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2024-08-22 15:04

#46 【🇸🇪スウェーデン】バランスのとれた、「ちょうどいい」社会 取材後記

集英社インターナショナル公式noteに掲載『 バランスのとれた、「ちょうどいい」社会【スウェーデン】/世界ニホンジン探訪~あなたはどうして海外へ?~』取材後記として、取材をつづける岡とロコタビ創業者の椎谷が、記事を起点にスウェーデンの文化から、海外移住に関することなど話を脱線しながらお送りしていきます。

https://shueishaintbooks.com/n/nb90fb48bbf16

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●MC

椎谷豊

株式会社⁠⁠ロコタビ⁠⁠創業者。大学卒業後ITベンチャー、EC会社などで、ECサイトの運営業務などを経験し、WEBコンサルタントとして独立。旅行情報サイトの日本本社立ち上げメンバーなど経験。2012年から海外在住日本人に活躍の場を提供したいという思いから、日本人向け海外プラットフォーム「Traveloco(トラベロコ)」の企画を開始し、2014年にウェブサイトをオープン。2020年に社名、サービス名ともに現在の「⁠⁠LOCOABI(ロコタビ)⁠⁠」へ名称変更。世界177カ国、2600都市、60,000人以上の海外在住日本人が登録している。⁠⁠

⁠⁠⁠https://locotabi.jp/⁠⁠⁠

⁠⁠おか けいじゅん

ライター、インタビュアー1993年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。高校時代、初の海外渡航をきっかけに東南アジアに関心を持つ。高校卒業後、ミャンマーに住む日本人20人をひとりで探訪。大学在学中、海外在住邦人のネットワークを提供する株式会社ロコタビに入社。世界中を旅しながら、500人以上の海外在住者と交流する。趣味は、旅先でダラダラ過ごすこと、雑多なテーマで人を探し訪ねること。


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サマリー

このエピソードでは、スウェーデンに移住した日本人女性のヨウコさんの経験を通じて、バブル時代の影響や日本社会との違いが語られています。特に、彼女のスウェーデンでの生活や大学職員としての仕事、移住に対する独自の感覚が興味深いポイントです。スウェーデンの文化や教育に対する日本人の憧れが高まり、日本とのカルチャーギャップが話題になります。平等意識や権威に対する考え方の違いが、日本との比較で興味深く触れられています。

