1. LayerX NOW!
  2. #67 Fintech事業部大解剖その..

大人気コンテンツFintech事業部大解剖の2回目です。MCのmsalvadorが、SREとして活躍するetaroとken5に話を聞きました。SREから見た金融事業の面白さと難しさ、目指す摩擦が起きる組織について話しました。

etaro Twitter:https://twitter.com/etaroid
ken5 Twitter:https://twitter.com/ken5scal


▼話のハイライト
・2人の自己紹介
・2人の役割・いま苦戦していること
・どうやって意思決定している?
・LayerXで今はたらく面白さは?
・これからどんな組織にしたい? 

▼LayerX Now!とは・・・ LayerXの日常を伝えるPodcast。 CTOの松本とHRのmaasaが(ほぼ)交代でホストを務め、社員がLayerXで働く様子を赤裸々にお伝えします

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大人気コンテンツ、Fintech事業部大解剖の時間がやってまいりました。
Fintech事業部大解剖では、LayerXのFintech事業部、つまり三井物産デジタルアセットマネジメントにおけるプロダクト開発についてお話ししていきたいと思います。
今回は、SREのお仕事というかですね、MDMのSREの過去から未来までということで、今やっていることとか、将来こうしたいよねみたいな話をSREのお二人に話していただきたいと思います。
SREのken5さんとetaroさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで早速なんですけど、ken5さんとかいろんなポッドキャスト出てると思うんですけど、自己紹介を簡単にしていただいてもいいでしょうか。
本名、鈴木ken5、TwitterとかGitHubのハンドル名はken5sqlでやっています。
経歴については、新卒でセキュリティ系のベンダーに行った後、あとはFintechのスタートアップだとかベンチャーっていうのをいろいろ入ってきて、
だんだんと証券とかそっちのリアル規制業界の方に入っていって、最終的に今のポジションにいます。
レイアエクスとかMDMでは、いろいろやってるんですけど、社内周りをやりつつセキュリティをブリッジにしてSREチックなこともやっているという、結構横断的なお仕事が多いですね。
最近だとポリシーとかも書いたりしています。
趣味については、趣味っぽいものはあんまりなくて、体を動かしたりだとか、あとはポッドキャスト収録だとか、セキュリティのこと調べたりとかそういうことが好きです。以上です。
ありがとうございます。 じゃあ、江太郎さんお願いします。
本名は伊藤幸太郎というんですけれども、江太郎と呼ばれています。 TwitterやGitHubのIDは江太郎でやっております。
経歴としては、レイアエクスの創業期にインターンとして入社しまして、そのまま大学卒業をしにとって入社したという形になっています。
レイアエクスの中では、それこそブロックチェーン時代の開発だったりとか、あとは企業さん向けのコンサルだったりとか、ということを経て三井物産デジタルアセットマネジメント、MDMですね、今の会社で投資家さん向けのプロダクトを作っています。
最初は機関投資家さん向けのプロダクトの開発をやっておりまして、この頃はアプリケーションのエンジニアという形だったんですけれども、今作っている個人向けの投資サービス、オルタナではSREのようなことをやらせていただいています。
趣味はマンガとアニメとハッカソンです。 よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。そうですね。SREと言っても、MDMのSREってどういうことをやっているんだというのは今ので、なんとなくはリスナーの皆さんに伝わった可能性がありますけど、そうですね。普段ってどんな仕事をされているんですか?
