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2023-07-22 24:10

【配信】もののけ姫の感想

2023/07/21金曜ロードショー放送直後の配信。

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00:32
それでは放送を始めます。
信仰は私、さしみちゃんです。
どうもよろしくお願いします。
簡単に10分、15分くらいサクッと話して、今日は短めに終わろうと思います。
結構長かったね。
今、夜の11時40分くらいですね。
えー、こんばんは。
えーと、いちごうさんどうも、こんばんはです。
僕は今、金曜ロードショーの【物のけ姫】を見終わって、見終わった直後ですね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
【物のけ姫】を見た方も、まあ、見なかった方もね。
あの、とりあえず1週間お疲れ様でした。
僕はちょっと明日も仕事が普通にあるので、あんまりこうね、じっくり話したり夜更かししたりっていうのはちょっと今できないので、本当に軽く話して寝ようかなと思いますけど。
【おかけ再生】で、あ、そうなんだ。お疲れ様です。
明日デートしたいけど、タックだ。
サボりたい。
お疲れさんです。
いやー、まあちょっとね、眠たさとか疲れはあるんだけれども、なんか毎回毎回【物のけ姫】見るときはなんか新しい気持ちになるんだけど、その中でも今回なんかかなり感情移入できたんだよね。
なんか、どういう心境の変化なのかわからないんですけれども。
今日なんかすごい集中してずっと見てたな。
貸切プール、居酒屋で見た【物のけ姫】。
03:05
一応なんかあの、宮崎駿の最新作上映に合わせてジブリ3週連続放送っていうことらしいですね。
で、この【物のけ姫】が一応その最後。ジブリの最後。
こんばんは、ジブリで一番【物のけ姫】が好きで、3号さんどうも。
そう、僕もね、結構ずっと【物のけ姫】好きですっていうことを言い続けてるので。
今回がだから何回目の【物のけ姫】なのかわかんないけどさ。
ちっちゃい頃から、小2とか小3ぐらいの頃からずっと見てるから。
しかもあの劇場でね。
97年に劇場で見てるので。
なんかその時に初めて見た頃も思い出しつつ、
でもたびたび繰り返し見ている時の自分も思い出しつつ、
なんか思い出の作品っていう感じでね。
映画を見ながらそれを見ていた過去の自分を追想したりして。
なかなかね、ちょっと思い出深い作品なんですよね。
パズーが一番好き。ラピュタね。
ラピュタも僕も好きです。
ただね、またラピュタとはちょっとね、
【物のけ姫】っていうのはまた趣が違う作品なんですよね。
いわゆるジブリ作品の中でも暴力とか、
なんていうんだろうね。
ヴァイオレンス。
血しぶきがかかれたりとか、腕がもげたりとか。
そういう暴力的な過激なシーンがふんだんに盛り込まれた、
ジブリ作品の中では異端な作品だし、
僕はでも宮崎駿の最高傑作なんだっていうふうに
思いながらいつも見てますけどね。
【千と千尋】ももちろん好きなんだけど、
でもやっぱり個人的には【物のけ姫】が一番すごいなって。
やっぱ天才だなっていうふうに思いますね。
【物のけ姫】の中では皆さんの中では
どのシーンが好きなんだろう。
やっぱあれですか。
アシタカの踏んどし姿のワンシーンですか。
一瞬旅の始まりのところでね、川を渡るときに
サービスショットが出るんですけど、アシタカの。
でもね、あの川を渡るときに、
ほぼ半裸というか裸の状態で踏んどしつけて、
自分の着ていたものを頭の上に乗っけて、
で、ヤックルを引っ張って歩く川渡りのシーンがあるんだけど。
ほんの一瞬だけね、数秒間だけ。
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でもそれで、なんか昔思ってたよりもアシタカってすごく華奢で、
なんか冒頭に描かれている半裸のアシタカって
あんなに少年みたいな体なんだなと思って。
なんかそこに今まであんまり目が行かなかったんだけどさ。
こんなに実は小さな少年の、おそらく10代、
15歳とか16歳ぐらいの、
高校1年生ぐらいの体だったんだっていう。
まだ完全に大人になりきれてはいないね。
でもそれがこう、ある種、右腕に負った呪いの力なのか、
あるいは途中から多分アシタカ自身の成長もあるんだと思うんですが、
完全に男性の、大人の男性の力強い肉体にどんどん変化していきますよね。
そこらへんって、やっぱり宮崎駿のことだから、
計算して描いてるんだろうね。
サービスショットあったよね。
とかあと口移しのシーンとか。
ずいしょにサービスショットありますんで。
2人で岩の家みたいなところで寝てるところが好きです。
そうだね。
自分にかかっている掛け布団を3人掛けてあげるんですよね、アシタカは。
でも朝目が覚めたときちゃんと掛けてあげて、
でも朝目が覚めたときちゃんとその掛け布団はまたアシタカにかかってるっていう、
なかなかいいシーンですよね。
出会いのシーンが好きでした。
そうね、濁流の向こう側でね、
アシタカが覗き見しているところを気づかれちゃうんですよね。
