『君たちはどう生きるか』を考察していく読書会
サマリー
『君たちはどう生きるか』の続編では、勇気や仲間との絆がテーマになり、浦川君の心の葛藤が描かれています。エピソードでは、いじめに対する対処やその変化の瞬間について議論されます。また、いじめの問題とその解決方法についても深く考察されています。コペル君は勇気を持って友人を助けることの重要性や、自分の感情を言葉にすることを学びます。おじさんとの対話を通じて、立派な人間になるための価値観を育むことが強調されています。このエピソードでは、寓話的な要素を通じて本物の価値や生き方について深い洞察が提供されます。コペル君は他者との触れ合いや自らの経験を通じて、人間としての立派さを理解する過程を考察します。また、コペル君はニュートンの万有引力を通じて探求の重要性を学び、浦川君の家での状況を目の当たりにする場面があります。友人の困難な状況を理解し、晴れやかな未来を描く重要性を再認識する内容になっています。ポペル君がコーナミルクの秘密を通じて人間分子の関係網目の法則に気づく過程も描かれています。彼は様々な物や人とのつながりを考察し、自らの発見をおじさんに手紙で伝えます。最後にはその法則が学者たちが呼ぶ生産関係と同じであることが明らかになります。『君たちはどう生きるか』では、人間の共同生活の進化や分業の重要性が探求され、世界のつながりがどのように形成されてきたかが語られています。本当に人間らしい関係の在り方についても考察されるエピソードです。
勇ましき友の激闘
君たちはどう生きるかの続きでございます。 パート2やっていきます。
第3章、勇ましき友後編 真実の経験についてというところに入っていきたいと思います。
コペル君、そして浦川君はどうなっていったんでしょうか?
コペル君、成長の物語の続き、始まり始まりでございます。
司会に山口の姿が入るたびに、コペル君たち、廊下、学校の廊下ですよね。
これ浦川君の心の声でしょうかね。ビクビクという顔でおります。
ビクついていた浦川君、そのことをなんとなく分かっていながら、僕たちは何もできていなかった。
だからですね、いじめられているというか、威張っている山口君、それは良くないことだなぁと分かりながらも
巨大な何か分子の塊、なんか威圧感ってやつですかね、を感じて誰もそれを止めたり正したりということができずにいた。
そのことが積もり積もって、浦川君本人が自分がその対象になっているということが分かってしまったその瞬間でした。
それを受けて、ダーンと机を叩く坊主頭。
だからガッチンが、ガッチンというのはどういう発音が正しいんですかね。アクセントね。ガッチン、ガッチン、ガッチン、ガッチン。
ガッチンだよね。だからガッチンが立ち上がった時、僕は咄嗟にこう思ったんだ。
自分がね何かしなきゃと思ってたんでしょうね。でもダーンとガッチンが立ち上がって。
僕はこう思います。コペル君は。行こう、浦川君と。浦川君のこと思ってんですね。浦川君、今がチャンスだよっていうことでしょうかね。
浦川君、今だ。ガッチンが立ち上がってくれたから今こそ反旗を引っ張りすんだ。自分の勇気の見せどころだぞ、浦川君と思ったんでしょうか、コペル君。今こそやり返すんだ、浦川君。
その間、ガッチンはセリフを上げていきます。山口君に対してね。誰が何と言ったってもう許さん。卑怯だぞ、山口。
そしてなんとも小鶴焦がし、小鶴、こ、この間も俺、あの、こ、小鶴、焦が、こ、焦がしこいって書いてなんて言うんだっけ、小鶴、小鶴井、小鶴井顔してますよね、山口君ね。
山口君、卑怯だぞ、山口と言われ。弱い者いじめをして、何のことかなととぼける山口君でございます。
熱血感ガッチンはとぼけるなと手で押し返す山口君をどついてしまいます。
ヨロヨロと、ヨロヨロと揺らぐ山口君、ギロッと見つけを変えて、プッと唾を吐きます。
山口君が吐いた唾、ガッチンの顔にガッチンとぶつかりました。
睨み合いとなります。そして揉み合いへし合い、襟元をつかみ合いながらグーッと、格闘漫画みたいにですね、擬態語は多くありませんけど、グーッとの控えめな擬態の表現ですよね。
それをみんな見て、自分の席で見ています。 コペル君、ガッチンと、小さな声でしょうね、心もとない声でガッチンと言います。
党の本人浦川君も、なんかちょっと頼りなげな顔で見ていますが、てんてんてんでございます。
殴り合いになりそうなところで、もみくちゃになってますこの野郎と、俺たちもガッチンに手を貸そうぜ、クラスのみんなが駆け寄っていきます。
浦川君は一人佇んでいます。 そして山口君を取り囲むようにクラスのみんながガッチンの枷に行きます。
いじめっ子への逆襲ですよね。 いじめっ子へついに勇気のなかった者たちが
反旗を翻して、やっぱこいつが悪いんだ。 やっつけようぜという流れが起きました。
これを見ていた浦川君。 せっかくのチャンスだとコペル君は思ったんですが、浦川君はどうしたんでしょうか?
いじめっ子がみんなから責められているとき。 父改正のチャンスなわけですね。いじめられている方からすれば。
なんですが、いじめられている浦川君はこの後どうしたでしょうか? 浦川君の行動を予想してみてください。
もしくはあなたなら、あなたが浦川君なら、ここでどうしますか?
を考えてみてください。 さあどうしますかね? 絶好のチャンスですよね。コペル君が思っているように。
今まで一人では手も足も出せなかった気の強いいじめっ子に対して、ビクビク浪海すれ違うためにビクビクビクビクしてた浦川君。
なんですが、これは悪いことだと声を上げてくれたガッチンのおかげで、 みんなが自分の味方になって立ち上がってくれたんですよね。
仲間との絆
これあのMeToo運動とかと一緒ですよね。 声を上げちゃいけないんだと思ってた岡本香川君と一緒ですよね。
声を上げても無視され続けてきた巨大な権力にはかなわないんじゃないかと思っていた。
けれども、潮目というものは変わるものです。
ついにメディアが報道し始めた。 ガーシーが報道し始めた。
youtubeでみんなが報道し始めた。 こっちが本当は悪い奴なんじゃないか?
このことってのは本当は許しちゃいけないんじゃないか? これはとっても重大な犯罪じゃないのか?
そして外国のメディアが報道し始めた。 そして世の中が動き始めた。
似てますよねそのことと。 そしてCMスポンサーが降り始めた。
フジテレビはヤジャニさんやミツウンドットやイプスタインと似てますよね。
被害者が声を上げなければ始まらないわけですよね。 香川君勇気を出して言いました。
それ以外にもですね他の被害者自分が防衛性被害にあったというのに勇気を入れますよ。
ダメージの方が大きいんでしょうね。声を上げても。
でも被害者が声を上げない限り加害者を追求することができないわけです。
だからみんながこれ悪いなと思ってもそもそもやられている本人がどうアクションするのか?
これにかかっているわけですよ。これにかかっているその本人。 その本人なんですよ。
岡本香川君ですね。ここで言うとね。 岡本香川裏川君はどうしたでしょうか?
皆さんの回答を求めております。
あ!香川んこつかえしさんはいらっしゃいました。
こんにちは。
こんにちは。おかえりございます。
やっぱり大学生になったこつかえしさんは違いますね。
さあ、香川くんから来てますよ。香川くんから第一ファーストレター来ております。
香川くん、たたずむ。たたずむっていう読みであってますかね?
私はもう漢検3級落ちてからですね、漢字に対する苦手意識非常に大きいのでね、読み方間違ってるよということを気軽に指摘してください。
なんせ私は漢検というものを一個も持っておりませんのでね。
3級落ちた男と呼んでください。
3級落ちた男、たたずむ。
ああ、うらかんくんどうしたのか。たたずむとかちょっと傍観していたってことですよね。
ああ、そうね。そうですよね。なかなかね、なんもできませんよね。
他の人はどう思いますか?
ないしはないしは自分、こういうことありませんでした?今まで。
あの、学校あるあるですよね。低学年ならある。中学校までも本当にあるよね、これね。
あの、恥ずかしい話ですね。私も中学時代に似たような現場を目撃しましたよ。
私が行ってた中学校はですね、公立の中学校だったのでですね、いろんな人がいたんですよ。
あの、ちょっとね、いろいろな意味で遅れてる子もいれば、今みたいにですね、いろんななんか病状みたいなこともなかったのでね、隔離することなくみんないました。
本当、ピンからキリというのがね、言葉通りですよ。
なんでもできる人もいれば、なんにもできない人もいるし、見た目がいい人もいれば、見た目がうんぬんな人もいるし、
あの、当然ね、そうなると思春期になってくるとね、いじめっていうのが必ず起こるわけですよ。
これはもう成長のしょうがない現象ですよね。
それを知らなければいいけどね、知っちゃうんだよね。
放課後、その人の机の上に、その人のお道具箱からノリを出して、一生懸命机にノリを引ったくってる渋谷君いましたね。
渋谷君、なんのためにそれやってるのかわかんないですよね。
机にその人のノリを一生懸命塗りだくる、自分の手も汚れるのか、何が楽しいのかちょっとわからないんですけれどもね、
ノリでいっぱいにしてやって、明日それを目撃したら、ああ、あいつ邪魔みるってことだろうっていうことをね、楽しみにしてやってるんでしょうかね。
あの手、この手でね、いい質のこと考えますよね。
子供というのはね、残酷な、愚かな、愚かであり残酷な生き物ですよね。
本当にね、あなたたちもたまにやりますけれどもね、そんなことを大人に言ったらすごく傷つくんじゃないの?
