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のぞみ
うん。
りりこ
なおさら。
のぞみ
うん。
りりこ
で、民族的に見てもよく日本の民族のことを外国の人とかもホモジェネスっていう単語で表してるんですけど、どういう意味かっていうと単一のとかいう意味なんですけどホモジェネスって。
のぞみ
うん。
りりこ
単一民族国家ってよく言われるじゃないですか日本は。
のぞみ
うんうんうん。
りりこ
まあ移民も数年前に比べたら増えてきてるっていうのはあるとは思うんですけど、それでも今も日本の人口って98.5%が日本人なんですよ。
のぞみ
うんうん。
りりこ
まあ日本人の定義を大和民族とするならばっていう話なんですけど。
のぞみ
うん。
りりこ
帰化して日本国籍を取得した人とかもいますからね本当に少数ですけどね。
のぞみ
うんうん。
りりこ
うん。だから98.5%が大和民族っていう解釈でいいと思います。
のぞみ
うんうん。
りりこ
でまあやっぱりね周り見はとしてもみんな見た目似てるし、髪の色も黒がほとんどですよね。
のぞみ
うんうん。
りりこ
だからこそあの例えば他民族国家のアメリカだったりとかオーストラリアとかだったらそんなのありえないでしょっていうような拘束とかあったりするわけじゃないですか。
のぞみ
そうだね。
りりこ
髪の毛の色は絶対に黒みたいな。
のぞみ
うんうん。
りりこ
地毛が茶色?そんなの知らねえよお前染めてんだろみたいな。
それで1回裁判沙汰になってたじゃないですか女子高生が。
のぞみ
あ、そうだっけ。
りりこ
ああなってたんですよ。
へえ。
うん。結構争ってて。
そうそういうのがあるからちょっと本当に自分たちのルールが絶対みたいなのではなくやっぱりどんどんどんどん多様性がね増えてきてる時代だと思うので。
のぞみ
うんうん。
りりこ
多分このルールは今までだと通用したんでしょうけどもう本当に対一民族国家だったから。
うんうん。
みんな一緒だよねみんな同じがいいよねは多分もうどんどん通用しなくなってくるっていう意味で。
のぞみ
うん。
りりこ
でも意識ってすぐに変わるものじゃないので。
のぞみ
うん。
りりこ
今回のサマソニの件とかってただの氷山の一角でしかないと思ってて。
のぞみ
うん。
りりこ
で、これって別にアーティストに限った話ではなく日本文化で暗黙の了解というかみんな何も口にすらしないし考えてることすら気づかないけど無意識下でそういう考え方があるみたいなのがあるような気がしたので表面化する価値はあると思ったんですよ。
のぞみ
うんうん。
りりこ
例えばなんですけど地域によって全然差はあるとは思うんですけど最近だとハーフの子とかも増えてきてると思うし。
のぞみ
うん。
りりこ
クラスにハーフの子とかいました?
のぞみ
あー、いたね。
うんうんうん。私もまあフィリピンのお母さんと日本人のお父さんのハーフみたいな人は何人かいたんですようちは学校も。
うんうん。
りりこ
でもまあピュアに見た目が全く違うみたいな人は私の時はいなかったんですけど日本にいた時はね。
のぞみ
うんうんうん。
りりこ
でもそうじゃなくても例えば白人とのハーフとかねブラック系の人のハーフとか。
のぞみ
うんうん。
りりこ
見た目が結構日本人とは違うみたいな人も多分増えてきてると思うし今まああまり女子高生の知り合いとかいないからあれですけど。
のぞみ
うんうん。
うん。
わかんないじゃん。
裏ではめちゃめちゃ仲良くてもしかしたら話して、もう超クールだったから俺らもそれで行くわって言ったのかもしれないし、
りりこ
うんうん。
のぞみ
その辺をなんかジャッジするのはまあ置いといて、
りりこ
うんうん。
のぞみ
いろんな角度から考えるっていうのが必要だなと思って、結構普段から多様化とかもう昔通りにはいかないんだからとかって、
すごく主張していることも多いし、自分も主張するしもちろん、
だけれどもその主張があればあるほど、
うん。
自己責任なんだよっていう部分が抜け落ちている気がして、
多様性を認めてくださいっていう割には責任が抜け落ちてるっていうところがすごく問題だよなって最近思うから、
ちゃんとこれを主張するっていうことはどういうことなのかっていうのをセットで考えないと、
ただ表面的なこういうのは良くないよね、やめましょうみたいなまたなんか、
拘束じゃないけど違うルールができるっていうなんかよくわかんない状況に陥るのかなとは思うかね。
りりこ
すごい良いポイント、てか私もちゃんと話さなきゃいけなかったのにちょっとあまり触れてなかったところで、
