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  2. #30 都市計画、まちづくり
2021-08-09 14:50

#30 都市計画、まちづくり

建設コンサルタントの技術分野を紹介していくシリーズ。今回は「都市計画」。こちらもまた、私苦手というか知識の不十分な分野なのですが、コロナを期に街のあり方も変わっていくのかな〜なんて考えている昨今。建コンと「まち」の関わりについては優先的に知識を増やしていきたいと考えております。

今回の回の参考にした、国交省のサイトはこちら

国土交通省 都市局「みんなで進めるまちづくりの話」

https://www.mlit.go.jp/crd/city/plan/03_mati/

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今回も建設コンサルタント業界の技術分野を紹介していくシリーズで、今回は都市計画についてお話ししていきたいと思います。
では、具体の話に入る前に、街づくりに関わりたいという思いで建設コンサルタントを志す学生さんは結構多いような印象があるんですよね。
街づくりに関わりたいという意識で、街づくりに関係する大学の分野を専攻して、大学で学んだんだけども、どういう自分の成り割をどういう風にしていこうかと、
この専門性を活かしてどういう風に生きていこうかという時に、一つの選択肢として建設コンサルタントを選ぶ人も多いんじゃないかと思います。
どれくらいの人が建設コンサルタントという業界が街づくりにどういうアプローチで関わっているのかというのをどういう風に理解しているか気になるところで、私は全然違う角度から建構という業界に入ったんですね。
街づくりを学んでいる学生さんは、もしかしたら先輩の話とかから聞いて、よく私以上に健根が街づくりの中で何をしているのか、よく理解しているのかもしれないんですけども、
今回は私なりに、これも私の専門分野からは関係が薄い分野なので、最近こんなばかりですけど、あまり自信ないんですけど、紹介していきたいと思います。
それでは参ります。
まず健根という業界は色々やってます。今まで紹介してきた道路とか橋とか堤防とかダムとかそういうものに比べて、街っていうものは結構複合的で大きな概念なんですよね。
橋を作るっていうと街を作るっていうのは響きは似てますけど、全然違うわけですね。前にも話しましたけども、街というものがあって、そこに面積があるわけですけど、そのうちのほとんどは私有地なわけですよね。
個人や企業が持っていて、自治体とか国が持っている面積っていうのは限られている。
公共スペースの代表例が道路だったり河川だったりするっていう話なんですけど、そういう意味で直接的にその土地の所有者として動く上では、自治体が自分の土地を動向するっていうのは限られているかもしれないんですけど、
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そういうところまでが私のなんとなくの理解だったんですけど、このポッドキャストを話をする上でちょっといろいろ調べてですね、私も恥ずかしながら全然知らなかったんですけど、
それだけじゃなくて、特に自治体ですね、国もそうかもしれませんけど、あの街づくり、たとえその土地の持ち主は民間、私有地であったとしても、自治体がそこに計画的に街を作り、形作る上で作用しているっていうことなんですね。
それが都市計画というものだということみたいです。
これも私も完全に専門外なので、国土交通省のみんなで進める街づくりの話っていうサイトがあって、ちょっとそれがすごいわかりやすかったんで、それに習って説明をします。
リンクを概要欄に貼っておきますんで、気になる人はぜひ見てみてください。
まず、土地の所有者っていうのは民間、個人であったり、企業法人が多いわけなんですけど、その利用方法っていうのは、自分の土地だからといって自由に建物を建てたりしていいわけじゃないですって、これも私よくわかってなかったんですよね。ちょっと恥ずかしい話ですけど。
それで、自治体、都道府県とか市町村が建てた計画に基づいて、ある意味締まりを設けてるってことなんですよね。
そうすることで、街としての機能が高いっていうか、快適な空間として、みんなが好き勝手にあっちこっちに作るよりも、ある程度目的をまとめてエリアを計画する方が暮らしやすくなるっていう。
そういうことで、都市計画区域マスタープラン、都市計画マスタープランとか言ったりしますね、みたいですけど、とか市町村マスタープランとかいうような計画に基づいて、土地利用に制限をかけるっていうことがされています。
京都地域っていうみたいなんですけど、第一州、住居地域とか近隣商業地域とか、ここは住む、人が人が住むエリアにしましょう。
ここは商業的な目的のエリアにしましょうとか、あと工業地域っていう、工業的なものもここにしましょうとか。
こういうふうにするとですね、例えば工業地域なんかもそこで水使ったりすると、インフラの整備とかも合理的になるとかそういう側面もあるんだと思うんですよね。
もう一つ、市街地調整区域って言って、都市計画区域に対して市街地調整区域とか言ってて、やたらめったら市街化しない、町にしないという位置づけのエリアを作ったりとかして、
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それでこう、メリハリのあるというか、乱立、勝手にならないような町づくりがされるようになっているということで、そういうわけなんで、最初の方にですね、
土地を持っているのは民間の人が多いですよと言いましたけれども、それとは全然、もう一つ上のレイヤーで、その土地利用に方向付けをするという役割を自治体が担っていて、
ちょっと後で、じゃあそこに健康がどうかかってくるかって話をします。
それで、今のが都市計画事業っていうやつで、どっちかっていうと、たぶん私、でもそうか、都市計画事業ってことで、町づくりの基本方針を作るっていう自治体の営み。
それとまた、事業の枠組みの違うものとして、土地区画整理事業っていうのがあるみたいで、これっていうのは主に住宅地とかなのかな、
の利用方法を、その地と住んでいる住民の人が主体になって、再編するっていう、そういう事業みたいですね。
