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山本 結衣
こんにちは、山本です。本日のLISTEN NEWSでお届けする新機能をお知らせは3つです。まずは一つ目、ブラウザからの音声録音時にマイクが選べるようになり、音量インジケーターが表示されるようになりました。
ブラウザから録音する際、正しいマイクが選択できておらず、せっかく話したのに録音できていなかったといった悲しい出来事を防ぐための改善を行いました。
録音フォームからマイクが選択できるようになり、また現在録音中の音声の音量がインジケーターで表示されるようになっています。
ちゃんと音声が入力されているかを確認することができるようになりましたので、どうぞご利用ください。
次に二つ目、音声ファイルのプリロードを行わないように変更しました。
エピソードを聞くだけでなく、文字起こしだけ読みたい、コメントを確認したいなど、エピソードページを閲覧する目的の多様化を受けて、音声ファイルのプリロードを行わないように変更しました。
この変更により、サーバーネットワークの負荷を減らすことや、再生数の集計をより正確にすることを目指しています。
次に三つ目、Podcastの再生数表示で、リスンユーザー数と再生数を切り替えられるようになりました。
ダッシュボードの再生数表示画面にて、リスンユーザー数と再生数の二つのモードを全体で切り替えられます。
リスンユーザー数モードでは、ブラウザでリスンにアクセスし、該当エピソードを再生したユーザーの数が表示され、再生数モードでは音声ファイルに対するアクセスラグを元に集計した再生数が表示されます。
今、どの値を見ているかがわかりやすくなりましたので、集計データを参照しやすくなったかと思います。ぜひご活用ください。
では、これらの新機能お知らせについて、ここからは近藤さんと一緒にお話ししていきたいと思います。よろしくお願いします。
近藤淳也
はい、お願いします。
ヤムさん、どうですか最近は。
山本 結衣
定番化していくんですね。
近藤淳也
聞いてしまいますけど。
山本 結衣
最近は、ちょっと前のリスンニュースで、
織華さんのしみになる音っていうポッドキャストをご紹介したと思うんですけど、
その時に、私がなんか音を録るなら何がいいっていう話をしていて、雪を踏もうとか録ってみたいっていうのを言ったんですね。
そしたらそれに対して、はじめさん。
それに対してっていうか、こちら側が勝手にはじめさんとかできるんじゃないですかみたいなことを。
近藤淳也
そうですね、一番最初に録れるのははじめさんかなって言ってたら。
山本 結衣
言ってたら、実際に録ってくださって。
近藤淳也
届きましたね、雪を踏む音。
しかもちゃんと尺を取ってもらって、届けるために回してくれたんだなって感じで。
届けてくれてましたけど、どうでした?
山本 結衣
もう雪が積もってるんだ。びっくりして。
まだ若干、今日とも寒いけど、お昼間とかちょっと暑い時あるじゃないですか。
だから、もう踏む音が取れるほどの雪が積もってるんだって特にまずびっくりして。
近藤淳也
そうですよね。さすがに季節が結構違うなっていう感じでしたよね。
ちょっとまだベチャベチャしてる感じでしたけどね。
山本 結衣
そうですね、なんかジャクッと感がありましたよね、若干。
近藤淳也
これがまたね、寒くなっていくとだんだん音が変わっていきますっておっしゃってたんで。
またね、キュッキュッキュッってやつも聴いてみたいな。
山本 結衣
そうですね、またちょっともっとしっかり、しっかりというか積もって、
届ける前に踏めるぐらいの気温になったらまた違うのかなと思って楽しみにしてます。
