピーカー 2
ああ、先生も喋るんですね。
スピーカー 1
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
まあ、大学卒業した人だと、まあ、みんな英語ちゃんと喋るんで、はい。中途半端にドイツ語を勉強するよりも、英語でコミュニケーションした方が楽っていうのもあって、はい。
スピーカー 3
嫌な顔されたりしたこととかないですか?
スピーカー 1
まあ、それはあんま経験ないですね。
スピーカー 2
ああ、いいですね。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
はい。
まあ、ただ、えっと、学校の先生で、ドイツ語の先生と、子供のドイツ語の先生と話したときは、あの、
まあ、今回は英語で面談してあげるけど、次からはドイツ語で面談するからねって言われました。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
まあ、その、その先生によれば、家でドイツ語喋ってないと、子供のドイツ語が伸びないっていうことで、親もドイツ語を喋りなさいってことなんですけど、ちょっと、ちょっとうちにはハードルが高すぎて、実現はしてないです。
スピーカー 3
なるほどね。まあ、でも、逆にそういうことを言ってくる方の方が少ないと。
スピーカー 1
そうですね。はい。
まあ、ただ、本当に、英語の分かんない人もいて、あの、まあ、普通のレストランとか、まあ、観光客が行くようなお店行けば、別に、誰かしら英語が喋る、あの、まあ、ほとんどの人が英語で対応してくれるんですけど、例えば、車の、何でしょう、工場とか、そういうところに行くと、まあ、ドイツ語しか喋れない人もいて、ただ、その同じ工場の中には、まあ、英語も喋れる人がいるんで、ちょっと電話変わってみてください。
21:19
スピーカー 1
はい。
はい。
スピーカー 2
まあ、自分たちは英語を帰ってもらって、自分たちも喋れるような、まあ、うちの人と交話しながら使うじゃないですか。
なるほど。
なるほど。
例えばお昼とかも、家で食べるみたいな、
スピーカー 1
そうですね。
r
はい。
公立の学校は家に親が片親がいるのが前提のシステムになっていて
ここがすごく大変なんですけど
お昼ご飯は幼稚園も小学校も家に帰ってきて食べるっていうシステムなんですね
幼稚園小学校ではお昼は提供されてない
ただ働く親はすごく大変なんで
割と都会に近い公立の学校ではホルトっていう学童保育があって
これの学童保育でお金を払うと朝ごはんとかお昼ごはんとかを
あとはおやつとかを提供してくれたりとか
あとは学校が終わった後に親の仕事が終わるまで
学童保育で預かってもらうことができます
ただそれなりにお金がかかって
収入のカテゴリーというか
あの
ダンクによってこの
なんでしょう
学童の保育の値段も変わってきます
うちの子が行ってた場所だと
一番収入のカテゴリーが低い人だと1日28フラン
最大で
収入のカテゴリーが一番上だと1日71フランかかる可能性がある
スピーカー 2
一体日本円で4000円から1万円くらいですかね
スピーカー 1
そうですね
なるほど
結構
結構でかいですね
そうですね
スピーカー 2
風食とかないの結構大変ですね
スピーカー 1
あとホルトに行かない人は
ターゲスムッターっていう
そういう
自分たちで親同士のコミュニティがあって
今日は誰々ちゃんちに行って
そのお母さんからランチをもらいます
次の日はっていう
自分たちで当番を決めて
仲いい
親同士の中で
順番に
ランチを提供するみたいな
そういうグループもあります
面白いですね
スピーカー 3
じゃあ共働きだったら基本的にはホルトとか
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 3
を使わざるを得ないってことなんですね
スピーカー 1
ホルトを使うか
あとは何を雇うかとか
そういう感じですね
あと
うちは海外からスイスに来てるんですけど
24:02
スピーカー 1
友達の家族は旦那さんがスイス人で
お母さんが
近くに住んでるんで
そういう
おじいちゃんおばあちゃんに預かってもらうっていうような
オプションを使ってる人もいます
スピーカー 3