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そうですね。僕の方は、どちらかと言うと先ほどと似たような形、先ほどの繰り返しになっちゃうかもしれないですけど、
えたろうさんとは結構面白い感じは変えていて、えたろうさんがプロダクト側のSREなら、自分の方はどちらかと言うと社内側のSREみたいな形です。
具体的に言うと、上流で言うとそのポリシーを作って、こういう規則で我々は他の人たちが予測可能な形で動きますよっていうお約束ごとを作ってそれを実装する。
その中で発生する社内業務的なところを円滑にするみたいなところを主に担当としてやっていたりします。
具体的には社内のID基盤だとか、端末管理だとかっていうものをそのポリシーに従ってやりながら、
プロダクト側にちゃんと建成を効かせられるように、アイデンティティ管理だとかログ管理とかそういったところをやっていたり、
その範囲をどこに選挙するのかみたいなお話をしたりしていたりします。
だいたいそんな感じですかね。
はい、けんごさんはあれですよね。
REXでもそうですけど、MDMでもセキュリティの最後の番人みたいな感じでいろいろ取り仕切っていただいて、
言いづらいこともどんどん言って、割と会社をセキュアな状態に保ってくださっているので、いつも助かっていますという感じですかね。
それであれですよね、MDMはREXの人だけがいるわけじゃなくて、親会社のいろんな会社から出向メンバーで成り立っている会社だと思うんですけれども、
そういうところにある意味、ソフトウェアテクノロジー的なこういう考え方がありますみたいなのを話していく機会って結構あると思うんですけど、
何か気をつけていることとかってありますか。
そうですね、気をつけていることといえば、基本的にはお気持ちで仕事をしないということが大事だと思いますので、
これが既成要件だって言われたときに、どういう既成要件だっていうことを確認したりだとか、
あるいはなんとなくでお仕事を受けてシュッとやらないように、これ何のためにやるんだっけみたいな、
ちゃんと要件を確認するみたいな結構当たり前のムーブを当たり前にできるように、
REXでいうボンジュ徹底ですかね、みたいなところを結構大事にしていたりはします。
はいはい、確かに何かいろいろ、確かに当たり前のことをちゃんと当たり前にやると、
こういうジョイントベンチャーでもちゃんと仕事が進むというか、
みんなの特感の下にいろんなことが進んでいくんだなっていうのは、結構目の当たりにしているので、
僕も結構いつもケンコさんのコミュニケーションの仕方は勉強になっているので、助かっていますという感じですね。
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特にこういう既成業界におけるよく分からないルールもあるかもしれないんですけど、
少なくともこういう既成っていうのは、一度消費者、エンドユーザーが被害をこむったからできているっていうところを忘れないようにして、
物事に当たるようにはしていますね。
なんか単純にガラガラポンできる世界ではないっていうことを念頭に置いてやってます。
はいはい、確かに。確かに僕も、僕の話をしてもあれなんですけど、
なんか金融を真面目にやり出す前は、いやいやゼロからスクラッチで作れば何とでもなるでしょみたいなことは言っていきってたんですけど、
まあさすがに3年も近く開発しているとそうでもないなっていうのは、ちょっと一周回って大人になった感じがあるので、
勉強になりますよねという感じですね。
次、えたろうさん最近どんなことやってるんでしょうか。
そうですね、僕は今ケンコさんからもお話ありましたけれども、プロジェクト側のSREっていう形で仕事をしています。
なので、まずゼロから2C向けの投資サービスのインフラストラクチャを構築するっていうところ。
あとは、プロダクトなんで結局その改善していかなきゃいけない。
そのためにはデータの分析が必要だっていうところで、データ基盤周りも最近はやらせていただいてます。
そうですね、実はえたろう先生は前は、前はというか、
オルタナプロの頃は自己紹介でもありましたけど、
期間のプロ投資家さん向けのプロダクトに関しては普通にアプリケーションコードを書いて、
フロントエンドもバックエンドもやるみたいな感じで活躍してもらってたんですけど、
いざ個人向けプロダクトを作るって時に、インフラがこのまま止まらなくなりそうだなという予感がしたので、
ある意味えたろう先生にというかお願いしたというか、ちょっとやってみないっていう感じで、
まるっと構築周りを任せしてしまったというか、
任せしたらかなり回してくれていて助かってるんですけれども、
そうですね、始めるにあたってどういう観点でギャッチアップが必要だったとか、
こういうこと調べましたとか、こういうふうに頑張ってみましたみたいなのってあります?
