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2012-06-25 09:29

第13回:『世代を代表するものが作りたかった』藤井大輔さん

創刊に懸けた藤井さんの思い、そして徹底した当事者意識から生まれた行動とは。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
今回は前回に引き続き、リクルートの藤井大輔さんをゲストとしてお呼びしております。
前回は本当にとても面白いお話が聞けたので、今回もどんなお話が聞けるのかなとワクワクしておりますが、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日は、当事者意識が違うというテーマについてお話ししていただきたいと思うんですけども、
藤井さんはR25の時代にすごく大変な状況の中で、新しいアイディアでフリーペーパーを出していくということで、
対象ターゲットとなるM1世代と呼ばれる20代から30代のビジネスパーソナルに徹底的に調査をして、
その人たちの気持ちになりきって、いろいろ提案をしていったところ、すごく反響が良かったということでR25というのが創刊されたんですけども、
おそらくすごく対象者の気持ちになるという意味で、当事者意識というのは持たれていたと思いますが、
その点に関してちょっとお話しいただければなと思います。
そうですね。僕のスタンスというのもありますけども、自分はできるだけ生活者であったり、一般の人の代表でありたいという風には思っていたので、
少なくともその世代の代表になれるぐらい、彼らの気持ちとか外部環境、内部環境を含めてイタコ化するという状態まで、
結果論としてかもしれませんけど、いけたというのはR25を作る上では非常に重要だったなと思います。
その上で工夫されたこととかってあるんですか?
そうですね。結構難しいんですけど、インタビューをしていくとみんなどんなことに不安に思っているかとか、
どんな情報があったら欲しいかみたいなことを言うと、それっぽいことを言うんですけど、
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だいたい嘘というか、インタビューで、アンケートもそうですし、インタビューもそうですし、
言葉そのままを受け取ってしまったり、アンケートの回答そのものを受け取ってしまったりすることは、やっぱりその本質を捉えられないだろうなというのは感覚的に思っていて、
その答えの裏側、なんでその人はそう答えちゃったのかとか、なんでその人は新聞がすごく読んでるとかって言ってるんだろうか。
本当に読んでる人の場合と読んでるふりをしているだけの人の場合とは全然違ったりもするので、
本当に読んでる人と読んでるふりをしている人はどっちが多いんだろうとか、読んでるふりをした人の真相真理は一体どういうところにあるんだろうとかというふうに、
一つの質問項目とか答えに対して深掘りをしていくというか、そういう人間真理の裏みたいなところをちょっとずつ解き明かしていくということは、
結構好きで、最終的にやっぱり難しいんですけど、自分の中でズーンと響くというか、
俺は全然そうじゃないんだけど、なんかでもすごい共感できるわっていう瞬間が来るんですね。
そこの共感のゾーンまで行けたら、規格だったり切り口だったりっていうのは結構長持ちするものっていうか、
下手すると普遍の真理まで行き着く可能性はあるなというふうに思っていて、
そういうような感覚、共感できるまで掘り下げるというようなところはやりたいというふうには思っているんですけど、
そこまで意識家のところの共感というところができた感触は、R-25の時にはちょっとありましたね。
立ち上げとかいろんなことの要素が重なるんでしょうね。
そうですね。またビジネス的な話っていうのも一部必要だったりする中で、
カスタマーの共感とビジネスで必要な要件というのをそれぞれ整理していくっていうのも結構しんどいっていうか、
確実にこれは役に立ちそうだけど、それはお金を生まないよねみたいなこととかもありますから。
そうですね。でも僕は役割としてもそうでしたけど、カスタマーファーストというか、
今のM-1世代の代表は自分であるということの揺るぎない自信というか、
ある種の哲学とまでは言いませんけど、そういう意識ですね。
そこまで行き着くのはやらなきゃいけないというふうには思いましたし。
本当に徹底的に調査するってものすごく、先ほどおっしゃってましたけど、すごく大変なことでおっしゃってましたが、
どうしてそこまでしてその人たちの気持ちをつかみたいと思ったのかということ、
その裏に何かこのR-25を成功させたいという思いがあったのか、
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どういう気持ちでそういう調査を進めていったのかなと。
そうですね。でも恵まれていたのは僕が同じ世代だったので、
自分たちの世代というものを失われた10年とか、
ロストジェネレーションなんて言葉がR-25の後に出てきたんですけど、
ロス・ジェネとかに近いような雰囲気で、その当時から言われていたので、
こんなに自分たちって世の中、特に男の子は装飾って言葉もまだ出てないので、
何というか捉えようがない、なんか没個性な奴らみたいな風に言われていたので、
そういう意味ではこの世代をもっと盛り上げていくというか、
この世代というのが日本とか社会においてある程度価値ある世代なんだということを、
自分のこの仕事を通して言えたらいいなという風には思っていたので。
あとはまだ自分自身も何も成し遂げていないので、
こういうチャンスを機に自分という人間が世の中に認められたいというのはあったと思うんです。
でもその時に自分というよりもその世代という方向に感覚が行ったのは、
それは何でなのかちょっと分からないですけど、
そういう世代を代表するものを作りたいという意識がありますね。
でもやっぱり藤井さんの場合、そういう当事者意識を持つということの裏には何かしら、
私たちも仕事をする上でそれは意識しないといけないことだと思うんですけど、
当事者意識を持とうと思った時に裏に何かしらの原動力がないと多分できないんだなというのは思いましたね。
そうですね。今回の藤井さんのお話は、伝説の新人でいうとね、
チャンススパイラルにだいぶ乗った後の話なんですよね。
いくつかの成功を今まで積み上げてきて、これお前勝負だぞというのを、
予判バッターとして送り込まれている状態なんですよね。
なのでいろんなアドレナリンみたいなのが出るので、
これ失敗するわけがいかんとか、すごいチャンスをもらっているとか、
というのも当然乗っかっていると思うんですね。
やっぱりこれも今までやってきたものを積み上げて、今に生きている状態なので、
一個一個の最初の今目の前にある仕事を当事者意識を持って、完全にやり切って、
それをぶっちぎるという癖をつけ続けることが、今ここに繋がる大事なステップだと思います。
本日のトークはいかがでしたか。
伝説の新人ポッドキャストでは、
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次回も本気の20代を応援する刺激的なインタビューをお届けしていきます。
楽しみにしていてください。
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ぜひ一度ご覧ください。
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