海外移住で来てると
そのオプションを使えないことが多いですよね
スピーカー 2
幼稚園での教育とかは
どういう感じなんですか
スピーカー 1
基本的に幼稚園の段階では
勉強らしい勉強は教えないポリシーみたいで
あえて読み書きも算数も教えないっていうポリシーで
基本的に幼稚園の段階では勉強らしい勉強は教えないポリシーみたいで
基本的にお遊戯とか
あとは森の日っていうのがあって
週に1回近くの森に行って
歩いて遠足みたいな感じですね
そこでソーセージ焼いたりパン焼いたりして
食べたりとか
基本体を動かすアクティビティがあったりとか
あとはプールの日があって
チューリー日だとチューリー日子が近くにあるんで
子供が水に接する機会が多いんですよね
そこで溺れたら困るんで
水泳の授業がある程度義務的な感じになっていて
ある程度の水泳の力がないと
水泳の補修までさせられるっていう感じになっています
じゃあスイスの人結構泳げる人が多いってことですね
そうですね
公立の学校に行ってたら
小学校4年生ぐらいまでは水泳の授業があって
あんまり泳げないと補修クラス
追加で補修クラスが多いので
水泳の補修クラスに入れられるので
みんなあんまり泳げないとプライベートで
水泳のクラスを取ったりして
ある程度泳げるようにしてますね
スピーカー 2
結構サバイバル能力がつきそうな
幼稚園で
スピーカー 1
そうですね
うちの子たちはアメリカで生まれて
その当時は車で移動してたんで
歩くのがすごい苦手だったんですけど
スイスに来てからすごく強くなりましたね
いいですね
あと僕自身もアメリカからスイスに移ってきて
6キロ7キロぐらい体重が減りました
スピーカー 3
車社会じゃなくなるってのは大きいのかな
スピーカー 1
そうですね
会社行くのにも歩いて駅まで行って
駅からまた歩いてって感じなんで
スピーカー 3
近くに森があったりする
この年ぐらいの
ちょっと幼稚園の頃の年齢で
例えば週末遊びに行こうとかってなると
じゃあ森に連れて行くとか
スピーカー 1
そういったイベントが多いって感じですかね
そうですね
ハイキング行ったり
あとは動物園行ったりとか
そういう感じのことをしてます
スピーカー 3
いいですね
自然に囲まれて育って
27:02
スピーカー 1
そうですね
自然に関してはかなり豊富にありますね
スピーカー 3
最高ですね
スピーカー 1
小学校は
はい
スピーカー 2
小学校は
スピーカー 1
公立の小学校に入られるんですか
そうですね
最初は2人とも公立の小学校に入れて
基本的に小学校も幼稚園と同じシステムで
公立はただお昼は家で食べる
あとさっき休みについてしゃべらなかったんですけど
公立の学校って休みが比較的多くて
何かと休むんですよね
年間は15、6週は休みになってるって感じですね
なんか春休みがあって
イースターの休みがあって
あとスポーツフェリエンっていう
2月にスキーをするための休暇みたいのがあったり
夏休み、秋休み、冬休み
年間15、6週休みがあるんですけど
親は年間5週間しか休みがもらえないんで
もう大変なんですよね
休みの間どうするかっていう
スピーカー 2
やっぱり基本片親は
家にいるっていう設計されてるから
スピーカー 1
その辺も
スピーカー 2
緊張してるなとかなってるけど
っていう感じなんですかね
スピーカー 1
そうですね
共働きには結構大変な環境というか
一応ホルトは休みの間の
ホルトもあるんですけど
ただ休みの間全部をカバーしてくれるわけではなくて
休みのうちの半分ぐらいはホルトが空いていて
その間子供預けることはできるんですけど
でも全部は面倒見てくれないんで
どうにかしなきゃいけないっていう
半分ぐらいは親が何とかするっていう感じですね
スピーカー 2
リモートワークで家にいながら相手をするとか
そういう感じですか
スピーカー 1
そうですね
あとは2人親がいたら
交代交代に休みを取って
子供と過ごすとか
そんな感じで何とかしてきました
スピーカー 3
例えばイギリスだとそういったシチュエーションで
スポーツキャンプとかスクールキャンプみたいなのがあって
学校は閉まってるんですけど
民間団体みたいなのが学校の敷地を借りて
1日有料で見てくれたりみたいな
聞いてる感じホルトに似てるような形なのかなと思うんですけど
