2026-02-21 11:18

cafe.225 パリのお寿司屋さんに学ぶ受容力

今回は「パリのお寿司屋さんに学ぶ受…

サマリー

パリで人気の予約困難なお寿司屋さんを訪れた体験について語る。看板もなく、元ギャラリーだったという隠れ家のような空間で、苦手だったはずのお寿司を全て食べられるほど美味しく感じた。職人の研ぎ澄まされた美しさと温かみのある接客に感銘を受け、特に、10年前からパリでお寿司を提供してきた職人が、パリの人々の「受容力」に触れて「楽しんでもらう」ことに変化していったという話に共感した。また、多国籍なスタッフが互いを尊重し、多くを語らずとも育っていくチームワークの素晴らしさも印象的だった。

パリのお寿司屋さん訪問
ライフトラベラーカフェ
ライフトラベラーカフェへようこそ。マツダミヒロです。
ワカナです。
この番組は、世界各国で暮らしている僕、マツダミヒロと、ワカナが日々感じたことなどをお伝えしていきます。
食べてきました。
何を食べたんですか?
いろいろさ、食べたけど、フレンチも行ったけど、お寿司も行きましたね。
お寿司屋さんが、ハワイもそうでしたけど、このおまかせのお寿司屋さんがパリでも大人気で。
本当にね、もう予約が取れないぐらいだもんね。
日本人気なのか、お寿司人気なのか、おまかせ人気なのか。
最近ね、いろいろ誘ってくださってるチーズ屋さんが、ご夫妻がまたお誘いいただいて、
そのお友達のお寿司屋さんが、最近オープンしたって言った?
本当に最近。
前から別のお寿司屋さんで。
そのお友達ご夫妻が、一番パリで私たちが本当にこの人はすごいと思っている職人さんなんですって言ってくださって。
予約もなかなか取りづらいことなんでしょうけど、
友達ということで直接やり取りして入らせていただいたんですけど。
入ってみてね、ちょっと気が引き締まったね、お寿司屋さん。
あそこさ、お店が面白くて、看板が一切出てないよね。
今んとこね。
元ギャラリーだったところだから、まさかここにお寿司屋さんがあるなんてことはないっていうか、びっくりだったよね。
入った瞬間、黒い空間に包まれて。
木の空間に包まれて、本当に美しい空間だった。
黒だけど冷たくない感じ。
そうなの、木の柄がちゃんと入ってあるのに真っ黒だった。
ぬくもりがあったね。
でもお寿司がどちらかというと苦手でしょ?
私?苦手。だいぶ食べれるようになったんですけど、たくさんは食べれない時もありますよね。
どうでしたか?
全部食べましたね。苦手なものを変えてくださったっていうのもあるけど。
結構食べれたね。
だいぶね。
大丈夫かなと思いながら見てたけど。
私も大丈夫かなと思ったけど大丈夫だったね。
でも大丈夫かどうかは食べる前に分かるの。
何を見て分かるんですか?
いやーこれ難しいんだけど。
でもよくお寿司に関しては分かるんだよね。
同じネタでも、これはちょっとやめとこうとか、
このかったのは食べれるんじゃないけど、これはいけるみたいなのがね。
なんか不思議と食材って分かるんですけど、
今回全部いけるっていうサインが体から出てきちゃって。
自分でもちょっと調子に乗ってるかなと思って、大丈夫かなって思ったんですけど、
ものすごく元気にいただいたので、本当に調和しました。
職人の美学と受容力
どんな空間でしたか?
分かるとっては。
研ぎ澄まされてるけれども、そして何かを探求していくっていう、
そういうね、職人さんの美しさみたいな、潔い美しさを感じるんだけど、
それだけじゃなくて、なんかね、丸い温かい、
なんていうの、温かみというか、
それをすごく感じたのが面白いわけ。
ギャラリーみたいな黒い空間で、めちゃくちゃ素敵なカウンターでいただくんだけど、
そうなるとさ、本当に美しいよねとか、すごいよねみたいな感じだと思うの。
どちらかというと、意味悪いじゃないけど、冷たい印象というか、
その方がシャープっていうかね、なんだけどものすごい優しい。
なんかね、繊細で優しい感じがした。
そうなのよ。
なんか研ぎ澄まされてるけど、その職人のこのキュッとしたのもあるんだけど、
ものすごい柔らかくて優しさが、温かみがあるっていうのがものすごい印象的で、
でもそれはやっぱり最後にさ、
お話をね、板町さんとね、
板町さんとお話をさせていただいて、その理由がわかったよね。
何?
あのね、板町さんの話が面白かったんだけど、
ミヒが面白い質問したわけ。10年前からパリで、
約ね、10年前からパリでお寿司をされてるっていうことで、
10年前と今とでちょっと気持ちの変化はありましたかなっていう話をね、聞いたじゃない。
