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2025-11-14 18:57

配信332:ポッドキャストとストック資産

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今回から少しリニューアルしてお届けします。ポッドキャストをストック型の資産にしていきたいなと思っています。


▶番組紹介

ご当地ソングが好きすぎるワタンドによる、偏愛に満ちた日常と音楽についてのポッドキャスト。出来るだけ毎日配信しています。

国内唯一のご当地ソング専門のラジオ番組「ご当地ソング捜索隊」(コミュニティFM・ラジオTAMAリバー)のバックナンバーも月イチでお届けします。

ちなみにラジオ放送は、毎月第4土曜日 ~で放送中、聞いてね。

▶プロフィール

ワタンド

「ご当地ソング」や「地名が出てくる歌」のコレクター|仕事はまちづくり|地元ラジオ局のDJ|東京・多摩エリア住| よさこいの踊り子|推している日本酒は「喜正(東京)」「伯楽星(宮城)」 

Twitter:https://twitter.com/RRwatandia

note:https://note.com/localsong

LISTEN: https://listen.style/p/localsong

▶おたより

番組へのメッセージはこちらからお寄せください。


https://forms.gle/DmZKdjGR4Dwg7ng69

サマリー

ポッドキャスト「ご当地ソングが好きすぎる」は、リニューアルを経てご当地ソングを中心にさまざまなトピックを深く掘り下げる方針に転換します。特に、ポッドキャストのストック性について考察し、過去の放送との関連性にも触れます。ポッドキャストは、その瞬間の思考や価値観をアーカイブする手段として重要です。また、ご当地ソングは地域の文化やテクノロジーを反映した価値を持ち、歴史的な資料としての役割を果たす可能性があります。