そういったものはあったりしますか
スピーカー 1
うちもそうですね
時々そういうサマーキャンプとか使って
サイエンスキャンプとかアートキャンプとかはよく入れてるんですけど
ただそんなにたくさんはないんですよね
バリエーションが
なのでいつもサイエンスキャンプとアートキャンプばっかり使ってて
子供も飽きちゃう
はい
うちの子は
子供はアートが好きなんで
アートキャンプに入れてる限りは割とハッピーなんですけど
問題はアートキャンプ入れたら入れたで
ランチのお弁当を用意しなきゃいけなかったりとか
30:00
スピーカー 1
それはそれでまた大変っていう
なるほど
自分の子供に食べさせるものはその親が準備するみたいな価値観なんですかね
そうなんでしょうね
そういう価値観もあるんでしょうけど
ただアートキャンプとかやってる主催者側は
ランチの面倒を見たくないっていうのもあると思うんですよね
子供によってはアレルギーとかあるんで
あと好き嫌いとかもあるし
そういうの小さいと特に好き嫌いが激しいと思うんで
親に準備してもらった方がトラブルが少ないっていうのがあると思うんですよね
なるほど
スピーカー 2
確かに
聞いてる感じすごい
書いてる側に蓋をかけないようにすごい気が使われてるような感じが
ホワイトというか幼稚園の先生とか小学校の先生が
すごい休めるような環境を
スピーカー 1
そうですね
感じがしますね
スイスの小学校の先生はすごい良い環境だと思います
夏休みとか子供の休みが多いからその間多分先生も休めてると思うんで
逆にプライベートに行ってると休みはもっと少なくなるんですか
少なくなりますね
デイケアの休みも多分年間
2、3週間しかないのかな
ただプライベートって言っても小学校うちの子は途中からインターナショナルスクールに入れたんですけど
プライベートの学校ですけどこれすごくアメリカスタイルでローカルの学校と同じぐらい休みがありますね
夏休みは8.5週間ありました
長いですね
なのでプライベートと言っても休みが少なくなるわけではないと
なるほど
スピーカー 3
インターナショナルだとアメリカ式スタイルになるからということですね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
ってことは公立の場合は基本ドイツ語で教育を行われるってことですよね
スピーカー 1
そうですね
面白いのがドイツ語って言ってもスイスだとスイスドイツ語っていう方言があって
割と人によっては全然違うって言うんですよね
幼稚園の間はスイスドイツ語で教えて
小学校に上がると
ドイツのハイジャーマンっていうドイツ語を教えて
その後またスイスドイツ語に戻ったりとか
結構その両方行ったり来たりするような教育方針みたいです
スピーカー 3
戻ったりするんですか
スピーカー 1
ただ読み書きに関してはテキストで書くときはスイスドイツ語って読み書きする方法がないみたいで
基本的にテキストブックは全部ドイツのドイツ語で書かれてて
ただ喋るときはスイスドイツ語みたいな感じ
スピーカー 2
関西弁みたいな感じで思っとけばいいですかね
スピーカー 1
そうですねそんな感じだと思います
スピーカー 3
まあ確かにね関西弁のテキストってあんまないですもんね
スピーカー 2
学校のカリキュラムとかは日本と似たような感じなんですかね
33:02
スピーカー 1
そうですねかなり近いと思いますね
その前はアメリカにいたんでアメリカとの対比になるんですけど
アメリカのさっき少し話したんですけど
なんか芸術とか体育とかそういう授業がアメリカだとなくなってるっていう話をしたと思うんですけど
スイスに関してはまあ国語算数とか音楽水泳体育図画工作とか縫い物とかいろんなクラスがあって
割とまあ日本の教育システムに近いのかなと
あの本当に受験のための勉強以外もいろいろ教えてくれているっていう感じですね
いいですね
スピーカー 2
実際にその
アメリカからいらっしゃってドイツ語も100パー分かる状態の中で
どうですかね実際に勉強が難しいなとかいうところはお子さん感じたりするとこはありましたか
スピーカー 1
うちの子供に関してはまああんまり勉強が好きじゃないみたいで
はい
まあ特にドイツ語があんま好きじゃないみたいで