そうですね、普通にウェブを見たりとか、本を読んだり、ドキュメントを読んだりとかっていう基本的なことはもちろんやるんですけれども、
これは今、Podcastを聞いてくださっている方へのアピールも込みなんですけれども、
やっぱり社内のアセットがすごい豊富だなというふうには感じてまして、そこがすごいキャッチアップの助けになったかなと思ってですね。
それこそ過去にAX社内でいくつもプロダクトを作ってきていますし、
その時にもちろんインフラもどんどんどんどん改善されたコードが存在するというところで、
それがすごいキャッチアップの助けになったかなというふうに考えています。
社内コードを見て勉強するというか、あれなんですかね、これはこうなっててみたいなのを解き起こしていく。
いけるようなドキュメントも揃っているし、コードもちゃんと揃っているような感じなんですかね。
そうですね。
なんか結構あれですよね、
09:02
割と標準的な作りなので、ここがむちゃくちゃすごいですってアピールもしづらいかなというのがMDMの技術的なところでの悩みだと思うんですけど、
こういうところ気を使ってますみたいなのってありますか、大変ですとか。
そうですね、IACを結構徹底的にやろうみたいなのは最初に方針決めてこだわっているポイントではありまして、
もちろんテラフォーム導入して基本的なところはIACするというのもやってるんですけれども、
IACしにくい部分だったりとかもCDKとか他のツールをフル活用して、
できるだけ運用が楽なように、構築が楽なようにっていうふうにこだわってやってるっていうのはあります。
確かに確かに。特にIACは、エタローゴ先生はだいぶこだわりがあるというか、
低運用は後が大変なんでゆるさんえまんというかね、そういうところの感じで結構ツッコミ入れてくれてるんで、
僕なんか割ととりあえず作っておこうぜみたいなスタンスになりがちなんですけど、
株と脳を閉めるというか、ちゃんとやらなきゃなと思わされてるところありますね。
そうですね。もちろん最初は手でラフに作ってみるっていうのも大事だと思うんですけど、
それもすぐ後からインポートしてIACしたりとか、そういうところは結構きっちりやるように心がかけてます。
なんかそういう意味で言うと、もともとケンゴさんがいろいろやっていて、そこにエタローが入ってきたわけなんですけど、
なんですかね、ケンゴさん的にはその生きのいい若者がいきなりインフラを任されて突入してきた感じだと思うんですけど、
どんな感じに映ってましたか。
そうですね、なんかエタローさんに限って言うとめちゃくちゃ素直で、
その言ったものを端から吸収してくれるんで、まりかし特に心配はなかったですね。
とりあえずこれを言っておけば、なんかよしなにやってくれるだろうみたいなこととか、
超絶優秀な方なので、なんかこのタイミングでこの話だけさせてくださいっていうことだけ言っておけば、
あとは勝手に済んでるまんなんで、なんも思わなかったですね。
安心してお渡ししてます。
私って言うとあれですけど、そこまでいちょがみしなくて済みました。
確かに結構エタローが自律的に動いていて、ケンゴさんは聞くべきところはちゃんと聞いてっていうので、
あとRex側にというかスラックで聞いたりしてどんどん進めてくれてますよね。
確かに確かに。
エタローから見てケンゴさんってどうなんですか、どういうところがすげえとかってあります?
こういうところいつも勉強になってますとか。
一言で言うとこだわりですね。
特にセキュリティへのこだわりは尋常じゃないものを感じてまして、
正直、他の組織とか他のプロダクトのインフラとかを見ていても、
12:05
うちほどしっかりやってるプロダクトってなかなか見ないなっていう水準だなと思ってまして、
それとやっぱりケンゴさんが最初にこだわって基準を作っていたからこそ成り立っているものだと思うので、
そこの基準はやっぱり相当高いなというふうに感じます。
確かにあとカルチャー的なところで言うと、
もちろん当然いい加減なことってやっちゃいけないって前提だと思うんですけど、
そこのいい加減な作り方をしないっていうところというか、セキュリティに関してですかね。
っていうところのその意識が徹底しているというのはやっぱりひとえにケンゴさんが常に声を上げてくださっているところのおかげなのかなと思うので、
アプリケーション開発側としてもむちゃくちゃ助かってますというのはありますよね。
そうですね。
まあ確かに確かに。
そんなこんなでまあいろいろやってきてはいると思うんですけれども、
なんかこういうことに困ってましたとか、今も困ってますとかってそういう話ありますか。
失敗とか成功とかって話じゃないと思うんですけど、
なんかこういう試行錯誤してますみたいな話を具体的に聞かせてもらえればいいかなと思ったんですけど。
そうですね。今のまあちょっとセキュリティの続きで話すと、
そういう意味だと今の我々のような、なんでしょうね、コロナ真っ最中にできたような
