山本 結衣
はい。なんかこう、男の人だったら普通に、「何か得意料理何ですか?」って、別になんかこう、裏というか、そこに込められた言葉以外の意味があんまりないというか、
けど女の人だったら、なんかこう、「料理を普段するのか?」とか、「料理が得意かどうか?」みたいなところの、なんかこう裏が若干透けて見える感じがするっていう。
近藤淳也
その例えば、結婚とかしたときに、「この人はどれくらい料理を作ってくれるのかな?」みたいな探り要素みたいなのがあるんじゃないかってことですか?
山本 結衣
じゃないかみたいなことをおっしゃられていて、いやそれはちょっと私も感じているというか。
近藤淳也
え、聞かれたことあるんですか?
山本 結衣
いや、なんかこうなんだろうな、大学生になって一人暮らしを始めてから、自炊を始めたので、なんか大学生で一人暮らしって言うと、自炊するのって結構メジャーな質問だと思うんですけど。
近藤淳也
なるほど。
山本 結衣
結構聞かれる機会が多くて。で、「ああ、まあはい、そこそこ。」みたいな感じで答えると、「え、何が得意なの?」って言われるんですけど。
なんかその大学生の一人暮らししてる子に対する質問は、別にその結婚がどうとかはないと思うんですけど、
なんかその自炊するの、何が得意料理なのっていうのを聞かれるように4年前ぐらいからなってきて、
で、大学生で同い年ぐらいの飲み会とかご飯会で、なんかこうご飯、なんか一人で暮らしてるってなるとやっぱ自炊するかどうかって話になって、
同年代の人に、「何が得意料理なの?」って聞かれると、なんて答えるのがいいんだろうっていうか、なんかちょっと深呼びしてしまうというか。
近藤淳也
それは男性だけじゃなくて女性もですか?
山本 結衣
女の子同士も、でもなんか距離が近い、すっごい仲いい友達とかだと、別にまあ得意料理もそもそも聞かないけど、
なんか別に言葉以外の意味はなく、「これが最近は得意かな?」みたいに答えれるんですけど、
近藤淳也
仲がいいとね。
仲がいいと。なんかちょっと距離があるというか、あんまりこう話したことがない方とかだと、なんか若干こう言葉以外の意味が込められてるんじゃないかってちょっと思ってしまうんですよね。
山本 結衣
それ女子でも?
近藤淳也
女の子でも。
女子でも。
山本 結衣
はい。
近藤淳也
女子の意味ってどういう意味なんですか?
山本 結衣
え、なんだろうな、なんかこう、どの程度なのかを探られてる感じがするというか、いや、被害妄想かもしれないんですけど、これは。
ちょっとなんかこう感じるものがあって、なんか別にそれを常日頃からずっと考えてたわけでもないけど、この今回このエピソードを聞いて、
なんか、あ、確かに、なんかこう、得意料理は何?っていう質問って結構、なんかその言葉だけ以外の込められた意味が、その聞く人聞かれる人の年齢とか立場とか関係性によって、結構こう含んだ意味というかが変わるなってちょっと思って。
近藤淳也
山本さん、得意な料理は何ですか?
山本 結衣
やめてください!やめてください!得意な料理、何かな?最近よく作るのはゴーヤチャンプルなんですけど。
近藤淳也
ゴーヤチャンプル?
はい。
おー、夏に良さそうですね。
はい。得意かどうかというか、よく作るというか、1回作って、あ、これ美味しいなって自分で思うと何回も作っちゃうタイプなので、最近はゴーヤもスーパーでよく見かけるから、よく作ってるっていうだけで。
今のとかがちょっとどういう意味なのかなって思うみたいな。
山本 結衣
そうですね、なんかこう若干こう、別に何とも思わない時もあるんですけど、なんかこう話の流れで、こううまく説明はできてないかなと思うんですけど、今。
なんかこう、これはただ得意料理を聞いてるだけじゃないかなって思う時があるなっていう。
近藤淳也
なるほど。ちなみにそのゆとたわさんたちの回答というか、はどういう内容だったんですか?
山本 結衣
まず男の子が聞かれた場合は、本当に何か料理名は別に何でもいいけど、何か例えばチャーハンとかって言って、なんかこのチャーハンは僕なりの作り方があるんだっていうか、こう一個こだわった何かを言うのが正解みたいなふうにおっしゃっていて。
男子は?
はい、男の子は。
近藤淳也
男子が答えればいい?