それに対しての答えがめちゃくちゃあります。
どうあるかっていうと、最初はやっぱりね、
親方から学んだ本物のこの日本の寿司。
これを文化としてね、もう味わわせてやるぜっていう。
どうだっていう。
っていうね、この感じだったんだけど、
このフランスに来て、パリに来て、
そのパリの人たちがものすごい需要力があるとおっしゃって。
そうだね。
パリの人たちは本当に本質的にいいものっていうところに、
ちゃんとそこにつながってくれて、受け取ってくれて、
国籍だろうと、そういったものは関係なく、
本当に受け入れてくる。
すごい深く、深いところで受け入れてくださって、
それで自分が今あるから、
その在り方に触れたときに、
こんなんじゃダメだっていうので、
もうとにかく楽しんでいただけるように、
なんかすごく変わりましたみたいなことをおっしゃって。
それがね、暖かみにつながってたんだなって感じたけど。
チームワークと育成
なんかその前、何回か前にラジオで話した、
ユクサンブルー美術館に出見た作品と同じように、
強い主張があるわけではないけど、
存在としてあるっていう感じじゃない?
そうだね。
だからあれも食べた人によって、
自分の中の反映というか、
響きによって受け取るものが変わってくるようなお寿司だよね。
あとでもチームワークが素晴らしかったね。
そうなの。
みんな違う国の人たちでさ、
日本の方はいなかったもんね。
一人だけね。
そう、一人だけだけど、板前さんの中には。
チーム力っていうのは、
一人一人の日本料理をどこかで学んできたんじゃないかっていうようなね、
仕草とか、お料理を置くとき、
そして下げるときの、
本当に重いっていうのが伝わってきて。
それも聞いたわけ。
あまりにもそれがなかなかできないじゃん。
外国の方に教えてもなかなか難しい。
伝わりにくいところだから。
聞いて、すごい伝えるの大変だったんじゃないですかって言ったら、
僕ね、何もしてないんですよって。
あれはちょっとびっくりしたね。
彼らが自分を見て学んでやってくれてるんですよって。
言うのをやめたって言ったもんね。
そう、それも何か言ってたよね。
最初のスタッフと入れ替わってるって。
もうすでにオープンしたてだけど。
最初はやっぱりいろいろ気になって言ってたんだけど、
一切言わないっていうことをされたんだって。
それも何でかっていうストーリーがすごいあって。
これも話したら長くなる?
いいよ。
ストーリーがあって、
それでうまくいかないじゃない?
言ってもさ、チームワークもあまり良くならないし。
で、辞めるしね。
その時に自分がお世話になった兄気分の寿司屋さんがいらっしゃって。
日本にいらっしゃって。
そこに相談に行ったらしいの。
そしたら兄弟子さんは何店舗もやってるんだけど、
何も言わないんだって。
何でも受け入れて、静かに受け入れて。
あとは褒めるだけ。このスタンス。
なかなかできないよね。
でも兄弟子さんももともとはものすごい怖い人で、
兄弟子さんの一番弟子の人は今でも今の姿を信じてないっていうぐらい真逆だったのを、
全部それを切り捨てて受け入れるっていうことをされたらしい。
その姿にものすごく感銘を受けて、自分もこんなんじゃダメだって言って、
全部受け入れる、静かに見守るっていうことをし始めたんだって。
そしたら素晴らしいスタッフがまたやってきて、
そして今のスタッフになったって言ってて。
でも今でも言いたいこともたくさんあるし、
自分もすごくまだまだだと思うとか言ってたけど、
でも素晴らしかったよね。そういうのも含めて。
言うよりも言わない方がチームが良くなったり人が育つっていうのが真実なんだろうね。
ね。
言いたくなるけどね。
言いたくなるよね。
素晴らしいと。
ね。
といういい体験でしたね。
番組紹介とエンディング
なんか本当にご飯を食べに行くっていうよりも、
なんかそういう雰囲気というとあるんだけど、世界を味わうっていう。
ね、あと出会いにもなるしね、
今度お話も一緒にさせていただくことにもなったし、
そうやってまた新たなご縁ができていくのもありがたいですね。
はい。
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皆さんからの質問もお待ちしています。
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それでは、良い週末を。
ライフトラブラーズカフェ
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