本当のぞみさんすごい良いフォローしてくださったんですけど、
うん。
まあ確かにこの最初のねきっかけになったツイートを見て、
のぞみ
うん。
りりこ
私もその状況にいたわけじゃないから、そういうふうに感じたっていう一つの意見でしかないっていうのはもうまさにその通りで、
のぞみ
うん。
りりこ
私もわかりませんよ、実際は茶化したって書いてあるけど、
のぞみ
うん。
りりこ
当のバンドはそんな茶化す意図なかったというか普通にリスペクトでやってるっていう可能性も全然あるし、
のぞみ
うんうん。
りりこ
判断はつかないです。
ただまあそういうゼノフォビアみたいな感触にも取れるよねっていうことで、
まあ今回そのきっかけとして使わせてもらっただけなので、別にバンドを責める意図も別にないですし、
のぞみ
うんうん。
りりこ
まあただ少しずついろんな方面からいろんなことを考えていくきっかけになればいいなっていうふうに思って話してるだけなので、
のぞみ
うんうん。
りりこ
うん。立場の数だけ視点があるので、
のぞみ
うんうん。
りりこ
私も中国人に間違われるの嫌って言ったけど、中国人だと思って話しかけてくる人の立場もあるわけで、
仲間を見つけたって思って嬉しい気持ちかもしれないですし、
のぞみ
うんうん。
りりこ
それでも不快に思ってしまうときもあるっていうだけの話なんですけど。
のぞみ
うんうん。こう良かれと思ってやってることでもマイナスに動く可能性もあるっていうのを心に留めておかないとっていうちょっとふわっとしたことになっちゃうけど。
りりこ
そうそう。だから自分の立場だけじゃなくて、他の人の立場も想像する力をつけていくと、
のぞみ
うん。
りりこ
世の中がもうちょっと丸くなるんじゃないかなっていうことなんですけど、
のぞみ
うんうんうん。
りりこ
日本も今基金の問題で少子化だ少子化だってずっと騒がれてるじゃないですか。
のぞみ
うん。
りりこ
人口を増やすにはどうすればいいのっていう。で、移民を増やせたのなんだのっていうふうな議論ずっとやってるわけなんですけど、
のぞみ
うんうん。
りりこ
じゃあ仮に日本で移民が増えてきましたってなったときに、すんなり行くわけないんですよ。
のぞみ
うん。
りりこ
って私は思うんですけど、そこにさっき私が言ってたようなゼノフォビアみたいなね、
のぞみ
うん。
りりこ
水面下の無意識の部分が多分作用してくると私は思ってるんですよ。
のぞみ
うんうん。
りりこ
だから今の段階で日本人にはこういう意識が本人たちにも気づいてないけど結構ある。その背景はやっぱり対立民族だからっていうのが大きいっていう、
のぞみ
うんうん。
りりこ
かなっていうふうなことを私は思ってて。
のぞみ
うんうん。
りりこ
対立民族であることっていうのはただの事実なので良いとか悪いとかではないんですけど、
のぞみ
うんうん。
りりこ
要は何だろう、厳密にはね対立民族かっていうと日本も別になんか大和民族って言うけど、その中にもなんか縄文人とか弥生人とか、
のぞみ
うんうん。
りりこ
あいぬとか琉球民族とか色々あるんで見た目は似てるけど厳密には違うんですよ。
うんうん。
ちゃんと他民族国家みたいなもんなんですけど、でもまあ見た目が似てるし言葉が一緒だからっていう意味でみんな同一してるっていうだけの話で。
のぞみ
うんうん。
りりこ
見た目が同じなのにほぼほぼ。
のぞみ
うん。
りりこ
話す言語、文化が違うっていうだけで、例えば韓国の人とか中国の人とか偉い差別をする人が一部いたりとかして。
のぞみ
うんうん。
りりこ
そうやって民族で捉えたらそりゃ対立生まれるよねっていうのは若干思うんですけど。
のぞみ
うんうん。
りりこ
確かに思想だったり考え方だったりが違うから相入れない部分もたくさんあるとは思いますよ。
のぞみ
うんうん。
りりこ
ただなんか私と向こうみたいなこっち側とあっち側はみたいに二分すると対立って生まれるんですよどうしても。
のぞみ
うんうんうん。
りりこ
だからそうではなくてですね。
のぞみ
うん。
りりこ
同じものを共有するただの人間同士だっていう風な考えがベースにあると、あまり敵をむき出しにそんな激しく対立するなんてことは減るのではないかなという。
のぞみ
うんうん。
りりこ
まあそんなね簡単にはいかないのは100も承知ですけども。
のぞみ
うんうん。
りりこ
だけど敵をむき出しにするのかそれともベースは同じ人間なんだっていう考えがあるかどうかだけでも多少は思いやりの有無も変わってくるのではないでしょうかねっていう。
のぞみ
うんうんうん。
りりこ