証券会社が参考にすべき金融システムのガイドラインってなかなかないっていうところがありますね。
あの当然その監督指針とかフィスカの安全対策基準っていうのを読むんですけれども、
あれはとてもいい文章でいろんな金融機関に適用できるものなんですけど、
逆に当社が結構尖りすぎているがゆえか、
これを言われてもうちではどうしようもないぞみたいなのがあったりしますね。
その場合は頭ひねり出して、とりあえずこういう感じでやるのかなーみたいなことをおっかなびっくりやっていくというところになりますね。
なので、ちゃんとできているかっていうところと、もしかしたらワンチャンできてないかみたいなところは常にこう、
何でしょうね、自分の中でもずぶれるところですね。振り返りながら本当にこれで合ってたのかなみたいな気持ちでちょっとずつ進めていたりはします。
ある意味新しい正しさを作るっていう方、ちょっとあんまり好きじゃない方だな、どういうふうに言うといいんだろう。
新しいやり方をちゃんと確立していくというか、これでもできますよというか、こういうふうにすれば
セキュリティも担保しつつお客さんへのメリットも、お客さんのメリットはセキュリティもお客さんのメリットですけど、
いろんなものを提供できますよという新しい形を作っていくっていうところにあるんですかね。
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そうですね。ただその結果自体は本当に最後の最後までわからないので、
その不安定さを受け入れながら、自分が考えたベストを決めていかなければいけないっていうところが
結構大変なところかなと思います。
確かに確かに。答えがあって、これどおりにすれば必ずセキュアですとかいう話でもないし、
必ず効率的でもないですって話でもないし、確かに常にそういうところは議論しているというか。
確かに原則論で議論していることって多いですよね。こういう意図があってこういう規制がありますとか、
こうしなければなりませんみたいな話をした上で、じゃあどう実装するのがいいんだっけっていう話を始めるというか。
そこは結構できてますよね。ただそこは逆に言えば、そういう不安定さに向き合うということには繋がっていると思うんですけど、
それも何ですかね、面白みではあるんですか。どうなんでしょう。
まあまあやりがいではありますね。面白いか大変。面白いし大変だし、
それを考えながらとりあえず出したソリューションを実装できたときとか、結構達成感はあるので、
少なくともとても難しい課題に対して自分なりの答えを出して、それを採点する人に提出した状態っていうのはなかなかこう、
何しろね、開放感がありますね。とりあえず課題終わったみたいな感じで。
それがどのように評価されるかは今後の話ですけれども。
ええ。まあ確かに、プロダクトとしてまだね、ウルトラの個人向けの方は出てないので、確かに。
まあ事業としてもこれから評価されるし、やってることの積極化に関してもこれから評価されるっていうことになりますよね。
そうですね。
まあそういう意味で、そういう不安定さの中にも江太郎もいるわけですけど、どうだろう、そういういろんなタスクがあって、
将来絶対やらなきゃいけないよねとか、ただリリースが近いから手が回らんみたいなこととかってあった上で優先度の判断とかってやってくれてると思うんですけど、
その辺ってどういう考え方で普段意思決定というか、意思決定の準備をするというか、やってますか?
そうですね。そこに関しては、将来のアジリティが下がることっていうのを優先的に潰すっていうのを結構意識してやってますと。
で、なんでそういう考えに至ったかっていうところで言うと、過去にMDMで一番最初のプロダクトを作ったときに、
結構一個の具体例なんですけれども、リリース手順が重くなってしまったなっていう反省があるんですよね。
これはなんで重くなってしまったかっていうと、やっぱり金融をやっている会社である以上、ある程度そんなに簡単に本番をラフに更新できないとかっていう、
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そういうガバナンスの面を意識しなきゃいけないんですけれども、そこをあまり最初考えずに、そういうのは後でやればいいでしょうみたいな感じで作ってしまっていたと。
で、そうすると後回しにしたことによって、後からのその後回しの改善の速度が下がってしまうみたいな、結構その緊急度は低いけど重要度は高いっていう、まさにそこに当てはまるタスクだなっていうのをすごい思ってました。
なんで、今作っている新しいプロダクトとかは、そういう緊急度は今直近でやらなくてもいいけれども、将来のアジリティがこれ間違いなく下がってしまうよねっていうものは先に潰すっていうのを結構意識してやってます。
最近で言うとそういうものってどういったものがあるんですか?