っていうようなことをね、悪気なくやりますよね。
ぐざっとやってくるわけですけれどもね。
そんな時、見ていた私は、じゃあどうしたんでしょうか。
まあ、そんなことと似てますよね。
はい、他の方からも回答いただいております。
千尋くん、千尋くんはどう考えましたか?
はい、いじめっ子、ランチって書いてあるんですけど、これリンチです。
浦川君の選択
リンチかミンチの間違いですよね。
まあでも、もう同じですよね。
ミンチにしてランチにするということですよね。
二段活用ですね。
ランチ、ミンチ、ウンチの三段活用ですよね。
ランチじゃない、ミンチ、ランチ、ウンチですね。
コンプラに触れるんで、やめときましょう。
はい、すいません。
ウン、まあ、ランチ、ミンチ、ウンチですね。
ミンチ、ランチ、ウンチだよ。
まず粉々にして、食い物にして、ウンチにして出すの。
その三段活用ですね。
ミンチ、ランチ、ウンチ、覚えてください、みなさん。
ミンチ、ランチ、ウンチ。
で、それますよ、三段活用ね。
今日のあれですねキーポイントですね事業 キーポイントですグッドベターベスト
ミンチランチうんちグッドベターベスト ミンチランチうんちこう覚えてくださいはい
はいということででまぁいじめられる側 からいじめるがあったんじゃないかなと
思うままある向こうこれを機にねおーし 俺の時代来た後はふざけんなあいつのこと
ずっと悪いと思ってたんだぶっ飛ばして しまおうぜということでお山の大将にこの
帰りたくて異国情ですよねしてしまおう ということですね全然できますよねこういう
ことがねさあ本人はどうしたんでしょう この浦川くん実際どうしたのか見ていき
たいとおもいます 浦川くん1回拳を握ります細々とした拳
そしてをたっと駆け寄ろうとするそれを ずっと注目しているコペル君コペル君は
一番取り残されてますねその浦川くんすら 向かってのに私は
もちろん佇んでるのはコペル君ね感じですよ ねでもみくちゃーに殴り合ってる現場
に浦川くん行くんですよね行くんです けれどもでみんなが山口くんを殴ろうと
して分子の集まりがね巨大なみんなという ものが山口くんをやっつけてしまおうと
いうのを目にしてなんと やめて
これ浦川くんの声ですよやめて もういいんだよ
もう終わりだね もういいんだよ
えっ もう
というコペル君の顔です浦川くんは火星する どころか止めてしまった
わけです 答えはこれでした浦川くんが取った行動
頼むから 許してやっておくれなましと
ガッチンですよ浦川くんのために立ち上がっ て勇気を持っていじめっ子に立ち上がった
ガッチンの体を抑えて頼むから許して やっておくれ
ですよいじめっ子に 敵撃ちをしてたのにね止めてしまいました
さあ浦川くんは なぜ止めたのでしょうか
この後登場しますね 後日ねあの時どうして止めたんだということで
浦川くん本人が言うんですけれども 皆さんの予想とはちょっと違いましたね
佇んでるのはコペルくんでしたしやり返そう としたのかもしれないですねちょっと拳を
見てね向かっていった浦川くんでした けれども最終的には
止めた ですがなぜ止めたんだと思いますか
だってずっと私のことをバカにしてた男ですよ そんな男のことをかばう義理がどこにあるんでしょうか
コークの早いコークんの高速高速コークん 高速コークんという名前でねこれから呼ばないでくださいよ
どこかの会社に高速なんとかって会社があるかも高速なんとかってなんか俺 あのどこかのパーキングエリアなのかなと思ったんですけどね会社の名前でね
ありましたね 高速なん
コークこっちがいじめてるみたいだからなるほどね あれでしょうかねいじめられている人の気持ちを味わってきたから
あのそんなことをする側にはなりたくない 美学でしょうかねぇ
はい他にもいただいております浦川くんはなぜ止めたんでしょうか キロくん
やっぱあの場でその自分以外の人が生態を加えてしまうとちょっと行けつかないな っていうふうに思った
と僕は思うんですなんで自分が後からじわじわその痛めつけて被解消するために一旦の 場を制したんじゃないかなと
さっきから一貫して s ですねチェロさんは いや僕あれです m ですよ
m なんですか m チーロー 回答は s ですね今は一旦引いて後からもっと痛い思いをさせてやろうというやつですね
はい浦川くんはなぜ止めたんでしょうか まだ投稿したい人いますか投稿したい人待ってると終わりませんのでねじゃあ進んで
いきましょう実際浦川くんはなぜ止めたのか 注目しながら読み進めていきたいと思います
頼むから許してやっておくれよ という言葉を本人に言われたらねやりようがないですよね被害者本人がするんですよ
もうあの もう例えるならさあ
港さん石橋さん中井さんなんだあのもう許してやってくださいと何さん m さんが言ったらさ
いじめと勇気
たけないよね誰ももただけだっても許されちゃってんだからさ 叩けません被害者が存在しないとね加害者を叩くことはできませんね
あのちなみにどんな犯罪もですね被害者が被害を受けたと言わない限り 加害者というのは存在しないわけですよ
あの誰かがね勝手に採定してくれるとないんですよあれ 被害者が届けない限りあの
裁判にしたらならないんですかね法があってもですねそうなんですよ 被害者との名乗りを上げないとその被害者が手を引いたわけです
もう許してくれつってみんなねあのじゃじゃーんじゃーっても大義を失ったわけですね 対応しないましたで解散しました
帰っていくコペル君お家に帰ります大おかえりコペル君とおじさん 帰るのまた来るよとコペル君の家にいたおじさんですよね
まあまあ入りないよと引き止めてもう1回家に連れ戻します そんなことがあったのかとコペル君は今日のことをおじさんに打ち明けるわけですね
うん裏川君は自分をいじめてた奴のことを助けたんだ とりあえずそうそうしとかないとまたいじめられると思ったのかなぁとおじさん
はぁ おじさんコペル君の様子を見てますおじさんは考えることが古俗だねなんだよ
裏川君は帰り道こう言ってたんだこの日の帰りにね 裏川君聞いたんですねみんなで帰ってたんですね帰り道です
あ裏川君 今日はありがとう裏川君が山口君に山口君に立ち向かってくれたガッチンにお礼を言います
ありがとう ちなみにですねガッチン私はあの
タッチンというあだ名をね人につけてね タッチンオバーリーしてましたそれもいじめだったのかもしれません
今日はありがとう 山口ガッチンはどうして
どうしてですよね どうして聞きたかったことを聞きますよ
いてって感じがしたんだが裏川君の答えでした なぜ止めたの
いてって感じがしたんだということでした コウ君の回答がドンピシャーじゃないですかね
痛みがわかったということですよね
あの時どうして止めたんだなんかよくわからないんだけどね いてって感じがしたんだ
変だよねー あの場で僕はやられてなかったのにさ
という本人の解説でした それをおじさんに話します
本当は裏川君だって周りの勢いに乗っかって 山口にやり返したい気持ちもあったと思う
でもあの中できっと想像してたんだ 一方的にやられるのがどれだけ嫌か
周りの流れに勇気を振り絞って逆らった裏川君 本当に立派だと思うんだ
おじさんは答えます コペル君はガッチンみたいに真っ先に立ち上がることはできなかったわけだけど
言葉の力
でも今君が言ったことを裏川君に伝えたら それは大きな力になるんじゃないかな
コペル君
中学生でそれができる君だってなかなか立派だと思うぜ と言ってるんですけれども
なんか 私の
スライドの順番が合ってるのかなとにわかに疑問に思い始めましたけれども はい
おじさんは コペル君のことを立派だと思えました
何が立派だと思えたんでしょうか コペル君は何もしてないですよね
何もしてないのにおじさんはコペル君のどこを褒めてあげたんでしょうか
何もしてないコペル君 褒められるべきところがありましたかね
コペル君は言うなればコペルニクスのように
みんなが反対しようとも立ち上がれる勇気を持った人間になりたいなと思いながらも何もしなかったわけですよね
傍観してました見てました 裏川君がもっとやり返せばいいのにという
完全なる観察者でした そして
第一の矢がっちんが行った後も 自分は第二の矢第三の矢にもなれずみんなが立ち向かっている時でも傍観してましたよね
傍観していたそんなコペル君なんですけど おじさんはそのコペル君の何が立派だと褒められるべき要素がありましたか
みんなならみんながおじさんならコペル君のこと褒めてあげられます こんなことを聞いたとって
コペル君なんで君はがっちんたちと一緒にやり返す側に回らなかったんだ
正義という鉄を鉄材? 正義の鉄何? 正義の鉄拳を下さないなんて卑怯者だぞ
と責められてもおかしくないかもしれないんですけれども コペル君から頂いてます
リンチしなかったこと逆に加わらなかったことを褒めてるんじゃないか ということですね
何もしないでちょっとね自分は卑怯を感じてるかもしれないけれども みんなにのっかるってことは愚かなことなんだ君はちゃんと見極めたじゃないか