ヨウコさんの移住経験
はい、みなさん、こんにちは。ロコタビFM始めていきたいと思います。本日もですね、ロコタビ創業者のしいやさんと一緒に海外の話をしていきたいなと思います。しいやさん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、今回ですね、世界日本人田んぼ34本目、34人目ですね、海外に住んでいる日本人の記事なんですけども、今回はですね、スウェーデンでしたね。
スウェーデンにですね、ちょっと結婚おきに移り住んで、今はですね、スウェーデンの大学の職員をしながら、現地に住まわれている女性のヨウコさんに関する記事だったんですけれども、なかなか、北欧の話になってくると、日本との比較とか、もろもろいろいろ出てくるなというような印象ですけれども、今回しいやさん、スウェーデンのヨウコさんの記事を読んでみて、まず率直な感想いかがでしたか。
あ、そうですね、今ちょっと記事見てるんですけど、在住がストックホルムで、1995年からスウェーデンなんですよね、この方は。
長いっすよ。
だから結構もう、下手したら日本にいるより長いんじゃないかなっていう。
長いっす長いっす、ヨウコさん長いっす。
ヨウコさん長いっす。
ですよね、なんかもう相当ベテラン、なんていうんですか、海外在住者なような気はしていて、まあいろいろ経験されてるんじゃないかなとは思ったりして、この記事を読んだんですけど、なんかあれですよね、バブルの頃働いてて、
その時になんかスウェーデン人の方と結婚したことによって、今、スウェーデンに移住することになったという方で。
そうですね、はい。
なので、まあなんかね、今までインタビューいろいろしてきましたけど、たぶん、2000年以降の人の方が多かったような気はするんですよね。
はい、そうですね、そうですね。
それよりも、だいぶ昔に移住した方っていうのは、まあちらほらいる中の一人だなと思っていて。
で、なんか面白かったのが、その記事の中にスウェーデンに移り住むときに不安がなかったのかみたいな質問をしてて、全くないみたいな。
で、それの理由が、バブルの頃のなんかポジティブな感覚があって、なんかそれもあって、その海外に移住することに、そんな躊躇しなかったみたいなのが入ってて。
ちょっとまた他の人とも違うな、なんか独特な。
独特な感性ですよね。
でもまあ、その当時の人全員がそうだったとは思わないんだけど、そういう発想っていうのがちょっと、なんかあんまり聞いたことなかったんで、面白いなと。
いや、面白いですよね。新しいパターンだなと思いました。
なんか、バブルの時の日本から出て移住した人みたいな話で言うと、過去にも何人か話を聞いたことがあって、
で、その時のやっぱり理由で結構多いのが、やっぱそのバブルの時ってめっちゃ盛り上がってるじゃないですか。
日本社会とか、あと生活もなんかちょっと弾けてますよね。生活が。ちょっとだけネジ飛んでるみたいな感じの世界観がある中で、とはいえ結構なんか画一的なカルチャーというか、
遊び方とかも、あの、ディスコとか行って、で、いわゆるなんかかっこいいみたいなものも結構画一的。で、綺麗とかも画一的。なんかこう、みんな似たような髪型とかしたり、似たような服装をして。
で、それがなんか一種の、なんか連帯みたいな、連帯会とか盛り上がりを多分生んでたと思うんですけど、なんかこう、そういうファッションとかカルチャーみたいなものがあんま合わないみたいな。
なんかこう、みんな同じ服を着て、みんな同じ遊びをしてみたいなのが、どうしても合わなくて、なんか自分の居場所探して、結果合うところが見つかって移り住んだみたいな人はいたんですよ。
例えば、あの過去の記事だとジャマイカの人とか、まあ、なんかみんなセイコちゃんカットしてたけど、私はどうしてもやでみたいな。
社会がジャマイカ最高だったみたいな話だったんですよ。
確かに全然全然違いますもんね。
全然違いでしょ。
で、それはなんか一個ロジックとしてもすごい説明しっくりくるなと思ってたんですけど、今回はそういった意味で新しいというか、
バーブルの時にすごいこう、ど真ん中にいると浮き足立ってるし、なんか何でもうまくいくみたいな感覚が、社会だけじゃなくて一人の人間にも染み付いて、
別になんかどうにでもなるっしょみたいな感覚で、そのまま海外行っちゃうみたいなっていうのは新しいなと思いましたね。
そうですね。でもまあ日本社会がすごい良かったんで、逆に日本を捨てていくって行きづらいような気もするんですよね。
逆に言えばそうですよね。別にいればいいじゃんみたいな。