はい。ほじめさんありがとうございます。
ありがとうございます。
近藤淳也
ちょっと季節感を感じる声の頼りというか音の頼りで。
山本 結衣
そうですね、確かに。
近藤淳也
いいですよね。
では今日の内容いきましょうか。
はい。
ちょっと小ネタというか若干細かい今週は多いですけども。
はい。
全体的にはですね、ずっと続いてて本当にずっとそれかって感じで申し訳ないですけど、再生数問題を終わらせたい。
そうですね。
終わらせたいというか、そろそろ区切りをつけたいっていうのがありまして。
確かに。
くどいなって思いながらも、一旦ここまでやれば大丈夫だろうっていうのも今週中頑張ってやろうと思って、
山本 結衣
今日のこの収録までに煽らせようと思ってやってまいりました。
なるほど。ありがとうございます。
近藤淳也
ということで、あとちょっとだけその再生数関連ちょっと続くんですけど、
もう一旦これで区切りと思ってお付き合いいただければと思いますけど、
でもその前にですね、この1個目はちょっと再生数と関係なくて、
山本 結衣
そうですね。
近藤淳也
ブラウザーの録音の機能追加で、これはですね、大角さんがディスコードでブラウザー録音機能が出たので録音ボタンを押して話してたんだけど、
8分間ほど話した後に録音をしてみて聞いてみたら、マイクがHDMIでつないだ機器に奪われていて、
そちらがデフォルトになってたせいで何も録れてなかったと。
山本 結衣
送ってくださってて、そういう提案まで来たか。
こういうのあったらよくないですかじゃなくて、
そういう感じでちょっと作ってみたんですけど、どうですかって。
そうなんですよ。
近藤淳也
すごいですね。
すごくないですか。
で、おーって思って。
で、それもすごい素晴らしかったんですけど、
今使っているライブラリーとか技術的な仕組みをできるだけそのまま使う中で、
まず一旦できる範囲で作ろうと思って、
Listenで今使っている技術的なライブラリーでできる範囲で一旦作ってみました。
で、それがブラウザーから録音するときにマイクが選べるっていうのと、
あとインジケーターが出るっていう仕組みなんですけど、
山尾さん見ました?
見ました。
山本 結衣
見た?
これは今日ドキュメントをちょっと直してるときに写真撮ろうと思って、
マイクが選択できるようになってるっていうのは気づいたんですけど、
そこで録音ピッと押してないので、
インジケーターには気づいてなかったんですけど、
近藤淳也
お知らせで、あ、なんとそっちも追加されていたって。
録音を押してみたんだ。
山本 結衣
押してみではないんですよ。
お知らせの写真をつけてくださってたじゃないですか。
そこで見て、あ、こっちもあったのかって。
近藤淳也
そうなんですね。
押してみてくださいよ。
ちょっと今押してみてくださいよ。
山本 結衣
はい、ちょっとやってみますね。
えーと、あ、できました。
近藤淳也
どう?
山本 結衣
いいですね。分かりやすいですね。
近藤淳也
あ、そうですか。
山本 結衣
え、これって緑のとこなら割れてないよとか、
はーって大きい声出して赤くなったら割れるよとかそういうことですか?
近藤淳也
一応一番右端をゼロデシベルにしてます。
山本 結衣
あ、なるほどなるほど。
はい。
はいはいはい。
近藤淳也
計算して、えーと、今それ何本あるのかな。
24本ぐらいあるのかな。
24ぐらいで、こう、デシベルを割って、
はい、右端がゼロ。
なんでまあ、それがずっと張り付いてたらちょっと超えてる可能性がありますね。
山本 結衣
あ、なるほどなるほど。
あ、分かりやすくていいですね。
近藤淳也
あ、そうですか。
山本 結衣
はい、声の大きさも、はーって。
近藤淳也
今赤色出したかったの?