ありますね あるかもしれません
他には何か立派なとこありましたかね お疲れです遅れてすいません
他にはおじさんが見出したみんなが見出せる コペル君の立派なところありますか
いますかね私がうろうろしていてもカメラが追いかけてくれるようになりました 私だけを見つめている彼女
ですね あなただけ見つめてる出会った日から
今でもずっと はい他の回答がないのでじゃあ見ていきましょう何が立派だとこ
埋めたんでしょうねおじさんが
こういうポイントを埋めたそうです 君は自分が感じたことを心の中で言葉にできる
中学生でそれができる君だってなかなか立派だと思うぜ そこ
そこですよ おじさんは褒め上手ですよね何にもしなかったコペル君をね
まさか まさかそんな風に褒めるなんてですよ
おめーよくを見られるよね そんな風に誉めたわけです
自分が感じたことを 心の中で言葉にできる
感じたことを言葉にできると何がいいんでしょうか なぜそのことが立派なことだとおじさんは褒めたんでしょうか
またそれができるようになるにはどうしたらいいんでしょうか ペル君の行動や勇気ではなく後からそのことをですね
言葉にしておじさんに説明してくれたことそして自分が感じていることを言葉に できたことそのことを褒めたおじさんなんですけど
なぜそれが褒めるに値するんですかね 当然
やり返す 行動アクションですよねでも更新に参加するとかね
人間の成長
あんたれかを誹謗中長する動画をあげるとかねそういうアクションはね あのそういう人たちに褒められるかもしれないですけどね
まず言葉にしたっていうことが褒められると言ってるわけですけれどもね 感じな感じたことを言葉にできると何がいいんでしょう
それを言葉にするようになる それができるようになるにはどんな力が必要だと思います
そういう問いをしておりますよ 感じたことを言葉にできる
できる そんなんできるぜ
皆どうですか どう感じても
そんなことなら俺もできるぜでしょうかどうでしょうか こういう本もありましてね言葉にできるは武器であるみたいなね
コピーライターが書いた本もありましたね 言ってくれております
言葉に感じたことを言葉にするのが苦手だなぁっていう人もいるんじゃないでしょうかね そういう人の方がねこのことの価値がむしろわかるかもしれないですよね
でもこれ大にしてですねこれが上手な人ってあんまりいないかもしれないですよね 基本的に人間関係で困ることって
どんな親密な間柄でもまず正確に伝えられないですね自分が感じたこと 特に疲れてる時とかこうなりません
ねわかってくれるっしょと思って ちゃんと説明できないだって自分自身にもちゃん説明できないのもなんで自分が今いられ
してるのかな なんで自分が今この人といるとなんかもやもやしちゃうんだろう
自分自身に説明できないのに当たっちゃうわけですよね それ相手にはわかんないんですよね
語彙力が上がるからいいよ出来事を人に気持ちと一緒に伝えることができると そうですよね
語彙力が上がるよね捉えていく力が上がるんじゃないか ということでねでもおじさんなんで褒めたのか見ていきましょう
君は自分が感じたことを心の中で言葉にできる 中学生それができる君だってなかなか立派だと思うぜ
おじさんだって無職にしては立派な方だと思うよ こんな褒めてくれるなんてアハ
さっき拘束って言ってたくせに じゃあまたなコペル君おじさん僕頭の中で言葉にするだけじゃなくてちゃんと
伝えるよ 浦川君にも周りのみんなにも
自分が正しいと思ったことをちゃんと伝える もう二度とみんなで間違った方向に流されたりしないようにさ
そうだね 頭の中だけに閉じ込めているものに意味はない
自分が正しいと思ったことは誤魔化したりせず行動に移す おじさんが回想してますね思い出しております
寝っ転がっているおじいさんはコペル君のお父さんですね 亡くなってしまったお父さん
ですねなくなる3日前の景色です あの日病床の本田さんコペル君のお父さんね
もやはり同じ思いだったのだろうか ということでおじさんのノートになります
真実の経験についてというタイトルでコペル君にこの日のノート ペル君にこの日のかことを書いたノートを渡すわけです
コペル君昨日君が興奮して話してくれた 油揚げ事件の結末は僕にも大変面白かった
君が北見君と浦川君の肩を持つのを聞いて 当たり前なことだけど僕はやっぱり嬉しかった
いじめられている方の肩を持ってくれて嬉しかったってことですよねいじめっ子の側 じゃなくて嬉しかったよってことですね
まあ仮に君が山口君の仲間でいじめっ子の仲間でってことですよ 先生に叱られて出てきた山口君と一緒にコソコソと運動場の隅に逃げていったのだとしてみたまえ
お母さんや僕はどんなにやりきれないか知れやしないよ いじめっ子の側だとしたらね非常にがっかりしてしまうということですね
お母さんも僕も君に立派な人になってもらいたいと 真底から願っている
君の亡くなったお父さんの最後の希望もそれだった だから君が卑劣なことや過等なことやひねくれたことを憎んで男らしいまっすぐな
精神を尊敬しているのを見るとなんと言ったらいいか ほっと安心したような気持ちになるんだ
これあの昔のね書き方なのでね男らしいというのはねそういう気質のことを言ってますからね 君にはまだ話さなかったけれど
君のお父さんは亡くなる3日前に僕をそばへ呼んで君のことを頼むとおっしゃった そして君についての希望を僕に言い置いておかれた
私は俺に立派な男になってもらいたいと思うよ 人間として立派なものにだね
この言葉を僕はここにしっかりと書き留めておく 君はこれをお腹の中にちゃんと畳み込んで決して忘れちゃならない
僕もこの言葉だけはお腹の底にグッと収めて決して忘れないと考えているんだ こうしてこのノートブックにいつか君に読んでもらうつもりでいろんなことを書いておくのも
実はお父さんのこの言葉があるからなんだ 君もそろそろ世の中や人間の一生について時々本気になって考えるようになった
だから僕もそういう事柄についてはもう冗談半分でなしに真面目に君に話した方がいいと思う こういうことについて立派な考えを持たずに立派な人間になることはできないのだから
そうは言っても世の中とはこういうものだ その中に人間が生きているということはこういう意味があるのだ
などと一口に君に説明することは誰にだってできやしない よし説明することのできる人があったとしてもそのことだけでは
ただ説明を聞いてああそうかとすぐに飲み込めるものじゃないんだ 英語や機械や台数なら誰でも君に教えることができる
しかし人間が集まってこの世の中を作り その中で一人一人がそれぞれ自分の一生を背負って生きていくということにどれだけの意味があるのか
どれだけの値打ちがあるのかということになると 僕はもう君に教えることができない
それは君がだんだん大人になっていくにしたがって いや大人になってからもまだまだ勉強して自分で見つけていかなくてはならないことなのだ
君は水が酸素と水素からできていることは知っているね それが1と2という割合になっていることももちろん承知だ
h2oってことですよ こういうことは言葉でそっくり説明することができるし教室で実験を見ながら
母と頷くことができるところが冷たい水の味がどんなものなのかということになると もう君自身が水を飲んでみない限りどうしたって君には分からせることができない
誰がどんなに説明してみたところでその本当の味は飲んだことのある人に出なければ 明かりっこないだろう
夏に冷たい水を飲むということはこんなに素晴らしいことなんですよって伝えても伝わらないですよね
体験したことのある人じゃなきゃわからないですよね 今でも多くの大人が言います中学校の部活の時あの炎天下の部活の時
炎天下の部活しかも芝生がなかったよ砂利だよ グラウンドは砂利でしたサッカーをしてました相手に削られました
膝をすりむいて血が出ましたそして試合中水を飲んじゃいけなかったです でも試合の時はポカリの粉を溶かして持っていけたあの魔法瓶
ハーフタイムに飲んだあのポカリの味 あれに勝る美味しいものはないんですあの味のこと君にどうしたら伝えられるかなぁ
体験したことのある人にしかわからないわけですよね 皆さんの中にもそうじゃないですか
あっちいなかで砂漠で水を飲んだことがある人は水の美味しさがよくわかっているわけです けれどもいつでも水道から飲める時に飲んでる人にはそれがわからないとそういうことですよね
本物の価値を知る
同じように生まれつき目の見えない人には赤とはどんな色か何としても説明のしようがない それはその人の目が開いて実際に赤い色を見た時に初めてわかることなんだ
エレンケラーみたいな話ですよね ウォーラーってやつですよねこういうことが人生にはたくさんある
例えば絵や彫刻や音楽の面白さなども味わって初めて知ることで優れた芸術に 接したことのない人にいくら説明したって分からせることは到底できはしない
これねー この間ね
