ブルーオーシャンとレッドオーシャンの違い
宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室。
ポッドキャストサラリーマン起業戦略室は、
LAT英会話の創業者宇佐美悟が、自身の体験をもとに、
起業に必要な知識やノウハウをリスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは。LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
今回の動画は、ブルーオーシャンビジネスの作り方というお話をさせていただきたいと思います。
今の時代、たくさんの商品やサービスが世の中にはあふれていますよね。
ただ、もう既に新しく思いついてバンバン売れるような商品というのはなかなか見つからず、
実際のところは世の中レッドオーシャンだらけという状況になっています。
特に私がやっている英会話スクール業界なんて、もうその最たるものかなというふうに思います。
そんな中で私が生き残っている理由についても後ほどお伝えしたいなというふうに思っています。
そもそもレッドオーシャンとブルーオーシャンというのは違いは何なんでしょうか。
レッドオーシャンというのは実は競合がたくさんいて、もうお互いに競争しまくっているような、そんなビジネスの状態になっていることを指します。
一方でブルーオーシャンというのは競合がいないで、価格競争を不当にする必要もなく、安心安全にビジネスを行えるような、そんなマーケットを指しています。
当然競合のいないようなブルーオーシャンのようなマーケットで勝負したいというふうに思われる方が多いのではないでしょうか。
実際問題、特にB2Cのビジネスなんかの場合、大手の効率には我々はまず間違いなく勝てないので、価格競争で大手に勝つなんていうことはほぼほぼ難しい状態になっていきます。
高校競争も大手と比べると本当に微妙たるものぐらいしか賭けられないですし、そうなると売り値を極力下げるような話になっていって、利益がどんどん小さくなっていって、なかなか厳しいビジネスモデルになっていく。
こんな状態になっていくのがレッドオーシャンのビジネスの典型的なパターンかなというふうに思われます。
実際問題、こういう状態になってくるときついですよね。
なので私たちサラリーマン起業家は是非ともブルーオーシャンのビジネスを目指して起業することを目指してほしいというふうに思います。
ただ当然のことながら、よしじゃあブルーオーシャンのビジネスでやるぞというふうに思ったところで、簡単にできるものではないですし、そんなに簡単にできるものであれば誰だってやってるわけなんですよね。
実際問題、さらにはブルーオーシャンのビジネスと考えた場合にも、実は落とし穴もあります。
それは競合がいないマーケットというふうな定義をした場合に、他社にとっても魅力的なマーケットではないという、そういうビジネスになっている可能性もあります。
競争の中でのオリジナリティ
つまりそもそも顧客がいないということなんですね。
例えば英会話はレッドオーシャンのビジネスだからスワヒリ語会話のスクールをやろうっていうふうに思ったとします。
ある意味レッドオーシャンのマーケットから遠く離れた、ほぼほぼニーズのない世界かなというふうに思われます。
これをビジネスにしようとした場合、競合はないとしてもなかなかお客様を見つけることができない、そんな状況になるかと思います。
もしくは現時点でまだ全く認知されていないようなサービスを提供する。
例えばフィットネス業界にパーソナルトレーニングというものがあることを知られていない段階でパーソナルトレーニングをやるっていうのは難しかったのではないかなというふうに思います。
世の中には低学生の安いフィットネスジムがたくさんある中、何十万円もするようなパーソナルトレーニングを私はやっていますというふうにいきなり言ったところで、
そんなに何でお金を出さなきゃいけないのかとか、そういったところの世の中のお客様の知識や経験がそこまで行っていないという状況からすると、
パーソナルトレーニングというビジネスそのものを販売していくのが難しかったのではないでしょうか。
でもその後ライズアップが出てきて、もともと持っていた大きな資本を使って広告戦略に出たことで新しいマーケットを作っていった。
それがあったからこそこのパーソナルトレーニングという新しいビジネスが大きなマーケットとして生まれてきたというふうに考えられます。
新しいマーケットを作り出すというのもまた大きな資本が必要なので、我々サラリーマン企業家がそこにチャレンジしようと思ってもなかなか難しいことかなというふうに思います。
それではどうやってブルーオーシャンのビジネスに持っていけばいいのでしょうか。
これはですね、実はレッドオーシャンのビジネスモデルの中でほんの少しでもいいので、自分オリジナルの特徴を作り出すという発想を持つことが大事かなというふうに思っています。
