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おはようございます、Kenです。 今日はですね、ロックオン、ロックアウトについてお話ししていきたいと思います。
以前、スコトーマの原理は、どこかで解説したと思うんですけれども、人は全ての情報を認識することができなくて、
その中のごく一部の情報を認識し、それをリアリティとして
感じているという特性があるんですけれども、これ、別の言葉で言うと、ロックオン、ロックアウトという言葉でも説明できるんですね。
つまり、何かにロックオンしたときに、それ以外が全部ロックアウトされる。つまり、スコトーマになってしまうというふうに考えられるわけです。
そうすると、何かに集中することは、それ以外の選択肢を排除していることになるわけなんですけれども、この原理をうまく使うのが、例えば、スリーなんですね。
スリーというのは、いろいろな手法があると思うんですけれども、基本的に何かに意識を集中させている間に、物理的にお財布とか大事なものを盗んでしまうわけですよね。
盗られた側というのは、普通は気づかないわけなんですけれども、なぜ気づけないかというと、それがスコトーマになっているからなわけですね。
別の例を言うと、格闘技もあると思います。
例えば、相手から、じゃあ、用意スタートで試合が始まったときに、相手から攻撃されるというのはもう分かりきっているわけですよね。
にもかかわらず、打撃をもらって、場合によっては意識が飛んでしまったりするわけです。
意識が飛ぶというのも、想定外のパンチが来たときに脳が揺れて気を失ってしまうとよく言われているんですけれども、
つまり、見えているパンチをもらったところでそこまでダメージはないとされているんですね。
つまり、来るって分かっていたとしても、そこからフェイントなのか、独自のパターン、あるいはリズムで攻撃を繰り出すことによって、
次またパンチが来るなと思ったらいきなりキックが来たりとか、そういう想定外が起きて失神してしまうわけなんですけれども、
スリーの場合は、用意スタートもないわけです。
つまり、今からスリーが来ますよ、みたいなこともないわけなので、より分かりづらいんじゃないかなと思います。
そういう観点から言うと、武術の世界もそうだと思うんですね。
武術は普通のスポーツとは違って、昔は命をかけて戦うっていう世界だったので、今からスタートっていうのがないわけです。
いつ攻撃が来るかわからない。
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常にあらゆることを想定して準備をしていかなければいけないという中で磨かれてきた技が武術なわけですよね。
そういったことにも話を広げると、人間が関わる、あるいはマインドが関わるあらゆることにロックオン、ロックアウトというのが使われています。
ここについてさらに詳しく話すこともできるんですけれども、
長くなるので、またこのシリーズで次回以降も話していこうと思います。
今日のテーマとしては、自分が今ロックオンしていることは何だろうか。
そういう感じで一度、日常のどこかのタイミングで自分に問いかけてみるというのも、一つ面白いワークなんじゃないかなと思います。
ありがとうございました。