はい。
赤色出ましたね。
山本 結衣
出ましたね。
あ、なるほどなるほど。
これで止めると、あ、これでフィルターとかもかけられる。
近藤淳也
そうですそうです。
山本 結衣
はーはいはいはいはい。
近藤淳也
どうでしょう。
山本 結衣
メンディ。
いいですか。
近藤淳也
いいですね。
UIいろいろ工夫して、まあご提案もいただいたんでね。
はい。
それを元にいろいろ考えて、
まあでもできるだけシンプルにね、迷わずに使えるっていうことで考えたんですけど。
山本 結衣
いや、いいと思います。
分かりやすくて。
近藤淳也
あ、そうですか。
ありがとうございます。
山本 結衣
はい。
近藤淳也
はい。
まあまずそうですね、今どのマイクが使われているかっていうのは文字でも分かるし、
あとは喋っているときにこうインジゲーターが動いていればね、さすがに音が入力されているっていうのが目で見えるんで、
まあそれぐらいあると、もしね全く動いていなかったらあれなんかおかしいぞって気づけるかなっていうところで、
はい。
はい。
ご要望に応える形で追加させました。
はい。
はい。
山本 結衣
これはじゃあパソコンとか、まあスマホで撮っているときはスマホにマイクを接続しとけば、
この録音開始の横音のとこからマイクを選んで、そっちからも収録、録音できる。
そうですね。
近藤淳也
はい。
まあそのパソコンとかスマホで接続可能なマイクが出てくるんで、
1回許可するみたいなのを押す必要があるときもありますけど、
例えばAirPodsとか、あとPCだったらちゃんとしたマイクとかもつながっていれば出てくると思いますので、
そっちが使いたかったらそっちを選んでやってみてください。
何も選ばずにやると規定のマイク、デフォルトのマイクが使われていきなり録音することもできます。
山本 結衣
なるほど。
近藤淳也
はい。なんですけどね、実はこれを出したのが今週の火曜日ぐらいかな、だったんですけど、
なんとその後にですね、小倉さんが実はもう1個その2個目の実装を作っていて、
GitHubに上げてたところだったんですっておっしゃってて、
もしかしたらそれ使ってもいいよっていう意味だったのかなと思って、
ちょっと前後しちゃって申し訳なかったんですけど、
山本 結衣
まさかもう出るとはみたいなことをおっしゃってましたけど。
近藤淳也
で、そうですね、小倉さんのコードがGitHubに投稿されたんですけど、
ほぼ同じ日にリスンの方でもインジゲーターが出てるので、
ちょっと残念ながらそちらは採用はしてないんですけども、
小倉さんが面白い提案をさせてくださってて、声日記の方で、
なんかこんな感じで、こういう機能どうですかっていうのをコードでみんながコミットできる、
提案できたら面白いんじゃないですかみたいなご提案までいただきまして、
なんて積極的なというか前のめりなご提案なんだろうと思って。
山本 結衣
コード書くとこまでやってくださろうとしている。
近藤淳也
そうなんですよね。小倉さんなんかそういうちょっと技術的な素養もお持ちのようで、
もともといろいろご質問いただく内容とか、ご指摘いただく内容とか、
結構専門的なことをおっしゃるなと思ってたんで、
結構技術のことも明るい方なんだとは思ってましたけど、
いよいよコードまで送ってくれるようになったということで、
すごくその積極性を非常にありがたく思っていて。
そうですね、全然そういうご提案いただくのは、今回もインジゲーターとかは、
かなり小倉さんが最初に作られたやつとかを見ながら参考にさせていただいて、
どんなインターフェースにしようかって構想したので、
そもそもすでに今、アイディアとかこういうのがあったら嬉しいっていうのは採用させていただいてます。
だからもうすでに概念として取り込まれてます。
ですけど、多分コードが書ける人ってそんなに多くないと思うんで、
あえてそういう仕組みを使わなくても、何かしら今回みたいなGitHubで送っていただくとか、
そういうのがあれば参考にもさせていただきますし、
もしそのまま使えそうなものがあれば、部分的に使ったりとかもさせていただきますので、
ぜひ遠慮なく何かあればご提案いただければと思います。
山本 結衣
お願いします。
近藤淳也
小倉さんもありがとうございます。
山本 結衣
ありがとうございます。
近藤淳也