そこにまあさっきも言ったようにハーフだとかクォーターだとかまあ結構見た目の違いが出てくる部分とかもあるんですけど。
のぞみ
うんうん。
りりこ
あとはまあ単純にその婚欠とかじゃなかったとしてもピュアに移民とか。
のぞみ
うんうん。
りりこ
でもそうなんですけどまあやっぱり分離してる部分ってめっちゃあると思っててコミュニティが必ずあるんですよ。
のぞみ
うん。
りりこ
例えばなんかベトナム人コミュニティ中国人コミュニティとか。
のぞみ
うんうん。
りりこ
ブラジル人コミュニティとかまあそういう居住地区だったりとかインド人がたくさん住んでる場所とか。
のぞみ
うんうん。
りりこ
まあそれはどこでもそうなんですよ別に日本に限った話じゃなくって。
のぞみ
うんうん。
りりこ
中華街なんて世界中いっぱいありますし。
のぞみ
うんうん。
りりこ
なんですけどちょっと日本は結構外国人に対するね不寛容な部分も強い印象がありまして。
のぞみ
うんうん。
りりこ
まあ国もそうなんですけど。
のぞみ
うん。
りりこ
技能実習生に対する問題とかってたびたびニュースとか取り沙汰されるんですけど。
のぞみ
うん。
りりこ
今だとベトナム人が多いんですけど。
のぞみ
うん。
りりこ
そういう人たちに対する扱いがあまりにもひどいと。
のぞみ
うん。
りりこ
人権がまるでないような扱いをするというか。
のぞみ
うん。
りりこ
ただの安い労働力として小技使われてるような扱いになってしまってると。
のぞみ
うん。
りりこ
いうのがあって。
なんか技能実習生っていうのは名ばかりのただのね捨てゴマみたいな。
のぞみ
うんうん。
りりこ
そういう扱いをしてしまうとただ日本のこと嫌いになるでしょって当たり前じゃんって思うんですけど。
のぞみ
うんうんうん。
りりこ
別に日本だけではないですよ別に海外行ったって同じだと思いますよ。
のぞみ
うん。
りりこ
立場の弱い移民っていうのは結構一番ひどい扱われ方をしやすいというか。
のぞみ
うん。
りりこ
まあなんですけど、難しいところであるんですけどねこの話は。
のぞみ
うん。
りりこ
あとなんか不法入国者が収容される収容所での扱いとかもたまにひどい扱われ方してるような記事とか読んだりしたこともありますけど。
それでまあ実際に亡くなってしまって。
のぞみ
うん。
りりこ
でその家族がもうぶち切れて清掃みたいなそういうのがあったりするんですけど。
のぞみ
うん。
りりこ
それは国側の主張としては本来いる資格がないのに不法にいるんだからみたいな。
のぞみ
うん。
りりこ
お前が悪いんだろうみたいになってるんですけど、まあそれでも人権てのは保証されるべきだよねっていう。
のぞみ
間違いない。
りりこ
うん。
収容所の生活って生かさず殺さずみたいなもうほんとギリギリのラインらしくて。
のぞみ
最低だね。
りりこ
うーん、ちょっとねー、収容する側は同じ立場になって考えないでしょ。たぶん。
のぞみ
うん。
りりこ
上か下かでいう立場でもう心理的にそうなっちゃうと思うので。
のぞみ
うん。
りりこ
こういうところに人間の醜さがめっちゃ出てるなって思うんですけど。
のぞみ
そうだね。人それぞれ正義が違うからさ、言い分もあるんだろうけどさ、ちょっとね。
その正義は本当に正論化していいのかっていうところはちょっと一度考えて欲しいなって思うよね。
りりこ
うん、そうですねー。
のぞみ
うん。
りりこ
あんまり優しくしすぎると今度悪いことしてるのに突き上がるからみたいなそういう心理もあるのかもしれないですけどね。
のぞみ
うん。
りりこ
もっと厳しく取り締まらないと。
のぞみ
うん。
りりこ
どんどんどんどん数が増えるというか、やってはいけないことをやる人があるみたいな。
のぞみ
うん。
りりこ
そういうのあるんで、まあ難しい話ではあると思いますけど。
のぞみ
うんうん。
りりこ
うーん、まあでもね、現代において人権無視するようなことはね、普通に許されることではないと思ってるんで。
あともう一個は、例えばなんか、最近だとロシアのウクライナ侵攻によってその戦争にまあ現実味がすごい出てきてるというか、まあ実際に起きてるわけですから。
のぞみ
うんうん。
りりこ
まあ別に、戦争はいろんなところで起きてますけど、特に大きくて衝撃があったと思うので、日本の人に対しても。
のぞみ
うん。
りりこ
日本が仮に武力侵攻なんてされたら、日本でも難民出てきちゃうわけですよ。
のぞみ
うん。
りりこ
下手すると。
そういうことを考えたときに、今まで外国人に酷い仕打ちしてきたのに、いざ難民が出てきたら、何、自分の国民に優しくしろよって。そんなことするわけねえじゃんみたいになりかねないというか。