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2025-05-30 07:32

配信250:メンターや師匠が欲しかった

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日本の伝統文化に見られる師弟制度に思いを馳せながら、僕は良いメンターに出会えてこなかったなという話。


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地名が出てくる歌のコレクターによる、偏愛に満ちた配信です。出来るだけ毎日配信しています。

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サマリー

メンターや師匠の重要性を探求し、現代における影響を見つめ直すエピソードです。伝統文化における師弟関係の形態や現代のビジネスシーンにおけるメンター制度の変遷について語ります。

メンターや師匠の重要性
お盤です。地名が出てくる歌のコレクターは、担当がお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
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今回は、メンターが欲しかった、という話です。
ネットフリックスのドラマ、サンクチュアリーというのを見終わりました。
これは、大相撲が舞台の話で、若い大相撲界に入った青年の成長物語というような感じになっています。
良かったですね。本筋の、あまり礼儀を知らないけど実力のある若者が、実力的にも精神的にも成長していくという本筋も面白かったです。
加えて、今のドラマにしては珍しく、説明しすぎないというか、解釈の余地のある部分もあったなと思っていて、
そこが面白いですね。見終わった後にどうだったのかなと思いを巡らせたりとか、自分なりの解釈ができるみたいなところもあって、そこも素敵でした。
大相撲の話で見る中で、そうなんだなと思ったところが、親方と相撲部屋に入った弟子たちの関係のところなんですよね。
本当に全ての生活を親方と共にしながら、精神的、肉体的、技術的、あらゆる面で親方に指示を得ながら成長していくという形なんだなと思って、
結構昔の日本の伝統文化というのは、こういう指定制度みたいな形で受け継がれていく、また学んでいくというところは多かったんだろうなというふうにも改めて感じました。
伝統文化で同じような関係性、近いのかなと思ったりしたのが落語家ですね。
落語家なんかも自分が選んだ師匠の下について、師匠のお世話とか芸ごとの、本当にゼロから手伝うところから始めて、
その隙間で芸を教えてもらって少しずつ覚えていくということで、芸が引き出しが増えていく中で少しずつ成長して、
親友知人になったら独立するというか、一人立ちみたいな関係性は結構大相撲の指定の関係に近いのかなというふうにも思ったんですよね。
あと、去年の後半に読んだ本で、津軽三味線の高橋築山という方が出てくる本を読んだんですよ。
現代のメンター制度
それは男の高橋築山という初代の方に、女性の今2代目になっている方がついて本当に芸を学んでいくというふうなところが話として出てきていました。
その中で本当に若い、まだ10代の頃から師匠について、日本全国を旅しながら、暮らしを共にしながら技術を身につけていくという形で、
本当に家族同然になる中であらゆるものを学んでいくというところだったんですよね。
今はそういう文化はなかなか限られてきちゃってるんだろうなというふうにも思います。
プライベートみたいなところが重視されたりだとか、技術を学ぶにしても、見て盗めみたいなものとか、
期間を何年経たないと上がれないみたいな、そういったところが非効率的だみたいな形に言われるようにもなりましたよね。
寿司職人なんかももしかしたら指定制度に近いところがあったのかなと思うんですけども、
寿司なんかそんな10年経たないと握れないっておかしいだろうみたいな話でも本当にYouTubeで学んでできるというような形で寿司屋になっている人もいますよね、今。
もしかしたらスモーはちょっと難しいかもしれないけど、落語とかをYouTubeだけで見て覚えたみたいなことで上手に話せるみたいな人は今後出てくるかもしれないと思うんですね。
とはいっても落語文化圏の中で、それで出てきた人が落語界の中で活躍するというのは難しいんだとは思うんですけども、
技術的なところだけを見て、ネットの情報だけで成長できるっていう人が出てきてもおかしくないんだろうなと思います。
時代によって今の昔の指定制度がそぐわなくなってきている一方で、その指定制度って面白いしそれによる凄みもあるなというふうにもサンクチュアリーを見ていたりとか、
さっき言ったような話を見ていても言いました。
ビジネスシーンと言いますかね、お仕事の中でもそういったところがかつては結構色濃かったのかなと思うんですよね。
カバン持ちみたいなところから始めて仕事を覚えていくみたいな形ですよね。
今はもう少し言い方が変わって、メンターみたいな言い方されますよね。
先輩社員がいて相談に乗ってくれるぐらいのものから、本当に自分のビジネス感の支えになるロールモデルみたいな感じの人をメンターと指す場合もあったりしますよね。
僕、伝統文化の指定制度で、自分がその環境に身を置きたいかは別としてすごいなというふうなところに思った裏側として、自分にはそういう思想的な人はいなかったなというふうに思ったんですよね。
これまで仕事の中でいい上司だったなという人はいるんですけれども、それは本当に特定のポイントでしか関われていないかなと思っています。
かつ、そういう方に出会ったのは結構後半だったかもなというふうにも思っていて、
初めて仕事をし始めたときに何から何までお手本にできるようなメンターになるような方とかっていうのがいたわけではないなというふうにも思って、
そういう人がいる環境で若い頃研鑽を積むみたいなのも最初の形としてありだったのかなみたいな、
イフの話というかもしもの、今あり得ない話なんだけども、そういったところもちょっと考えたりもしました。
今の時代はなかなかそういう、運でしか本当に学べるメンターみたいな人に出会える環境がないのかもしれないですよね。
もしくは、いわゆる指定制度で全てを捧げる師匠みたいな、全てを教えてもらう師匠というよりは、
いろんな自分の分野に応じてお手本になる人みたいなのを見つけていくというものなのかもしれないですし、
生活面ではこの人、精神面ではこの人の考え方を参考にしようと、技術面ではこれを見て学ぼうと、そういうふうなものなのかもしれないですね。
そんなわけで、ちょっと取り留めもなくなっちゃったんだけど、自分にはあんまりメンターがいなかったなというところを、
こういった指定制度の作品を見る中でちょっと感じましたという話です。
またお会いいたしましょう。
おばんでした。
07:32

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