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こんにちは。酒をやめて人生変わった元ノンベライフコーチのキリンです。
このチャンネルでは、会社員として働きながら、ライフコーチとしての企業独立を目指している私の日々の気づきや取り組みなどをアウトプットしていきます。
今日は、子育てをしていると自分の親がしてくれたことの膨大さに気づくという話をしたいと思います。
よく、親孝行したい頃には親はなしという言葉もありますが、本当にそうだなというのを今痛感しておりまして、
母は去年も亡くなってしまったのですが、50代で発症した病気がそのまま長い痛病、生活のまま亡くなったのですが、
いわゆる若年性認知症というのがアルツハイマだったので、後半はほとんどコミュニケーション、会話が取れない、
ほとんどというか後半は全く取れなくなってしまったので、最後に話したの、まともに会話できたのは10年以上前かなと思います。
全然感謝とかあまり伝えられないまま亡くなってしまったというか、子育て、まさに子育て、私が子供を生まれてから全く会話もできていなかった状態なんですが、
子供にいろいろこういうことをやってあげたいなとかやっているときに、そういえば母親はこういうことをやってくれたなというのを思い出す機会がたくさんあるわけですよ。
それは父親も一緒で、父親はまだ生きているので、いろいろ伝えられるチャンスというのはまだあまり伝えられていないな、生きているうちにちゃんと伝えてあげようと今思いましたけれども、
本当にあれですね、高校生ぐらいから、それも一つの成長ですけど、親ってうっとうしくなる、中高生ぐらいからうっとうしくなるじゃないですか。
だからもう、うっとうしいし、自分が親にしてもらったことのすごさみたいなことを知らずにですね、早く家出たいなとか、独立したいなとかというふうに思っていて、私も大学生でも一人暮らし早くしたかったんですけど、
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お金もなかったし、東京に住んでて東京の大学に通っていたので、一人暮らしをしなきゃいけない理由もなかったので、一人暮らししたいって言ったら、じゃあ自分で全部生活費出すならいいよって言われたんですけど、さすがにそれやったらアルバイトしかできないなと思ったので諦めたので就職するタイミングで家を出たんですけど、
よくあるのはね、一人暮らしして初めて親のありがたみに気づくみたいなところもありましたけれども、それはもちろんそうでしたが、やっぱり子供を生まれてみて、まずおむつを変えたりとか、おっぱいをやったりとか、そういう一連のところもこれをやってきてくれたんだなっていうのももちろんありますけど、
その辺も私はもう母親がすでにその状態だったので、全然実家に預けるとか来てもらって世話してもらうとかそういうこともしてもらえなかったので、それはそれなりに大変だったんですけど、でも親もこういうことをしてくれてたんだっていうのもありましたし、
やっぱり子供が大きくなればなるほど、いろんな体験、お世話というよりは、特に小学生くらいになってくるとお世話自体は減ってくるわけですよね。
その代わりに、いろんなことを体験させたりとか経験させたりっていうところに、だんだん重点を置いていくわけなんですけど、やっぱりアウトドアもそうだし、インドアというか家の中でできることっていうのも含めて、
子供と一緒に過ごす時間とか、一緒に何かをやるっていうところに、私は今は娘に対して時間を作ってあげられていないなというふうに思っていて、私はフルタイムで働いていて、母親は専業主婦だったので、そこはちょっと比較しては、単純に比較が難しいところはあるんですけど、
うちの父は会社員で、平日は本当に9時、帰ってくるのが結構遅かった記憶があるんですよね。9時とか10時とか割と遅かったなと思って。朝は8時くらいに出てたのかな。そこまで早くはなかったですけど。
平日ってあんまり一緒に何か過ごせたっていう記憶はないんです。基本父の記憶っていうのは土日、いわゆるカレンダーのお休みの日だったんですけど、お休みの日で父も地域のソフトボールチーム入ってたりとか、会社の人とテニスやったりとか、
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あとパソコンいじるのが好きだったので、秋葉原まで買い物に行ってたりとか、それなりに自分の好きなことはやっている人だったんですけど、だからといって家族をないがしろにしていたかというと、そんなことはなくて、
母といた時間の方が長いはずなのに、子供と私が子供と過ごしている中で、父さんこういうことをやらせてくれたなっていうふうに思い出すことの方が実は多くて、母親ももちろんやってくれたことはいっぱいあるんですけど、父はしてくれなかったことよりもしてくれたことの方を覚えているって、ちょっとおいしいですよね。
なんですけど、どういうことを覚えているかっていうと、やっぱりアウトドアでいうと、スキー連れて行ってもらいます。父はもともとスキーが趣味だった。世代的にもね、そういう人ですけども、スキー行きましたし、あと夏だったらキャンプとかバーベキューとか。