そうですね、まさに今例で話したリリースプロセスみたいなところは先回りして、今のやってる個人向けサービスでは潰してます。
はい、プロ投資家向けの方はそもそもモノレポじゃなかったみたいなのもありましたよね?
そうですね。
他にもそうですね、これってもう少しこうしたらよかったんだよなとか、こういう問題今起こってますみたいなのってありますか?大変だったとか。
まあでもなんかダッシュボードとか今大変なのかな、そういう意味だと。大変だったのか。
そうですね、データ分析基盤の方でダッシュボードのツールの選定とか構築もやってたんですけれども、それとかは最初はRedashから検討し始めて、
AWSを今使ってるんで、クイックサイト、そして分析のしやすさっていう点でルッカースタジオとかいろんなものを検討して、
その結果やっぱりRedashだと運用のコストが高いよねとか、セキュリティ面のメンテコストがかかるよねっていうところで、
結局はクイックサイトとかルッカースタジオみたいなものを今使うっていう意思決定をしてるんですけども、
ここも将来的にはダッシュボード統合したいよねとか、まだ全然やることが山積みっていう状況ではあります。
確かに確かに。山積みですよね。そもそもダッシュボード分かれちゃっててどうすんねんみたいなのもあったしあるしね。
Redashも結構大変でしたね、いろいろ。そこで今ダッシュボードツールは変えた方がいいですねって提案をしてくれたのがエダローだったんですけど、
結局結果良いものというか、より効率的に分析ができるツールには選定できたかなと思うので良かったですね。
あと新しい技術のチャレンジというか、新しいものを逐次導入していってると思うんですけど、
あれっすよね、CDKとかはその最たるものなんですかね。
そうですね。CDKは多分うちの会社ではあんまりまだ使われてなかったところをガッツリプロダクト側に入れていったっていうのは
ある種チャレンジだったかなと思います。
21:00
確かに。なんか結構まあいろいろ、ケンゴさんとかもね、アンテナがすごい張られてるから新しいものどんどん
チョイスしてくれてますけど、その辺なんかこれ導入するかどうかっていう決め手みたいなって何か考えてるんですか?
普段というか、良いもの見つけた時って。
良いもの見つけた時はこれが運用として回るかってところが一番気にしますね。
はいはいはい。
導入したところで、システムって大体作った側から塞いっていうか、生物なんでちゃんとよしよしメンテしていかないと、
どんどんこう味が、味というかクオリティも落ちていくものだと自分は思っています。
なのでその、よしよししてくれる人がいないのであれば、それは別の手段を取った方がいいよねっていう立ち位置ですね。
あとそのソリューションが別の副作用を生まないかっていうのは結構見たりしますね。
AWSがハードウェアキーによる二要素認証っていうのを常にお勧めしていて、
その側面だけで見ればいいんですけど、1年前とかだとそれは1個しか登録できなかったので、
その指キー無くしたらそのアカウント詰むじゃんみたいな、結構その連鎖的にリスクが別の側面から出現してきたりするので、
そこも含めて見たりはしています。
そこら辺がバランスを取れるのであれば、よしやろうみたいな進め方になりますね基本的に。
はいはいはい。確かに。
作って放置されるとか導入されたけど、実はうまく回ってないけど運用だけ困って作った人はいなくなるみたいなこともありますからね。
巷ではというか。僕もそういう経験やったこともあるし。
そうですね。
そういうチームに出たこともある。
原稿でやっちゃったりすることもたまにあるんで、ああやってしまったみたいなことはあります。
勢いでやるとそこら辺が見えなくなるんですよね。
しかも金融、普通のサービスでもそうだと思うんですけど金融扱ってるからそんなにガガッといきなり運用を変えるみたいなことやるといろんなリスクもありますよね。
そうですね。
今の話は結構したはしたと思うんですけど、今のやりがいとか面白さも話もちょっと出ましたけど、
プロダクト作りという意味でというかインフラに限らずこういうところがむちゃくちゃ面白いですみたいなところって、MDMここプッシュしたいですみたいなのってあります?
