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宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室。
ポッドキャスト、サラリーマン起業戦略室は、
LAT英会話の創業者、宇佐美悟が、自身の体験をもとに、
起業に必要な知識やノウハウをリスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは。
LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
仕組化のメリット
今回は、ビジネスを仕組化するメリットとデメリットについてお話をしたいと思います。
以前からビジネスの仕組化については、何度かこのポッドキャストでも取り上げさせていただいてますが、
今回は、そもそも仕組化する必要があるのかという観点も含めてお話ができればというふうに思います。
ここまでこのポッドキャストを聞いてくださっている皆様ですと、
仕組化することでメリットはあってもデメリットはないというふうに思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は仕組化するにあたってもデメリットはあります。
世の中メリットだけしかないということは存在し得ないですね。
ではまずメリットの方からお話したいと思います。
メリットとして大きいのは圧倒的に時給を上げられるということかなというふうに思っています。
例えばコンサルタントの方がいらっしゃるとして、
お客様に月に1回1時間のセッションを5万円で提供するサービスを行っている方がいるとします。
そうすると一見時給は5万円というふうに思われるかもしれませんけれども、
実はこのサービスを提供するためには他にも時間を使っているはずです。
例えばセッションを行う前の情報収集の時間があったり、
必要に応じて資料を作成したり、
細かいところでは請求書や領収書を作成したりとか、
そういった細かい事務作業も発生しているかもしれません。
なんだかんだで1時間のセッションを行うのにトータル5時間をかけてしまっているとすれば、
時給は1時間となってしまうわけです。
営業活動なんかも入れていくともっと減ってしまうかもしれません。
でもコンサルタントの仕事を仕組み化して、
セッション時間以外に自分がかける時間を1時間に減らせたとします。
そしてそこに2万円のコストをかけたとします。
そうなると手残りとしては3万円に減りますけれども、
かける時間のトータルは2時間に減るので、
時給は1万5千円になるという計算になります。
このように仕組み化をすることで得られる最も大きなメリットは、
時給が上げられるということだと思います。
そしてさらなるメリットとしては、
時給が上がって自分の使う時間を減らせるので、
自由な時間を増やすことができるようになります。
その時間を使って新しいビジネスの準備をすることもできますし、
セールスにより時間をかけて売上を伸ばすこともできるかもしれません。
こうなってくるとビジネスを拡大できるイメージも広がってくるのではないでしょうか。
やはり仕組み化の大きなメリットは時間を買うことができるということで、
仕組み化をすることで大きなメリットを得られるなというふうに思います。
仕組化のデメリット
では一方で、今のお話をした上で仕組み化をするデメリットについてもお話をしたいと思います。
一番大きなデメリットで仕組み化を目指す人が覚悟しなければいけないポイントがあります。
それは収入が減るということです。
先ほど時給が上がる話をしたのに、デメリットとしては収入が下がるというと
混乱してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
先ほど月に5万円でセッションを行っているコンサルタントの例を出させていただきました。
このケースにおいて先ほどのメリットとしては時給が1万円から1万5千円に上がるという話をさせていただきました。
でもお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
自分の手元に残るお金は5万円から3万円に減っているわけです。
つまりこの時点では収入は減っています。
仕組み化する上でこの収入が減少するというのは避けることができないポイントです。
外部にお金を支払うのではなく、
何らかのITの仕組みか何かを作って作業を自動化するという考え方もあるかもしれませんが、
それでもそのITの仕組みを作るのにお金は出ていってしまうので、
先ほどの例よりももっとたくさんのお金が先に出ていってしまうということも考えられます。
そうなると大事なのは、仕組み化した後生まれる時間をいかに生産的に使うかということになります。
この収入が減るということを覚悟した上で仕組み化したのであれば、
その空いた時間で漫画を読んだりYouTube動画を見たり、
非生産的なことばかりに時間を使ってしまうと、
単に収入を下げるだけの結果になってしまう可能性があります。
仕組み化して生まれた自由な時間は生産的な活動に充ててビジネスの拡大に注力する必要があります。
そしてこの収入が減るというデメリットを補う方法があります。
それは借り入れをするということです。
銀行に対してビジネスをこういうふうに仕組み化することによって、
一時的に収入が減るけど、そのうち大きなリターンがあるから500万円貸してほしい、
みたいなそういう話を持ちかけるわけです。
銀行融資については他の回でも話していますが、
このような相談を持ちかけられる銀行との付き合いをするためには、
メガバンクだけではなく、信用金庫の口座を作っていることが大事になります。
あとは事業計画を作って銀行に持ち込んでみてください。
それでも簡単には通らないと思いますけれども、
銀行からあれやこれやとツッコミをもらうということは、
自分が考える仕組み化が本当に正しいアプローチなのかどうか考え直すいいきっかけになりますので、
ポジティブに捉えてやっていただければと思います。
このようにビジネスの仕組み化には収入が減るというかなりインパクトの大きなデメリットがありますけれども、
その分それを上回る大きなメリットもあります。
ぜひこのメリットとデメリットを理解した上で、
ビジネスの仕組み化に取り組んでいただければというふうに思います。
この番組では企業を目指すサラリーマンの方に、
私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思います。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方は高評価とフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース 宇佐美悟
ナレーション バシャがお届けしました。
