集英社インターナショナル公式noteに掲載『興味本位で履修した言語に魅せられ、現地の大学教授に【韓国】/世界ニホンジン探訪~あなたはどうして海外へ?~』取材後記として、取材をつづける岡とロコタビ創業者の椎谷が、記事を起点に韓国の文化から、海外移住に関することなど話を脱線しながらお送りしていきます。
https://shueishaintbooks.com/n/n52ff99eb2e09
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●MC
椎谷豊
株式会社ロコタビ創業者。大学卒業後ITベンチャー、EC会社などで、ECサイトの運営業務などを経験し、WEBコンサルタントとして独立。旅行情報サイトの日本本社立ち上げメンバーなど経験。2012年から海外在住日本人に活躍の場を提供したいという思いから、日本人向け海外プラットフォーム「Traveloco(トラベロコ)」の企画を開始し、2014年にウェブサイトをオープン。2020年に社名、サービス名ともに現在の「LOCOABI(ロコタビ)」へ名称変更。世界177カ国、2600都市、60,000人以上の海外在住日本人が登録している。
https://locotabi.jp/
おか けいじゅん
ライター、インタビュアー1993年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。高校時代、初の海外渡航をきっかけに東南アジアに関心を持つ。高校卒業後、ミャンマーに住む日本人20人をひとりで探訪。大学在学中、海外在住邦人のネットワークを提供する株式会社ロコタビに入社。世界中を旅しながら、500人以上の海外在住者と交流する。趣味は、旅先でダラダラ過ごすこと、雑多なテーマで人を探し訪ねること。
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はい、みなさんこんにちは。本日も世界日本人タンボロコタビFMですね。始めていきたいと思います。
はい。よろしくお願いします。
ではですね、今日はですね、はい、よろしくお願いします。今日もあのしいやさんをお迎えして、いろいろと海外についてお話していこうと思います。
しいやさん、改めてよろしくお願いします。
はい、お願いします。
ではですね、今日なんですけど、今回世界日本人タンボ35人目ですね。
結構、あれですね、今振り返ると結構な人数になってきたなって思いますけど、
これまで直近だとスウェーデンとかアフリカとかポルトガルって結構遠い国ありましたけど、
今週公開された記事はですね、韓国ですね。
韓国に2010年、ソウルですね、に移り住んで、今ですね、韓国の大学で大学の先生をされている日本人の方のインタビュー記事を公開しました。
この方のですね、人生ですね、移住のきっかけであったりとか、今何してるのかであったりとか、場合によってはなんかこう日本と韓国の意外と知らないカルチャーショックみたいな違いみたいなところも含めてまとめた記事が公開されたんですけれども、
こちらのしいやさん、ざっと読んでみて、その中間感想から今日もいければなと思うんですけどいかがでしょうか。
はい、そうですね。大学教授の方ということなんですけれども、大学教授になるまでの経緯っていうのがちょっと書かれていて、
それは単純に、大学教授に海外でなるってなかなかなり方がわからないんですけど、こういう形で大学教授になるんだなというのはちょっと思いましたね。
海外だといろんな職業について日本人いますけど、それぞれ何ですかね、なぜその職業をやってるのかみたいなものに関してやっぱり興味が湧くというか。
ありますよね。
感じですけど、大学教授ってそういう意味で特殊な職業ではあるので、そういう職業につかれた経緯自体はすごく面白く記事を読みましたね。
なんかあれですよね、まずちょっと経緯の話から行くと、意外と海外に住んで仕事をするみたいなのとか、旅行とかすぐイメージできたりとか、足増し通訳やられてる方だったりとかってすぐイメージできるもの。
スキルがあれば、一旦職に就いてそこに実績を積むみたいなパターンのものっていうのはいっぱいあると思うんですよ。
なかなか大変な部分ももちろんありますけど、とはいえ大学の先生って時間をかけてやらないと慣れない職業じゃないですか。
だからそういった意味では結構面白いなって思って、現地の大学院通って博士まで行って、
で、論文書き切る間になんかみんなの就活みたいなことをするんだけれども、なかなかそう簡単にうまくいかないみたいなものがあったりしながら、
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なるっていう意味では、すごいロングターム、なるって決めないとなかなか慣れない職業の一つだなっていうふうに、
今回の、おぎのさんからの話を聞いてちょっと思いましたね。なかなか珍しいケースだなっていうふうに思いました。
そうですよね。大学教授の日本人とかって、世界を見れば結構いろいろいらっしゃるとは思うんですけれども、
この方は言語学なんですか?