山本 結衣
男子が答えればいいです。
近藤淳也
あー、なるほど。趣味的になんかこだわって作ってるやつ。
山本 結衣
うん。なんかカレーでもいいし、チャーハンでもいいし、それこそ味噌汁でもいいんだけど、お味噌はこれを使って、具はこういうのを使うと美味しいんですよっていう、なんかその後の話につながるような。
近藤淳也
あー、なるほどね。こだわりについて語れるようなものを言うのがいいと。
山本 結衣
おっしゃっていて。
なるほど、なるほど。
あー、なるほどって思って。
近藤淳也
それが女性だと違うんですか?
山本 結衣
女性だと、なんかそれこそ普段料理をするのかとか、料理がうまいのかどうかみたいなことが含まれてると、なんかこう肉じゃがとか答えると、なんかこう擦り切られてるというか。
え?
なんか肉じゃが、得意料理は何?肉じゃがって結構定番。
定番ともちょっと違うけど、なんかこう、肉じゃが、なんかこう和食だしを、和食を答えると、なんかちょっとなんか、あれだよねっていうのはわかりません?この感覚。
何?何?何?
なんか、なんていうんだろう、女の子に、例えばカップルで女の子に作ってほしい料理ランキングだと、たぶん肉じゃがって1位とかに来るじゃないですか。
で、肉じゃがが得意っていうのは、なんか料理私しますよっていうものに捉えられがちというか。
近藤淳也
結婚を匂わせるというか、一緒になった時に料理役になるみたいなことが含まれるってことですか?
山本 結衣
うーん、まあそれもあるし、なんかこう、まあ別に付き合うとか結婚するとかなくても、なんか私は料理ができる女です感が出るっていうか。
あー、そういうことか。
ちょっとなんか私は家庭料理が作れます感が出るっていうか。
なるほど、なるほど。
っていうのが、これはなんかこう今言ってて、なんか言語化していきましたけど。
なんか、なんとなく感覚で、結構女の人はあるあるだと思うんですけど、肉じゃがって答えにくいんですよ。
本当に肉じゃがが得意料理だったとしても、ちょっと答えにくくて。
近藤淳也
で、逆にビーフストロガノフとか、そういうカタカナのやつは、なんかこう、それはそれで気取ってる感が出るというか、こういうふうにおっしゃっていて。
山本 結衣
じゃあどうしたらいいの?
で、そこでオムライスとか、簡単なものにやっちゃうと、なんかこの子料理あんましないのかなって思われて、なんかこう、本当は料理普通にできるけど、できないふうにも思われがちというか。
近藤淳也
難しい。
山本 結衣
おっしゃっていて、で、その、いろいろ検討した結果、模範回答は、だし巻き卵っていうことになったんですね。
近藤淳也
なにそれ、だし巻き卵ならいいんですか。
山本 結衣
っていうふうにおっしゃっていて、なんかちょうどいいラインじゃないっていう、なんか卵巻くの結構難しいし、だから技術もいるし、でも和食で、こうなんていうか、
ビーフストラガナ不適気取った感もないし、なんかちょうどいい塩梅でバランスをこう考えた結果、だし巻き卵っていう結論が出てて。
で、ほーっと思いながら聞いてて。
近藤淳也
どうですか?取り入れますか?
山本 結衣
だし巻き卵は、でも実際得意ですって言って、じゃあ作ってよってことになったときに、私はあんまりだし巻き卵は得意じゃないので、言えないなとは思ったんですけど。
近藤淳也
なるほど。
山本 結衣
はい、でもちょっとそのちょうどいいラインを探っていくのは結構ちょっと、なんか今後聞かれたときのために考えとこうって思いました。
近藤淳也
そうか。
山本 結衣
はい。
近藤淳也
なかなか面白いですね。考えたこともなかったね。
山本 結衣
はい。
近藤淳也
で、今だったらなんて答えるんですか?
山本 結衣
今だったら、さっきゴヤチャンプルって言いましたけど、得意料理、餃子かな。
近藤淳也
餃子。
餃子です。
餃子もいいラインじゃないですか。
山本 結衣
そうですかね。でもなんか、餃子って作る、手作りしますっていう人と、いや餃子はもう冷凍の買って焼くだけでいいじゃんっていう人と、なんか二つ流派があると思うんですよ。
近藤淳也
冷凍もおいしいですからね、今。
山本 結衣
おいしいですからね。でも私は冷凍買うときももちろんあるし、でもなんか冷凍餃子と家で作る餃子は別物だと思っていて、
私は実家で母が作ってた餃子を教えてもらって、家で作ってるんですけど、なんかもう具をこれでもかというくらい入れるんですよ、一つの餃子。
信じられんくらい入れて、なんならか溢れ出るくらい入れて、なんかもうパンパンに入ってるのが家で食べる餃子っていうイメージで、
外で食べる餃子とか冷凍の餃子は、そんなギュギュパンパンじゃないけど、こうなんかこだわりがあっておいしいみたいな。
タレがおいしいとか、具がおいしいとか皮がおいしいとかがあるみたいなもののイメージなので、私の中の餃子は。
なので、そうですね、なんか、はい、なんか母から受け継いだレシピだし、自分もよく好き好きで作るし、外で食べるのともちょっと違うから、餃子ですかね。
近藤淳也
その話がめっちゃ面白かった。
山本 結衣
その話がすごい共感したというか、なんかこう、そういうテーマを取り扱っていくんだ、この番組と思って、すごい面白いなと思って聞いていて、
なんかこの感じがずっと続くんだったら、ちょっと1から全部聞きたいなと思って。
最近のやつ見てたら、最終回とか書いてあるから、どこから始まってるかをちゃんと追いたいなと思うと、結構序盤から聞かなきゃなとか思ってるんですけど。
近藤淳也
なるほどね。長寿番組ですからね。
なんかね、フェスをやったりとか、リアルイベントもされたりとかしていて。
山本 結衣
公開収録とかですか?