どうしても私たちはテレビで取り上げられるような目立つビジネスに目が向きがちですけれども、新規ビジネスでテレビに取り上げられるような新しいビジネスモデルというのはある意味宝くじみたいなものです。
ビジネスをスタートして最初から宝くじを探し求めるなんていうことをすると、実際に見つかるまで延々と時間がかかって、結局のところ何のビジネスも始められないなんていうことになってしまいます。
そうであればレッドオーシャンど真ん中のビジネスモデルでいいので、そこにオリジナルの特徴を作り出すということを考えてみてはいかがでしょうか。
例えば私が経営しているLAT、英会話トレーニングも英会話業界というレッドオーシャンど真ん中のビジネスモデルとなっています。
その中でなぜLATが生き残れているかというと、LATは英語を教えるのではなく、毎日英語を話さざるを得ない環境を提供するというオリジナルの特徴を持っているからです。
まさに英会話の学校ではなく英会話のトレーニングプログラムとして打ち出しているっていうところに特徴を作って、そこに共感してくださるお客様が入ってきてくださる、そういう形になっています。
その他の例としても、例えばあなたがラーメン屋さんを開業しようというふうに考えていたとします。
とても美味しくて、価格も標準的で高すぎず安すぎない、そんな設定ができているとします。
そんなあなたが人口100万人都市で開業しようというふうに考えたとするとどうなるでしょうか。
当然その100万人都市には美味しいラーメン屋さんが他にもたくさんあります。
平成28年の統計なんですけれども、ラーメン屋さんは日本全国に約1万8000店舗あるそうです。
サラリーマン起業家へのアドバイス
ざっくり現時点でも2万店舗あるとすると、100万人都市にはおおよそ1600店舗ほどのラーメン屋さんがあることになります。
あなたは常に1600店舗のラーメン屋さんと比べられるわけで、その競争に勝つためには広告戦略を考えたり、キャンペーンを考えたり、もしくは場合によっては価格を下げるなんていうことも考える必要があるかもしれません。
本来の美味しいラーメンを作ってお客様に美味しいラーメンを食べていただいて喜んでいただこうっていうそういうことよりもやらなければいけないことがたくさん出てくるでしょう。
まさにこれこそレッドオーシャンビジネスですよね。
一方であなたはかなりの地方で1万人しか人口がいないラーメン屋さんのいない地域を見つけられたとします。
日本人が食べるラーメンの年間の平均消費量は5杯程度らしいので、そこの地域であなたは5万倍のラーメンを年間で販売することができるようになります。
いっぱい800円のラーメンを販売したとすると年間で約4000万円の売り上げになります。
家賃も安く競合対策もあまり考えないですので、美味しいラーメンをお客様に喜んでいただくというご自身が起業した時の気持ちを忘れずにビジネスに打ち込むことができるでしょう。
そして家賃も安いですし広告費もそれほどかける必要もない。そんな中で利益率も上がっていくかもしれません。
このように出展する地域ということでオリジナルの要素を作るというのもレッドオーシャンのビジネスモデルからブルーオーシャンのビジネスを作り出す一つの方法だと思います。
サラリーマンが起業してビジネスをしようとした場合、特に私のように大企業出身だとするとレッドオーシャンど真ん中のビジネスに手を出そうとしてしまったり、
そもそも世の中にまだニーズのないような全く新しいことを始めようとしたりしてしまいがちです。
でもどちらのケースにおいてもそのやり方で勝ち抜けるのは資金力のある大手企業のみでサラリーマン起業家の私たちには勝ち目はありません。
今回お話ししたような形でレッドオーシャンのビジネスモデルを活用しながら少しのオリジナリティを出していくことでブルーオーシャンのビジネスは作り出しやすくなっていきます。
ぜひそのようなビジネスで起業することを目指していただければと思います。
この番組では起業を目指すサラリーマンの方に私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思っています。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方はぜひフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
今回のポッドキャストはいかがでしたか?
番組では宇佐美悟の質問をお待ちしています。
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番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。ごきげんよう。さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース宇佐美悟
ナレーションバシャがお届けしました。