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2024-04-27 08:57

#02 【1年目の失敗】最初の起業で失敗した理由。

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『サラリーマン起業戦略室』は、LAT英会話の創業者 宇佐神 悟(うさみ さとる)が、自身の体験をもとに、起業に必要な知識やノウハウをお伝えしていく番組です。これからも良質な情報をお届けできるように誠意努力してまいります。
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今回は私、宇佐神 悟が日本IBMを退職し、初めての起業で失敗をした経験について語りました。 ぜひ最後までお聴きください。 【今回のトピック】

  • 2015年5月に起業の道に進みました。
  • 最初にサラリーマン時代に何が楽しかったのかを考えた。
  • 人を雇用して卒業した人たちが起業していける土台を作りたい。
  • 最初にパーソナルフィットネスジムで起業をした3つの理由。
  • ビジネスの失敗に繋がった考え方。

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最後までお聴きいただきありがとうございました。 ぜひ番組の評価もお願いいたします。

サマリー

宇佐美悟さんは、フィットネスジムの起業を通じて直面した苦労や失敗の経験について語ります。彼はフランチャイズビジネスにおける甘さや失敗から学んだことが、後の成功につながったことを振り返ります。

起業の道のり
宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室。
ポッドキャストサラリーマン起業戦略室は、LAT英会話の創業者、宇佐美悟が、
自身の体験をもとに、起業に必要な知識やノウハウをリスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは、LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
前回、記念すべき第1回目といたしまして、私の自己紹介をさせていただき、ざっくりとこれまでのビジネス経験についてお話をさせていただきました。
今回は、私が最も苦労したともいえる1年目について詳しくお話をさせていただければと思います。
私が前職の日本IBMを退職して、起業の道をスタートしたのが2015年の5月でした。
当初、具体的にやりたいことも見つかっておらず、サラリーマンを辞めることを優先していたため、在職中から何をやるべきか全くイメージができていませんでした。
そんな私がビジネスをするにあたって考えたのが、IBMで仕事をしていて何が楽しかったかということでした。
まず私にとって営業の仕事は好きな仕事でした。
そしてさらに好きだったのが、部下をもって部下のコーチングをしながら組織を強くしていく過程が好きでした。
そんな思いから、最初の事業をするにあたっても、人を雇用して雇用した人をコーチングしながら取り組むことのできるビジネスをしてみたいというふうに思うようになりました。
さらにそこから発展させて考えたのが、雇用して一緒に仕事をした人たちが卒業して起業していける土台作りができればというふうに考えました。
例えば、リクルートという会社は大卒のエリートを雇用して起業するチャンスが与えられる会社として有名ですけれども、
私が取り組んでみたいと思ったのは、中卒や高卒の方を雇用して、そういう方が起業できるチャンスを与えられる会社になってみたいということでした。
そのような思いから最初に取り組んだのが、パーソナルトレーニングスタイルのフィットネスジムを経営するということでした。
この事業に取り組もうと思った理由は主に3つありました。
1つ目は、まさに雇用する対象として私が支援してみたいと思える方々が多かったこと。
2つ目は、それなりの高額商品となるため営業力が求められる事業だったこと。
最初のジムの立ち上げ
営業のエリアであれば私の経験も活かせると思いました。
3つ目は、業界が成長段階であり、フランチャイズの権利を購入して始められるということで安心感があったからということです。
このような理由でしたけれども、実は何だかんで言って3つ目の理由の部分が自分の本音としては大きかったと思います。
そしてこの3つ目を重視していたことが1年目に大きな苦労を背負うことになった理由だと今となっては自覚しています。
正直に申し上げて、フィットネスジムをスタートした頃の私は企業を舐めていたと思います。