近藤淳也
そうですね。もう多分6年か7年ぐらいされてると思うんで、僕もそんな最初の頃聞いてなかったんで、最近聞くようになったんですけど、
だいぶ長いんで、結構ファンも多くて、で割とフェスをやったりとか、リアルイベントもされたりとかしていてね、結構人気の番組だと思いますね。
僕はなんかあの場面転換ときに鳴る音が面白いなって思いますけど、音というか、なんていうんですか、ちょっと面白いやつを入れてるじゃないですか。
あれがすごいなって思ってます。
山本 結衣
なんかこうラジオじゃない?ポッドキャストか。ポッドキャスト番組としてすごいなんかコーナーがあったり、なんかこうしっかりこう作られてるんだけど、話してる内容の短さとか雑談の感じとかがすごい面白くて、いいなと思ってます。
次いきます?
はい。いきますか。
じゃあ今回最後なんですけど、親父は銀行員.fmっていう名前のポッドキャストです。
近藤淳也
ご存知ですか?
親父は銀行員.fmね。
存在は見たことありますけど、あんまり聞いたことなかったです。
山本 結衣
そうなんです。なんか、埼玉出身の幼馴染の方、4人組でやられていて、なんか各エピソード全員いつも4人いるってわけじゃなくて、今日はこのうちの代々と代々ですみたいな回もあるし、みたいな感じでやられてるやつなんですけど、それは結構最近のエピソードを聞いて見ていて。
近藤淳也
基本は親父なんですか?
山本 結衣
親父、親父、親父。
お父さんが4人組?
そうですね。年齢もそれぐらいだし、はい。その幼馴染を4人の方がやられてて。
で、最近のやつで下っ端である心地よさ、そんな最近じゃないかもしれないけど、下っ端である心地よさっていう名前のエピソードを出されていて、
で、それがこう、内容としては、まず職場で、その4名のうちの1人の方が転職をされたのかな?で、未経験で新しい仕事を始めてから今年で2年目になるみたいなので、
で、今年またもう1個下に入ってきた、新人さんが入ってきたって、その子は20代とかで、なんかもう社会人になり立てなのかな?ちょっとわかんないですけど、ちょっと若い方で、未経験の方で入ってきたってなって、
で、職場的には、職場の周りの方が言うときには、今年の新人よりも去年の新人、だからその親父は銀行員のうちの1人の方の方がちょっとできるよねっていうか、っていうような評価らしいんですね。
で、自分的には別にそう思ってないけど、そういうふうに言われてるっていうので、そこから、なんかこう、一番下っ端って、雑誌用とかもやらせるし、やらなきゃいけないし、大変な部分もあるけど、
まあ新人だからね、初めてだからね、まあちょっとできなくても、ちょっと失敗しても、まあなんか、まあ初めてだからっていう、ちょっと免罪婦じゃないけど、そういうところがあるっていうので、下っ端でいる方が居心地がいいんじゃないか、みたいな話をされていて。
で、私も来年社会人1年目でしたっぱ、だし、なんか今の年齢的には、自分の方が新人だったり若かったりすることが多いので、こう、なんだろうな、できなくてもいいやと思ってるわけじゃないけど、なんかこう、周りの方に助けてもらうことの方が多い立場で、
もっとできるようになりたいというか、なんかこう、自分だけでもできるようになりたいと思わなくもないけど、でも確かによく考えたら、2年目ぐらいの立場で、1年目が入ってきちゃうと、自分も別にそんなに、めっちゃできるわけじゃないのに、新人がいちゃうから、いやあなたもう新人じゃないからちゃんとしなよっていう風になっちゃう、みたいな話をされていて、なんかすごいなんかこう、
これから、私はこれからそうなるんだっていうのを見たというか聞いた感じがして、なんかちょっと面白かったんですよね。ちょっと面白いでまとめてしまったけど。
近藤淳也
まあ、社会に出る山本さんならではの興味かもしれないですね。
山本 結衣
そうですね。それを、同世代じゃなくて、それこそ親父さん世代の方でもそう思うんだっていうか、っていうのが、なんかこう、新しいじゃないけど、私としては、そういう年齢の方がお話しされているのを聞くのが初めてだったので、ほーっていうか、そんなことを考えていらっしゃるんだなっていうところが気づきでもあり、