すごい良い国じゃないですか。当時の日本って多分ね、全てが右肩上がりで、お金もすごい儲かってみたいな。
スウェーデンがその当時どうだったか知らないですけど、ピークの日本に比べたらどうしてもまた違う国に行くみたいな感じになっちゃうんで、
日本を捨てていくっていう動機にはなりづらそうな気もしますけどね。
日本社会との比較
いや、ありますよね。結構ここは記事で書いてない時間とかいろいろ話聞いてて、
洋子学校さんのケースは僕はなんかなんとなく僕の中で整理してるのか、もともと幼少期の時から結構人と会わないみたいな体験はすごいあったみたいなんですよ。
みんなと一緒に授業受けてとか、集団行動も結構苦手だったりとか、
先生との始終関係みたいなものもあんまり腑に落ちないみたいな幼少期を過ごしていて、
会わない感みたいな、日本文化が会わない感っていうのはずっと根っこにあったみたいなんですよ。
で、そんな中で勢いが日本社会で、ある種それとは別に何か新しい行動をする時の軽やかさみたいなものは、
社会の後押しがあって生まれたのかなと。
なので、バブルで浮き足立つ中で結構何でもできるじゃんという感性と、
とはいえなんかちょっと合わないなというような感覚、ズレがセットでスウェーデンに移住したんだろうなっていうのは話を聞いてて思いました。
どっちかだけでもダメだったような気がしますね。
そうかもしれない。やっぱり当時ね、バブルで海外に行く日本人多かったですもんね。
旅行とか、あともう一つビジネスで言うと、例えば消費者の人が海外にガンガン出てってとか、
海外で日本人がビジネス始めて、どんどん海外志向みたいな、そういう時代ではあったんで、
海外に出てく日本人はその当時多かったとは思うんですよね。
だから海外に目が向くという意味では、なんかすごい時代感はあったような気はしますけど、
それと彼女の日本にいた時の合わなさ加減がうまく確かにマッチして、
それに関して移住することに関して躊躇しなかったってことに繋がったのかもしれないですよね。
現地での仕事と国際交流
そうですよね。そこはすごく面白いなとは思いましたね。
あとなんかちょっと横さん特徴的だなって思ったのは、今までの人の話。
現地の大学で働いてるっていうのは面白いなって思いましたけどね。
あんまりないですよね。
そうですね。なかなか現地の大学で働く人って、難しいですね、ポジションとしてはね、たぶんね。
そうそう。で、なんか教授とかだったらわかるんですよ。
超専門家で、ちょっと有名大学の海外の教えてますみたいな人いますけど、
職員として普通にふわっと働いてるみたいな人って、意外と今まで会ったことないなと思って。
確かにね。
そんな就職の形あんの?みたいな、思いました。
確かに。でも、なんか国際交流系の仕事なんですよね。
まさにそうです。
だから、日本との関わりもあるから、そのポジションでできるという感じですよね。
そうですそうです。
だから、そういうポジションあくことって、そんなに多くないので、意外とこういう職業に就いてる人は、意外と珍しいなとは思いましたけど。
でも、留学先の学校がどんどん増えてきましたけどね、その当時から。
確かに。
海外留学する日本人増えたじゃないですか。
そうすると、やっぱり現地で受け入れ先の人が必要になってくるので。
でも、そういう人たちで、たぶん、何らかのきっかけでそのポジションにどのエリアでもついてるので、そこにはまったのかもしれないなって気はしますけどね。
僕の知り合いとかでも、僕はニュージーランド交換留学してたときに、他の大学の職員なんだけど、他の大学の現地職員みたいな感じで向こうに行った方がいて、そのまま大学戻らずに移住しちゃったって方がいましたけど。
いるんだよ。
そうそう、いましたけど、ちょうどいいポジションみたいなのが国際交流系だと、日本人が海外に行く人が増えてったことによって、向こうでそういう仕事が増えてったから、その人たちの働く場所もたぶん増えてったのかなって気はするので。
スウェーデンの文化と教育
もしかしたら、今はもうちょっとそういうポジションが埋まっちゃって、なかなか今から入りづらいのかもしれないですけど、当時はやっぱり増えていく方向にあったんで、そのときにうまい具合にはまって、海外の国際交流系のポジションで働く日本人で移住した方っていうのは一定数いたかもしれないですね、今とは違って。
確かにね、そういった意味では、意外と海外で働く選択肢っていうのは、想像以上に増えてるのかもしれないですね。
もしかしたら、知らないものでいろいろあるかもしれないですけど、自分でそういう動きをしたことがないので、わからないですけど、いろんな種類の仕事されてる方いますもんね、やっぱりね。