結構ドイツ語を読んだり書いたりするのは大変みたいですね
スピーカー 2
インターンに行かれたっていうのはやっぱそれが一つ要因としては
そうですね
スピーカー 1
まあそれともう一つインターンに行った理由はその小学校終わりになった後に進路が分かれるんですよね
あのドイツとかオランダと同じなんですけどあのギムナジウムっていう進学のための学校とあとはセカンダリ修例っていうまあ普通の中学校があって小学校5年生6年生になってくるとギムナジウムに入りたい人は一生懸命受験勉強するんですよね
うん
でこのギムナジウムに入るための試験っていうのがあのドイツ語とえっとえっと算数がメインの科目になっていてそこをクリアしないとギムナジウムに入れないと
うん
でうちの子供は結構芸術とか好きなんで芸術の大学に入れたいなと思うんですけど大学に行くためにはあのスイスのシステムではあのドイツ語と算数頑張ってギムナジウムに入ってもらわないと
なかなか大学に入らないと
うん
あの子供は大学まで進学できないっていうこともあってでまあうちとしてはあんまりそこまで受験受験って頑張って勉強勉強ってさせるよりはもう少しなんでしょうねリラックスしたあの子供時代を送ってほしいなと思ってそれでインターナショナルスクールに変えました
うん
うん
うん
うん
うん
うん
ギムナジウムの中でテストがあって、成績があまり良くないと普通の中学校セカンダリー修例に戻されるというか、
そっちに転校させられたりするみたいで、いつまで経っても入るために勉強、残るために勉強、
大学に入ってからも結構コンペティションが激しくて、そこでもやっぱり進級できない人がいたりするみたいなんで、
36:02
スピーカー 1
なんかうちの子の性質にはちょっと合わないかなと思って、それで4年生の途中からインターナショナルスクールに編入させました。
スピーカー 2
受験戦争みたいなのがちょっとあるんですね、じゃあ。
スピーカー 1
そうですね、それがかなり早い段階から始まって、はい。
スピーカー 2
結構東アジア時計のものなのかなと思ったんですけど、スイスでもそういうのがあるっていうのは意外でした。
スピーカー 1
まあ、ただスイスにずっと、
住む人、ローカルの人にとっては、大学進学がそこまで重要ではないという感じで、
そこでギムナジウム、大学進学コースじゃない、普通の中学校に入って卒業した後に今度職業訓練学校みたいなところに半分通いながら半分仕事してみたいな感じの状態になるんですけど、
そっちのパスで進学していったとしても、
仕事を実際に、
働き始めてからもらえる給料って、割といい給料をもらえるみたいなんで、
大学まで頑張ってもらえる給料と比べてもそんなに悪くはない給料なので、
ずっとこのスイスのシステムなり、ドイツも似たようなシステムがあるんですけど、ギムナジウムのあるようなシステムの中で生きていく分には、
別に、何でしょうね、大学のディグリーを持っていなくても、そこまで困らないという感じになります。
スピーカー 3
じゃあ、ドイツとかもそうですけど、この段階である程度、子供がやりたい分野とかエリアによって、どっちに行くかを子供と相談しながら決めていく。
スピーカー 1
そうですね。ただ、まだ10歳とか11歳でも、進路を決めるのはちょっと早すぎると思うんですよね。
確かに。
子供と仕事の話しても、分かんない分かんないって言って、何やりたいのって言っても分かんないとしか言わないんで、
この段階で決めさせるのはちょっと難しい。
難しいし、将来どうしたらいいか分かんないのに、勉強しろっていう、そういうモチベーションも多分湧かないと思うんで、
今はもう少しのんびり教育を受けられたらいいかなと思ってます。
スピーカー 3
そうですよね。そう考えると、日本の大学とかみたいに、大学1年、2年とかまでリベラルアーツとか一般教養とかを学ばせて、
ゆっくり決めさせるっていうのと、どっちかというと、割と対極にあるような。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
概念かなと思いますね。ドイツとかスイスもね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
逆に、その途中にギムナジウム側に編入するようなパターンもあったりするんですか?
