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2025-03-17 05:22

配信189:中野サンプラザから感じる再開発の終わり

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中野サンプラザの再開発事業が博士になりました。
これからの時代、綺麗な大型ビルに建て替える再開発事業はドンドン減っていくだろうな。

【番組紹介】
・地名が出てくる歌のコレクターによる配信。
・国内唯一のご当地ソングメディア「ご当地ソング捜索隊」(府中コミュニティFMラジオフチューズ内のラジオ番組)のバックナンバーも、時々お届けします。
・ラジオ放送は、毎月第4土曜日 ~絶賛放送中。

【パーソナリティ】
◆ワタンド
本配信のメインパーソナリティ。地名が出てくる歌のコレクター。都市と音楽が大好き。多摩地域で暮らす。
◆しゃり
ラジオ放送のパーソナリティ。ご当地ソングは素人。オーストラリア在住のエンジニアで主にリモート参加。

【Twitter】
https://twitter.com/RRwatandia
【note】
https://note.com/localsong

サマリー

中野サンプラザの立て替え計画が見直されており、再開発の行き詰まりが日本の都市開発の現状を浮き彫りにしています。物価高と人口減少に直面し、新たな町づくりのアプローチが求められています。

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お晩です。 地名が出てくる歌が好きなは単独がお届けするポッドキャストです。よろしくお願いします。
番組を聞いて面白いと思ってくれた方、フォローをたくさんお願いいたします。 ちょっと今回から、こういう言葉もちょっとしていこうと思ってます。
中野サンプラザの立て替え計画
そんなわけで、今回は 中野サンプラザ立て替え見直しという話です。
東京都中野区にあります中野駅の目の前に、中野サンプラザというホール施設がありました。
今は閉館しているって位置づけかな。 結構昔から中野のシンボルとしても知られていた場所なんですけれども、こちらがですね
立て替えをしていきましょうという形で今まで事業が進められていましたが、 やっぱりやめますということになっていて、結構大きな話題になっています。
建物が古くなってきて、そういったところで施設も更新したらいいよねというところだとか、
中野都心の結構いい場所ではございますので、かつ駅の目の前というところでもあるので、 立て替えることでもっと建物を高くして、より価値の高い場所にしていこうと。
綺麗なビルも導入しつつ、消防施設なんかも入れつつすることで、人が集まる場所かつお金が稼げる場所にしましょうという狙いもありつつ、
事業が進められてきたということになっています。 いわゆる再開発と呼ばれる事業だったんですけども、これが高すぎる中で見直しになったんですよ。
もともとを予定していた事業ということで、やってくれる人という形で事業者を募集した不動産開発会社を募集して選ばれた会社がいたんですけども、
最近、建設費が高くなったりとか、人件費が高くなったりとか、またまたエネルギーコストも高くなったりとか、あらゆる物の物価が高くなっているという中で、
当初想定していた金額、これが1800億円ぐらいだったそうなんですけども、これが900億円増額するというのが去年見えてきて、
いろいろなんとかできないかなーってやってたみたいなんですけども、どうにもこうにもお金出せないという感じで、ちょっと一回やめましょうという感じになったそうです。
日本の都市開発の現状
最近、お金が高くなってきているというので、都市開発の事業を一回見直しましょうとか、計画をちょっと変更しましょうとか、
またまた、誰も参加してくれる人たちがいません。民間事業者の人がやってくれません、みたいな話がよく聞くようになってきました。
今までは、どんどん町を開発して、できたものでお金を回収しようという感じの動きは盛んで、
日本は結構古いものというよりは、どんどん更新していく、新しくしていくみたいな町づくりが、ここ10年、20年、30年、ずっと続いてきたのかなというふうにも思います。
ちょっとこれが折り返し地点なんだろうなというふうにも思いますね。
30年間ずっと物価が上がらない、デフレの環境だった中で、今は大きくインフレに変わってきているというところで、
今までと同じような町づくりの形も難しくなっていくんだろうなというふうにも思うんですよ。
場所によっては、もちろんお金をかけてでも、その後、いっぱい使ってもらえる人もいっぱい来るということで、できる場所もあるんだと思うんだけども、
全部が全部はそういかないでしょう。
日本の人口もどんどん減っていくというようなところもありますし、
そうすると、新しく町をきれいにしていく、どんどん大きいビルを建てていくという形じゃない町づくりがどうしても必要になってくるんだろうなというふうにも思っています。
結構日本は、昔からある町の古い建物がいっぱい並ぶところも防災性が危ないということで、
全部潰して大きい一つのビルにしましょうみたいな開発が進められてきたところもあるんだけども、
今あるものを生かしていく、残していくというふうな視点での町づくりが必要になってくるんだろうね。
そういう意味では、やむを得ないところもあるし、利用する人の考え方もそっちに変わっていかなきゃいけないと思うんだよね。
きれいな町の方が安心ですとか、ビルの中に入っているテナントのお店の方がいいですみたいなところじゃなくて、昔からあるような商店とかも好んで使えるような形。
またまた外から人を呼んできて、外の人が使ってくれる場所だけじゃなくて、地域の人たちが地域の中のお店を愛して長く事業が続いていくようにしていくというところも必要なんだろうなというふうにも思ったりもします。
そんなので、この中野サンプラザの建て替えから都市開発の流れはまた大きく変わっていくんだろうなという予感を感じさせる話だったので、今回取り上げてみました。
はい、そんなわけでまたお会いいたしましょう。ご番でした。
05:22

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