言語学ですね。
そうですよね。
言語学ですね。
っていうので、韓国で教授になったっていう。
でも、そうすると、やっぱり韓国で一定の実績を積まないと、多分採用されないような。
時間かかる職業になる、一番最初のきっかけなんぞや、みたいなことを掘っていくと、結局、めっちゃシンプルなんですよね。
留学きっかけなわけですよ。韓国語面白いからのめり込んでいくみたいなパターンなんですけど、
そこのもうちょい掘っていくと、あれなんですよね。要は大学いるときに韓国語の授業を受けるみたいなところから始まるんですけど、
じゃあ、なんで韓国語の授業、友達と面白そうだから受けてみようになるかっていうと、
当時、第一次と二次の韓国ブームの間ぐらいのタイミングなんで、
ある種、日本の中で韓国みたいなのが、一定流行っていたみたいな社会的な背景もあるから、
大学生とかが、ちょっと勉強してみようかなみたいな気持ちになるっていう意味では、
あながち、こういうどっかの国のブームみたいなのって、
侮れないようなじゃないけど、意外と人の人生をちょっとずつ変えてるかもなっていうのを垣間見ましたね。
そうですね。まさに、ハンリュウで韓国行ったような人たちも、当時いっぱいいたと思う。その中の一人だったという感じではありますよね。
まあ、やっぱり行く人数がいっぱいいけば、それなりにその中で移住される方も、一定数増えるだなという気はしますけどね。
まあでも、大体の人は帰ってくるんで。
まあでも、その中で多分向こうに移住された理由っていうのが、ここの記事の中にもありましたけど、
当時は彼女の奥さんだかわからないですけど、今の奥さんが韓国人なんですよね。
っていうのは、一つ大きかったのかなとはちょっと思いましたけどね。
そうですね。だから、住むっていう決断ができるのは、やっぱりパートナーのおかげですよね。
なんか、この方の場合は養ってあげるよって言われて、結局そういう形式は取らなかったけれども、
一緒に人生共にしていくっていう決意を持ったパートナーが、現地でかつ現地の韓国人の方だったっていうのは、
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なんかある種、住むっていう意思決定をしやすくさせたっていうのは、なんかあるかなとは思いますよね、やっぱね。
そうですね。でも、このパートナーの方は、大学院の研究生ですか、学生なのかですかね。
えっと、パートナーの方、女性は普通に仕事をしてて。
仕事されてたんですね。
ただ、卒業するのに結構時間がかかって、それをやるのを支えますみたいな方っていうのは、なかなかすごい人をパートナーにしたなというふうなことは。
日本でもそうですけど、研究者とかが大学院行くと、なかなか生活難しいじゃないですか。別に働いてるわけでもないので。
それを奥さんの方が支えるみたいなことを言ってくれるっていうのは、すごい支えになったんじゃないかなとは思いますね。
うん。いや、本当ですね。これは、海外移住の文脈で、結婚とか、実際、過去にロコ旅で海外移住の理由みたいなのを調査したときに、やっぱりパートナーとの話、恋愛であったり結婚っていう理由であることは多かったけれども、
その母数は、どうしても女性の方が、ビザの関係とかも多分あるんですけど、女性の方が母数としては多かった中で、今回、日本人男性の移住の形式なんで、こういう形もあるんかという意味では、結構面白かったです。
そうですね。でも、パートナーの方が働いてたっていうのは、すごい大きいなと思ってて。
でも、韓国って、ちょっと僕の個人的な知り合いというか、知ってる韓国人の女性とかのイメージでしかないんですけど、結構働いてるなっていう人が多いイメージだったんですよ、僕。
まさに、はいはいはい。いいですね。
で、でも、韓国人の女性って結構働いてるんだな、みたいな。仕事上とかも、プライベートとかでも、結構、韓国人の女性とか働いてる方多く見てきたんで、多いんだなと思ってたんですけど、
じゃあ、実際、韓国人の女性働いてるのか、みたいなデータを調べたんですよ。
そしたら、意外とそんなでもなかったんだなって。自分の実感とちょっと違くて、日本よりも多分、女性の就職率、就業率っていうのは高くなかったんだなとかちょっと思ってて。
その中で、この韓国人のパートナーの女性の方が支えるって言って、なかなかちょっと珍しいというか。
ちゃんと働いて、女性として自立するみたいな、そういう方たちもちろん韓国でもいるとは思うんですけど、そこまでやれる女性の方と出会ってるっていうのは、結構希少性というか、なかなかないことなんじゃないかなとは思いましたね。
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確かにな。確かに確かに。結構珍しいケースかもしれないですね。