スピーカー 1
そうですね。
最初、小学校卒業の時にギムナジウムに入れなくても、そのセカンダリー修例っていう中学校に行った後に、ギムナジウムに編入するっていうパスもあって、
ちょっとどのくらい大変なのか分かんないんですけど、そういうパスもあるということは聞きます。
39:04
スピーカー 1
聞きますね。
スピーカー 2
気合い直しは聞くということで、それは。
スピーカー 1
そうですね。ただ、最初に入るのも結構競争が激しいんで、途中から入るのもやっぱり同じくらい競争が激しいのかなと。
あと、難しいのは、その、中学校、普通の中学校に行くと、周りの子はそのギムナジウムを目指してるわけではないので、
その周りがあんまり勉強頑張ってないのに、自分だけ勉強頑張るっていう、結構、そういうモチベーションを保ち続けるのも結構大変なのかな。
という気はします。
スピーカー 2
それじゃあ、インターに行かれる方は、どういうパスを歩む方が多いんですか?
スピーカー 1
そうですね。インターに来てる過程を見てると、まあ、その海外から移住してきて、まあ、一時的なアサイメントでスイスにいるような人たちは、
最初からもうインターに子供を入れるような感じの人もいるし、あともう一つうちみたいなケースで、
まあ、割とどのくらいスイスにいるか分かんなくて、
まあ、学校に入れてはみたけれども、その、まあ、学校が合わなくてとか、あとは学校のその、なんでしょうね、勉強勉強っていうのが好きじゃなくて、
インターに編入するっていう形もありますね。うちが行ってる学校だと、まあ、その両方をよく聞きます。
実際に、うちの子供が行ってたローカルの学校の親の知り合いとかと話をすると、今はローカルの学校に通ってるけれど、
いずれはインターに編入させたいっていう親も結構話を聞くんで、
あの、今のこのスイスの教育システムがちょっと、そのまま行くのは不安な親は結構、あの、インターを考えているようですね。
スピーカー 2
海外に行かせてみたいなとか思うお母さんとか親さんとかがインターに入れたりとかするんですかね。
スピーカー 1
そうですね。
あの、スイス人の家族でインターにいると、
インターに入れたいっていう人もいるんですけど、まあ、でもそういう人たちの話を聞くと、
あの、まあ、やっぱりその海外に興味があるとか、もともと海外と何かつながりがある、親の一人が海外に住んでた経験があるとか、そういう過程もありますね。
スピーカー 3
あと、もし将来子供が海外の大学に行きたいとかってなると、インターに行って、まあ、たぶんバカロレアとかを取ってた方が、いろんな国の大学に行ける資格があって、
そうですね。
スピーカー 1
あの、今行ってるインターでは、そのIBっていう国際バカロレアの資格がもらえる、あの、まあ、そういう受験をできるので、それを取った後だったら、ヨーロッパで結構このIBのディグリーは通用すると思うんで、
うん。
あの、オランダとかイギリスとか、そういった学校に、大学に入りやすいと思います。
42:03
スピーカー 2
このインターっていうのは小学校から高校まで一貫してあるような感じなんですか。
スピーカー 1
それは、あの、インターの学校によるんですけど、今子供が行ってるインターナショナルスクールは幼稚園からあります。
スピーカー 3
おー、すごい。
スピーカー 1
幼稚園から高校卒業まであって、その後は、まあ、IBのディグリーで、まあ、まあ、イギリス行ったりオランダ行ったり、もしくはスイスの学校にも入れる、大学にも入れるって感じですね。
スピーカー 2
実際にその教える内容とかは、何ですかね、普通の学校と似たような感じなんですか、どうも。
スピーカー 1
ああ、これに関しては。