そうですね。やりがいや面白さみたいなところで僕が感じているもので言うと、デジタルな証券会社をゼロスクラッチで作れるっていうのがとにかく面白いなっていうふうに思っています。
どういうことやねんっていうところで言うと、例えばフィンテックって一言に言っても、例えば既存の大きな証券会社さんが新しいアプリを出してお客さんとのタッチポイントを作るとか、そういういろんな事例ってあると思うんですけども、
24:12
弊社の場合だと会社がそもそもデジタルスクラッチな証券会社を作りたいというところから始まっているのもありまして、
業務の一部ではなくて、会社内の業務そのものをデジタルに作るみたいなことがある種できる環境かなと思っています。
なのでそこがやっぱりやりがいがあるし面白いところだなというふうに思っていて、SRE的にもいろんな業務のデジタルな改善とかが生まれてくる土壌を作っていける。
かつまだ少人数なので少人数で作っていけるっていうところが非常にやりがいがあって面白いなというふうには思っていますね。
けんこさんはその辺はどうなんですか。
概ね寺尾さんに同意です。ちょっと補足すると、確かに今01のフェーズですけど、同時に多分当社常に01のフェーズにいると思います。
どういうことかっていうと、デジタルな証券会社っていう点においては、今まで結構いろんなロボプロの会社とかも出てきてはいますけれども、
根本的に全体の証券業務、顧客販売だけではなくて金融商品の蘇生だとか、それに関連する資産管理の業務だとか、そこら辺がまるっと含まれて初めて証券家庭できるものだと思っています。
それをデジタル化するっていうのは、これはもう結構長めのチャレンジになりますので、常にその過程においてはプロダクトを01で作るという、
特に同等の業務の整理システム化、プロダクト化っていうところがあると思いますので、ぜひそこら辺に興味ある方については入っていただきたいなと思います。
特に自分の場合はバックオフィスとかコンプライアンス周り、あそこのルールって実はプロダクト的な考え方でソフトウェア化できるんじゃないのとか思っていたりします。
ありがとうございます。そういうやりがいもありつつ、どんどんいろんなスキルを持っている人に入ってきてほしいと思うんですけど、
今後どういう組織にしていきたいとか、SRE単体でもいいし、MDMのエンジニアリング全体でもいいし、MDMという会社でもいいんですけど、こういう感じにしていきたいとかっていう思いってどんな感じなんでしょう。
けんこさんからいこうかな。
じゃあ僕からいきますか。そうですね、いい意味で摩擦のある組織にしたいなと思っています。
よく摩擦のない組織って言うんですけど、物理的に考えると力って摩擦があるからこそできるんですね。
摩擦のない環境だと、そうやって全部こうずーっていって、方向転換もなくて、そのまままっすぐに当直線運動でいくだけの組織になる。
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そうじゃなくて、適切な意味での摩擦によって方向を変えたり、力を変えたり、あるいは加速度を変えたりしていくことで、ダイナミックなかつロバストな組織になるんじゃないかなと思います。
具体的に言うと、規制とかに対して新しい技術とかで先手を打ちながら、それが認められた上で業界標準とかにしていけるような組織ができると結構面白いんじゃないかなと思っていたりします。
あとはさっき言った通り、ミドルオフィスとかバックオフィスの業務機能っていうのをソフトウェアプロダクト化という形で、今のものを一覧トランスフォーメーションさせていただきたいなと思っています。
以上です。
ありがとうございます。
江太郎はどうですか?