あのまま気づかれなかったらずっと覗き見してたんでしょうけど。
でもあのもののけ姫の作品ではだいたい覗き見していると全部バレます。
おっことぬしにもバレるし、
えぼしにもバレるし、
ぬすみみすると必ずバレます。
向こうも覗き見てきます。
そういう世界観だから。
めちゃめちゃ視線を感じやすい世界観だから。
サンを見つめるアシタカ。
そうね、確かに岩のシーンとかね、
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月の下でモローっていう一番大きな尻尾が2本生えてる山犬の神様がいるんだけど、
モローとアシタカの対話のシーンとかね、
サンの執事がそこで語られるんですよね。
サンっていうのは人間じゃないですか。
でも本人もだし周りも山犬の子だっていう風になぜか言っている。
それはなぜかっていうと、
その山犬の牙を恐れて、
タタラバの人たちが子供を生贄に捨てたんですよね。
生贄に捧げられたのがサンで。
つまり人間界で捨てられた子供なんですよね。
それをモローが育てて、
自分の子供として。
でも形としては人間。
メンタルとしては山犬なんだけれども。
自分を捨てた醜い種族の形をして生まれてきてしまった悲しい娘の話があって、
だからお前にサンは救えるか。
かなり厳しい問いだよね。
そういう哀れな娘をお前は救えるのかと。
お前はいずれ右腕の呪いで死ぬわけだし、
お前にできることは何もないから去れっていう風に言われちゃうんだよね。
巨神兵がレーザー4をぶっぱなすところ。
ナウシカか。
結構でもナウシカのリメイクというか、
セルフリメイクみたいな感じですよね。
ナウシカで描ききれなかったことがたぶんもののけ姫の中で描かれてるんだろうしさ。
そういう意味ではなんか比較して見てみるとまた面白いのかもしれないね。
そのシーンが印象的で。
そうだね。あのミワさんのね。
ミワさんとして聞いちゃうけど。
モロの声は。
こんばんは。もののけ姫見ました。
お疲れさんです。
だいぶ長いよね。
何回見ても結構長い、すごい壮大な物語だなっていつも思いますね。
9時からじゃなくてもうちょっと1時間ぐらい早めてもいいんじゃないかっていつも思う。
僕はね、そのモロとアシタカの月明かりの下で語り合うシーンも好きなんだけど。
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なんかね、その都度その都度見る時の心境によって気になるシーンが変わるんですけど。
なんかね、えぼしの庭に案内されて私の秘密を見せようとか言ってさ。
アシタカが自分の秘密を語ったらえぼしも自分の秘密をそのあたりに語ろうとか言って自分の庭に招待して。
で、その庭の一角にある小屋の中で実は石火屋を開発しているっていう。
で、その石火屋を開発している。
で、その庭の一角にある小屋の中で実は石火屋を開発しているっていう。
で、その名後の神っていう森を治めていた大きなイノシシを殺したのはこの私だっていうふうにうちに告白するんですよね。
なんかあそこら辺のシーンがね、なんか今回一番印象的だったんだよね。
で、なんかその小屋の中で囲まって、ずっと石火屋って新しいさ。
森のものは重いので、今また新しく作ってくれてるっていう作ってくれてる人たちいるじゃない。
で、なんかちっちゃい頃初めて見たときはあれが何のシーンなのかよくわからなかったんですが。
先生こんばんはどうも。
でも繰り返し繰り返し見てるとどう見ても包帯がぐるぐる巻きになっていて。
で、そのうちの一人はもう寝たきりの状態になっていて、実は足高と同じ呪いを受けていた人たちなんだっていう。
つまりあの包帯の下はあの青い痣だらけになってるはずなんですよね。
よく見ると足のない人とか左腕がない人とかがまあさりげなく描かれてるんですよね。
包帯ぐるぐる巻きなんだけれども左右の腕の長さが違うんですよね。
そういう感じでいろいろ負荷で覆ってあるいは肉が腐って体が溶けて亡くなっていく不治の病に起こされた人たちを下界では暮らせないから
エボシはそこの自分の庭の中で匿って食を与えて暮らしてるっていう。
そういうシーンなんですよねあれは。
なんとなくさらっと描かれてるんだけど。
要するにもう下界ではまともにさその呪われている体をみんな見てびっくりしちゃうんで。
生きていけない人たちをそこで生かしているっていう。
まあそれがエボシなりの優しさでもあるんだろうし。
憎しみを負ってでもそれでもなお生きたいっていう人間の強欲さがなんかそこにすごい現れてるなと思って。
そうなんかあのネタ系のおじいちゃんがさ。
要を呪い人を呪いそれでも生きたいそれでも生きたいみたいなことを言って。
このわしに免じて許してほしいとかっていう風にいうシーンがあるんだけど。
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なんかすごいシーンでそんなものはアニメで描くんだみたいな。
人を呪ったり殺してでも自分は生きたいんだって。
それに対してはアシタカは何もコメントしないんですけどね。
こんばんはどうも。
やっぱりその呪いっていうものが結局どう解かれるのかっていうのはなんかよくわかんないよね。