ちょっと僕は算数しか見てな、よく分かんなかったんですけど、ローカル、公立の学校で教えてる算数って結構、計算問題をひたすらこう、繰り返すみたいなところがあって、で、あの、インターナショナルスクールに移った後の算数の問題を見てると、結構文章題が多くて、応用を試される。
問題数は少ないけれども、なんか文章題で、なんとかちゃんの家からどこもどこまで何キロメートル。
なんと。
どこから誰々ちゃんの別の子の家まで何キロメートルとか、そういう、それよりも2倍距離がありますとか。
で、そういう文章を読んで、その答える問題が結構多いですね。
だから、個人的にはその計算ばっかりトレーニングするよりは、応用問題を解けるような子供になってほしいんで、算数に関しては、今のインターナショナルスクールのやり方がいいなと思います。
勉強問題とか証明みたいなやつとかやったりして、詰め込みじゃないやの感じで、自分で考えられるような感じですかね。
スピーカー 2
ちなみにこの、Gimnasium とか、Secundary 修理っていうのは 効率になるんですか?
そうですね。
スピーカー 1
効率になります。
スピーカー 2
効率の場合は、学費はほぼなしという感じですか?
スピーカー 1
そうですね。
スイスのいいところは、幼稚園から 大学まで、公立の学校に行けば、学費が多々あります。
はい。
なんですよね 最初にスイスに
来るときにそれも考えて 学費がただなら少し高い家に住んでも
いいかなと思って 家探しをしたんですけど結局子供は
インターに通うことになって
インターはどのくらいになるんですか インターの学費ですか 学費は学年によって
変わってくるんですけど大体年間 3万フランとかこれから少しずつ
上がってくると思うんですけど 今小学校4年生5年生だと3万フラン
スピーカー 2
ぐらいですかね 1フラン大体1ドルだと思って計算
スピーカー 1
してもらえばいいのかな そうですね
250万円ですかね 1フラン160円ぐらいまで最近上がりました
45:06
スピーカー 2
そうですよね 今高いんですよ
スピーカー 1
480万とかそれぐらいかもしんないですね
スピーカー 2
2人いると結構大変ですねそれは そうですね
スピーカー 1
ただローカルの学校に行って子供が思うような仕事に就けなかったりとか
将来その家で引きこもったりすることを考える そういう可能性も考えると
今ここで投資しといて将来 自立でしてもらった方がありがたいですね
そうですよね 考えてます
スピーカー 2
やっぱり英語で勉強できるっていうのも 可能性が広がるしいいですね
スピーカー 1
そうですね 安心ですよね
特にうちの子供たちはアメリカで生まれてるんで
将来アメリカに行きたいとかなった時に アメリカ国籍があって英語が喋れたら
かなりアメリカで住むのに有利になると思うんで
スピーカー 3
そうですよね 特に自分が好きな得意な言語で
普段から学校行ってたり友達と話してたりする方がいいですもんね
ドイツ語嫌いなのにドイツ語で話さないと 友達と遊べないみたいなのと
結構ギャップができてしまったりしますもんね
スピーカー 1
なんかちょっとよく分かんないんですけど
うちの子供はドイツ語勉強するよりも 英語勉強する方にモチベーションが湧くみたいで
ドイツ語 ローカル 公立の学校に行ってる間は
そこまでドイツ語頑張って勉強しなかったんですけど
スピーカー 1
そのことに意欲があって 自分から進んで勉強してますね
あとは宿題の量も全然違うんですよね
公立の学校に行ってた時は毎日のように宿題が出て
日によっては1日3、4時間宿題のために時間を使ってたんですけど