それで、結構これやるときには、また、高度の形が変わったりするんで、昔の例えば田んぼの、そのあぜ道とか田んぼの、その土地の所有の形に従って、
道作って、で、もともと田んぼだったところに住宅作って、とかなってると、なんかその歩道がない道が多かったりとか、一方通行になっちゃったりとかして、
結構住みにくいし、子供が学校を変えるのは危ないみたいな、そういうところで土地区画整理とかっていうと、もうちょっとちゃんときちんとした太い道路を通しましょうと。
しかも、住宅地の形もきれいにしましょうとか、なんか雪堂義務とかいうところがこれに合わせて守られたような土地の区画にしましょうとか、
なんか多分いろいろあったりするんだと思うんですけど、そういうのを官民一体になってやるっていったときに、あと水道のルートとか変わったりね、下水のルートも変わったりしますんで、
それが地域の住民の人と所管している自治体が一体になって行うっていう土地区画整理事業。
それから市街地の再開発事業、これもよく言いますよね。渋谷の駅の再開発とか、今丸の内の再開発とかもあったり、森ビルの虎の門のやつとかもありますけれども、
そういうふうにこれはどっちかというと住宅地というよりも市街地、商業地域とかの土地の利用を再編成するようなプロジェクトで、これも官民一体になって行って、デベロッパーさん、それこそ森ビルとか、あるいは三道寺寺省とか、そういうところがイニシアチビルを取る場合もあるのかなーなんて思うんですけど、すいません、私ちょっと詳しくそこよくわかってないです。
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そういった部分で、建構の役割はどういう部分かというと、自治体が作るマスタープランの策定、これには結構がっつり建構が関わるみたいです。
そのプランを作る、土地計画マスタープランという書類ができたりするみたいなんですけど、その書類を実際に作ったりとか、用土地域の図を作ったりとか、法律制度の専門家だったりとして、建構が関わると。
あと、まあ多分ですね、特定の自治体がマスタープランを作ろうと思った時には、多分自分の過去のマスタープラン、自分の地域の過去のマスタープランは知ってるんだろうけれども、
他の自治体でのその事例なんかは、やっぱり建構の方がよく知ってたりするということで、その策定業務というものを発注して、建構が受注してやったりしてるってことがあるみたいですね。
当然、自治体と一緒に作っていくっていうわけですけれども、そこに建構が専門家として関わっていくってことですね。
あとですね、土地計画マスタープランを作る上では、やっぱり審議会っていうのを作るみたいですね。
そこに私が見たですね、なんかちょっといくつか見てみたんですけど、仙台市の例とかだったりすると、地方の議員さんとか、あと大学の教授とか、そういう人が入って、
議員さんというのは、市民の声の代表という位置付けだと思うんですけど、都市計画審議会っていう委員会を作って、その委員会の中で意思決定をしていくっていうみたいですけど、
その委員会の運営なんかもおそらく、建構が受け入って、いついつにこの場所でやりましょうとか、資料を手配したりとかいうことをしてるんじゃないかと思います。
あと、市民説明とか、住民説明とか、市民参画とか、そういうのも、自治体の職員さんだけではやりきれない部分を、
建構の受け負った、受注した業者がサポートしたりになったりするっていう関わり方をしてると思います。
そういう感じで、あの街づくりの基本方針を作るそのマスタープランに対して、建構が負っている部分っていうのは大きいみたいですね。
で、今言ったのはマスタープランの話ですけど、なんかいろんなですね、自治体総合計画とか、法廷都市計画とか、あと街づくり条例に基づく計画とか、地方創生戦略とか、
なんかいろんなやっぱりですね、街を作ったり、あるいは、街を作ったり、街づくりにもいろんなアプローチ、枠組みがあって、
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そこに対して専門家として、健根の企業が携わっている部分は大きいみたいです。
私ちょっとやっぱり都市計画の人と一緒に仕事をしたことがないんで、あんまりちょっと実体験としてわからないんですけど、
あとですね、今そういう計画を作る業務を受け追ってやるっていう部分もそうだし、計画を健根が作るのになるというよりも、
関係者が多い場合のコーディネート役っていうのも健根になっている場合もあるみたいですね。
さっき言った都市の再開発とかはどうなのかな、プレイヤーがたくさん多い場合に、
その全体のプロジェクトマネージメントとかコーディネートをするということも健根になってたりするみたいです。
この都市計画とか街に対して健根がどうかかってるかっていうのは、実は私ずっと興味があって、
特に今回のコロナで土地の利用とかって変わってくるんじゃないかな、なんか思ってたりして、どうなんですかね。
飲食店とかもソーシャルディスタンス、今壁を作ってますけど、何だろうな、なんかわかんないけど、
街の使い方、こういう条件を満たせば感染リスクをすごく下げられるから営業してもいいですとか、お酒飲んでも大丈夫ですとかなんないんですかね、
なったりした場合に街の使い方とか街に求められる機能とかって変わってたりしないのかな、なんかいうようなことを思っていて、
そういう時に健根が街っていうものに対してどういう風に関わってるのか、私ちょっと理解不足のところがあるので、
ちょっとこの都市計画鑑の話は、私の優先的な宿題として、ちょっと優先的って言ってるのはこれとプラスあと環境ですね、私の中で。
理解不足で宿題になってるもの。環境よりも先にこの都市計画の話については、ちょっと学びつつ、アップデートしつつ、
アップデートした内容を紹介していくようなこともこの番組でしていきたいなと思っておりますが、ちょっと内容が深みがないかもしれませんけれども、
ちょっとこの一連の技術分野紹介シリーズとしてはここまでとしたいと思います。都市計画のご紹介でした。最後まで聞いていただきありがとうございました。
♪~
[音楽]
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