おばあちゃん家で、いとことかとよく仲良かったんで、集まってたんで、そこでやったりとか。山登りというか、ハイキングしたりとか、そういうのもやりましたね。
あとは父がテニスを趣味でやっていたので、それにちょっと遊びで入れさせてもらったり、中学生くらいの時かな。それもちゃんとラケット買ってくれたりとかもしましたし、そういうアクティビティは結構やらせてもらった記憶があるんですけど、結構大変なんですよね。
スキーとかって、長野とかいうところまで車で行って、昔レンタルあったのかもしれないですけど、父親も世代的にもあんまりレンタルって好きじゃなくて、ちゃんと物を買って意識揃えてやるみたいなところが趣味としてあったので、そういうのも意識揃えてましたし、バーベキュー道具とかも全部持ってましたし、テントももちろん持ってたし、
そういうのを意識揃えて連れて行って、いろいろ調べて、地図を見ながら車を走らせて、まだナビとかもない時代ですし、そんなインターネットとかが発達しているわけじゃないので、全部いろいろ調べていくわけじゃないですか。
それのなんと大変なことが、この間公園でバーベキューしてきた時に、今手ぶらで行けるプランみたいなのがいっぱいあるじゃないですか。だから本当に手ぶらで行って、お金払って、機材借りて、切れている野菜と肉をただ焼いて食べるみたいな、本当にそれだけですけど、
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一から準備しようと思うと買い出しして、炭とかも買って、めちゃくちゃ大変ですよね。本人も好きだったんでしょうけど、それをやらせてくれたっていうのは、本当に膨大な時間とエネルギーとお金を使ってくれたなというふうに思います。
アウトドアだけじゃなくて、結構インドア的な家で過ごす遊びとかもたくさんやらせてもらっていて、私小さい頃から、多分幼稚園ぐらいからトランプとかやってたし、あと小学生ぐらいからドンジャラっていうんですか、ドラえもんのやつですが、めっちゃ記憶あるんですけど、
マージャンの子供バージョンみたいなやつですよね。ああいうのとかもやりましたし、オセロとか、VRボードゲームですよね。オセロもよくやりました。
イオーとか将棋も教えてもらった記憶はあるんですけど、難しくてあまりハマらなくて、それで終わっちゃったっていう感じではありました。あと習い事もやらせてもらいましたし、私は水泳とバイオリンをやってましたけれども。
そういうわりと知的な遊びっていうんですかね、そういうものもやらせてくれました。あとパソコン、父もパソコンをいじるのが好きだったので、パソコンといっても当時のデカい箱のデスクトップっていうんですか、デカい箱のやつで、
インターネットにつなぐ時に電話回線っていうんですかね、あれにつなげて何分もピーって変な音がして、ようやくインターネットにつながるみたいなすごい時代ですよね。今スマホ一台でいろいろやってますけど、当時はインターネットにつなぐにもあれこれやってましたけど。
パソコンのゲームを結構やらせてもらった記憶もあって、ソリティアとかマインスイーパーって爆弾の数字が書いてあって、その数字をヒントに爆弾があるところとないところを推測してクリックしていって、爆弾を押しちゃうとドンみたいな、そういうゲームオーバーみたいなやつだったんです。
あとめっちゃ覚えてるのが、ほんとに昔の30年以上前のやつだから、ひたすらスキーの、シューティングゲームじゃないけど、スキーヤーが上から降りてって、障害物をひたすら左右の十字キーを押しながら避けていくだけのやつとか、
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あと倉庫、物流の倉庫っていうゲームがあって、荷物を押すことしかできなくて、引くことはできない、曲げることもできないっていうので、パズルみたいになっていて、荷物を全部壁際に持っていくことができたらクリアっていう超シンプルなんですけど、めちゃくちゃ難しいゲーム。
そういうのをやらせてもらった記憶があります。
パソコンに小さい頃から親しませてもらったっていうのも、今、私も別にそんなにITスキルが決して高いわけではないですけど、
でも比較的、例えば会社で新しいツールが導入されるとか、転職したときとかも含めて、あんまりそういうものに抵抗感がない方だとは思っていて、そういう下地がやっぱりあるっていうのは大きいなっていうふうに思います。
あとはファミコンとかもやらせてもらいましたし、だからその辺のバランスがアウトドアもそうだし、インドアとかもそうだし、当時でいうと最新だったのかわからないんですけど、
いわゆる古典的なゲームから当時でいう最新のものみたいなところも割とバランスよく経験させてもらえたのかなっていうふうに思います。
あと、ちょうどこの間北海道旅行に行って思い出したのが、移動中絶対暇になるなって思って、かといってずっとスマホゲームをやってるわけにもいかないというか、