インターナショナルスクールに移って 4年生の段階ではほとんど宿題が出ない
家帰ってきて絵描いたりとか好きなことして
たまに宿題が出ると自分から進んで
宿題をやるっていう感じになったんで
それも良かったかなと思って
詰め込みすぎると自分で考える力もなくなってくると思うんで
自分が何が好きなのかも分かんなくなっちゃうと思うんで
スピーカー 3
それはいいですね
子供が自分の好きなことを探求できる余裕というか
幅というか
そういったものを小学生のうちぐらいは
ちゃんと持たせてあげたいなと思いますよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
インター卒業生の時は
スピーカー 1
インター卒業生の時は
スピーカー 2
インター卒業後は先ほどは芸術系の大学に入れたいなとか
いい話がありましたけど
スイスの大学とかで考えてるんですか
スピーカー 1
まだ先のことは全く考えてないんですけど
ただ子供がまず自分がどうしたいかを
先に見つけてもらう方が先決かなと
48:00
スピーカー 1
子供が好きなように
アメリカの大学行くなり日本の大学行くなり
それからヨーロッパの他の大学に行くなり
やりたいこと見つけたらサポートすればいいかなと思ってます
スピーカー 2
選択肢は幅広いですね
スピーカー 1
いいですね
個人的には子供には英語圏で大学行ってほしいですね
その方がなんか自分が遊びに行った時とか
もしかしたら自分たちもそこに行くかもしれないし
英語圏で暮らす方が楽なんで
スピーカー 2
そうですよね
やっぱりスイスは現地の言葉が
ドイツ語だったりフランス語だったりすると
その辺が言語が通じないっていうところが
ストレスになるところはある気がするんですけど
実際に暮らしてみてどうですか
そういう生活する上ではどうですかね
ドイツ語を喋れない状態で生活する場合に
大変なこととかありますか
スピーカー 1
一番大変だったのが
学校関係のやり取りが全部ドイツ語なので
学校から来るお手紙とか
全部ドイツ語なんで
いちいち翻訳しないと
内容を理解できないっていうのが大変でしたね
今は上の子がインターナショナルスクールに行ったんで
この辺はだいぶ解消されました
あとはお役所から税金関係とか
そういう手紙も基本ドイツ語なんで
その辺を全部翻訳してるのが大変ですね
スピーカー 2
確かに学校の配布物が全部知らない言語だと思うと
結構恐ろしいですよね
スピーカー 1
そうですよね
でもこれからスイスに行かれるというか来られるんですね
スピーカー 2
そうですね私はジュネーブなんでフランス語圏ですけど
そういうのは駆け越していかなきゃなと思ってます
まだ子供は0歳なんでかなり先なんですけども
今後はそういうのを経験することになると思います
ケンさんから何か聞きたいこととかありますか
スピーカー 3
そうですね最後にもうちょっと日本の補修校に
最初の方軽く触れられたんですけど
日本語をスイスで勉強とか触れさせる環境について聞きたいんですけど
他の例えば日本語を話す家族とか
あと日本語を教える補修校というのはどれぐらい充実してるのかなと思っていて
今は日本語の補修校に通わせてるんでしたっけ
スピーカー 1
今2人子供がいて2人とも日本語の補修校に通ってたんですけど
上の子が転校した関係で日本語の補修校の時間と合わなくて
今下の1年生の子供だけ補修校に通ってます
スピーカー 3
補修校は土曜日ですか平日とかなんですか
スピーカー 1
補修校は自分が住んでるチューリッヒだと3つぐらい補修校が近くにあって
51:03
スピーカー 1
今うちが通ってる補修校は水曜日の午後に
授業がある補修校で
それ以外に土曜日にクラスをやってる補修校もあるし