というのがインジケーター話ですね。
山本 結衣
そうですね。
近藤淳也
その次なんですけども、いいですかね。
近藤淳也
でもその後実はちょっともりちんさんとDMで話をしていて、
それでわかっちゃったんですよ。
謎が。それがこのフリーロードだっていう。
なんで気づかなかったんだって話なんですけど、
要はエピソードページとかの画面を表示するだけで、
最初の少しだけをダウンロードしちゃうんで、
それが音声ファイルに対してのリクエストとしてログに残るんで、
それが再生数にそれがカウントされるようになってことに、
その後気づきまして、そりゃそうかと。
山本 結衣
そうですね。確かに。
近藤淳也
なので謎というか、なんでそこに差があるかっていうのがわからない。
最後ちょっと若干ふわっとなってたんですけど、
大体わかりましたと。
確かにリッスンって今本当そのエピソードページ結構見に行く機会多いじゃないですか。
多いですね。
星がつきましたって言ったら見に行ったりとか、
コメントがつきましたって言ったら見に行ったりとか、
コメントに返事が来ましたって言ったらまた見に行ったりとかって言って、
自分でも何回もそのエピソードページって見るし、
それってもう1回聞いているのに後から何回も見るみたいな時もあって、
それが日をまた出たりとかすると、
次の再生数としてカウントされたりとかってしてしまってたんだなってことがわかりまして。
はい。
それはそれで別にそういうもんだっていうことで、
そのまま放っておいてもいいんですけど、
音声ファイル別に聞く目的じゃないのに、
毎回ダウンロードしてるのも結構負荷もかかるし、
結構ネットワークも使っちゃうんで、
別に再生数を正しくしたいっていうだけじゃなくて、
そもそもちょっと無駄に音声ファイルをダウンロードするのもちょっと無駄が多いということで、
再生ボタンを押してからようやくダウンロードが始まるっていう風にちょっと変更をしてます。
山本 結衣
なるほど。
じゃあそのエピソードのページを開いても、
何君でしたっけ?撮りに行くのは。
近藤淳也
え?ユーザーエージェント君?
山本 結衣
ユーザーエージェント君は一旦待機してて、
この人は聞くのかな?それともただ見てるだけかな?っていうのを待ってて、
再生ってやったら、聞くのね、OKって撮りに行くってことですね。
近藤淳也
聞くのね、OK。
山本 結衣
そういうことですよね。
近藤淳也
そうですそうです。その通りその通り。
っていう風になったんで、
若干もしかしたら再生ボタンを押してからの鳴り始めのタイムラグが今までよりちょっとあるって感じる方も、
特に回線が弱い方とかは若干思うときがあるかもしれないですけれども、
もしね、やっぱりこれはプリロード必要だなってなったら、
そういう風にも変えれると思うんで、
ちょっと様子見ようかなと思ってますけど、
一旦ちょっとこれで様子を見たいと思ってまして、
この効果としてはその再生数がより正確に出るようになるんじゃないかなと。
基本はまたもや数字が減って見えると思うんで、
山本 結衣
そうですね。
近藤淳也
だんだんこのやっぱりぬか喜びだったんじゃないか感が出てきておりまして、
ちょっとね、数字が減って見えるかもしれないですけど、
全部悪いのは僕です。
山本 結衣
いやでもわざと増やして見せようってしてたわけじゃないじゃないですか。
近藤淳也
じゃない。その意図はない。意図はないけど責任は全部こちらになります。申し訳ございません。
山本 結衣
わざとじゃなかったけど、できる限り正確になるようにやってますっていうことですね。
近藤淳也
そうですね。その通りなんですけど、皆さんがね、
コンテンツが何か良くないとか、ユーザーさんがちょっと飽きて減ってるとかじゃなくて、
単純にこちらの仕様変更で数字が減って見えてるっていうのはそれだけなんで、
ぜひね、お昼の時間が短くなって暗い時間が長くなったりとかしてますけど、
そういうことで暗くなったりせずにね。
はい。全部こちらのせいです。
ということでご理解いただければと思います。
そしてですね、同じような再生数周りなんですけども、
3つ目のリッスンユーザー数と再生数の切り替えっていうことなんですけど、
結局そのリッスンでホスティングしているエピソードかそうじゃないかで、
集計の仕方が違いますと、2種類ありますっていうことで今までご説明していました。
