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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクトコミュニア伝説、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日は前回に引き続き、城彰二さんをゲストとしてお迎えしているんですけれども、
今回は解釈力が違うというテーマでお話ししていただきたいなと思うんですけれども、
前回の2回のお話を伺っていても、随分と物事の解釈というか考え方が
違うというか、ご自身のポリシーをちゃんと持っていただいているなという印象を受けたんですけれども、
ちょっとその辺りについて、他にいろいろ、例えば落ち込んだ時とか、
どういうふうに物事を考えていたのかというようなこともお伺いできればなと思っています。
でもアスリートの方なんで怪我しちゃったり、チームが攻殻したり、いろいろあるでしょうから、
多分その時の解釈とかね、ぜひ伺ってみたいですね。
そうですね。それではよろしくお願いします。
それではジョーさん、本日もどうぞよろしくお願いします。
今回は解釈力についてお話ししていただきたいなと思うんですけれども、
ちょっと事前にいろいろ、ジョーさんの経歴とか拝見させていただいて、
ワールドカップに出場された時に、なかなか得点が出ずにバッシングを受けたりですとか、
その後怪我の影響もあったりとかしてJ2に攻殻というようなお話もあったというふうにお伺いしているんですけれども、
その時に、おそらくそこで負けたくないとかという気持ちとか芽生えたんじゃないかなと思うんですが、
その時の心境というか、どういうふうに考えていたのかなというあたりをお伺いできないかなと思いまして。
そうですね。98年のフランスワールドカップは僕の一つの転機というか、
絶対的に日本のエースストライカーだった三浦和義選手、今でも元気ですけども、
フォワードエースとしてずっと国にしてきて、
ワールドカップの予選の時に鴨監督から岡田監督に変わって、
本大会の事前の合宿だったんですけれども、スイスだったんですけれども、
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スイスの時にメンバーの中から3名とりあえず落ちると落選する。
3名はそのメンバーに入れないというサバイバルゲームというか、そういう練習を繰り返してきたんですけれども、
あの当時思い出すと、僕と、外れるのは僕と、岡野さんというね。
野獣で。
岡野さんと、あとは若い市川というね、そういう選手か、あと尾野真司という若い選手が落ちるんじゃないかと。
この中の3人だろうなという感じだったんですよ。
みんなそういう話をしてたんですけれども、その合宿の時に絶対的エースストライカーだった三浦和義選手と北澤さんと、
市川という選手が3名外れて、みんな驚いたというか。
メディアもそうだし、ファンの方もそうだし、僕たちもそうだったんですね、中で。
まさかカズさんは外れないよなという、まったくカズさんという名前も出てこなかったので、
でもそういう監督の判断で、その3名が外れるということになった時に、
同時にフォア道が注目されるポジションになったので、
じゃあこの大会にかけているエースストライカーは誰なんだということで、
岡田監督が、僕は実際には聞いてないんですけれども、
そのメディアの前でジョーをストライカーとしてエースとして使うということを言われたらしいんですけど、
僕にはまったくそういうのはなかったんですけれども、
でもそういうふうにメディアからどんどん取り出されて、
僕も当時22歳ですからね、まだ若いですし、
しかもある意味三浦和義選手に憧れて、やっぱりそれを目指してきた人間だったので、
だからカズさんがいなくなったという時点でまずすごくショックを受けたし、
どうしたらいいんだろうという精神的支障を失ったというか、
それとあともう一つはジョーがカズに代わってエースだというその重圧というのを
受けた時に僕はもうこれはどうしようと。
ある意味プロじゃなかったんですね、その時の考えは。
今考えたらもったいないなと思いますけれども、
あの当時は本当に考えられなくて、どうしようこんなの退役は無理だと。
ということでその合宿、そのカズさんがチームを離れた時からですね、
もう食事も取れない、精神的に。
食事も取れない、寝れない。
試合の前日には必ず夜中起きてウォートする。
そういう生活がずっと続いていたけどメディアには言えない。
もうそんな弱いところは見せられない。自分のプライドもあるし。
だからそういった部分で本当にこうなんでしょうね、
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今までのジョー・ショージが持っているポテンシャルの多分20%か30%しかない状況で
戦わなきゃいけないという状況で。
それはもちろん結果が残るわけだから。
自分でも分かっていたんですよ。
だけどもやっぱりプロとして、エースとして皆さんが期待されているし、
新時代のエースだと数々そういう風に変わったという、歴史が変わったという風に取り出されていたので、
だからその時の本当に半端ないプレッシャーを受けながらですね、