そうですね。
面白いですね。
記事読んで面白かったのが、他の記事でもありましたけど、北欧系のインタビューされた方とかのカルチャーギャップみたいなところは、結構わかりやすいし、明確に日本との違いを説明しやすかったりするので、
日本人って結構北欧に憧れて、北欧のカルチャーとか、そういう教育とかも含めて、結構好きな人多いじゃないですか。
家具とかも入ってきて。
そう、家具とかもそうなんで、そういう意味で言うと、日本との比較みたいなものは、入ってきやすいですよね、言葉として。
確かに。わかりやすいけど、違うポイントが多いしね。
日本人が好きだけど、日本では違うみたいなところとして、日本も似たようなことを取り入れたり、実はしてるんだけど、でもスウェーデンのカルチャーと日本のカルチャーで、同じようなことなんだけど違ったりみたいな、というのは興味深いなあとは。
平等主義とか、ここで書かれてますけど、日本も結構平等社会じゃないですか、どちらかというと。
そうですね。
そんなに差がある社会じゃないんだけど、そこのまた、ニュアンスもスウェーデンとまた違うというか。
なんかあれですね、平等意識の話は確かに印象的でしたよね。
1個、強い意識感じたのは、権威に対する強い意識、権威を集中させないっていうような意識が、いわゆる一般的な人間関係においても、ベースにあるっていうのは、話を聞いていて思いましたね。
だから、学校とかでも先生と生徒の関係性であってとか、あとは生徒間の関係性でもおそらくそうだったりとか、場合によっては職場での関係性みたいな部分で、権威を集中させないみたいなのは、なんとなくあるんだろうなって。
それは多分、政治とかにもすごく影響しているって意味では、なんかこう、日本との違いはちょっとだけ垣間見えた気もまたしますよね。なんかこう、平等を見てか、みたいな近い一方で、根っこにあるポイントはちょっと違いそうな印象が。
そうですよね。そういうのは文化とか社会構成が多分日本とスウェーデンと全然違う。
平等意識の違い
だいぶ違うんですね。
うん、違うけど、結局平等ということは同じことやってるんだけど、でもやっぱ違うんだなみたいな。
日本はやっぱ上下関係とか、そういう縦社会で動くけど、向こうはそういう感じとまたちょっと違うニュアンスでやってることに成立。
日本でスウェーデンの文化を取り入れてやるっていうのは難しいのかもしれないですけど、根本的に。
そうですね、だめね。無理ですね。
組織構造というか、国の構造が違うし、文化構造も違うので、それをそのまま持ってきたところで使えないっちゃ使えないんですけど、違いが色々見えて面白いなという感じは。
面白いですね。
もしかしたらスウェーデンの平等が好きな人にとっては日本が居づらくて、向こうに移住した方がいい人も結構いるのかもしれないなと。
そうだと思います。結構わかりやすく、向こうの方が日本より会う人、日本の方が会う人っていうのはわかりやすく分かれるなって印象があるので、
本当にこういう世界観がなんとなく気になるなみたいな人は、一回行ってみるといいんだろうなっていうのは思いますね。
そうですよね。ワーホリあるんでしたっけ、スウェーデン。たぶんありますよね。
あった気がします。
なんかあれですよね、北欧結構ワーホリで行ってそのまま移住しちゃった人やっぱりいましたもんね、過去何人もね。
いる。そうなんです。
だからやっぱまずはワーホリで行って、1年いる間に頑張って仕事を探して、向こうにいると、なんかやっぱこう、いいなんですかね、やっぱ日本を脱出できるというきっかけになると思います。
なるかもしれないですね。
僕もスウェーデン行った時はめっちゃいいなってすごい思ったので。
あ、思いました。
思ったんで。
そう、なんか行ったことないんでね、ちょっとぜひ行ってみたいですけど。
気になる。
なかなか行く機会ないですけどね。
遠いんでね。
そうですね。
そっか。
なんか最近は渡航も安くなってきたんで、ぜひ北欧、スウェーデン限らず気になる人は行ってみてはいかがでしょうかというところで。
はい。
今日はこんなところで一旦終了したいと思います。
来週はたぶん近場の韓国の記事が上がるような記事があるので。
あ、韓国。楽しみですね。
楽しみにしていてください。
はい、今日も椎谷さんありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
15:04

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