リッスンでホスティングしていない音声ファイルに関しては、
リッスン上のブラウザで再生をした人数を数えていますと、今まで。
それがリッスンがホスティングしているエピソードに関しては、
音声ファイルのアクセスログから集計してますっていう2種類ありますと。
それがどちらかによって自動的に切り替わって、
なんならそれが混ざってるポッドキャストの場合は混ざってるようにされてたんで。
山本 結衣
そうですね。
近藤淳也
いろいろな混乱の原因は、2種類の数字が同じように見えるっていうところに結構あったんじゃないかなっていうか、
あったんですよね。
それ今回も、前回もそろそろ話してましたけど、その話は。
いろいろともいちさんとやり取りする中で、
もいちさんがセッション数と再生数はちょっと別で分けて表示するっていうのがいいんじゃないかと思いますって
ご提案いただいてて、僕はねグーって言ってました。
山本 結衣
言ってましたね、グーって。
近藤淳也
もうその時点でそれが一番いいっていうのは分かってたんで、
それを実装しましたっていう感じですね。
ちなみにもりちんさんがね、コミュニティの方でなんかもう、何でしたっけ、
すごいしつこいおじさんみたいになってるかもしれないんですけど、そんなに気にしてないんでっておっしゃってて、
すいません、僕もね、名前を何回も何回も出して、まるでもりちんさんに言われたからやってるかのように捉えられてしまったら、
本当に申し訳ないんですけど、感謝しかないです。
もりちんさんにいただいたのは、すごい的確なご指摘と質問と機会だったと思ってまして、
別にどっかでこれはやらなきゃいけないことだったんですよ。
ただなんとなくなんか多いなって思ってるのに、そこまで急いで本腰入れて、
なぜこんだけ多くなってるかとか、この差は何なのかっていうのをきちんと分析して、
正しい値に追及しようみたいな機会は今までなかったんで、
なんとなく後回しにしてたものに対して手をつける機会をいただいたのっていうだけのことで、
どっちみちどっかでやらなきゃいけないことだったんで、そんなにお気に参らないでくださいっていうことと。
山本 結衣
むしろ細かく、細かくというか、1回改善しましたとか、こういう内訳というか、こういうふうにやってますって説明して、
なお、ここがちょっと分かりにくいっていうのを言っていただいたことで、さらに正確になるように改善ができているので、むしろ本当にありがたいですよ。
近藤淳也
そうですね、本当に感謝ですし、全然責任を感じていただかなくて大丈夫なんで、改めて本当に感謝を申し上げます。
森ちんさんありがとうございます。
ありがとうございます。
山本 結衣
かなり実際の再生数に近づいているのでは?って思ってるんですけど、私も。
近藤淳也
そうですか。そのおかげでどんどん数字が少なくなっていくっていう。
山本 結衣
でも事実だからしょうがない、それは。
近藤淳也
そうですね。だいぶ実態に近いし、考えられることを一通りやってきたと思うんで。
あとその誤解が生まれやすそうなところもユーザーインターフェース的に解消されてきたと思うんで。
一旦これぐらいまでで一区切りというかかなと思ってまして。
実はピトパの富山さんという方がまたディスコードで貴重な情報をいただきまして、ピトパさんってご存知ですか?
ピトパさんわかんないです。
今はポッドキャストの制作スタジオみたいな、いろんな企業のポッドキャストを作ってみたいですって言ったら、
じゃあ私たちと一緒に作りましょうって言って、いろんな企業さんのポッドキャストとかを作られてる会社ですね。
映像制作会社とかあるじゃないですか。そんな感じでポッドキャスト制作会社っていう会社があるんですよ。
山本 結衣
ピトパさん。
ピトパさん。
近藤淳也
なんじゅうっていう番組を制作されていて、そういうプロ集団というかポッドキャストのプロの方々なんですけど、面白いでしょ。
そんな会社が日本にあるんですけど、そのピトパさんはもともと広告配信のビジネスを最初されてたんで、やっぱりお詳しいんですよね。
で、その富山さんがディスコードでこういうガイドラインがありますよって教えてくださったのがIABさんっていう海外の団体の定めているポッドキャストの再生数についてのガイドラインっていうのがありまして、