そうですね。僕はどういう組織を目指したいかというところで言うと、やはり全員が会社全体をプロダクトとして見ているみたいな状態が非常にうちの会社として目指すところかなと思っていて、
やはり僕が担当しているのは証券会社、つまり金融商品をお客様に売る部分のデジタルな販売チャンネル、そのツールを作るみたいなところなんですけれども、
MDMとしてはそれ以外にも、そもそも金融商品、売るものを作っているところとか、あとは売るものを販売するための業務もありますし、というところで金融商品の販売の一期通貫の業務を全てやっているみたいな状態だと思っています。
なので、例えば通信向けのオルタナというウェブサービスのチームの人間がそのサービスのことだけ考えているというよりは、どちらかというとその前の商品をどういうふうにそのサービスに載せるのかとか、もっと前の商品をそもそもどうやって作るんでしたっけとか、そういうところまで資源を広く考えられるというような組織だと非常にMDMの強みになっていくかなというふうに思っていますね。
そうですね。その前提として、数字が取れてちゃんとデジタルなチャンネルで入ってきた人たちの購買行動みたいなものを、投資の行動みたいなものを全部取って、分析に使って商品開発に生かしていくというところをやりたいというのも思いもあって、今分析基盤の整備をしているというのもありますよね、太郎さんは。
そうですね。まさにですね。
そうですね。
実際そういう組織にしていくにあたって、こういうエンジニアと働きたいですみたいなのって、何かあります?思いとしては。太郎先生的には。
そうですね。まさに今言ったところにつながるんですけども、どういうエンジニアの方と働きたいかというと、やはりビジネスを前に進めるためのツールとして技術を柔軟に使えるような方が非常にMDMの強みになるのかなというふうには思っています。
30:05
やはり我々はオルトナという通信向けのウェブサービスを作っているんですけども、これって極論を言うと、ECサイトみたいなものと言いますか、きっと商品をそこに載せて、そこにお客さんが訪れて買ってくださるみたいなツールでしかないというふうに思っています。
なので、そもそも商品が魅力的じゃないといけないし、勾配の体験も魅力的じゃないといけないしというところで、自分たちが作っているツールだけ、そこの技術にだけにこだわっていてもお客様に価値が届かないというようなタイプの事業だと思いますので、そこを柔軟にいろんなところの改善をやっていけるという方が非常に一緒に働きたいなというふうに思っています。
ありがとうございます。けんこさんはどうでしょう?
そうですね。最初にちょっとお話しした通り、証券会社というのは過去に結構不正行為がありました。それによっていろいろ厳しい規制が課されています。
それによって見えない形でユーザーが保護されているというのは、先日の仮想通貨暗号取引書、海外における仮想通貨取引暗号書におけるインシデントからもだいぶ可視化されていると思います。
なので、そういった規制要件に対してリスペクトを持って、それが何であるのかというところを根本的に迫りつつ、モダンな技術を使ってその要件を解決していこうということを考えられる方が結構、自分としてはアプローチさせていただきたい方々かなと思っています。
あと、当社独自の文化としてはインテグリティを確保していこうというのがあると思います。インテグリティというのは完全性というのと同時に、正義とかも言われるんですけど、そういった形で内外の過去の実績とかに対して、正義を持って一緒にやれる人がいいなと思います。
はい、ありがとうございます。そうですよね。インテグリティという話が出ましたけど、そういう過去の話も含めて、そういうインテグリティを持っている人が求められるし、さっき千賢吾さんが前に言ってましたけど、規制とかあるんだけれども、新しい実装の方法とかは我々が答えがない中考えていかなきゃいけなくて、
それが今後業界表示になっていくようなアクションというか、そういう資産高い動きができるといいですよね、組織全体としても、エンジニア個人としてもと思いますけど。そういう方が結構不安定な状態というか、まだ2Cの金融サービスって意味だとMDMって無名だとは思うんですけども、これからそれを結果を出していくことで、業界の先陣を切っていくような感じの動きができるとすごい好ましいのかなと思っているし、
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それにワクワクする人っていうのは僕もすごい向いているんじゃないかなと思いました。ありがとうございます。
そうですね、最後にこれだけは言っておきたいみたいなのがあります?どうじゃろう。
なさそう。
ないかな。
ない。話全部終わりました。普段も結構オフィスとかでも話してますけど。
じゃあ、そろそろ終わりにしましょうか。ということで、2回目はSREで活躍しているお二人の話をさせていただきました。
ということで、引き続きFintech事業部大解剖のコーナーでは、プロダクト開発全般の話をどんどんオープンにしていこうと思いますので、引き続きリスナーの皆様よろしくお願いします。
では、これで失礼します。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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