訪ねてきた人はねモネの絵を見に行きたいってねモネ店やってるからってさ 一緒に行ったわけですけどモネの何がいいのか
教養のない私はわかりません モネ有名な名前に吊られていきたいだけでしょ
ぐらいねしゃに構えて聞いてるわけですよねでもその人は知ってるわけです 生まれ育った小さい頃に思春期の頃にねモネの素晴らしさ
触れたんでしょうね モネの本物の絵が集まってるどうしても見に行きたい
いやいや今の時期は桜を見に行くべきなんじゃないかと思いながらもついていきました そういうことと一緒ですよね
本物の良さを知ってない人にはそもそもその価値なんかわからない そしてそれを見たことのない人にはそのモネの本物の絵が何
そこに何が含まれているのか人間がそれに触れて何を感じるのか どうしたって説明のしようがないわけですよ
なんでモネの絵なんか見に行きたいの今の時期こうこうやって過ごした方が効率的に いいんじゃないのこれはプレゼンできますそれ説明できますけれども
モネどうしても見たいんだけど見るべきだと思うんだけど説明なんかできません 相手を説得することなのかなかなかできませんよ
それは本物を知る人と知らない人の違いですよね ことにこういうものになるとただ目や耳が普通に備わっているということだけで足りなくてそれを
味わうだけの心の目心の耳が開けなくてはならないんだ しかもそういう心の目や心の耳が開けるということも実際に優れた
作品に接ししみじみと心を打たれて初めてそうなるのだ まして人間としてこのように生きているということがどれだけ意味のあることなのか
人間らしさの探求
それは君が本当に人間らしく生きてみてその間にしっくりと胸に感じ取らなければならない ことで肩からはどんな偉い人を連れてきたってとても教え込めるものじゃない
無論昔からこういうことについて深い知恵の持った言葉を残しておいてくれた偉い哲学者や 坊さんはたくさんある
今だって本当の文学者本当の思想家と言えるほどの人はみんな人知れずこういう問題についてずいぶん痛ましい くらいな苦労を積んでいる
そうしてその作品や論文の中にそれぞれ自分の考えを注ぎ込んでいる たとえ坊さんのようにお説教をしてないにしても書いてあることのそこにはちゃんとそういう知恵が
秘められてあるんだ だから君もこれからだんだんにそういう書物を読み立派な人々の思想や思想を学んで
いかなければならないんだがしかしそれにしても最後の鍵はオペル君 やっぱり君なのだ君自身の他にはないのだ
君自身が生きてみてそこで感じた様々な思いをもとにして初めてそういう偉い人たちの 言葉の真実も理解することができるのだ
数学や科学を学ぶようにただ書物を読んでそれだけで知るというわけには決して いかないのだ
だからこういうことについてまず肝心なことはいつでも自分が本当に感じたことや 真実心を動かされたことから出発してその意味を考えていくことだと思う
君が何かしみじみと感じたり心の底から思ったりしたことを少しもごまかしてはいけない
そうしてどういう場合にどういうことについてどんな感じを受けたのか それをよく考えてみるのだ
そうするとある時あるところで君がある感動を受けたという繰り返すことのない ただ一度の経験の中にその時だけにとどまらない意味のあることがわかってくる
それが本当の君の思想というものだそれは難しい言葉で言い換えると常に自分の体験から 出発して正直に考えて行けということなんだが
このことはコペル君本当に大切なことなんだよ ここにごまかしがあったらどんなに偉そうなことを考えたり言ったりしてもみんな嘘になってしまうんだ
僕やお母さんは君の亡くなったお父さんと一緒に君に向かって立派な人間になってもらいたいと願っている 世の中についても人間として生きていくことについても君が立派な考えを持ち
また実際その考え通り立派に生きていってくれることを僕たちは何より希望している だからなおさら僕が今言ったことをよくよく飲み込んでおいてもらいたいと思うんだ
僕もお母さんも君に立派な人になってもらいたいと心から思ってはいるけれど ただ君に学業が良くて行儀もよく先生から見ても友達から見ても欠点の上げようのない中学生になって
もらいたいなどと考えているわけじゃない また将来君が大人になった時世間の誰からも悪く言われない人になってくれとか
世間から見て何の打ち所がない人になってくれとか言ってるわけでもない そりゃあ学校の成績はいい方がいいに決まってるし
行儀の悪いのは困ることだしまた世間に出たら人から指一本刺されないだけの生活を してもらいたいとも思うけれどそれだけが肝心なことじゃない
その前にもっともっと大事なことがある 君は小学校以来学校の修身でもうたくさんのことを学んできてるね
人間としてどういうことを守らなければならないとか ということについてなら君だってずいぶん多くの知識を持っている
それは無論どれ一つとして投げやりにしてはならないものだ だから修身で教えられた通り
正直で勤勉で活気心があり義務には忠実で高徳はお文字 人には親切だし節約は守るし節懸は守るという人があったらそれは確かに申し分のない人だろう
こういう円満な人格者なら人々から尊敬されるだろうし また尊敬されるだけの値打ちのある人だ
しかし君に考えてもらわなければならない問題はそこから先にあるんだ
もしも君が学校でこう教えられ世間でもそれが立派なこととして通っているからと言って ただそれだけで言われた通りに行動し教えられた通りに生きていこうとするならば
コペル君いいかそれじゃあ君はいつまで経っても一人前の人間になれないんだ 子供のうちはそれでいい
しかしもう君の年になるとそれじゃあダメなんだ 肝心なことは世間の目よりも何よりも君自身がまず人間の立派さがどこにあるか
それを本当に君の魂で知ることだ そうして真底から立派な人間になりたいという気持ちを起こすことだ
良いことを良いことだとし悪いことを悪いことだとし 一つ一つの判断をしていく時にもまた君が良いと判断したことをやっていく時にも
いつでも君の胸から湧き出てくる生き生きした感情に貫かれていなくてはいけない 北見君の口癖じゃあないが誰が何と言ったってというくらいな心の張りがなければならないんだ
そうでないと僕やお母さんが君に立派な人立派な人になってもらいたいと望み 君もそうなりたいと考えながら君はただ立派そうに見える人になるばかりで本当に立派な人には慣れないでしまうだろう
世間には他人の目に立派に見えるように 見えるようにと振る舞っている人がずいぶんある
そういう人は自分が人の目にどう映るかということを一番気にするようになって 本当の自分ありのままの自分がどんなものなのかということを
ついオルズにしてしまうものだ 僕は君にそんな人になってもらいたい
く 待ってもらいたくないと思う
だからコペル君繰り返して言うけれど 君自身が心から感じたことやしみじみと心を動かされたことをくれぐれも大切にし
なくてはいけない それを忘れないようにしてその意味をよく考えていくようにしたまい
立派な人とは
今日書いたことは君には少し難しいかもしれない しかし簡単に言ってしまえばいろいろな経験を積みながら
いつでも自分の本心の声を聞こうと努めなさいということなんだ そこで君はもう一度あの油揚げ事件を思い出してみたまえ
君が何が君をあんなに感動させたのか なぜ北見くんの抗議があんなに君を感動させたのか
山口くんをやっつけている北見くんを浦川くんが一生懸命止めているのを見てどうして 君があんなに心を動かされたのか
なお浦川くんについては君は普段の浦川くんは少し育児がなさすぎるという意見だが 僕もそう思う
浦川くんがしっかりしていればああまで馬鹿にされないで済むのだ しかし浦川くんのような立場にながら少しも怯まずに山口くんたちを抑えていけるなら
その人は英雄と言っていい 浦川くんがそういう英雄でないなないからと言って浦川くんを非難するのは間違っ
ているね 浦川くんのような人は周りの人が寛大な目で見て
あげなくてはいけないんだ まして浦川くん自身が自分をいじめた山口くんを許してやってくれと頼むほど寛大な優しい心を
示したんだからね
いうことでおじさんのノートでした 立派な人になってほしいとコペルくんのお父さんが亡くなる3日前におじさんに託しています
おじさんというのはコペルくんのお母さんの弟ですよね おじさんが立派な人と立派そうに見える人というのは大違いなんだよということをノートに書き
記しております さあその違いとは何だと思いますかというクエッションでございます
いかがでしょうか 本当に立派な人とは何なのということですね
なんですかね 立派な人と立派そうに見える人の違いは何だと
思いますかでもいいですしなんとおじさんは書いていたでしょうか でもいいです
誰かからの回答があるまで 待ってみたいと思います
はい黄色件 はい
やっぱ口だけでは何とでも言えるんで立派そうに見える人は口で何か気弁を働く けど立派な人はそれを行動で示すんじゃなかった
おじさんはそう書いてましたか いいえ
ん
ちょっと分文章台です わかんないです大学入試の国語の問題みたいですよね