ポッドキャストのリニューアル
ご当地ソングが好きすぎる! ワタンドによる変愛に満ちた日常と音楽についてのポッドキャストです。
ちょっと久しぶりになっていたんですけども、番組をリニューアルして、今回からお届けしていこうかなと思っています。
番組のタイトルも変えました。
ご当地ソングが好きすぎるというタイトルになっています。
前は、指名が出てくる歌が好きという感じなので、同じことを言ってるんじゃないかって話なんだけど、ちょっと新規一点かなと思っています。
この間、番組のタイトルを何度も変えようとしたりして迷ってました。
このポッドキャストはもともとは、それこそご当地ソングをテーマに扱って始まったんですけども、
その後、日常的な話題とか、日々の暮らしの中でのちょっとしたエピソードみたいなことも話すようになってきていました。
それで、長く続いてきたし、いろいろ話せたなというふうに思っていました。
その中で雑記系と言いますか、雑談系だなというところもあったので、雑談系のポッドキャストに舵を切ろうかなということで、ちょっと迷ってたんですよ。
この放送の前回放送は番組タイトルのちょっと悩みについて話していましたが、タイトルを具体的に言うと、「たまものブログ」というブログでやろうかなという感じで、
1回設定を変えるとこまで至ったんだけど、思い直しましたというところです。
番組タイトルを変えてリニューアルするというところに思った話なんですけども、とりあえず放送のスタイルがまず変わります。
これまで毎日配信と言いながら毎日は配信してなかった、週3とか週4とかぐらいの配信だったんですね。
これからは週1本にしようかなと思っています。
そして、基本的には日常のことを話すものから、ご当地ソングを軸に僕の偏愛するものだとかをちょっと深く考えて考察した上で、光を当てて話していくということで考えています。
なので、頻度は落ちるけれどもその分濃くするみたいな感じで思っています。
放送の長さもちょっと増えることになるかなというところです。
ストック性の探求
リニューアルにあたって非常にいろんなポッドキャストを調べました。
面白いね、ポッドキャスト。
最近はいろんな人が始めているのもあって、始めたばかりっていうのも面白いし、どんなコンセプトでやっているのかなとか話している人のプロフィールも面白いし、聞かせ方、演出みたいなところも非常に免許になりました。
タイトルとかアートワークも調べましたね。
そんな中で、ポッドキャストはやっぱりマニアックにした方がいいなということに至りました。
僕、他のSNSもやっているんですよ。
NOTEとかXとかやっています。
そっちはプラットフォームの都合もあるところだけど、非常に軽めである程度わかりやすく書くようにしています。
話題も一応広く書いているところがあるんですよね。
だから軽めにいろんな話題みたいなところは他のSNSでできているなというふうに思ったので、ポッドキャストはとことん特化して好きなものを濃くやるようにしようかなというふうに思ったんですね。
ポッドキャストは結構長く聞いてもらえるみたいなところもよく言われるので、長く聞いてもらえるというのは離脱率が低いというところなのかな。
長く聞いてもらえればある程度長時間でも聞いてもらいやすいというところがあるので、長尺で深く話してもいいかなというところです。
他のSNSでやれていない話もやりたいし、とことん自分の好きなものをガッツリやるっていうのもいいかなというふうにも思いました。
このリニューアルにあたって一つ大きな思いがありました。それが今回の話題のテーマでもあるんですけれども、ポッドキャストはストックになるのかという話です。
ストック、積み上がり型で資産になるようなコンテンツという意味です。
一般的に、さっき言った僕がやっているSNSというと、Xはフローのコンテンツと呼ばれています。
ノートはストック性が高いというふうに言われています。
Xはすぐ流れていっちゃうし、反応とか時事とかそういう感じなので、みんな瞬間瞬間のことを書くけれども、後からそんなに振り返ることは少ないかなと思います。
一方でノートなんかは過去に書いたものを紐付けたりもできるし、そういったものを読んでもらいやすいというところがあるのかなと思うんですよね。
ポッドキャストっていうのがどうなのかはちょっと分からないんだけど、聞いてもらえるようにしたいなというふうに思っているんですよね。
自分も過去のものを聞きたいなというふうに思っています。
最近よく聞いた中で東北大学NOWチャンネルというポッドキャストが非常に面白かったんですよ。
この東北大学は僕の母校でもあるので、後輩の方が喋っているポッドキャストというふうになっていました。
個人がやっているんじゃなくて、多分大学がちゃんとバックについて大学のことをPRできるようなポッドキャストとして作られているものでした。
話題が非常に多岐に渡っていて、大学に関心がある高校生とかが大学のことを知りたいなと思ったときに聞けるようなコンテンツになっていたんですよね。
話題もそれぞれ毎回違う話題で、アルバイトとか一人暮らしとか研究室、授業の取り方、仙台のお店とかいろいろと異なる話題をやっていたので、
