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2025-03-23 06:35

配信195:調布のテツミチでは道路に落書きできる

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調布にあるテツミチでは、道路に落書きができます。「道路に落書き」って、かつてはどちらかというと容認されていた行為。街とのかかわり方は変わっているという話。

【番組紹介】
・地名が出てくる歌のコレクターによる配信。
・国内唯一のご当地ソングメディア「ご当地ソング捜索隊」(府中コミュニティFMラジオフチューズ内のラジオ番組)のバックナンバーも、時々お届けします。
・ラジオ放送は、毎月第4土曜日 ~絶賛放送中。

【パーソナリティ】
◆ワタンド
本配信のメインパーソナリティ。地名が出てくる歌のコレクター。都市と音楽が大好き。多摩地域で暮らす。
◆しゃり
ラジオ放送のパーソナリティ。ご当地ソングは素人。オーストラリア在住のエンジニアで主にリモート参加。

【Twitter】
https://twitter.com/RRwatandia
【note】
https://note.com/localsong

サマリー

調布駅近くのテツミチでは、自由に落書きできるスペースが話題になっており、かつての道路での遊びの景色が今では少なくなっている社会の変化について語られています。また、街の浄化やルールの厳格化が個人の自由の抑圧につながる一方で、落書きスポットの人気がその欲求を受け入れる場になっていることも触れられています。

調布駅とテツミチについて
ご番です。地名が出てくる歌が好きなWATANDOがお届けするポッドキャストです。よろしくお願いします。
今回は、街を汚しちゃダメというのが一般的になったなというふうな話です。
最近、娘とですね、調布駅、京王線調布駅の近くのテツミチというふうなスペースに行きました。
ここは、一応法的には道路というふうな位置づけなんですけれども、京王電鉄が管理していて、普段は公園のように使える場所になっています。
ベンチがあったりとか、ちょっと遊べそうな場所があったりとかというようなところです。
その一角にですね、チョークで自由に落書きしていいスペースがあるんですよ。
チョークが普段から置いてあるので、その辺のベンチとか、地面とか、オブジェとか、こういうのにガンガン落書きできるようになっています。
結構珍しいスペースでもありますし、目の前にサルタヒココーヒーというカフェもあるので、子連れの人たちが集まってきて、
子供はわーって落書きいっぱいしつつ、親はゆっくりサルタヒココーヒーに舌つづみを打つみたいな感じのスペースになっています。
僕が全くそういう過ごし方をしました。
今ね、こういう場所珍しいなって思うんですよ。
僕がちっちゃい頃は、まだ道路に落書きしたりするっていう風景があったんですよね。
それこそ道路に丸書いて、けんけんぱのスペース作るとか、
あとドッジボールみたいな線引いてね、ちょっとボールで遊ぶとか、ああいうのがアリだったなというふうに思います。
今は結構もうこれ無しなんじゃないかなと思うんですね。
言葉でね、道路族とかっていう言葉があるんだけど、道路で遊んでる非常識な人みたいなことを指す言葉なんですよ。
だから道路っていう公的な場所で騒いで遊ぶなと、遊ぶなら公園に行けということをちょっと揶揄すると言いますか、指す言葉なんですよね。
だからもうそういう言葉があって嫌がる人がいることからも、道路とかで遊ぶこともNGなんですよね。
落書きするなんてはもってのほか公共の場所に勝手に落書きするなんてどういうことじゃという視点ですよね。
その通りじゃその通りですよね。 ダメですよね。
けどダメだし、当時も良いか悪いかってちゃんと確認したらダメな話だと思うんですよ。
見逃してたかどうかっていうのはとこだし、目くじらを立ててなかったっていうのはとこだと思うんです。
当時から嫌な人は嫌だったと思うんですけどね。言いにくいっていうことだったのかもしれないですね。
今ちょっと道路の例で話したんですけど、街中のこういうものってNG、明確な、結構みんなやってたけど、今では明確にNGになったなというものが多いなと思うんです。
社会の変化と個人の自由
ポイ捨てとかもさ、なんかもっとあったと思うんだよね、僕がちっちゃい頃。
たぶんタバコとかめちゃめちゃ落ちてたしね。
で、あとなんだ、パチションとか、外でおしっこするのとかっていうのは、結構大人でも見たなって気するんだけど、今もう逮捕でしょ。
外で出そうもんなら。 子供でもいないよね。
子供は結構だいぶ見た気がするけど、小さい頃。 今子供でもまあダメでしょ、親もしっかり指導してるので、外でアウトだろうなと思うんで。
外でなんか出来てた、出来てたってわけじゃないんだよな、ちょっと言葉が難しいんだけど。
まあそういうことが増えたなというふうにも思います。
あのー、街の用語でジェントリフィケーションっていう言葉があるんですよ。
これも、街を開発していくことで、不流走化するというか、街が綺麗にあって浄化されるっていう意味なんですけども、
まあそういう意味で、低所得な人だとかが過ごしにくくなって追い出されるみたいな意味も含んだりしています。
どちらかというと都市開発的な文脈なんだけども、結構これは公園とか住宅街とかでも同じかなと思っています。
浄化と言いますか、汚いものとか外に害を及ぼすものはもう基本的にはダメだと、きっぱり罰ですよ、いうふうなものになってきましたよね。
昔の漫画とか、昔の漫画っていうかドラえもんって感じだけど、野球を公園でしててさ、窓ガラスに野球ボールが突っ込んで雷さんがコラーみたいな、起こる風景とかありますよね。
あれはさ、矢主がコラーって、住んでたかっていうとあれだけど、直接起こるっていう関係だけど、今バリンって言われたら何か、下手したら警察が来るような話だと思うんですよね。
人間人間じゃなくて、やっぱり法律だとか権力だとかを介入させて整理つけようという感じで、ルールに正しくあれという感じに変わってきてるんだなというふうに思います。
これがね、過ごしにくくなったとは僕は思いません。
むしろ快適になっているところが多いですし、むしろみんなにとってはハッピーな方向なんじゃないかなというふうに思います。
一方で道端で落書きしたいとかさ、ああいう願望はみんなあって、そういうところの受け皿としてその鉄道がすごい人気なんだろうなというふうに思うんですよね。
立証したいみんな欲求があるかというとそれはないと思うけど、そういう落書き、外でですね、道路でその辺で何かやりたいよというふうな気持ちとかっていうのはさ、
方的にはダメだったかもしれないけれども、やりたいというような欲求の受け皿みたいなところは街に逃げ場があることで受け入れられてるんだろうなというふうにもちょっと感じました。
そういう意味で、ジェントリビケーションという言葉で言っていいのかわからないけど、
街を正しく使いましょう、ルールにのっとりましょう、みんなが不快にならないようにしましょうという結果、押し出されている欲求というものがいろんなところにあるのかなというのを落書きスポットがめっちゃ人気みたいなのを見て感じたところでございます。
いい方向には向かっている一方で、ちょっと文が溜まっているどこかしわよさがきているものがあるのかもなというふうな感じでした。
はい、またお会いいたしましょう。おばんでした。
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