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ご当地ソング捜索隊ポッドキャスト おばんです。
この配信は日本のどこかを描いた歌1曲と その場所にまつわる話をしていきます。
お相手はMC ワタンドです。 よろしくお願いします。
さあ、今回紹介する曲は ユイのマフラーという曲です。
この歌は福岡県フッツ市にあります 宮地嶽神社という神社が出てきます。
この神社は絶景が有名な神社なんですね。
航空会社のCMで嵐出演でも話題になったりしました。
神社自体は丘の上にあって 丘から石段があって下りていくと
そこの先にもまっすぐ山道があるという感じ。
鳥居から町を見下ろすとまっすぐ石段と道が伸びて その先に海があって
そこに夕日がぴったり沈む 山道の先っちょにちょうど沈むタイミングがあって
町がオレンジ色に染まる。 そんな景色がすごい有名な場所になっています。
この絶景の場所に神社を作ったということですからね。
太古の人はやっぱりここに神が宿る この景色こそ神だというふうな思いもあって
作ったんだろうなというのにも ちょっと思いがせられると思います。
太陽の沈む場所とかも毎日ちょっとずれるわけじゃないですか。
どんぴしゃで沈んでるなっていうのは 年間限られるタイミングだと思うんですよね。
シーズンによっても空の見え方とかも違うし もちろん天気によっても全然違うわけだし
そういう意味ではここに神社は作ったけど いつでも見られるわけじゃなくて
その絶景を神様だとしていたのなら 神様に会えるタイミングっていうのは
いつでもじゃなくて気まぐれだったんだろうな というふうに思って
そういったところも含めて 太古の人たちは色々
今日は神様いないなとか あっ会えた!みたいな感じで
色々あったのかなというようなことも思ったりします。
子供向けの理科の本みたいなのよく最近見るんだけど
そうすると地軸がずれていて 四季が生まれましたとか
南半球と北半球で気候の違いが生まれましたとか 色々出てくるんですよね。
1年で太陽の周りを巡ることで 季節が巡りますみたいなのをよく見るんですけど
よくできてるなっていうふうに思うんですよ。
システム的に作り上げられたわけではないから むしろずれるのが普通なのかと思うんですけど
1年という季節で一循環してまた巡ってくる。
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で、同じことがもう一度始まるっていうのは 非常にいいなって思うんですよね。
毎日毎日きっかけ同じ場所に 例えば太陽も沈むし
気温もだいたい毎日一緒ぐらいみたいなことだったら 絶対飽きちゃうと思うんだよね。
同じ天気だし何の変化もないと思うんだよね。
変化があるからやっぱ面白いし 人生もそうじゃないですか。
違うことが起こるし、かつ自分で変化を望んでいったり その変化を求めていったりできることで
こんなこともあるな、気づきもあるしさ、 新しい楽しみも見つかると思うんだよね。
で、全く予想がつかないわけじゃなくて 巡るっていうのもポイントだなと思うんですよ。
また1年後にはこの季節がやってくるな、 好きな季節がやってくるなとか
またいつかこのタイミングが来るだろうなっていうふうな 循環があるっていうところもすごいいいと思うんですね。
これも同じく人間関係とも同じかなと思ってて。
別れで会ったとしても、またどこかでいつか会えるかもな っていうふうに思ったりすることもあるし
今はちょっと縁がなかったけど、いつか一緒に何かできるかもな みたいなことだったり。
終わりじゃなくていつかまたタイミングがある みたいなっていうところが
僕すごい好きだなっていうふうに思うんですね。
非常にフワッとした話をし続けてるんだけど、
そういう同じじゃないからこそ生まれる信仰というか 神様も気まぐれでさ、時々会えるかなみたいな
というところがちょうど神様の存在を認識するのにも 良かったのかなというふうに思うんですね。
そんなちょっとこのすげえいい場所に神社作ったなっていうところから
めちゃめちゃフワッとした話をしたんだけど、
丘の上にある神社に男女で行くっていう歌でもあるんで
めちゃめちゃ憎いかつ羨ましいなって
素敵だなっていうところもこの歌の聞きどころなんで ぜひ聴いてみてください。
近くにいい神社ないかな。
丘の上の神社大好きの私でございました。
そんなわけで聴いていただきましょう。
ユイ・マフラー