00:05
お晩です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その場所にまつわる話をしていきます。
お相手は、MCワタンドです。よろしくお願いします。
今回紹介する曲は、松登谷由美さんの「緑の街に舞い降りて」という曲です。
この歌は、岩手花巻空港に降り立った時の気持ちを描いた歌になっています。
岩手県花巻市にある空港で、岩手県の玄関口というところになりますね。
この歌の歌詞の中でも森岡というフレーズも出てくるので、
岩手県森岡、そのあたりに旅行に来たのか、観光に来たのか、そんな旅の雰囲気もよく感じられる曲になっています。
飛行機から見えた窓の外の風景なんかもあるし、イヤホンという飛行機ならではのコンテンツの様子も出てきたりしているので、
非常に旅の気分が追体験できる感じにもなっています。
飛行機に乗ってどこかに行く、旅をする、そんな時の魅力というか特別性がすごいあるなと思うんですよ。
他の交通手段と全く一線を隠す特徴があるなと思うんです。
3つあるなと思っていて、1つ目なんですけども、非連続であること。
他の交通手段って基本地続き、海続き、地球に面して移動しますよね。
だから風景が変わっていく様とかもそうだし、今どこ移動しているのかが分かったりしますよね。
その過程で外に風を浴びられたりするのであれば、気候の変化なんかも感じられるのかなというふうに思います。
一方で飛行機はAからBに気持ちとしてはワープしたような感じだと思うんですよね。
よく空港に降り立った時に、全然東京と気候が違うみたいな、夏みたいとかすごい寒いみたいな経験があるかなと思うんですよ。
あれは本当にAからBに急にワープしてきたというところとほぼ同じことによって感じるところかなというふうに思うんですね。
これは他にないですよね。
2つ目は乗り手の制約がめちゃめちゃ多いということですね。
他の交通手段って色々持ち込めるし、席で結構何でもできる、席の範囲で過ごし方はいろいろあるかなと思うんですよ。
一方で飛行機はスペース的なのもそうだし、命に関わる的なところもあるし、持ち込むものの制約も多いし、飛行機の中でできることもいろいろありますよね、縛りが。
そういったところで乗り手の主体性がないなというふうに思います。
命に関わるので、それゆえ緊張感みたいなのもあるし、そういうのが非常に大きいなというふうに思います。
03:01
3つ目、この乗り手の制約があると裏表かなと思うんですけども、飛行機側が提供してくれるサービスがめちゃ手厚いというふうにも思います。
LCCとかになると少しサービスの濃淡はあるかなというふうにも思いますけど、食事とか飲み物とか、音楽映像みたいなコンテンツも充実してますね。
加えてスタッフの方が基本いるので、そういった意味でも手厚く感じるかなというふうに思います。
自分の制約が大きい分、非常に受け身でいろいろできるなというふうなところが、全然他の交通手段との異動と違うなというところです。
いろいろ制約が多いんだけど、ここがサービスが充実しているゆえ、飛行機はプレミア感、スペシャル感とかがあって、結果飛行機に乗るのもワクワクするよねという価値向上にはつながっているんだろうなというふうには思います。
そんな感じで、非連続であることと制約が大きいこととサービスが充実しているというところが、僕が思う飛行機移動の特別な他と違うところだなというところでした。
こんなのもあるので、いつだって飛行機でどこかに行くっていうのはワクワクするしドキドキするし緊張感があるなというふうに思ってます。
この歌は新しい土地に降り立つワクワク感、ドキドキ感、そしてワープしてきた感じ、そんなのも感じられるので、ぜひ森岡旅行に行った気分になって聴いてもらえたらなというふうに思います。
そんなわけで聴いてください。 松戸屋由美、緑の街に舞い降りて。