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2023-11-19 05:21

配信066@岩代駅:ひとが消えた文明はもうすぐそばに

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人が滅びた世界の岩代駅が舞台の【テングサの歌/谷山浩子】から、人が消えた文明が生まれ始めているんじゃないかという話。
【番組紹介】
唯一無二のご当地ソング専門メディア。日本各地に散らばるご当地ソングを探し、音楽を通じて見えてくる都市や地域の魅力について語らう番組。府中コミュニティFMで放映中のラジオ番組と連動しつつ、ラジオのバックナンバーと、podcast専用配信をお届けします。ラジオ番組「ご当地ソング捜索隊」は、毎月第2土曜日 ~で絶賛放送中。
【パーソナリティ】
◆ワタンド: ラジオ・配信のパーソナリティ。都市と音楽を愛するご当地ソングコレクター。不動産開発やコンサルタントなどで日本各地のまちづくりを行う。
◆しゃり: ラジオのパーソナリティ。ご当地ソングは素人。海外在住のエンジニアで主にリモート参加。
【Twitter】https://twitter.com/RRwatandia
【BLOG】https://sublife.hatenablog.com/
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ご当地ソング捜索隊ポッドキャスト。この配信は、日本のどこかを描いた歌い曲と、その場所にまつがるエピソードをお話ししていく配信です。
ご相手は、mc ワタンドです。よろしくお願い致します。はい、そんなわけで、今回お届けする曲は谷山博子さんの天草の歌という曲です。
この歌に出てくる場所は、和歌山県の岩代駅という場所です。この岩代駅はJR規制本線の駅になってまして、JR規制本線は三重県の亀山駅から和歌山県の和歌山市駅までを結ぶ路線で、
歌詞の内容がまた、とても独特なんですよ。主人公は歌のタイトルにもなっています天草です。
天草君が主人公というところで、そしてその暮らす世界が人間が滅びた世界なんですね。人間が滅びた岩代駅、ここにいる天草の物語という感じになっています。
人間が滅びたというのはちょっと物騒な世界感かなという風にも感じるんですけども、曲は非常に穏やかというかポップというか濃厚とする柔らかい感じの曲になっていますので、天草らしい、天草らしいのかちょっとわかんないですけど、温かい感じの雰囲気が出ている曲になっています。
人間が滅びた世界というのがまた面白いですね。人間が滅びた世界に岩代駅がどんな感じで残っているのかなみたいなのもちょっと思いを馳せてしまいますね。高い塔とか、それこそ自由の女神とかそういうものは文明が滅びた後に残っているのかなというふうな猿の惑星的なイメージはちょっとありますけども、駅とかちょっとした家屋とかそういったのはね、本当に人間が滅ぶっていうのが千年万年とかそういう単位なのか
かなと考えた時にどこまで残っているかは不思議なところでもありますけどちょっとね、そんなところにも思いを馳せられる曲でございます。
今ちょっとね千年万年と言いましたけど、人間がね本当にいなくなった時に何が起こっているのかなっていうのはね、ちょっと想像もつかないしファンタジーの世界だなというふうに思うんですけど、
なんかちょっとずつそういう世界は日本で出てきているのかなと、人類が滅びた世界の先取りみたいな場所が出てくるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
人口も減ってきている中で、やっぱりもう新しいものを作るっていうよりはね、今まで作ったもののメンテナンスすらもうままならないみたいなちょっと時代にちょっと突入しているのかなというふうに感じています。
自治体によってはこう作った橋のメンテナンスがもうできないし、新しくかけ替えるほどの予算もないしということになるとあんまり使われない橋はもうそのまま放置しようというような話とかも聞くようになってきました。
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空き家みたいなものもあるしその一端かなと思っていて、作った家だけどもう住む人を継承する人がいない、そういった村単位でそういうのが出てくればね、そういったところはもう人がいなくなった文明という感じになるのかなというふうに思います。
現代でもそういうところが場所によっては出てきているというふうに考えると、これからどんどん人口が減っていくという感じになっちゃうと、まあキラキラとそういう場所が出てきて集まっていくっていうのもおかしくないのかなというふうに思うんですね。
で、そういうのがね、国とか自治体が持っているんだったら何とか管理しようとか入らないように取り壊そうとかということになるのかもしれないけど、なかなか個人が持っててもう住む人もいなくなっちゃったというふうになると、そういう場所が立ち入り禁止みたいな感じになって、場合によっては誰も入らないまま忘れ去られていくみたいなエリアが本当に20年、10年単位とかでも出てくるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
そういう場所はある種この世界が描くような人がいなくなって取り残された文明というふうにも言えるのかなというふうに思っていて、そういったものがどうなっていくのかなみたいなちょっとファンタジーでこういう世界観が好きな僕としては気になるし、インフラですとか街づくりみたいなのにちょっと関わっている身としてはそういうものどうしていくのがいいんだろうみたいなね、ちょっといろいろ考えちゃうなというところにも思います。
廃線した、この歌が描かれているのは駅ですけども、廃線になる路線とかもあるじゃないですか。そういったところも全部剥がすわけじゃなくて、そのまま残すみたいな場合もありますしね、そういったところが人がいなくなった文明というか自然にそのまま生み込まれていくのか、別の形で人にめでられて見つけられて人が来るような場所に変わっていくのか、ちょっとそういうのは本当にどうなるかわからないけれども、そういったところも全部剥がすわけじゃなくて、そのまま残すみたいな場合もありますしね、そういったところが人がいなくなった文明というか自然にそのまま生み込まれていくのか、別の形で人にめでられて見つけられて人が
そういった世界にも少し足を突っ込んでいるのかなというところに思うと、切なさとともにちょっと自分がどう生きていくのかなというのもちょっと考えさせられるなというふうに思ったりもします。
そんなわけで、人間がいなくなった世界、そんなのも想像しながら聴いてもらえればというふうに思います。
聴いていただきましょう。谷山裕子さんで天草の歌。
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