で、基本的に広告業界って、私たち、例えば僕の番組1000再生毎週ありますとか例えば言って、どうやって測ったのっていうのが曖昧だと言いたい放題じゃないですか。
山本 結衣
言ったもん勝ちみたいになってますからね。
近藤淳也
僕1万ですとか言ってて、アクセス力1行ずつ調べたら1万行あったんで1万ですとか言われても、このままみたいな話で、いや1万行は1万再生じゃないですよっていうその基準によって全然数が変わってくるんで、
やっぱり広告主からしたらあなたの番組何再生ですかって言った時に一定の基準がないと同じ指標で比べられないですよね。
だからそういう指標を音声広告業界団体として標準化しましょうっていうのを定めている団体がIABさんっていうところで、海外の団体なんですけど、これが一応国際的な標準的なガイドラインになっているみたいなんで、
これに割と準拠しておくといいんじゃないでしょうかっていう。
山本 結衣
なんかちゃんとしたガイドラインを教えていただいたんでしょうか。
ぐぬぬってなるでしょ。
ずっとうなってますけど。
近藤淳也
いやもうすごすぎて、皆さんね、プロじゃないですか、だって本当にプロの方にこんなね、あの的確なアドバイスいただくって本当になんて素晴らしいことなんだろうって思ってるんですけど、
英語のドキュメントだったんですけど、読んでいってふむふむふむと、存じ上げなかったので読んだんですけど、嬉しいことにだいたい合ってましたよ。
山本 結衣
そっか。
近藤淳也
はい。なんかそういうこともしかしたらガイドラインあるかもって最初に思えばよかったんですけど、それに気づかなくて、生のログをうーんと眺めながら、これを再生数にするにはどうしたらよいかっていうことで、自分でプログラムを書いて集計のソフトを改善していってたんですけど、
例えばですね、これね、やっぱ音声特殊なんですよ、そもそも。映像の欄もあって映像についても書いてあるとこあるんですけど、例えばYouTubeとかだとダウンロードして聞く人いないじゃないですか。
確かにオフィシャルじゃない方法で動画ファイルダウンロードできる方法もあるかもしれないですけど、基本はみんなブラウザで再生するじゃないですか、YouTubeって。
なので、そうすると再生数ってブラウザ上でカウントできるんですよ。
だからYouTubeは多分そうしてるんですよね。
動画サービスとかストリーミングのサービス、ライブのやつとかは、そもそも再生してる画面側でカウントしちゃえばいいんで、そんなに実は難しくなくて、音声だけはなぜか昔からそのポッドキャストの仕組み上、ダウンロードして後で聞くみたいなのが多いんですよね。
っていうのはポッドキャストのpodってiPodからなんですけど、iPodに自動的にダウンロードして移動中に聞けますみたいなものとして始まってるんですよ。
山本 結衣
はいはいはいはい、なるほど。
近藤淳也
のせいで、ダウンロードする前提なんですよね。
今は結構ブラウザから直接聞くだけみたいな人も多いし、スポティファイとかでももうダウンロードせずにいきなりボタン押して聞く人とかも増えてきてると思うんで、かなりオンラインで聞くっていうのも増えてると思いますけど、そもそもいろんなところでダウンロード可能で、いろんなアプリで聞けてる。
で、しかもダウンロードしてから後で聞くみたいなこともできるみたいな感じなんで、やっぱ特殊なんで、普通だったらブラウザで再生数っていうのをカウントするのに、音声だけはかなり特殊なんですというのが前提として書いてあって、そうだよなと思って。
難しいんですよ、確かに音声は。
で、やっぱりそうすると音声ファイルのアクセスログを解析するしかないですねっていうところから話が始まっていて。
ガイドラインもそうそうそうって。
山本 結衣
そうなんだよって。
近藤淳也
そうそうそうなんですよって思いながら読んでたんですけど。
でね、じゃあこの人は誰かってのは分かりにくいんでどうするかっていうことで、IPアドレスとユーザーエージェントの組み合わせで識別しましょうとか書いてあるわけですよね。
山本 結衣
やってるやつですね。
近藤淳也
そうそうそうってこう。
とかね、あとはまずボットを弾きましょうとか、ステータスコードを見てちゃんとダウンロードしたやつだけを見ましょうとか。
山本 結衣