ちょっとここが見られるんですよ僕 ここを何度が出ましたかですよね
まあこういうニュアンスですこれニュアンスですねはい もう一人入力してるかなもう一人紹介して次に行きたいと思います
ちなみにですねこの名長君たちはどう生きるかですけれどもね 漫画版にはとある登場人物がこっそりカットされています
読み方によってはこの登場人物とコペル君 その関係性こそが
本の 見どころだという人もいるそうですが
注射選択をしてますよね明日からまた暖かくなるみたいですね 寒かったよねちょっとね
寒いとは何なのか 感じたことがないと
高いんで嬉しい目も通じない
はい 投稿してくれました
国自分の意思を貫いた人が立派な人ってことですかね こういうニュアンスのことはね書かれておりましたよね
はい ということで参照が終わりました
4章まで今日はお届けしようかなと思っております 4章ニュートンのリンゴとコナンミルク
人間の結びつきについて リンゴと粉ミルクこの表題だけで何か想像できる人いますか
ニュートンのリンゴまでわかりますよね ここなミルクなんで粉ミルクで出来るの
ことですけどこの粉ミルクは何を指していると予想しますかちょっとチャットでください 粉ミルクって何なんのこと
粉ミルクを飲んで育った人いる いるよねきっとね
粉ミルク 粉ミルクにちょっと韻を踏んだ言葉をちょっとちょうだい
粉ミルク 粉ミルク
雪印 粉ミルク
たちようじょ 粉ミルク 正しいのちょうだい正しいの
粉ミルク 粉ミルク 粉ミルク
さくらもち 粉ミルク
インフンの何 粉ミルクの因は何
誰も書いてくれないのでいきたいとおもいます第2章 野球しておりますニュートンとリンゴと粉ミルクの第4章始まり始まり
おじさんと原っぱで野球するポペル君たち おじさんは引き続き暇なんでしょうか何なんでしょうか
子供たちと遊んでくれてますおじさんがフライを打ってるんですよね 子供たちがそれをキャッチしに行きますタッタッターとガッツンがナイスキャッチガッツン
水谷君はどうだーということで水谷君に打ちますさあ最後はコペル君だ こいっとコペル君構えますおじさんカーンと打っていくんですけどコペル君
取れるんでしょうか コペル君フライを取ろうと落下地点に向かいますが
ボールの落下を見て見過ごしてキャッチしませんでした さあ問題です
コペル君は落ちてくるボールを見て何を考えていたんでしょうか難しい 難しい問題ですね
コペル君は運動神経が悪くてボールを取れなかったわけではありませんそこが伸びた 君との大きな違いです
伸びたくんもただ同じことを考えていた可能性はあります 伸びたくんはいつも空き地でジャイアンたちと野球やって役に立たなくて怒られてしまいます
こういうシーンですよねボールが来ても取れないよーつって転んじゃう ことなんですけどもしかしたら伸びたくんも取れないんじゃなくて取らなかったのかも
しれません なぜでしょうかそのボールの軌道に見とれて何かを考えていたからかもしれないんですよね
コペル君の場合は 取れなかったんではなく取らなかったそうですがこのボールが落ちる
のを見て 何を感じたんでしょうか
そこに集中してしまって体が動かなかったんですよね 誰か考えられる人いますか
この後この物語の中でね 理由が出てきますけれども
なぜボールを 取れなかった
ニュートンの発見
落ちてくるボールを見て何を考えていたんだろう オークいいですねー物理法則に気づいたんじゃないか
リンゴと同じなんじゃないかってやつですよね 素晴らしい
さあ見てみましょう 書いてる人がいる
物理法則に気づいたんじゃないかもコペル君 そして千尋くん
千尋くんどうぞ やっぱポップフライだったからあの回転がかかっててあのちょっと取れなくて落としちゃったん
じゃないかなと ポップフライの意味がわかんないんですけどどういうことですか
あのポップフライあのカンって当たってちょっと飛ぶんですよ だけど回転がかかってこう戻ってくるんで
取ろうと思っても前に行っちゃって取れなかったんじゃない なるほどさすが野球専門家の意見ですね違います違いますか
結構いい線いってるかなと思ったんですけどいい線いってるかと思いきや違います じゃあ見ていきましょう
はい コペル君はこう考えていますでもなんでニュートンはただリンゴが落ちるのを見ただけでそんな
発見ができたんだろう って考えていたそうです
おいおい物語戻りますよ今の落としてるようじゃプロ野球じゃ即首だぜコペル君
ボールを取って考え込むコペル君無職の人に首だなんて言われたかないよ は言ったなとおじさんに言い返します
コペル君のおじさんノックがすごく上手ですね なんだって出来立てのプロ野球から声がかかってたからね
え本当に水谷君話半分でいいんだよおじさん相手には 浦川君も元気になったら誘ってみよう
うん 浦川君はまた何かあったの
ずっと体調悪いみたいで学校来てないんだ 山口に嫌がらせされてる時だってさ
毎日来てたのになぁ 番外編です
無職の人に首だなんて言われたかないよと言い返しているコペル君 そもそもおじさんは
なんで無職なんでしょうか 理由を想像してみてくださいという番外クエスチョンでございます
こんなに白色なおじさんなんで無職なんでしょうね 何があったんだ何を考えてるんでしょう
何をしようとしてるんでしょうか 職につけないんでしょうか職につかないんでしょうか
静かすぎるのでBGMをかけました
おじさんが無職な理由を想像してみてください この章では
特段答えがあるわけじゃありません 背景に気持ちを向けてみてください
でございます コペル君から漫画家だからという回答が来ておりますが さあどうなんでしょうか
いきましょう
わーここがコペルニクスの住処か綺麗なお家だね ありがとうでも遠慮しないでね
あれくらいずーずーしくくつろいでもらっていいから リンゴ剥いたわよ
ねえおじさん万有引力の法則ってニュートンが発見したんだよね ああ
でもなんでニュートンはただリンゴ落ちるのを見ただけでそんな発見ができたんだろう ってさっき落ちてくるボールを見ながら思っちゃったんだ
すごいねコペル君とおじさんはいつもこんな話をしてるの まあいつもってわけじゃないが友達の前でちょっとカッコつけたいんだよなコペル君
もういいよハス寝ちゃったじゃあノックの次はおじさんの特別講義だ これは話半分じゃダメだぞ
ニュートンはリンゴが落ちるのを見て何かピンときた でも肝心なのはそれからなんだ
彼は想像の中で木をどんどん高くしていった 10メートルでも100メートルでもリンゴは落ちるのか
当然落ちるはずだよね そうやってとうとう月の高さまで行った時に旗と立ち止まった
重力があるならどれだけ高くなろうとどんなものでも落ちてこなきゃいけないはずだが 月は地球に落ちてこない
それは地球が月を引っ張っている力と月が回る勢いで飛んでいこうとする力が釣り合っているからなんだけど
ニュートンは地球上の重力と天体の間の引力が同じ性質のものじゃないかと考え 実際にそれを証明したんだ
すごい だからね君たち
何々っていうものが癖もので おじさんは真理をつかむために何が癖ものと言ったでしょうか
おじさんは ポニャララララが癖ものだ
たんですが 真理のだ法則をつかむ真実をつかむ
あるものが邪魔をしてるんだよ人のということを言ってるわけですね 何が邪魔だと
でしょうか マチーロ
僕は固定関連だと思う 固定関連ありがとうございます
他のお友達 普段の常識
さあ何と言ったでしょうか だからね君たち当たり前のことっていうものが癖もので
正解ですおめでとうございます だからね君たち当たり前のことっていうのが癖もので一つの分かりきったことをどこまでもどこ
までも追いかけて考えていくと物事の大事な根っこの部分にぶつかることがあるんだ
それを聞いた浦川君を思うコペル君 学校にまた行きます
浦川君の真実
浦川君今日も来てないなぁと思いを馳せます まだ来れそうにないのかなぁ
真理を探求しに真実を探求しに コペル君は浦川君の家に放課後訪ねようとします
そしてコペル君が見たものは何だったでしょう 初めて浦川君の家に行くわけですね
僕も ニュートンみたいに
気を伸ばしていって想像を膨らませて 真実を知りたい
当たり前のことがそれの邪魔になると実は言ったけどまぁよわからん とりあえず
浦川君がなぜ来てないのか 体調はどんな具合なのか
想像を膨らませてもわからないので行ってみよう ということで浦川君の住む町に行くんですが
浦川君の町の路地を見たコペル君は はぁはぁという顔ですよね
はぁとなります さあ何を見て立ちすくんだのでしょうか
あ、春からもチャットで回答来ておりますよ 春、みんなに回答してくれていいんですよ
春さんから 年下の兄弟たちのお世話をする浦川君を発見した
何か事情があるんですかね 具合が悪いんじゃないかーとね
いじめられている時でさえ学校に来ていたのに 具合が悪いにしたらちょっと長すぎるなぁということで
なぜなんだろうと真実を探しに行きました 何か事情があってね
元気だけど学校に行けてないんじゃない