あとは前日制でローカルの小学校の代わりに
日本語学校っていう形で1日中日本語の学校を提供してる場所もあります
スピーカー 3
日本語学校もあるんですね
選択肢は結構あるんだ
スピーカー 1
日本人の家族なんですけど
あんまりなんでしょうね
大きなコミュニティはなくて
ただ自分の友達とか会社関係の知り合いとか
あとは日本語学校の補修校のつながりで仲良くなったりということはありますね
ただ全体として大きな日本人会みたいなやつはそこまで活発にはないですね
スピーカー 3
結構日本語を話すことを遊ばせたいみたいになると
アメリカの都市とか
日本のとこよりはちょっと苦労するかもしれないですね
スピーカー 1
そうですね
ただうちの場合は近所に日本人の家族が何家族かいるんで同じ
スピーカー 3
そうなんですかいいですね
スピーカー 1
なのでそういう人たちと遊んだりとかよくしてますね
いいですね
スピーカー 2
関係ないですけど
スイスでエンジニアをしてる人が全然見つけられなくて
実際にそのエンジニアのコミュニティとかってスイスにあるんですか?
チューリー機とかでも?
スピーカー 1
なんか
なんかエンジニア関係のミートアップみたいなやつはあるみたいですけど
ただ僕はちょっと参加できてなくて
夜でかけるのが大変なんで
スピーカー 2
確かにそうですよね
スピーカー 1
ただあるみたいはあるようですね
スピーカー 2
なんか情報があまりないんで気になってました
スピーカー 1
ただやっぱりアメリカとの比較になっちゃうんですけど
あんまりエンジニアリングの仕事が幅が広くないみたいで
会社の外で他の仕事を探そうとか思っても
自分が今やってる仕事と似たような仕事を見つけるのがすごく難しくて
聞いた話だとロンドンとかあとはベルリンとかの方が
エンジニアリングの仕事の幅が広いみたいですね
スピーカー 2
場合によっては国を変えて転職するみたいなことも考えられてるんですか
スピーカー 1
僕は国をまたぐのはちょっと
英語圏に行くならそれはそれでありだと思うんですけど
ただベルリンはちょっとまたドイツ語だし
そこまでモチベーションが湧かないんですけど
ただ知り合いのエンジニアの話だと
ベルリンの方が生活費が安いから
54:00
スピーカー 1
楽に生活できるから
考えてるみたいな話も聞きます
スピーカー 3
確かにそうですよね
スタートアップとかもそんなに多い印象ではない
金融系とかそういったところが大手が多いのかな
スイスって分かりますか
スピーカー 1
スタートアップに関してはやっぱり
ベルリンとかロンドンの方が多いみたいですね
スピーカー 2
ありがとうございます
じゃあ今日は色々話を伺えたので
一旦このくらいで
お会いしましょう
しようかなと思うんですけど
また次回とかもしできれば
キャリア編とかもお話ししてもらいたいです
スピーカー 1
そうですね
甘い人におすすめも行き当たりばったりなんで
スピーカー 3
それこそ聞いてみたい
スピーカー 1
参考にはならないと思いますけど
スピーカー 3
個人的にはね
アサイさんがスイスに行くということで
急にスイス興味出始めてたところだったので
本当にね数年スイスで子育てされてる方の
本田さんのお話を聞きて
個人的にはすごい楽しかったです
ありがとうございました
スピーカー 2
いやいやありがとうございました
スピーカー 1
ありがとうございました
スピーカー 3
じゃあ今日はこれぐらいにしようと思います
お疲れ様でした
スピーカー 1
お疲れ様でした
お疲れ様でした
55:19

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