フランチャイズの権利を購入しているのだから利益が出て当たり前。
利益が出ないとすればそれは自分が悪いのではなくフランチャイザーが悪いのであって、
そこは責任を持って何とかしてもらわないといけないし、何とかしてくれて当たり前だと。
そんな考えだったからこそ最初から2店舗を経営する前提でスタートしました。
1店舗目は2015年の6月に所沢でオープンしました。
オープンするとすぐ9月に所沢で2店舗目をオープンすべく準備に取り掛かりました。
頭では事業をやるからにはリスクは自分で取らなければいけないし、
全ての結果責任は自分にあると分かっていましたが心の奥底では会社員時代に近いマインドで
フランチャイズなんだから赤字になるようなことはないだろうと甘く考えていました。
結果として1店舗目のオープン直後はまずまずの状況で収支がプラスマイナスゼロというところでした。
ただ当時の私としては収支がプラスマイナスゼロとはどういうことだ。
一人でも契約が少なければ赤字だったじゃないかという思いが出てきて、
結果に責任を負うという厳しい現実をいきなり突きつけられました。
この頃まさに夜も3時間以上連続して眠れなくなったのを覚えています。
実際その後は売上が順調に推移することはなくしばらく黒字化することもありませんでした。
そんな中で2店舗目までオープンすることになり精神的なプレッシャーはかなり大きくなりました。
黒字になるのが当たり前と思っていたフランチャイズのビジネスであるにもかかわらず日に日に目の前のお金が減っていく状況でした。
1店舗目の時に高校から約1000万円の借り入れをして、2店舗目では退職金を継ぎ込み、
残りはサラリーマン時代にコスコスと貯めてきたお金が減っていく状況でした。
完全にビジネスを甘く見て、フランチャイズをまるでサラリーマン時代の自分の会社のように考えて守ってもらえるものだと心の奥底で思ってしまっていた結果が、
失敗からの学び
初めから2店舗を開業するという結論だったと思います。
その後も、結局翌年の3月までは黒字化することもなく、1月には借り入れをしていた高校に出向いて返済不可能であることを伝え、返済の末置きをしてもらいました。
1ヶ月間で必要となるキャッシュが大体150万円ほどでしたけれども、2月の時点でその150万円を支払い終えた直後の段階で、銀行の残高は30万円ほどまでになっていました。
今の私であれば、最初から2店舗を開業するということはやらなかったと思います。
1店舗目で経験を積んで、事業のことやビジネスを理解した上で2店舗目を出すかどうかの判断をすると思います。
当時の私はIBMでたくさんのことを経験してきたし、いろんな本でも勉強してきたのでビジネスのことはよくわかっていると思い込んでしまっていました。
確かにビジネスのことは頭では理解していたと思います。
でも結局のところ、人間が何かを決断するときに大きな要因となるのは心の問題だと思います。
当時の私としてはフランチャイズだし損をすることはない、早く始めた方が儲かる、儲かるなら最大限大きくやろうという思いからいきなり2店舗を開業するという決断を下し、痛い目にもあいました。
ビジネスをするならスモールスタートでというのは頭ではわかっていたはずなのに、そういう間違った決断を下してしまう。
そういうことを痛いほど経験し学ばせてもらったのがこのフランチャイズによるフィットネスのビジネスでした。
結論を申し上げると、最初に苦労したこのフィットネスのビジネスも2016年3月以降はお客様も多くいらしていただけるようになり、しっかりと利益を残せるビジネスへと成長しました。
そしてその失敗経験がなければ、今経営している英会話事業が生まれることもなかったわけで、今となってはこの失敗をできたことが心から良かったと思える経験です。
今回のお話はここまでとさせていただければと思います。また次回以降も私の経験をもとにサラリーマン・起業家の方のお力になれるよう情報発信をしていきます。
もしよろしければフォームにて感想やご質問をいただければ幸いです。それではまた次回のポッドキャストでお会いしましょう。
今回のポッドキャストはいかがでしたか。番組では宇佐美悟の質問をお待ちしています。
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番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。ご機嫌よう、さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース宇佐美悟
ナレーション馬車がお届けしました。
08:57

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