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宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室。
サラリーマン起業戦略室は、スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは。LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
この番組は20年間IBMで会社員をして、その後10年以上事業を継続している私の経験をもとに、
企業を目指すサラリーマンの方にとって役立つ情報をお届けするものとなっています。
今後、企業を目指している方はぜひ最後までお聞きください。
今日はですね、テーマとして前回もAIのお話をしたんですが、
私の本業である英会話の授業にも関連する内容をお話しさせていただければというふうに思います。
それはズバリですね、AIが発達することによって英会話は不要になるのかっていう話なんですね。
これはですね、かなり今、巷ではAIが普及していけば自動翻訳もできるようになるので、
もう自分が英語を話せるようになる必要もないし、英会話なんて勉強する必要もなくなるし、
なんていうことが結構今年やかにささやかれている内容かなというふうに思います。
実際問題ですね、私の事業でもウェブからのお問い合わせっていうのは、
今年の夏前ぐらいからかなり件数としても減ってきている傾向があるかなというふうに思います。
実際AIを使うことによって英会話不要になる場面っていうのは、私自身も実は当然あるなというふうに思っています。
例えばですね、海外旅行をあまり慣れていない方が海外旅行に行きたいというふうに思ったとします。
そこで現地のマクドナルドに入って注文をしたいというような話を思い浮かべていただきたいんですが、
そういう時ってAIで実は十分できてしまうんではないかなと思います。
これは将来的にできる以前の問題で、もう現代の、もうすでに今あるテクニック技術でこのAI翻訳で全く問題なくいけるんじゃないかなと思います。
つまりマクドナルドに入って、例えば自分の持っているスマホで自動翻訳機能を使ってですね、
ハンバーガーをくださいという言葉をスマホに投げかけて、それを店員さんに向けて表示されている文字を読んでもらうなり、
そのスマホが翻訳した英語を聞いてもらうなり、そういったことをしていくことによって問題なく意思疎通はできるようになると思うんですよね。
そういった意味では、もうすでに今のAIの技術を使うことによって、一部のコミュニケーションにおいて英会話なんていらなくなっていると思うし、
英会話も中国語会話も関係なく同じように会話ができるような、そういう世界が整ってきているかなというふうに思います。
ただ一方でですね、こういう旅行者で必要最低限のコミュニケーションを取れれば何の問題もないんですという方であれば、これはこれでいいんですけれども、
例えば海外に行く目的がビジネスパートナーを開拓するとか、かけがえのない友人を作りたいとか、海外に心の通じる友達が欲しいとかですね、
そういったことを目的として海外に行った場合はどうでしょうか。
そういった場合でもAIを使って自動翻訳ができれば、例えばドラえもんの翻訳こんにゃくみたいな世界が成り立てばですね、
何の問題もないじゃないかというふうに思われる方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんですけれども、
実は私はここの部分は自動翻訳、AIの機能を生むのでどうなるものでもないだろうなというふうに思っています。
それはなぜかというと、この機会なので日本語と英語に絞って一旦お話ししますけれども、
例えばその日本語と英語の成り立ちというか、文法というか、そういったところが全く違うからなんですね。
例えばですね、ビジネスの話で自分の法律の専門分野について話をしようとしているとします。
そういったときに、例えば商法の第百何条の9項の条文2番目のやつ、
この内容について私は今回の件には当てはまらないと思いますみたいな話を仲間の弁護士と話をしようとしていたとします。
そういったときに今私が言ったのは、この商法の第何条の第何項の何行目のこの記載について、
私は今回の件には当てはまらないと思いますなんですけれども、
完全に翻訳婚約と同じようなレベルで日本語を英語に置き換えようとした場合、
商法の第何条のって言い始めた途端にですね、まずAIはI don't thinkで始めなきゃいけないんですね。
日本語は一番最後の最後で今回の件には当てはまらないと思いますっていう風に言っているので、
英語の場合、否定の言葉って頭にくるってよく教えられたと思うんですけれども、
I don't think、もしくは当てはまると思いますかもしれない、当てはまると思いませんみたいな、
どっちの表現でも間違ってはないので、少なくとも商法の何条何条っていうことを言い始めたときに、
I don't thinkかもしくはI thinkか、そういった言葉をまずAIが同時に発話し始めない限りにおいては、
完全な翻訳混訳の同時翻訳っていうのは成り立たないんですよね。
でもこれはAIがどこまで行ったところで、人間なんて喋ってるうちに言うことを考えながら喋ったりもしているわけなので、
喋ってる最中に言う内容も変わってくる可能性があるわけで、それをAIに先読みして言わせるなんていうことが、
技術としてどんなに進んだとしても、その人間の曖昧な考え方であったりとか感情を先読みするっていうことは、
さすがにどこまで行ってもできないだろうなというふうに思っています。
で、そうなるとですね、同時翻訳と言いながらどういうことが起きるかというと、
日本語で最後まで言った内容を踏まえて、もしかすると途中まで商法のっていうのも、
本当はaboutっていうのを最初に入れたいんですけれども、それすら省略して、
うまく英語で後々くっつけてやっていくっていう方法を取ったとしてもですね、
どんなに頑張っても数秒のタイムラグは絶対にできてしまうんですよね。
で、この数秒のタイムラグ、数秒ぐらいだったら全然構わないよっていう方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、
この数秒のタイムラグって、人間の感情を動かす上ではすごく致命傷にもなってきちゃうんですよね。
例えば皆さん、想像してみてほしいんですけれども、
自分がしゃべるたびに2,3秒遅れて相手から返事が返ってくるっていう状況の中で、
相手と本気のディスカッション、本気でそういう人と喧嘩をするみたいなことってできるでしょうか。
結局ですね、数秒の間で感情は冷めるんですよね。
で、その感情が毎回冷めながらまた喋って、また熱くなって冷めてみたいなことを繰り返していると、
結局感情を動かすコミュニケーションっていうのは、どこまで行ってもAIに頼っている限りできないっていうところがあります。
つまり今回私が言いたいのは、コミュニケーションを何のためにするかっていうところによって、
AIでいける分野といけない分野っていうのは明確に変わってくるだろうなというふうに思います。
相手と心を通わせるようなビジネスパートナーを作るとか、本当に心からの友達を作るとか、
そういったところに関わってくるようなコミュニケーションにおいては、
おそらくAIで取って変わるということは未来永劫起こり得なくて、