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お晩です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その歌が描く地域についてお話ししていきます。
お相手はMCワタンドです。よろしくお願いします。
そんなわけで、今回お届けする曲は、斉藤和義さんのメトロに乗ってという曲です。
この歌はタイトルの通り、メトロ、東京メトロ沿線の風景を歌った歌になっています。
というのもですね、東京メトロのCMソングとして、この曲が書き下ろされた曲なんですよね。
なので、東京メトロのPRというか、いい感じを見せるための曲というところもあるので、東京の素敵なスポットなんかが出てくる感じになっています。
東京メトロといったら、23区の地下にビッシリと張り巡らされている、アリノスのようにネットワークになっている路線ですからね。
東京にどこに行くにも東京メトロ、そして都営地下鉄を使うのかなという感じにもなりますからね。
本当に東京の大道脈、足ですよね。
この歌に出てくる場所としては、浅草でおみくじを引いているシーンなんかも出てくるし、
あとは神保町のあたりかな、古本屋とか山上ホテルなんてものも出てきます。
あとはどこだ、高楽園か。高楽園でボクシングを見に行こうなんて風景も出てくるんですよね。
東京メトロのCMもそうだけど、東京ってこんなコンテンツあったんだとか、こんなの知らなかったみたいなのが結構たくさんあって、
東京の街の奥深さ、日本の中心の多様な文化みたいなところもうかがいしれるので、
僕はCMすごい好きで、曲が変わるたび女優が変わるたび、毎回楽しみにしているCMですね。
この歌でいろんな東京の風景が出てくるんですけども、結構危機なフレーズがあって、それがこんなものなんです。
いつかそのうちに口癖になってた。明日が来るなんて当たり前じゃないんだ。というフレーズが出てきます。
だからいつか行こうじゃなくて、今行こうと。今東京メトロに乗ってくれと。
すぐにパスもでタッチしてちょっとでもお金を落としてくれという東京メトロからの切なる願いが込められた歌にもなっています。
このいつかそのうちにっていうのがね、口癖になりますよね。
朝今度飲みに行こうよみたいのもそうだし、今ちょっと行けるようになったらみんなで行こうかみたいのもそうだし、
ちょっと落ち着いたら集まりますかみたいのもそうだし、口癖になってないですかね。
まあね、やりたいなと思いながらちょっといろいろ整ってないからまた今度にしようっていつも毎日のようにみんな思ってると思います。
けどね今しかないんだよね。いつかは来るかどうかわからない。
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歌が言ってる通りに、行けるようになる環境っていうのがいつか来るかはわからないんだよね。
最近結構その手のメッセージをいくつか見て、ああそうだなーって思ってたんですね。
行きたいと思った時、その瞬間が今残りの人生であなたが一番若い時だと。
やりたいことがあるならできるかわからない。一緒に行ける人がその時、いつか来た時にいるかもわからない。お金があるかもわからない。
健康かどうかもわからない。すべてがわからないんだよね。
だから行きたいという気持ちが今、集まりたい、何かしたいという気持ちがあるなら今その瞬間に動き始めていいんじゃないかと。
未来にいつかやろうなんて、未来のために今を犠牲にするなんてもったいないじゃないのと。
こういうメッセージはなるほどなーと思って、そうやって先延ばし先延ばしにどうしてもしちゃうんだよね。
だけど、やりたいこといっぱいあるなって思った時に、1個でもちょっとでも、それが1ミリだけでもできることからやっていったりするっていうのは大切だなというふうに積み残し、人生のやりたいことを積んどくになっている。
今ね、非常に響いたりもして、いくつかそういうメッセージが重なったのもあって、この歌は特に染みているところです。
やっぱりね、どこかに出かけるっていうのが多くなったり、今他に忙しいことがあるなーとか思いますよね。
ちょっとね、そういう中でも時間はひねり出せるなと、お金もひねり出せるなというふうに思うからね、ちょっとでも1つでもやっていこうかなというふうに決意も込めて、こうしてポッドキャストに残しておきますので、今すぐやりましょう。あなたもです。
そんなわけで、聴いてください。斉藤和義、メトロに乗って。