だからちゃんと働いてて、僕も関わってる人たちが、働いてる人としか関わってないんだと思うんですよ、多分。だから、韓国の女性が働いてるっていうふうなイメージが発展についちゃったんですけど、韓国人の全体からすると、そこまで女性の就業率は高くないっていう話なんで、あっていうのと。
あとなんとなくなんですけど、日本人が付き合うというか、知り合う人たちは、多分、大学行ってる人とか、ある程度、何て言うんですかね、ハイレベルというか、学歴があってとか、多分そういう人が多いんで、やっぱりそこら辺のグループの中に日本人が関わるんで、向こうの人が働いてる、女性も働いてるんだみたいなイメージになったんだなとは、なんかちょっと思いましたけどね。
それが確かにそうかもしれない。
でも、その話の延長で、結構韓国難しい社会だなってちょっと思ったのが、記事の後半で、文化の違いみたいな話、触れていく中で、その競争が激しいので、就職浪人をする就職準備生という呼び名があったりとか、
あと、他には、一見なんか、あれですね、韓国フェミニズムであったりとか、結構アジアの中では先進的な活動とか風土が結構あるので、平等意識が、男女の平等意識が良いみたいな。
要は、日本よりも女性の大学進学率がめちゃくちゃ高い一方で、今話したみたいに、就業率はそんなに高くないみたいな。何が起きてんだろうみたいな、ちょっとハテナみたいなのがあったりとか、なんか結構、今までちゃんと調べたことがなかったので、韓国結構難しい社会、場合によっては競争の激しい社会なのかなっていうのは、改めてちょっと感じましたけどね。
この辺り、文化の違いを含めて、何か思うところとかありました?
そうです。やっぱり僕もそれで何かいろいろ調べたんですよ。で、女性の就業率が低いんだけど、もちろん大学に行く女性も増えてるっていうのは、調べた時に見て、何かそれが多分日本よりも若干遅かったというか、何か遅かったという感じですけど、
自分の関わってる、同年代から下の人たちっていうのは、いわゆる韓国が変わり始めた時のタイミングの人たち。だから、みんな大学行って、社会に出たら就職、女性も働いてみたいな人たちっていうのの相の人との関わりが多分あったと思ってて、それよりも多分前の人たちはもうちょっとやっぱり古いというか、
女性は家でとか。何かそういう結構ギャップがあるんじゃないかなと思って。韓国も何か年齢によって考え方の違いみたいなのが相当あるんじゃないかなとはちょっと。フェミニズム先進国で記事では書いてましたけど、何かそれも何か一部というか、その若い層の中ではそうなんだけど、何か実際年がいってる人とかどうなのかなみたいな。
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なんか全員が全員ちょっと。
世代間ギャップは。
結構ありそうな感じがしますよね。
結構ありそうなイメージありますよね。
そうですね。
何かその点、日本と近そうですよね。日本も結構世代間ギャップ激しい。
ありますよね。
より成長が急速になってきているので、韓国とかの方が価値観も含めて、あと社会制度というか、含めて結構世代間ギャップあるんだろうなと思いますね。
若い人とか平等とかそういう意識がすごい強いというか、それは多分、ここ最近すごいそういうのが一気に普及して、みんなそういう考え方になったのかもしれないですけど、もしかしたら若い人だけの話かもしれないなみたいな気はちょっと。
その点なんかね、掘ると面白そうですよね。でも、なんか掘ったら実は昔からなんだよみたいな話が出てきても面白いし。
そうですね。
何かその辺り気になりますね。
韓国は隣の国で近いんで、感覚的に日本人と分かり合える部分はあったりはしますけど、でも実は全然違ったりみたいなところもあるので。
文化的な違いはね、いろいろ、和語は違いをより明確に分かりやすくする国の例としては面白いなと思いますけどね、韓国はね。
そうですね。韓国はこれちょっと一瞬話展開すると、韓国、日本人の旅行者多いじゃないですか。最近僕の友人も2,3人は韓国普通に行ってて、女性とか特に美容旅行的な感じで行ったりするわけですよね。
で、そうなった時に、なんか日本語でサービス受けるみたいなのが増えた、増えてきたみたいなことをよく聞くんですよ。だから、なんか外国に言語とかを興味本位でなんか学んで、最終的に韓国とかで仕事をするみたいな人がなんか増えていく未来って全然あるだろうなと思うし、
で、それなんか需要も一定ありそうだなっていうのはなんかすごく感じたので、なんか今韓国ブーム、第3次って言われてますけど、大きに韓国語とかを勉強してる学生が韓国で働いていくみたいなっていうのは、今後もしかしたら増える可能性あるなっていうのはちょっと話聞いてて思いましたし、なんかそうなってもいいなっていうのは。
