1. ご当地ソングが好きすぎる
  2. 配信235:駅の中に公園があっ..
2025-05-15 06:33

配信235:駅の中に公園があった。みんなゴロゴロしてた。

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駅の中の公園に行ったら、みんな横になってくつろいでいた。めっちゃいい場所だなという話。

【番組紹介】
・地名が出てくる歌のコレクターによる配信。
・国内唯一のご当地ソングメディア「ご当地ソング捜索隊」(府中コミュニティFMラジオフチューズ内のラジオ番組)のバックナンバーも、時々お届けします。
・ラジオ放送は、毎月第4土曜日 ~絶賛放送中。

【パーソナリティ】
◆ワタンド
本配信のメインパーソナリティ。地名が出てくる歌のコレクター。都市と音楽が大好き。多摩地域で暮らす。
◆しゃり
ラジオ放送のパーソナリティ。ご当地ソングは素人。オーストラリア在住のエンジニアで主にリモート参加。

【Twitter】
https://twitter.com/RRwatandia
【note】
https://note.com/localsong

サマリー

高輪ゲートウェイ駅には、公園のようなスペースがあり、若者たちがリラックスしながら自由に過ごしています。この駅は未来を意識した実験的な街の一部であり、新しい過ごし方を提供しています。

高輪ゲートウェイ駅の新しい試み
お盤です。地名が出てくる歌のコレクターは、単独がお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
番組が面白いと思ってくれたら、いいね、シェアの方もよろしくお願いします。
今回は、駅の中で横になりたいですという話です。
山手線に高輪ゲートウェイ駅という駅があります。
ここは2020年に作られた山手線の中では、とても新しい駅になっています。
最近、駅の周りの施設が街開きという形で利用できるようになりました。
街自体は未来を意識して、実験的な街にしていきます、みたいなことが歌われています。
駅自体も5年前にできた時から、実験的な駅にしていきましょうという感じで、いろんな取り組みが進められてきました。
今回立ち寄った時に、駅の中に公園を作ろうみたいな思想で、人工芝のスペースができていて、それがすごい面白かったんですよ。
凸凹のある人工芝のブロックみたいなのが一角にポーンとあって、凸凹と言っても緩やかな凸凹という感じなんですよね。
そこに靴を脱いで上がっていいですよ、みたいな風になっていました。
ここに結構若い人が多くいて、みんな横になっているんですよ。
高校生とかが結構目立っていたし、他は20代くらいの人が多いんじゃないかな。
ちらちらおじさんとかもいたけれども、全体的に若い人が使っているなという印象でした。
みんな横になってスマホで音楽か映像か見ているかという過ごし方だったり、あとは本を読んでいる人もいたかな。
高校生が近くで買ってきたカフェを飲みながら談笑しているみたいなのも眩しくていいなと思いました。
この駅はガラス張りでパーンと視界が広がっているので、横になりながら都会の街をめちゃめちゃ見ながらゆっくり過ごせるみたいな空間なので、いい場所だなと都会的な公園だなと思いました。
これが駅の中で横になっちゃうみたいなのが見たことのない光景だなと思って。
かつ、こういう横になれるスペースとか、フリーでみんな自由に過ごしていいですよとかなったら、
変な汚いおっちゃんが横になってだらだら過ごして誰も寄りつかなくなるとかになりかねえなと思ったんだよね。
全然そうなってなくて、若者のたまり場になっていて、すごい爽やかな印象になっていました。
これ言うと、おっちゃんはダメで若者がいいのかって話になっちゃう。
でも、そうとは違って、いろんな過ごし方が、ただだらだら過ごして誰も近寄りにくい場所というより、
結構誰でも立ち寄っていいですよという雰囲気になってたんですね。
目的のない時間の過ごし方
なんでこうなったんだろうって思ったんですね。
多分新宿とか渋谷の駅の中にこういうもんを置いても、多分めちゃくちゃになると思うんでね。
ビッチリみんなが座ってコーヒー飲むか、横になれるかどうかみたいな感じもあるかないか。
もしくはさっき言ったように、ちょっと変わり者の人がいてみんなが寄りつかなくなっちゃうか、どっちかかなと思ったんだよね。
一方でこの高輪駅という、ある種まだ何かようわからんくてできたばっかで何しに行くのみたいな場所だからこそ人がまばらなんですよね。
過ごし方が決まってない駅っていうかさ、新宿行ったら買い物とか働きに行くとか、乗り換えみたいな。
明確に目的が決まってる人が通るから、忙しないしガンガン人も通過するし忙しいみたいな場所だと思うんだよね。
一方でこの高輪ゲートウェイ駅っていうのが目的もあるんだかないんだかわからない場所だし、
降りる人もちょっとものみうさんというか、なんか覗いてみるかみたいな。
時間にゆとりがある人がちょっと立ち寄ってみるみたいな感じの人が多分まだ多いんですよ。
だから、ゆとりがあるから、場所あるから少しゴロンとしていこうかなみたいな、
ちょうどこの公園的な場所とここにいる人のニーズがマッチして、ああいう使い方になったんだろうなというふうにも思いました。
これから駅前がオフィスビルとかがあったりするし、ホールみたいなのも出たりするので、
イベントとかもこれからたくさんやるんだと思うんだよね。
そうしていろんな人が出入りするようになっちゃうと、今の光景はもしかしたら見れなくなるかもなというふうにも思いました。
東京の中で、なんかよくわからないけど目的があんまりない街みたいな。
だけどたっぷりスペースがある場所みたいなのが非常にレアで、
その特異点だからこそ生まれたゆったりとした時間の過ごし方、目的がない時間の使い方ができてるんだなというふうにも思いました。
心にゆとりがある時にゆとりのある場所に行くっていうのは大切だなというふうにも思いましたね。
めっちゃ忙しい時に過ごしやすい場所があっても、こんなところで横になってらんねーよっていうところに思うだろうし、
ゆったりしたい時に来ると全然場所ないみたいな感じのところも多いだろうし、
そこがうまくマッチする場所を提案しているという意味で、この駅の中のスペースというのは面白いなと思いました。
僕はちょっとあまり長居できなかったので、横にならずに帰ってきちゃったんだけど、
いやー、あそこで昼寝ぐらいしても気持ちいいかもね。
完全に屋外の公園だったらあそこまでならなくて、駅の中っていう、ある種、運賃を払って、切符代払って入っている空間だから、
ちょっとプチセキュリティが保たれているっていう感じもあるのもいいのかなと思ったんでね。
いくつかの要素がかみ合ったゆったりとした過ごし方ができるんだろうなというふうにも思いました。
今回は駅の中で見つけたとても緩やかな空間、余裕のある場所というものが東京にも作り得るんだなというところで、
少しご紹介させていただきました。またお会いいたしましょう。おばんでした。
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