別にやってもいいんですけど、それもあれだなと思って本とか持っていこうかなって思ったんですけど、ちょうど夫の本棚の中に大人のクイズ本みたいなやつが結構分厚いのがあったんで、これ持っていこうかなっていうふうに持って行ってたんですけど、
こういうのも子供の頃やってたっていうか、父親が貸してくれ、父親の本棚にあって、私も子供の頃に読んでたなっていうのを、それもまためっちゃ思い出して、結構頭の回転が知識よりも頭の柔軟性とか発想力とかが求められる。
例えばマッチ棒で数式ができてて、1本だけ動かしてこの式を正しくしてくださいみたいなやつとかって、答え見ると、ああ、そういうことかよ、みたいになるんですけど、全然頭固いとできないみたいなのがあるんですけど、意外とこれ子供の方が得意だったりとかするんですけど、
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そういうやつも移動中、娘とやってたんですけど、こういう本とかもあったなって思うと、なんかこういうのをやらせた方がいいよみたいな、YouTubeとかいろいろ子育て情報ありますけど、結構やらせてもらってたんだな私がっていうふうに思ったんですよね。
すごいなと思って、でもなんかそれは父が下地として、結構知的好奇心がすごい強いタイプだったのかなって思うと、この間そのうちの実家に帰って、古いオセロを引っ張り出してきて、娘とやってたんですけど、その時に父親が話してたのが、
そのオセロを俺も子供の頃からめちゃくちゃやってたんだっていう話をすごいしてたんですよね。兄弟で、父親は4人兄弟で末っ子なんですけど、俺が一番強かったみたいな、ちょっと自慢げに話してて、いつも負けた姉が泣いてたみたいなドヤ顔で話していたんですけど、
そういうことをやっぱり自分がやってて楽しかったこと、親にしてもらって楽しかったことっていうのはやっぱり子供にもまたやらせたくなるしっていう、なんかそういう循環というか、幸せの循環という言葉をこの間コーチの仲間の方からいただいたんですけど、そういうふうにして下の世代に受け継がれていくんだなっていうのをすごく感じました。
だから情報情報ばっかりじゃなくて、やっぱり自分の体験が一番価値というか、自分が体験したことがまたそれをアウトプットしていくっていうのが一番大事なことなのかなって思いました。
確かにスキーとかも、それこそ私のおじいちゃん、父の父親は明治生まれの方なんですけど、すごいハイカラっていうんですかね、ハイソっていうんですか、当時にしては明治生まれの方にしては結構文化的な方だったらしくて、それこそスキーとかが趣味で、当時そんなスキーが趣味みたいな人そんなにいないと思うんですけど、そういうイケてる人だったらしいんですよね。
割と流行に敏感な。だからそういうのも受け継いでるし、っていうところが面白いなと思います。
本当にいろいろ、でも教えるなんだろうな、こういうことがいいって、いくら情報をインプットしたとて、やっぱりそれをやるかつ一緒にやるっていうことが大事なわけじゃないですか。
オセロがいいって聞いて、子どもにオセロをやらせるっていうよりも一緒にやるっていう、一緒に過ごす時間とか一緒に体験する時間そのものにすごく価値があるので、そこに惜しみなく時間を使ってくれたんだなっていうのをすごく覚えています。
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母親は母親で別に何もしてくれなかったわけじゃなくて、それこそいろいろやってくれたんですけど、覚えてるのは一緒に料理するとかですかね。
料理って言っても、普段の料理もそうですけど、パンを作るとかクッキー作るとか、そういうお菓子作り的なこともしょっちゅうではなかったですけど、たまに時間を作ってやってくれたのとかも楽しかったですし、やっぱりそれをまた私も楽しかったなっていうふうに覚えてるから、娘にもたまに、本当にたまにですけど、
年に2,3回くらいしかないですけど、たまに見かけたレシピとかで簡単そうなやつとかを見つけてちょっと取っておいて、時間ができたときに一緒にやったりっていうのはたまにやっているので、
やっぱりやってもらったようにしてもらったことをまた子供に卸していくっていうその一連のアウトプットの中で、その準備の大変さだったりとか、時間を作るとか、こういうことをしてくれたんだなっていうありがたみを今ひしひしと感じているところでございます。
私はもう母親にはお礼を言えなかったんですけど、父親には生きている間に伝えていきたいなというふうに思いますし、これを聞いてもし、親との関係って人それぞれだと思うので、あまり欲大感情を持っている方とかもいるかもしれないんですけど、
それでもしてもらったこと、してくれなかったこともたくさんあるけど、してされて嫌だったこともたくさんあるけれども、でもしてくれたことっていうのも大なり小なりあると思うので、それを思うとまた親に対する気持ち、感謝とか考え方、捉え方っていうのも変わっていくんじゃないかなというふうに思います。
こんな感じで朝からしんみりという気持ちになっておりますが、そろそろ仕事に行きたいと思います。本日も聞いていただきましてありがとうございました。