そうですね。僕、前職は韓国人の社長の下で働いてたんで、その当時に多分一緒に働いた韓国の会社の方で働いてた日本人の人は、第2次か第1次ブームの時に行った人たちなんですよね。
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第3次ブームの人たちが多分次来て、向こうで仕事探してみたいな、向こうで働くっていう人も多分今後増えるのかもしれないなとは思いますけど、どうなんですかね。観光もブームだし、ちょっとでも最近の韓国はあまり知らないんで何とも言えないんですけど、ただやっぱりブームに乗っかっていく人も増えてるから、もちろん移住する人もどんどん増えていくし、
例えば日本人の女性の方と韓国人の結婚する人もよりさらに増えていってみたいな。
ありそうですよね。
時代だと思いますけどね。
そうですよね。確かにブームもあるので、ブームは終わる部分もあるので、仕事も波があるっていう可能性はあるんでね。そこは一概にはなかなか難しいなっていう。
そうですね。また行ったらね、やっぱり何らかの行動を取らなくちゃいけないね、現地でね。やっぱりそうすると働くっていう選択肢は絶対あるので、今回のブームがね、それに繋がる可能性はあるんで、日本人の移住者がより増えるかもしれないなとは思いますけどね。
思いますね。確かに確かに。
最後にあれですけど、大学の先生されてるってこともあって、結構若い人に向けてみたいな最後コメントをいただいてるんですけど、大学生はお金ないから諦めちゃうみたいな人いるけど、なんとか苦面して海外とかぜひ行ってほしいみたいなメッセージいただいてて。
で、なんかその通りだなとかって思いつつも、本当に近年は大学生お金がなかったりとか借金してる人もどんどん増えているので、なかなかこのハードルをどう超えていくのかみたいなのは、心理的ハードル含めて思うなっていうのは感じますね。なかなかね。
そっか。
海外若いうちに行くみたいなのが、これから減っていくみたいな可能性があるなっていうのがちょっと思います。
そうですね。なんかね、ちょっと全然違う話があるけど、オーストラリアは行く人増えてるけどね。
で、稼ぎ的な。
そうそう。ワーホリーがやっぱ過去最高になったって、最近のニュースとかでもやってて、でもやっぱり行ったら仕事がないみたいなので。
なんかありましたね。
大変だみたいな。
仕事なくなってきたみたいな。
結構やっぱワーホリーで日本人以外の人も行くらしくて、やっぱオーストラリアって。
そうですね。
だからヨーロッパから来た人たちとの仕事の奪い合いになって行ったはいいんだけど、全然仕事がなくて。
で、なんかそのニュースだとすごい話が、その現地の人向けの無料の配給サービスみたいなのがあるらしいんですよ。
はいはい。
で、まぁなんだろうな、日本だとホームレスとかの人の炊き出しみたいな感じだと思うんですけど、そういう感じでもちょっとないんですけど、なんか食べ物あげたりとかそういう、そこにワーホリーの日本人が並んでるんですよね。
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ちょっとやだな。
それがニュースになってて、なんかそれは何のために行ったんだろうってちょっと思っちゃって、それは。
そうですね。
そうそう、なんかそれをやるんだったらお金をやっぱり貯めてね、ちゃんと向こうで、働かないにしても自分の生活ができるぐらいの状態でやっぱ行ってもらわないと、向こうの人向けのサービスなのに、それを日本人が使うってちょっとどうなんだろうなとは、それをニュースを見ながら思いましたけど。
いや、そうだと思いますよ。だから、お金の問題はね、やっぱあると思いますね。なんかこう、バイトして貯めるみたいなのも、なんか大変なのかもしれないし、意外と時期が上がんないし、円安、まぁ円安だいぶ和らいできましたけど、とはいえね、なかなかね、っていうのはね、ちょっと今後も結構長期的な課題だなっていうのは、改めて感じましたね。
まぁね、海外行くにはやっぱそれなりに資金がないとね、別にワーホリー以外にも全部そうですけど、そこがやっぱハードルとしては高いですよね、だいぶね。旅行行くにしても、そこそこお金ないとね、行けないので。
まぁなんで、ぶっか上がるが、所得がね、どんどん上がっていくと、もう少し人が増えていくとかはあるのかもしれないなっていうのはちょっと思いましたね。
はい。
ではまぁ今日はそんなところで、韓国をお送りしました。今回近場でしたけど、また来週は遠くの国になりそうなんで、ぜひ楽しみにしていただければなと思います。
楽しみにしてます。
はい。では今日はそんなところで、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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