コウ君、親の介護をしていた 確かにね予想と違いと違いますよね
チルさんどうぞ あんだけトラウマになっているであろう油揚げ職人になっていてちょっと立ちすくんじゃったんじゃないですか
正解 正解なんですが
実はですねみんな正解なんですよ 年下の兄弟のお世話をしていたも正解ですし
親の介護をしていたのも正解ですよね お手伝いしていたからなんですが
このシーンはですね実はその手前の驚きのことを言っております 何に驚いたんでしょうか
コペル君が見た景色はこちらでした 浦川君の家はこっちの方かな
学校で聞いた住所を頼りに行ってみたんでしょうね 初めて足を踏み入れてみたこのエリア
あれ 非常にみすぼらしい地域だったんですね
浦川君の家は ここだ浦川東府って書いてある
すいません 浦川君はなぜ学校を休んでいたんでしょうか
がさっき皆様答えてくれたことですよね みんなの予想ではね体調が悪いらしいぞということだったんですけれども
実際訪ねていくと体調が悪い家で住んでいたわけではありませんでした ごめんください
浦川君は お母さんかお父さんなのかなぁと思ってその後ろ姿
赤ん坊をね背負っております 世話をしてるんですよねなんですけど振り返ると本田君と浦川君本人でした
あら珍しいお友達かい 病気じゃなかったの
うちの若いもんが風邪でやられちまってねー うちに止めには悪いけど浦川君止めという名前なんでしょうね浦川止め
おばあちゃんみたいな名前ですね 浦川止め止めには悪いけど学校休んで手伝ってもらってるんだよ
お構いできなくて悪いね ちょっと出ないといけなくて止め頼んだよ
はい ごめんね本田君
これだけ揚げとかないといけないんだ自由油揚げ揚げてます 白さん正解です
いつも食べてる 揚げ豆腐
こうやって作ってるんだね何も珍しいもんじゃないよ フギヤフギヤオギヤオギヤオギヤ
このフギヤとオギヤとフジャーをあの 朝日ちょっとやって
このフギヤオギヤフジャー 吹き返してくださいいるかどういうことですか
読んでこの声優声優赤ちゃんの声優朝日 フギヤオギヤフジャーをやって
フギヤオギヤフジャー いいねーいいですねー
ということで赤ん坊が浦川くんの背中で泣いております うっとまたゼックスするコペル君の顔に注目してください
浦川くんは何事もなかったようにおーよしよし大丈夫でシューッと言って お揚げをあげています
その後ろ姿を見るコペル君 浦川くん
浦川くんの生活を見てコペル君は何を思ったんでしょうか 風邪ひいてるんだろうなぁ
山口くんにいじめられている時でさえ学校には来てたのに あのいじめが解決したのにしばらく休んでいる浦川くん
体調が悪いらしいぜ でも体調が悪いにしたら長すぎるな浦川くん
おじさんからニュートンのリンゴの木を逃していく想像力の話聞いたから 想像してみよう
でも想像してもわかんないや どうせ僕まだコペル君駆け出しだし
よし行ってみよう真実を突き止めてみるんだ 僕はコペルニクスだそしてニュートンだ
と言って向かった家 体調が悪いのかなと思ったら元気に子供たちの世話をしながら見世話をして油揚げ職員になっております
この生活を見て浦川くんてんてんてんとなってますが このてんてんてんは何でしょうか
成長と理解
コペル君は何を感じたんでしょうか 何を今考えているんでしょうか
桜の木って風が吹くと花びらが散るんですけど 不思議なことに全部散るわけじゃないんですよね
散っている部分と残っている部分とあるんですよね
あるから自分の知っている世界だけでないことに気がついた 自分が住んでる世界と違いますね
コペル君もお父さんは早く亡くなりましたが 生活ぶりはどうでしょうね
自分の生活ぶりが常識当たり前だと思っていたのに
はいチェロ君 はいあのどこぞのニートおじさんをここで働かしたら浦川くんは学校に来れるなって思った
そうかコンバートすればいいんだあのおじさん無職だから 油揚げあげさせとけばいいんだ子供の世話もまあまあ上手じゃねーかと
いうことにトレードされていたんでしょ 学校に来させようっていう
妙案やっぱあの元プロから声もかかってたっていうんで多分トレードには慣れてると思う そうですねここで fa 宣言
そうですと考えていたコペルくんなのかもしれません さあコペル君は人の血を見てと思ったんでしょうか
あの浦川君がこんな風に働いてるんだ
すいません おじいさんが訪ねてきます
あお客さんだよ うん
ささっ 顔つきが変わります
ささっ シャッシャッシャッ
どうも前借りです俺押すわけありがとうございます 入っていくおじいさん
あの人は近所のお肉屋さんだよ と説明してくれる浦川くん
とっても美味しいお肉 きっと本田くんちもあそこで買ってるんじゃないかな
えっ 点々
ああまた呆然とするコペルくん コペル君は浦川君のお肉屋さん紹介で何を考えたんでしょう
点々が多すぎるよということです 浦川君は何を考えて点々になったんでしょうか
言葉にできる心の中で感じたことを言葉にできるということを褒められた コペル君でしたが言葉にできないことが続きます
言葉にしてあげましょう 何を考えたんでしょうね
えっあ 急に学校ではいじめられて力投げに情けない人に見えていた
浦川くん 育児なしだと思っていた浦川くん
さぞ体調悪くして弱ってるんだろうなと思って尋ねて言ったら 人の世話をしてるじゃないですかそして見せ場をしてるじゃないですか大人のように働いてるじゃないですか
いつもの顔がありません 近所の人が尋ねてきたらお客さんだと思ってまるで店のオーナーのように
シャキッと対応します油揚げシャキッとあげて職人の顔負けですよ 見せ場をしてますお客さんいらっしゃい
うわっ急に大人の顔 そしてお客さんじゃなかったんですよねお肉屋さんのおじさんがねお裾分けに来てくれた
えっ何お肉くれるのどういうこと あれはねお肉屋さんなんだよ
この近所の肉屋さんでとっても美味しいんだよ きっとあんたんちもこれ使ってるよって僕の知らないことを説明してくれる浦川くん
彼からも回答きております 自分はどこで何を買っているかなんて知らないが浦川くんは周りのことを知って
いて社会性があり広い世界にいるのだ ということを感じた
とそうだよねチェロさん僕ビーガンだからお肉食べないんだよなぁ 意識が高いですね当時もうねビーガンということをね先取りしている
コペル君 16分もう1個来ます浦川くんは強いな肉食ってるからじゃないかどっか帰りだ
確か 幸くん僕はまだまだ子供なんだな
これですよね 僕はあんな自分よりしただと思っていた浦川くんが
実は自分より大人だった ことを感じたのかもしれません
きっとホンダキャンチもあそこで買ってるんじゃないかな えっああ
そして家に帰るコペル君のお母さん カッポギ着ております
もうこういうカッポギを家の人が着ているというオタクどのくらいありますか うちのお母ちゃんはないしはうちのあの
あれ バーバーは
うちのパパはこんなカッポギを着て家事をやってるよという景色はどの家に残ってる でしょうか
コーナミルクからの発見
ありませんね どうしたの急に手伝ってみたい急に手伝ってみたいだなんて
まあなんていうかお手伝いを急にしたんですねホンプル君家に帰ってね どういう風の吹き回しってやつだよ
だからそれを聞いてるのよなんで急にお手伝いしているのあなたいつもしないくせに どうかさんですね
なんだろう これもあれもみんな
なんだかいつもと違って見える 純一さん戸棚からお皿を取ってちょうだい
うん
戸棚からお皿を取ろうとしたポペル君
缶があります あー缶が落ちていきますニュートンのリンゴのように戸棚の上の粉ミルクの缶が落ちていきます
戸棚 あーニュートンはリンゴを見たのかもしれないし
リンゴじゃないものを見たのかもしれないな ニュートンこの時こんな気持ちだったのかなと思って粉ミルクの缶が落ちるのを見ている
ポペル君 この粉ミルク
ここにたどり着くまでの道のりをずっとずっと引き伸ばしていけば リンゴの木をどんどん高く想像していってみたらですね
月月ぐらいまで遠くまでこの粉ミルクがたどり着く道を想像してみたらと考えます その晩はうまく寝つけなくて
僕は初めて考えていることをおじさんへの手紙として書くことにした こんな手紙ですこれはポペル君からおじさんへの手紙です
でこの章はこれで終わりますねあと10分で終わりにしたいと思います おじさん
今度おじさんに会った時話そうと思っていたことなんですが手紙に書いた方がいいと 考えたのでこの手紙を書きます
僕は一つの発見をしましたそれは確かにおじさんから聞いた ニュートンの話のおかげですでも僕が自分である発見をしたなんていうとみんなは
冷かすに決まってます だから僕はこれをおじさんにだけ話しすることにします
お母さんにも当分後は言わないでください僕は今度の発見に人間分子の関係 網目の法則という名をつけました
はじめ粉ミルクの秘密という名を考えたんですがなんだか少年雑誌の探偵小説みたい なのでやめにしました
おじさんがもっといい名を考えてください考えてくれ考えてくださったら嬉しく思います このその発見をどう説明したらいいか僕にはまだうまく言えないんです