自分の中で感じながら戦って、もちろん結果は出ない。
で、パッシングがあって成田空港で帰ってきてサポーターの人に水をかけられたりとか、
そういうこともありましたけれども、でも自分の中でショックは全くなかったですね。
だってそれだけの自分のコンディションもそうだし、精神的に弱かったから、
これは結果が残るんですからしょうがないよなという思いであったんですけれども、
でもただ空港で水をかけられて報道でバーッと流れた時に、
ちょうど空港から帰りの車の中でカズさんから電話をいただいて、
とりあえずお疲れ様みたいな感じで連絡をかけて、
お前もよかったなって言われたんですね。テレビを見たよ。
水かけられてよかったなって言われたんですよ。
この人残酷だなって思ったんですよ。
水かけられてよかったなって何ですかって思ったんだけれども、
でもその意図はお前もやっとエースとして認められた証拠だよな、証だよなと。
それだけみんなが期待して、お前に対してそう思って、
それに応えられなかったお前に対しての無知だよねって言われて、
俺なんて生卵だったり鉄パイプだったりパイプイスだったりとかいろんなのを投げられてきて、
でもそれがある意味エースとしての重圧だったりとか、そういうのを感じられてよかったなと。
だから頑張れ頑張れよって言われたんですね。
その時にはこの人一瞬酷い気持ちで、でもそうじゃないんだって、もっと深いんだっていうか、
その重圧、エースとして戦っていく、友達として戦っていく重圧っていうのは今まで僕も感じたことがなかったし、
今までずっと三浦和義選手がそれを背負ってきてやってきたんだから、
それを逆に僕は感じられてすごい幸せだなと思うし、ある意味そこからよしともう一回はやがってやろうと、
そういう言葉を聞いて、かなり批判されましたし、いろんなことを言われましたけども、
だけども自分の中ではその言葉があって、逆にそれが喜びだったというか、
エースだった人にそう言われて、でもそれを実際に自分が体験できた。
その重圧ってものすごいプレッシャーなのね。
だからよしこれはもう一回みんなが期待してくれたものを何かお返ししなきゃいけないっていう思いで、
そこでもう本当に切れたというか、そこが天気だったというかね。
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その言葉がなかったら多分僕はもうそこでサッカー辞めたかもしれないです。
いろんなマスコミにパッシングされて、いろんなサポーターにいろんなことを言われて、
いろんな感じで僕はもうこれもやっていけないだろうなって思うぐらいの短パッシングの仕方だったから。
そこは本当にあの言葉で救われたというかね。
だから本当にそこで苦しい状況だけどもその一言、言ってくれた一言がやっぱり僕の力になったし、
そこから見返してやろうというか、そういう思いがあってそんな簡単に見返せなかったですけどね。
でもそういう思いが常に持ってましたね。
みなさんの言葉があって考えを変えられたっていうふうにおっしゃってたんですけども、
その後もなかなか怪我でうまくいかなかったりとかっていうこともあったかと思うんですけども、
その時もやはりみなさんの言葉っていうのは支えになってたんですか?
もちろん支えになってましたし、でもそういうふうになかなか苦戦していく自分がいて、
今まで通りにプランがうまくいかなくなってきた。
だからそこを自分はどう感じたらいいんだなっていうのをいろいろ考えたんですけど、なかなか見出せなくて。
J2の横浜FCでね、J2の最下位のクラウンまで行ってしまって。
でも自分はプライドがあるわけですよ。
プライドが、俺はこうじゃない、絶対に俺はもっと輝けるはずだっていう思いをすごく持ってやったんですけども、
結局ふと開けたらJ2の最下位のクラブのチームの一員でしかいなかった。
それを実は気づかせてくれたのが妻なんですね、僕のね。家族というかね。
それが本当に妻は何も知らなくて、今までサッカーのことを一切知らなかったので、
本当に周りの意見というか、そういうのをちょこちょこしてくれたんですけども、
J2の横浜FC、最下位のクラブに行った時に、
あなたさって、何か勘違いしてないって言われたの。
え、何が勘違いしてるんだっていう話をしたら、
あなたさ、いつも日本代表の俺は戻れるとか、俺はJ1でプレーできるって言ってるけども、
今J2の最下位のクラブの一員だよね。
だからあなたは過去の栄光にすがりすぎだよねって言われたんですよ。
その時にカチンと来て、ふざけるなといろんなことを言いましたけども、
って喧嘩になって口も聞かなくなったんですけども、
でもその言葉が実は後から響いて、
よく考えたら自分のプライドを今まで持ってきた実績だとか、プランだとか、
やっぱり成功させてきたんだけども、
でもそれが歯車狂ってうまくいかなくなってきた。
でも自分ではまだいけると思ってる現状があるけども、周りはそう見てないんだ。
つまりその一言で気づいたわけです。
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だから、あ、逆にカッコ悪いなっていうか、
自分のそういうものだけを持ってプライドを持ってやって、
周りの人は面と向かって言えないですもんね、僕に対して。
頑張ってください、応援してます、自分は戻れますよとかって、