かつ結構過去のものだけれども、毎年毎年大学を受けようかなと思った人たちがみんな繰り返し聞いてくれるコンテンツなんだろうなというふうにも思ったんですよ。
僕のやつもそういうふうに後になっても聞いてもらいたいなと思っているとか、自分でも何言ってたかなというふうなことが振り返れるような形のコンテンツになったらいいなというところを思ってはいます。
一般的にストック型の記事ってよく言われるのは、普遍性があること。
そして、普遍性があるからこそ価値のめべりしないこと。
結果として長期間見られることというものがストック記事、ストック性のあるものというふうに言われたりします。
僕がご当地ソングを切り口にこういう話をしようとした時に、一個一個の歌がどうじゃらというふうなものというよりは、
ご当地ソングとかローカルと歌の関わりみたいなところの中から普遍的なところの話題をできればなというふうに思っています。
例えば都市論とかローカル論みたいなものですね。
街の変遷がこれまで日本の文化でどう変わってきたのかみたいな話だとか、地方って今どういうふうになってるよねみたいな話とか。
あと、物を好きになる、懐かしいなとか、逆に街が嫌いだなというふうに思うような愛着論みたいなところとかを切り口にいろいろ話してみるのもいいかなと思っています。
また音楽性みたいなところからご当地ソングを解釈するみたいなのも面白いかなというふうにも思っています。
こういうある程度普遍的かつ一般論の視点からご当地ソングを横串で考えることで、
ご当地ソング一曲一曲がよく知らんけれども、そういう聞き方ができるのねみたいなところとかも扱えればなというふうにも思っています。
毎週一つずつ違った視点での話題をしながらストック型で見ていって、それぞれの聞き方を踏まえた上で聞くと過去の放送もこういう見え方もするんだなみたいな感じになるといいかなと思っています。
いや、ポッドキャストでさ、ポッドキャスト界のスーパーレジェンドで古典ラジオっていうものがあります。ご存知ですかね。
歴史について語らうポッドキャストなんですけども、あれなんかは過去にやられた放送と新しい放送で繋がる部分があったりするんですよね。
だから、ああ確かに昔言ってたから聞き返そうみたいなことが結構あるんだよね。
最近の時代の話をしてた時に、過去の時代の話のところが引用される時に、それぞれにするともっとよくわかるみたいなことがあったりするのかなと思います。
いろんな視点があることで、同じものでも聞き方、見え方が変わってくるなというところができたらいいなというふうにも思っている感じですかね。
結構ハードルが上がってるかな。
話題については僕が調べきれないところ、持ってる知識だけじゃ足りないところもあるので、AIとかも使いつつ、かついろいろ調べたりしながら話していくという感じにしようと思ってます。
こんな感じでストック性のあるポッドキャストを目指していきますというのが大きな狙いというか目指すとこです。
ご当地ソングの文化的意義
ちょっと話題が変わるんだけど、ご当地ソング自体もストック性が高いと言いますか、時間をアーカイブしたものだなというふうに思ってるんですよ。
本質はあるいつかの時代を切り取ったものがご当地ソングだというふうに思ってます。
古くは民謡みたいなものですね。江戸時代に仕事の中で歌われていたものとか宗教というか祭事の中で歌われていたものとかいう歌が今でも残ってるわけですよ。
そういうものの中にはその当時の働き方とか当時の信仰心みたいなものがメロディーとか歌詞の中に閉じ込められてるんですよね。
牛をひいて荷物を運んでた歌、牛追いの間追いとかそういう感じの歌にはどういうルートを通ったとか、冬はここを通らない方がいいとかそういったものが秘められていたりするんですよ。
また祭事の中で歌われていた歌みたいなところから宗教性みたいなのが見えてきたりすることもありますよね。
歌詞だけじゃなくて田植えの時に歌われた歌みたいなものになると、リズムが田植えに特化したリズムになってたりするんですよね。
8ビートじゃなくて田植えのみたいな感じに合わせて節が刻まれてるっていうことで、市民の働き方みたいなところがそのまま歌自体に閉じ込められてるっていうところも面白いなと思うんですよ。
歌ってお上が作ってみんなに与えるものじゃなくて、ボトムアップの文化だと思うんですよね。
演劇とか、それこそ能とか歌舞伎とかになると、まるで文化人の人が作ってクリエイトして、それをある程度立場のある人が広めていってるっていうのは作品かなと思うんですよね。
一方で歌っていうのは本当に、今の時代は歌手みたいなとかアーティストが作ってそれを配るみたいな形になってるけれども、大昔の歌は本当に一人一人の人が歌って、誰かの歌ってたのを聞いて真似して、それでが広まっていくみたいな感じで、ガチボトムアップ文化だったわけでね。
過去の文化で文書とかよりもよっぽど音楽の方が一人一人の市民の視点が保存されてるものだよなというふうにも思うんですよ。平安時代の人の暮らしっていうものが、書物とかで残ってるものは貴族の人とかの視点が多いんだと思うんだけど、市民の人がどう暮らしてたかみたいなところとかは残されてなかったりするわけじゃん。