けれど 考えていった順番順序をお話しすればおじさんはわかってくれるだろうと思います
最初頭に思い浮かべたのは粉ミルクでした だから僕はこの話をしたらきっとみんなが冷やかすだろうと思うんです
僕だってもっと立派なものを考えたかったんですが粉ミルクの館から考え始めて しまったんだから仕方がありません
家でおせんべいやビスケットを入れておくあの楽島原の大きな館です そうしたらお母さんの言ったことを思い出しました
僕が赤ん坊の時お母さんの父が足りなかったので僕は毎日楽島原を飲んで育ったのだと いつかお母さんは言いました
今の楽島原の館はその時の記念だそうです 僕はその話を聞いた時じゃあオーストラリアの牛も僕のお母さんかなと言いました
だって楽島原はオーストラリアでできて館にもオーストラリアの地図が書いてあるからです 僕はそのことを思い出しましたそしてオーストラリアのことをいろいろ想像しました
牧場や牛や土神やコーナミルクの大工場や港や気仙屋 その他後から後からいろんなものを考えました
その時僕はニュートンの話を思い出しました 3メートルか4メートルの高さから落ちたリンゴをもっともっと高いところにあったと考えてみて
どこまでも考え詰めていくうちにニュートンは素晴らしい考えを思いついたのだ とおじさんが言ったでしょ
それで僕もコーナミルクに関係のあることをどこまでも考えていったらどうなるかなと思いました
僕は心象の中でオーストラリアの牛から僕の口にコーナミルクが入るまでのことを順々に思ってみました
そうしたらまるで霧がないんで呆れてしまいました とてもたくさんの人間が出てくるんです試しに書いてみます
コーナミルクがオペル君の元に来るまでを想像してみよう
イェイ オーストラリアの牛が
オギャーと言いながら絞られたその乳 どうやったらコペル君の赤ん坊コペル君の
口に入るまでたどり着くんでしょうか それを想像してみたんですけれどもオーストラリアの牛から始めて
こう言ってこう言ってこう言ってこう言ってこう言ってこう言ってこう言ってと コペル君は書き記すわけですけれども皆さんだったらどう想像しますか
コーナミルクもそれを見たわけじゃないんです コーナミルクを見て一人でニュートンが気を高く高く月に届くまで高く想像していたのと
同じようにただ想像しました コーナミルクを長く長く
時を遡りオーストラリアの牛まで遡るまで月に届くまで
人物高さを高くしたのと同じように 時を長く長く考えてみたんです
どうやってコーナミルクはここに来たんでしょうか 誰かが書いてくれるのかしら
書いてるねー 伝説ゲームですよね
はいコーナミルクから頂きました 牛牛乳工場船研文所販売所母自分素晴らしい
素晴らしい 素晴らしい想像力です
コペル君はどう想像したんでしょうか見ていきましょう 試しに書いてみます1コーナミルクが日本に来るまで
牛の世話をする人 地球を絞る人それを工場に運ぶ人工場でコーナミルクにする人
缶に詰める人 缶を煮作りする人それをトラックか何かで鉄に運ぶ人
汽車に積み込む人 汽車を動かす人 汽車から港へ運ぶ人 汽船に積み込む人 汽船を動かす人
2コーナミルクが日本に来てから 汽船から煮下ろす人 それを倉庫に運ぶ人 倉庫の番人 売りそば機の商人
国語する人 氷の薬屋 薬屋まで缶を運ぶ人 薬屋の主人 小僧
この小僧がうちの台所まで持ってきます 続き
僕はコーナミルクがオーストラリアから赤ん坊の僕のところまでとてもとても長い リレーをやってきたのだと思いました
工場や汽車や汽船を作った人まで入れると何千人だか何万人だか知れないたくさんの人が 僕に繋がっているんだと思いました
でもそのうち僕の知っているのは前のうちのそばにあった薬屋の主人だけで
あとはみんな僕の知らない人です 向こうだって僕のことなんか知らないに決まってます
僕は実に変だと思いました ニュートンとコーナミルクからコペル君が発見した人間分子の関係網目の法則とは
何だったんでしょう コペル君が人間分子の関係網目の法則と名付けたこの法則
おじさんへの手紙
言い換えるとどういうことなんでしょう 人間分子の法則網目の
人間分子の関係網目の法則ですよ やばいあと4分で終わらなければいけない終われるかなぁ
僕もちつもたれつなんじゃないかという発見なる 素晴らしいね
素晴らしい カメラが私が逃げるもんだからね諦めました
復活しました 世界中は何らかの関係性でつながっていて自分が知らないところで様々なものが
つながっている 賢い
人間はしがらんでいるただそれが人間が生きている証 なんかしがらんでいる
賢い言い方ですね
それから僕は床の中で暗くしてある電灯や時計や机や畳やその他部屋の中にあるものを次から次と考えてみました
そしたらどれもみんな楽島原と同じでした とても数えきれないほど大勢の人間が後ろにゾロゾロとつながっているのですでもみんな
見ず知らずの人ばかりでどんな顔しているんだか見当はつきません その晩まだ他に何だかいろいろ考えたのですが
そのうち眠くなって寝てしまったので忘れてしまいました しかし今言ったことだけは翌日になっても覚えていました
僕はこれは一つの発見だと思います だって今までちっとも考えなかったのにそう思ってみると何から何までみんなそうだと
わかったからです僕は学校に行く途中や学校に行ってからも何でも手当たり次第目に 入るものを取って考えてみましたけれど
どれもこれも同じでしたそして数えきれないほど大勢の人とつながっているのは僕だけ じゃないということを知りました
僕は教室で先生の洋服や靴のことを丁寧に細かく考えてみましたがやっぱり同じだ ということを発見しました
先生の洋服はオーストラリアの羊から始まってみました だから僕の考えでは人間分子はみんな見たこともあったこともない
大勢の人と知らないうちに網のようにつながっているのだと思います それで僕はこれを人間分子の関係網目の法則ということにしました
僕は今この発見をいろんなものに応用して間違っていないことを実地に試しています 今日はアスファルトの道がやっぱりそうだということに気がつきました
また数学の時間に先生の頭や髭も床屋につながっていると考えていたもんで久しぶりに 先生から注意されました
しかし発見のためには先生から叱られることも我慢しなければいけないと僕は思っています まだ書きたいのですがお母さんがもう寝なさいと言います
だから報告はこれでやめにしますおじさんは僕がこの発見を打ち明けた最初の人です とおける君はおじさんに手紙を書きました
生産関係の理解
それに対しておじさんが手紙を返してくれました分通みたいですね 時間になりましたがここだけここまで行きたいと思います
人間の結びつきについてなお本当の発見とはどんなものかというおじさんの返答です コペル君君の発見を世界一の誰よりも先に僕に打ち明けてくれてどうもありがとう
早速返事をあげたいんだけれど明日君の家に行くことになっているからその時あって話す ことにしよう
だがその前にあの手紙を読んで考えたことを僕はこのノートに書きつけておくことにするそうすればいつか 君がこのノートを読む時君はもう一度今度の発見を思い出し
僕の言葉を考えてみるだろうから僕はあの手紙を読んでお世辞ではなく本当に感心した 自分であれだけ考えていったのは確かに偉いことだと思った
僕なんか君ぐらいの年にはあんなことは思ってもみなかった 君が発見したようなことをはっきりと考えるようになったのは僕が高等学校に入ってからでそれも本を
読んで教えられたからだった しかしあれを読んで君に考えてもらいたいと思ったことがいろいろある
それを一つ一つコペル先生に申し上げておこう 君は人間分子の関係網目の法則という名前よりもっといい名があったら言ってくれと
手紙に書いたね僕はいい名前を一つ知っている それは僕が考え出したのではなく今経済学や社会学で使っている名前なんだ
今日最後のクエスチョンです おじさんは人間分子の関係網目の法則を何と言い換えてあげたでしょうか
コペル君に頼まれていましたよね僕は一生懸命考えたんだ カンミルクの法則とかカンミルクの判決このミルクの発見だとおぎゃおぎゃバグがブーツ言って
いじめられるんじゃないか恥ずかしがいいんじゃないか あーお前いつまで風のチーチ飲んでんだってをいじめられるじゃないかと思ってこのミルクの法則
というのはいうのをつけるのやめましたその代わり人間分子の関係網目の法則という いう名前したんだけどなんかしっくりこないでおじさん付け直してくれたら嬉しいなという風に
手紙に書いてあったのでおじさんが付け直してくれました なんと付け直したでしょうですヒントはおじさんがつけたのではない世の中ですでにこう言わ
れているものがあるんだよということです この回答を持って今日の学び締め結びとさせていただきたいと思います
このことですねこのものもあのものも誰かが作ってここに持ってきてるんだ その誰かの先には誰かもいて誰かもいて誰かもいるんだ
そのことを考えたあれもこれもそれもとこのいつもあの日のこの家も特にこのような 古い家です