自分もそうなるんだろうなっていう、ちょっとなんかこう、親近感というかもあり、ちょっと面白く聞きました。
近藤淳也
なるほどね。どうですか、その就職に向けての気持ちの整い具合は。
山本 結衣
いやー、ちょっと、あの就活してた時は、今年の4月とか5月とかは、なんかもうガムジャラというか、早く決まれっていう気持ちで、焦ってるような気持ちの方が大きかったので、なんか社会人になってからどうこうというよりかは、もう一旦来年からの居場所が早く作らなきゃっていう気持ちだったんですけど、
だいぶ落ち着いてきて、ちょっと先日内定式のご案内もして、っていうようなことをしていると、やばい、あと半年で社会人になってしまうというような気持ちの方が大きくなってきて、不安ですね。
近藤淳也
おー、そうですか。ちゃんとやれるかな、みたいな。
山本 結衣
なんかこう、今までの、小学校から中学校、中学校から高校、高校から大学は、進んだとて学生じゃないですか。から、なんか別にそんなに不安よりも楽しみの方が大きかったんですけど、社会人になってしまうっていう、学生が終わってしまうっていう、ちょっと不安感がありますね。
近藤淳也
まあね、新しい世界生えるんだから、きっとね、誰でもあると思いますけど、でもちょっとそういう、親父は銀行員?みなさん銀行員なんですか?
山本 結衣
いや。
近藤淳也
そういうわけではないんですか。
山本 結衣
え、ちょっとわかんない。ちょっと全部聞けてないので、もしかしたらそうかもしれないけど、どうなんでしょうね。
近藤淳也
でもそういう先輩たちの話を聞きながら、イメージトレーニングというか、できるのはいいかもですよね。
山本 結衣
でもちょっとなんか、そういう話を聞いて、勝手に自分もそういうふうに感じるんじゃないかとか、想像してしまって、
はい、なんかこう、同世代の人と話すとか、親と話すとかはあるんですけど、
なんかこう、全然関わりのない40代とかの方の、社会で働いている方の、がどういうことを考えているか、普段みたいなことを聞けたのが、結構個人的に、そんなことないじゃないですか、日常生活では。
なるほどね。
なんか、ポッドキャストならではだし、面白いなと思いました。
なるほど。
近藤淳也
はい。
山本 結衣
わいちゃん、そういうお仕事の話が多い?
それだけじゃなくて、全然、好きな応援ソングを紹介する回とかもあるし、なんか何でも雑多に、お仕事のことも恋愛のことも、ちょっとエンタメのことも、ドラマのことを話されている回もあるし、
もう何でも話していらっしゃるんですけど、私が聞いた回はその、お仕事の時に考えていることじゃないけど、スタッパ立場の話だったので、面白かったですね。
近藤淳也
なるほどね。
山本 結衣
はい。
近藤淳也
わかりました。じゃあちょっと、僕も聞いてみたいなと。
山本 結衣
はい。ちょっと近藤さんが聞いてまた、近藤さんからしたら同世代じゃないですか。
はいはい。
だからこう、なんか、通ずる部分とかもあるかもしれない。
うーん。
よかったら聞いてみて。
近藤淳也
そうですね。僕は奥で、あんまりちゃんとした会社員をやったことがないんで。
山本 結衣
あー、そっか。
近藤淳也
はい。逆に新鮮かもしれないですけどね。
うーん。
はい。その、上と下に挟まれたりとか。
山本 結衣
そっか、あんまりないですもんね。
近藤淳也
会社作っちゃったんで、その、上司と部下がいてみたいな経験がなくて。
中間管理職の悩みみたいなのとか。
後輩を抱えるその気持ちみたいなのとか。
なるほどって、今も思いましたけどね。
山本 結衣
ちょっと聞いてみてください。
はい。聞いてみます。
近藤淳也
じゃあ、そんなとこですかね。
山本 結衣
そうですね。今回はこんな感じで。
はい。
近藤淳也
じゃあちょっとお知らせなんですけど。
はい。
山本 結衣
いいですか一つ。
近藤淳也
はい。お願いします。