なんか物訳姫のやっぱテーマは呪いとかたたりとか。
あとはそのアシタカヒコっていう風にまだ村で呼ばれていた長老の大ババ様の前でさ。
なんかいろいろ最後を説法を受けて。
なんか起きてに従って見送りはできないけど健やかにおやりとか言ってさ一人で去っていくじゃない。
なんかあのあたりでも繰り返しその定めは変えられないとか。
これはもう定めかもしれないとか。
定めるっていう言葉とあと見定めるっていう言葉がなんか何回もそのなんか大ババ様の口から聞いてる。
語られるんですよね。
定めと見定めっていう。
そこがなんかね今までさらっと流れてたんですがなんか今回すごい耳に留まったんですよね。
西に行って何になろうっていう話じゃん。
そんな自分が呪われて死ぬことが定めとして確定しているのに。
ただ自分の寿命を黙って待つんじゃなくてその定めを見定めよっていう。
曇りなきまなこで。
そこに何か答えがあるかもしれないし何もないかもしれないけれどもその答えを自分で見て確かめてきなさいっていう風に言うわけだよね。
なんか不適な笑みで。
なんかそこら辺を見てく、なんかそのシーンの中になんか最初に一番最初にもののけ姫見たの僕多分6歳とか7歳ぐらいですけど。
なんかやっぱその時もねやっぱ思ったんだよね。
自分の運命は変えられないんじゃないかって。
でも変えられないかもしれないけれどもそれをきちんと自分の目で最後まで見届けるっていうのは大事なんじゃないかって。
なんか子供ながらになんかあのシーンってすごく意味深に感じたんだけど。
だから改めて自分の人生僕自身の人生もなんかそこに投影されるというかさ重なるなと思った。
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呪いを終わされてそれは定めかもしれないけれども。
だからもう変えられないかもしれない。
変えられないかもしれない。
けれどもそれがどういう道理でそのたたりが自分のもとに来てしまったのかっていうのをちゃんと見定めるっていうことは。
呪い定めは変えられないかもしれないけどすごくなんか意味のあることなんじゃないかなっていうさ。
なんか言葉にしづらいけれども。
序盤に結構大事なシーンも盛り込まれてたんだなっていう感じかね定め、見定め。
そして呪いとか憎しみ。
本のけ姫の構造自体すごく深いよね。
アバターみたいにさ。
森対人間とか自然対人間みたいな簡単な二項対立ではなくて。
人間同士も一枚岩になってないし、実は森陣営もつまりもろ陣営もいれば、
オッコトヌシ陣営もいて、猪と犬神、山神は、山犬の神は実は一枚岩ではないっていう。
森側も分裂してるし人間側もめちゃめちゃ分裂してるっていうさ。
タタラバがあってアサノっていう地侍がいて、さらにあのカラクサレンっていうさ、
赤い帽子をかぶった太っちょの狸みたいな顔のおじさんがいるじゃない。
自己暴。
あれもまた全然人間側の全然違う思惑で動いていて、
不老不死の言い伝えのある、
獅子神の首を取れっていう風に帝に命じられて、
スワットみたいな特殊部隊なんですよねあれは。
それがタタラバのエボシたちを上手く利用できるかもしれないっていって、
イシビア氏を40人ぐらい起こして、
神殺しをさせようっていう感じでしょ。
人間側も別々の思惑で、でもとりあえず森を殺そうと。
そうするとお互いの思惑で暮らしていけるっていうか、
なんかすごくドロドロした話なんですよねあれ。
自然と人間の共存は難しい。
自分なりに思ったことはどちらも命がけで生きている。
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結局憎しみの落とし所は双方が甚大な被害を受けて、
それぞれ痛め分けするっていう形で、
宮崎駿は物語を落としているんだけどね。
エボシは右腕を失い、逆にアシタカは右腕を取り戻してさ、呪いが解かれる。
アメリカ映画だったら絶対エボシ死んでたけどね。
宮崎駿はエボシを殺さなかった。
人間側の再建にリーダーは必要だっていうことで殺さなかったんだ。
根本的にはもののけ姫っていう映画は作中の中では実はあまり解決してないんだけど、
多分またタタラバが力を取り戻すと森とまたどっかで境界線で対立を引き起こして、
また最終戦争みたいなことになるのかもしれないけどさ。
それを永遠に繰り返していくかもしれないっていうね。
実はあまり解決にはなってないという難しい問題だよね。
解決は難しいんだけど、とりあえずそういうゴタゴタとか憎しみの連鎖とかも全部ひっくるめて、
まずは生きようという前向きなメッセージが最後こもってましたよね。
生きろって。
いろいろまた言語化するにはまだ熟してないし早すぎるかなって感じもあるけど、
今回もいろいろ気づきというかね。
内容的に頭の中でもうほぼ知ってたんだけど、
改めて今の自分の心のフィルターを通してみると、
今言ったようなシーンが意外と目に留まりましたね。
という感じで今日は手短に終わろうかなと。
24:02
この後ホットキャストに今の物理学姫の感想をアーカイブで上げておきますので、
ご視聴ありがとうございました。
24:10

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