地区何年かわからないそうです その頃に何人の人が住んだんだろう誰がどう出会ってしたんだろう
誰がこれを直したんだろうこの職人がこれを作ったんだろう この職人がこのままのガラスのこともあるかのがあるかのがその前にそもそも誰が住んで
たんだろうここの土地は何だったんだ 何もかもがつながっているように見えます人間分子の関係網目の法則
これは言い換えると何なんでしょう 早く書いて終わっちゃうよ
早く誰かが書いて 人とのつながりね簡単に書いてくれましたわかりやすく書いてくれました
他にも挑戦してくれる人がいますねー このことはつまりなんだもうすでにある言い方で知ってるんだよペルクということを言ってるんでしょ
ねおじさんね 白色ですからね
の職のおじさん はい
ワニジローくん 縦の糸はあなた
はい いいですよじゅんさんもう一小節歌って
よこの糸は私
中島美雪の関係です ということで春からも来てます生産関係ときてますが今日ここだけ探っていきたいと思います
実はコペル君君が気づいた人間分子の関係というのは学者たちが生産関係と呼んでいる ものなんだよ人間は生きていくのにいろんなものが必要だ
そのために自然界にあるいろいろな材料を使って いろいろなものを作り出さなければならない自然界にあるものを取ってきてそのまま来
たり食べたりするにしてもやっぱり狩りをしたり漁をしたり山を掘ったり何かしら働かな ければならないごくごく未開の時代から人間はお互いに共同して働いたり
分業で手分けをして働いたり絶えずこの働きを続けてきた こればかりは良すわけにいかないからね
ということで春生果で不定端関係コペル君が発見したのは生産関係 なんですところで人間同士のこういう関係を学者は生産関係と呼んでいるんだ
人間の共同生活の進化
最初人間は地球の上の方々にごく少数の塊を作って生きていたから こういう共同や分業もその狭い範囲の中だけで行われていた
その時代には自分たちの食べたり来たりするものが出来上がるのにどういう人が骨を 折ってくれたかすっかり見通し見通せた
おそらくみんなが顔見知りの間柄だっただろうし作る品物だって簡単なものばかりだった だろうし
狩りをしたり漁をしたりする時にはみんな総係でやったに違いないから 自分の食べるものや着るものがどういう人のおかげで出来てきたのか
どういうことは考えてみないでもわかっていたんだと思う ところがそのうちにそういう小さな集まり同士の間に品物の交換が行われたり
縁組みが始まったりしてだんだん人間の共同生活が広くなってきた 人間の集まりも大きなものになってきてとうとう国というものを作るようになった
もうこの頃になると共同や分業もだいぶ大規模となり その関係が複雑になって自分たちの食べるものや着るものを見立て
一体誰と誰とかこのために働いたんだが だからいちいち知るわけにはいかない 作る方だって自分の作ったものを誰が食べたり着たりするんだか
見当はつかないただ働いていろいろなものを作り出し その代わり自分や自分の家族に必要なものをもらうとか
さもなくばそういう羊品を買うためのお金をもらうとか それが目当てで作り出すんだから誰が着るか食べるかはその人たちには問題じゃない
それからもっと時代が進んで商業が盛んに行われるようになり 国と国との間にさえ取引が起こるようになると人間同士の関係はますます込み入ってくる
例えばシナの農民がお金を儲けようと思ってカイコを買い キートを取って売るとそれが回り回ってローマの貴族の着物になるというふうだ
こうなると品物を作り出すためばかりじゃないそれを運ぶためにも大勢の人間が 共同して働きその間に様々な分業が行われてくる
そうして世界の各地がだんだんに結ばれていってとうとう今では世界中が一つの網になって しまった
世界のつながりと商業
もう今日では日本の製糸会社が生死を取るのでも 宝石会社が木綿を作るのでも日本人が絹や木綿に困らないようにと考えてしているのではない
またまず日本人の必要を満たし余ったら外国へ売ろうなどと考えてやっているのでもない 初めから外国の市場に売り込むことを目当てに大規模に生産しているんだ
つまり人間同士の世界的なつながりを土台にしてその上で仕事をしているわけね インドやシナの何億という人々に日本のモメン物や雑貨が必要だし
また日本人にとってはオーストラリアの羊毛やアメリカの石油がなくてはならないものと なっている
同時に人類が初めてそれを知ったという意味も意味を持つものではなくてはならないんだ 人間はどんな人だって一人の人間として経験することに限りがある
しかし人間は言葉というものを持っている だから自分の経験を人に伝えることもできるし人の経験を聞いて知ることもできる
その上に文字というものを発明したから書物を通じてお互いの経験を伝え合うこともできる そこでいろいろな人のいろんな場合の経験を比べ合わすようになり
それを各方面からまとめ上げていくようになった こうしてできるだけ広い経験をそれぞれの方向から方面から矛盾のないようにまとめ上げていったものが学問というものなんだ
だからいろいろな学問は人類の今までの経験をひとまとめにしたものと言っていい そうしてそういう経験を前の時代から受け継いでその上でまた新しい経験を積んでいき
たから人類は野獣同様の状態から今日の状態まで進歩してくることができたんだ 一人一人の人間がみんないちいち
猿同然のところから出直したんでは人類はいつまで経っても猿同然で決して今日の文明 にまで達しなかっただろう
だから僕たちはできるだけ学問を収めて今までの人類の経験から教わらなければならないんだ そうでないとどんなに骨を折ってもその甲斐がないことになる
人間らしい関係の探求
骨を折る以上は人類が今日まで進歩してきてまだ解くことができないでいる問題のために 骨を折らなくては嘘だその上で何か発見してこそその発見は人類の発見という意味を持つ
ことになるまたそういう発見だけが偉大な発見と言われることもできるんだ これだけ言えばもう君には勉強の必要はお説教しないでも分かってもらえると思う
偉大な発見がしたかったら今の君は何よりもまず盛り盛り勉強して今日の学問の頂上に 登り切ってしまう必要がある
そしてその頂上で仕事をするんだしかしその登り切ったところで仕事をするためには いやそこまで登り切るためにだってコペル君よく覚えておきたまえ
君が夜中に目を覚まし自分の疑問をどこまでも追っていった あの精神を失ってしまってはいけないんだよ
そこそれから最後にもう一つ君が生きていく上に必要な色々なものを探ってみるとみんな そのために数知れないほどたくさんの人が働いていたことがわかる
それがそれがなそれが言いながらその人たちは君が君から見ると全く見ず知らずの人ばかりだ このことを君は変だなぁと感じたね
広い世界のことだから広い世間のことだから誰も彼も知り合いになるというなどということはもちろん できることじゃないしかし君の食べるもの君の着るもの君の住む家
すべて君にとってなくてはならないものを作り出すために実際に骨を負ってくれた人々と そのおかげで生きているものとかどこまでも赤の他人だとしたら確かに君の感じた通り変なことに
違いない 変なことには違いないが今の世の中では残念ながらそれが事実なんだ
人間は人間同士地球を包んでしまうような網目を作り上げたとはいえ その繋がりはまだまだ本当に人間らしい関係になっているとは言えない
だからこれほど人類が進化しながら人人間同士の争いが未だに絶えないんだ 裁判所ではお金のために訴訟の起こされない日は1日もないし
国と国との間でも利害が衝突すれば戦争をしても争うことになる 君が発見した人間分子の関係はこの言葉の表しているように
まだ物質の分子と分子との関係のようなもので人間らしい人間関係にはなっていない だがコペル君人間は言うまでもなく人間らしくなくちゃいけない
人間が人間らしくないに関係の中にいるなんて残念なことだ たとえ赤の他人の間に立ってちゃんと人間らしい関係を打ち立てていくのが本当だ
もちろんこう言ったからといって何も今すぐ君にどうしろこうしろというわけではない ただ君が大人になっていくとともにこういうことも真面目に心がけてもらいたいものだと思うんだ
これは人類が今まで進歩してきてまだ解決のできないでいる問題の一つなんだから では本当に人間らしい関係とはどういう関係だろう
君のお母さんは君のために何かしてもその報酬を欲しがりはしないね 君のために尽くしているということがそのままお母さんの喜びだ
君にしても仲のいい友達に何かしてあげられればそれだけでもう十分嬉しいじゃないか
人間が人間同士お互いに好意を尽くしそれを喜びとしているほど美しいことは他にありはしない
そしてそれが本当に人間らしい人間関係だとコペル君君はそう思わないかしらということで第三章を終わりたいと思います
それでは今日はここまでですお疲れ様でございました
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