みんないい声かけてくれるけども、
でも後ろ行ったらもうあいつ終わったよねって、
多分絶対言われてるはずなんですよね。
でもそれに気づかなかった自分がいて、プライドが邪魔して、
でもそれを妻に言ってもらって、
初めて周りの人はそう見てるんだっていうことを考えた時に、
今までの歯車狂わなかったところのそのプライドっていうのを
捨てられたんですね。
そうだと、じゃあ自分は本当にJ3最下位のクラブのワードだと。
その一員だと。
じゃあそこのプライドを捨てたら、
こっからはやっぱり一個一個登っていけばもう一回
プロに入った時のそのプラン、
僕が日本大会まで登ったプラン、
もう一回そうやっていけるんじゃないかって思って、
だからもういろんなことをインタビューされたりもしましたけども、
率直に自分の今の実力だとか、
今の体調だとか、
今の置かれている場というのを全部理解したので、
だからある意味もう一回ゼロからスタートリスタートというか、
それが切れるようになってから、
やっぱりどんどんまたはぐるのがあって、
どんどん上に行けるような様子になったというか、
だからある意味プライドって今思えば、
持たなければいけないものですけど、
でも変なプライドというか、
自分のエゴとか、
いろんなプライドって僕はいらないんだなって、
何かはぐるのが狂ってきたり、
そういうのって、
そういう部分が一番邪魔するのかなっていうのを、
すごく改めて感じていて、
でもそこが打開できれば、
人ってもっと強くなれる、
もっといろんなものをつかめるんじゃないかなって思いますね。
解釈力について、
2つの三浦さんと奥様の責任がありますが、
落ち込んでいるときに、
いかに自分の状況を把握するかっていうのは、
重要なのかなっていうのを、
今、伺っていてすごく感じたんですけども、
そこでそれを把握した上で、
どう進んでいくかっていうことを考えるのが、
また重要なことになってくるかと思うんですよね。
その奥様に言われた後っていうのは、
どういう風になっていくかっていうのが、
そうですね、まず置かれている現状を考えたんですね。
考えて、J2のクラブの、
再開のクラブのコアード、
一応コアードだということで、
じゃあまずは、
その中で自分がまずできること、
まずじゃあどういうことができるっていうと、
やっぱりエゴじゃなくて、
今度周りとのコミュニケーション、
コミュニケーションというか、
その中で自分ができること、
自分ができることを、
自分の思いを伝えたり、
自分のやりたいことを伝えて、
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で、また周りが考えていることを拾い上げて、
それを一つずつパズルのように組み合わせていって、
それを大きな力にしていこうという風に考えて、
だから本当に、
僕はエゴが、プライドが抜けない頃は、
ほとんどの選手とも喋れなかったし、
冗談じゃないと、
こういう風に考えて、
それをやっぱり、
ほとんどの選手とも喋れなかったし、
冗談じゃないと、
選手とも一緒じゃないという思いがすごくあったから、
態度にも文字が現れたし、
だけども、
やっぱりそういうのを捨てて、
その選手といろんなコミュニケーションを取りながら、
生活をしていく上で、
やっぱり本当に、
みんなからも見てもらえるようになってきて、
で、そこでまず、
一番最初に話しましたけども、
そこでまず一番だった。
信じたいと思ったわけですね。
そういう風に考えて、
そういう風に行動したんで、
一つ一つやっぱり、
本当にうまくいったのかなって、
本当にそうだと思いますよ、きっと。
そうじゃないと、
僕は何をしても、
うまくいかないと思いますね。
お話いろいろ伺ってきたんですけども、
本当に、
日本代表として背負われてきたものっていうのは、
ものすごく大きいなと思ったんですが、
いや、でも大きいよ。
だって、さっきのカズで、
カズとかが、
今までは僕はカズさんって知らないから、
カズでいいかな。
が、選ばれないで帰ってきた時のシーンとかって、
ちょっと異常だったもん。
その当時よく見てる本もね、
なんか激アクすぎねえかな、みたいな。
なのでね、
それは僕ら、
多分、がんちゃんが想像するより、
すごい大変なことですからね。
まあ、そうだと思いますよ。
この解説も変わる瞬間は。
そうですね。
まあ、でもその水をかけられてよかったの、
っていうセリフは、
すごい、
私みたいな一般人が生活する中では、
初めてなんですよね。
発想がないですよね、
そういう風に考えられるっていうのは。
ないんですけども、
いや、本当に今回は、
日本代表としての、
重圧の重さ、
非常に感じるお話で、
とても刺激的でしたね。
うん。
やっぱり本当にトップっていう、
高い位置の人の考えるところっていう、
影響になりますね。
そうですね。
次回、最終回になってしまうんですけども、
はい。
次回のお話も楽しみですね。
はい。
ありがとうございました。
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突き抜ける人の10の違いでは、
20代のうちから身につけておくべき習慣について、
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