だからそういうところからも、歌っていうものが結構声なき声というか、声を持たない人の様子みたいなのも残されてるのもいいなというふうにも思うんですね。
昔の歌はそうかもしれないんだけど、じゃあ現代はどうなのと言われるかもしれません。確かに一時期は歌手が作って残す歌みたいなものしかなかったんだけども、現代になってあらゆる人がクリエイトしてあらゆるものが発信されるようになったから、本当に民謡と同じようにいろんな人の暮らしが歌として残るようになったなというふうにも思うんですよね。
どれくらいそれが残っていくものかはちょっとわからないけれども、時代時代を切り取ったものがたくさん残っていると思います。歌の中には結構、今だけの価値観とか、今にしかないテクノロジーみたいなものが風景の中に閉じ込められているなというふうに思うんですね。
昔、地方を歌った歌とかだと、ふるさとに残してきたお母さん、元気でやっていくかなみたいなところの視点で東北を思う歌みたいなのがあったりするわけだよね。けど今はさ、東北歌ったときにそういう切り口じゃなくて、あくまで東北に住んでいる地方在住の人の歌みたいな感じが多いかなと思ってて、みんなで上京して家族がふるさとに残されているみたいな文化性はもうちょっと昔の時代で、
その時しか歌われてなかった歌になるかなというふうに思うんだよね。結構ご当地ソングを見ても、その時の地域と価値観みたいなのが閉じ込められていると思うんだよ。
最近の歌でも、ベースボルベアーの、この歌でいつも出すんだけど、ベースボルベアーのA Happy New Yearという歌の中では、東京での初詣が描かれているんだけれども、神社でお参りをした後にカーシェアを使って湾岸エリアの晴海の方に初日の出を見に行こうみたいなシーンがあるんだよね。
そのカーシェアがあることで、サクッと移動して初日の出を見に行くみたいなことができるようになってるんだよ。それはすごいテクノロジーと重なった街の過ごし方であり、もう少ししたらカーシェアじゃなくて、自動運転ばっかりになってしまうと、カーシェア使って移動してたんだねっていうのは、本当に2010年代、2020年代だけの風景みたいなことになるかもしれないよね。
そういった意味で、ご当地ソングが描く歌詞の中には、価値観とかテクノロジーがその瞬間だけ閉じ込められているものがいっぱいあるなというふうにも思っています。
こんなところから市民の視点とか、日常の温度とか、時代の価値観を切り取る効果がご当地ソングにはあって、長い目で見たときには、きっと歴史的資料と同じような価値を持つものになるんじゃないかなというふうに僕は思っています。
ポッドキャストのリニューアル
だから、そこをメタというか、視点で見ると面白さがあるなというふうにも思っているものです。
そんなわけで、ご当地ソング自体にもストック性があるなというふうに思うんでね。
ちょっとここからは個人的な話になるけども、自分個人で見たときに、ポッドキャストというものがその瞬間瞬間を切り取ったものになるなというふうにも思っています。
そのご当地ソングが持つ瞬間のアーカイブを蓄積するものにも近いものかなというふうにも思っています。
このポッドキャストを長く続けていく中で、その時にどう思ってたかというところが、後で聞き返す中で、
この時は僕こういう価値観だったなとか、この時はこういうふうに思ってたけど、今思うと間違いだったなとかいうこともあるかもしれませんね。
時間が経つほど背景としての意味が増したりするかなというふうにも思っているので、
自分が後々振り返ったりするときに面白くなるかなというところをちょっと期待して、個人的にもそういう自分の思考をアーカイブしていこうというところも少し思っているところでございます。
そんなわけで、今回はポッドキャストをリニューアルするにあたって、ストックに行っていきたいなというところで、ストックコンテンツを目指していくにあたっての話をしてみました。
週1、毎回金曜放送かな。
そして最後に番組配信の中でした話題とかも含めて、1曲紹介して終わるという感じに考えています。
今回紹介する曲は、さっき話題の中で出したベースボールベアのA Happy New Yearという曲を紹介したいと思うので、よろしかったらこっちも合わせて聴いてみてください。
新年が近いので、春見で初日の出を見るというのをいつかやりたいなと思いながらできていない曲になっているので、春見で初日の出を見た人はぜひ教えてください。
ご当地ソングが好きすぎるの番組では皆様からのメッセージリクエストも募集していますので、番組の概要欄の方に投稿フォームを設けているので、そちらからお寄せいただければと思います。
このスタイルにするにあたって、こんな放送をやってほしいというところのご意見なんかもぜひお待ちしています。
そんなわけで、またお会いいたしましょう。
次回は何の話しようかな。
それはいいか。
次回またご紹介していこうと思います。
そんなわけで、またお会いいたしましょう。
おばんでした。
18:57

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