だいたいこういろいろ工夫してやってきたことと同じようなことが書いてあって、あとは同じ人がちょっと時間を置いて続きを再生した場合は同じ再生と見なしましょうとかって書いてあるので。
そうそうそうそう。
そのガイドラインを知らなかったけど、やってきたことはそれを辿ってたということが発覚したんですね。
近藤淳也
かなり方向性は似ていて、ただですねちょっと違うところが、例えばプリロードはできるだけしないようにしましょうっていうのがあって、今回の変更でね、それも準拠してるのと。
あとはね、大きく違うのが1分未満の再生を省きましょうっていうのがあるんですよね。
だから1分未満はもう再生と言わずに、もう再生数に入れないっていうガイドラインになっていて。
山本 結衣
1分っていうのもまた難しいんですけど、音声ファイルって本当は先頭の方にタグ情報っていうのが入っていて、音声のデータの前になんていうのかな、この音声はこういう音声ですみたいなことがいろいろ書いてある部分があるんで、それを省いた上で1分を測りましょうとか書いてあるんですけど、それ結構大変。
近藤淳也
結構大変ですけど、今リスンって1分再生数があるじゃないですか。
山本 結衣
そうですね。
近藤淳也
そもそもタグのデータの量までは見てないですけど、全体のデータに対して何バイトまでダウンロードしたかっていう単純な比例の割合で1分相当のところまでダウンロードが進んでいるものを一応1分再生っていうふうにカウントしてるんで、
だいたいIABさんのガイドラインに沿った再生数っていうのはこの1分再生数の値を見てもらったらわかります。
山本 結衣
なるほど。
近藤淳也
他の省いたりとかまとめたりとかっていうのもかなり近いことをやってるんで、大体認可を本当は受けれるんですけど、そういうのは申請してないですけど、ガイドラインを見た限りかなりそれに近い値がこの1分再生数だと思っていただいて間違いないと思います。
山本 結衣
なるほど。
近藤淳也
で、じゃあその再生数もそっちに合わせればいいじゃないかって思うんですけど、30秒だけ再生するのも一旦再生した人なんで、出しておいてもいいかなっていうこととか、1分未満のエピソードとかもたまにありますんで。
山本 結衣
ありますからね、確かに。
近藤淳也
30秒だけちょっとボサボサ喋って終わるみたいなのとかね、僕もやったことありますけど。
あるんでまぁまぁ、一旦ね、そのIAB、例えば広告主さんからIABの準拠した再生数を教えてくださいって言われたら、リスナーのダッシュボードでその1分再生数、音声の再生数モードで1分再生数の値を出していただくといいんじゃないかなと思いますね。
山本 結衣
なるほど。
近藤淳也
はい。
山本 結衣
あーそっかそっか。
リスンの再生数、再生数として出るところは、短い再生数を省きましょうはやってないけど、それと近いし、ことをやってることは1分再生数のところでは確認できますよっていうことですね。
近藤淳也
そうですね。
山本 結衣
はいはいはい。
近藤淳也
なるほど。
はい。
はい。
ということで、富山さんもとっても貴重な。
山本 結衣
本当に。
近藤淳也
はい。
情報を提供いただきまして。
はい。
ありがとうございました。
山本 結衣
ということで、再生数シリーズ、そろそろ一旦一区切りしたいんですけど、いかがでしょう。
近藤淳也
どうですかね。結構ちゃんと、これで一区切りいけるんじゃないかなという気配は感じております。
はい。ありました?
山本 結衣
はい。
どうかな。はい。
山本 結衣
またね、ちょっと未知の課題とか、新しい動きとかね、こういうガイドラインが新しく出てきたとか、すごい変なBotが襲来してきたとか。
近藤淳也
確かに。そうですね。Botはまた今後もね、なんか新しいのが増えてるかもしれないですね。
はい。とかそういう未知の出来事が起きたらもちろん対応していきたいと思いますけど。
近藤淳也
引き続きお気づきの点とかがあればご指摘いただければと思いますけれども、一旦ちょっとだいぶ業界標準にも近い形のものがわりと新しく出てくるようになってると思いますので、また有効にね、再生数の情報も使っていただければと思います。
はい。
長々と付き合っていただいて、何人ここまで聞いていただいてるか分からないですけど、ありがとうございました。
山本 結衣
ありがとうございます。
近藤淳也
はい。ということですかね。
山本 結衣
そうですね。