架空ラジオ
サマリー
今回のエピソードでは、精神科医がAIとのやり取りを通じて、日常のトラブルにおけるアサーションの重要性を探っています。具体的な事例として、マクドナルドでの割り込みや対人関係の悩みに対する建設的なコミュニケーション方法が挙げられています。
アサーションの重要性
えっと今回はですね、現役精神科医で、元鬱病経験者でもある
刺身ちゃんのライブ配信、これ2025年7月19日の回ですね。これを一緒に見ていきたいと思います。
はい。
ご本人の近況から始まって、AIのチュール菩薩様との掛け合いとか。
えー。
あとは配信レイアウトの変更の話もありつつ、視聴者さんからのいろんな相談にリアルタイムで答えていくっていう、かなり今回も濃い内容でしたよね。
そうですね。自宅からの生配信っていう、その場の空気感とか、技術的なトラブルなんかも含めて。
ありましたね。ルンバの音とか。
そうそう。AIコメントが表示されないとか、なんかすごくリアルでした。
精神科医としての専門的な視点と、一個人の率直な感情とか経験が入り混じる感じで、なかなかユニークな空間だったなと。
ですよね。今回の探求ミッションとしては、これから配信を見るあなたのためにですね、特になるほどなと思えるような知恵とか考え方、これをちょっと抽出していきたいなと。
いいですね。日々の生活で応用できるような、本質的な部分を探っていきましょうか。
はい。まずですね、多くの視聴者さんが反応してたのが、マクドナルドで割り込まれたらどうするみたいな。
あー、ありましたね。
そういう問いかけ。結構、サシミちゃんとAIのチュール菩薩様との議論が面白かったんですよね。
うんうん。AIは結構直接的な対応を提案してましたよね。
そうなんです。冷静に注意しましょうとか、周りを巻き込んでみたいな感じで。
ええ。でもそれに対してサシミちゃんは、もっと現実的なリスクっていうか、相手によっては危ないかもしれないし、あんまり事を荒立てたくないっていうその心理も考えて。
確かに。
で、その場は黙ってやり過ごすっていう選択肢。これにも言及してましたね。
なるほど。
これ、いわゆるアサーティブな沈黙とも言えるかもしれないですね。
アサーティブな沈黙ですか。じゃあそれはもう、あえて主張しないことを選ぶっていうのも、自己主張の一つの形ってことですか。
あ、そうですそうです。自分の安全とか、その場の関係性とかを優先して、直接ぶつかるのは避けるっていう、まあ状況に応じた判断ですよね。
なるほどな。
最終的にサシミちゃんが提示したベストアンサー、これがまた資産に飛んでるなと。
その場では揉めずに、後で責任者、店長さんとかに事実を伝えて改善を促すっていう。
そうそう。
岡様がお蕎麦屋さんで体験した話も踏まえつつ。
異物混入の件ですね。
これって単に問題を避けているのとはまた違うんですかね。
そこがポイントでして、これって感情的にカットなって反応するのを避けて、もっと建設的でかつ安全な解決策を選ぶっていう。
ある意味すごく高度な感情のコントロールと問題解決のスキルを示してると思うんですよね。
その怒りのエネルギーを単なる愚痴とか陰口で終わらせるんじゃなくて、実際に変化を起こせるかもしれない相手、そして適切なタイミングに向けて社会的に処理していくというか。
なるほど。社会的に処理する。
自分の心も守りつつ問題の再発防止にもつなげていくっていう非常に戦略的なアトローチかなと大人の対応って感じですよね。
対人関係の工夫
確かに。これは勉強になりますね。
次に対人関係の悩み、これも結構多く寄せられてました。
そうでしたね。
あとは怒りっぱい子家族への対応とか、統合失調症の彼氏さんへの服役の促し方とか、結構切実な内容が多かったですね。
ここで共通しているテーマみたいなのが、相手を直接変えようとするんじゃなくて、自分の対応とか環境あるいは身の守り方、こっちを工夫するっていう視点だったかなと。
なるほど。相手を変えるんじゃなくて自分の方をと。
そうなんです。特に服役を促すっていう点に関しては、飲みなさいっていう命令するような指示じゃなくて、
あなたが飲んでいないと私が心配なんだっていう、自分の感情を伝える、いわゆるアイメッセージですね。
アイメッセージ。
それを使ったアサーションが有効なんじゃないかって語られてましたね。
正論でこうグイグイ押すんじゃなくて、こっちの懸念とか気持ちを伝えることで、相手にちょっと考えてもらうきっかけを与えるみたいな。
そういうことですね。
これはいろいろな場面で使いそうですけど、でも伝える側も結構勇気がいる感じはしますね。
まあ確かにそうかもしれませんね。でも命令とか批判に比べると関係性を損ないにくいですし、相手の自発性みたいなものを尊重するコミュニケーションではありますよね。
共感を示しつつ、でもこちらの懸念はちゃんと伝えると。難しい人間関係の中で自分を守りながら相手と向き合うための一つ重要なスケールなのかなと。
なるほどな。あとさらにサシミちゃん自身の話もありましたよね。
ありました。
挫折経験のある田舎の普通の精神科医みたいな、そういう自己開示とか。
あとは自殺で亡くなった患者さんのことをちゃんと名前で記憶している上司の方のエピソードとか、精神科医の仕事の人間的な側面にも触れられてましたね。
そうですね。専門家としての知識とか、権威性みたいなものだけじゃなくて、そういうある種の弱さとか人間味みたいなものを見せることが、逆に視聴者さんとの深い共感とか信頼関係につながっているのかもしれないですね。
確かに。
完璧じゃない一人の人間としての経験というのが言葉に重みを与えているような、そんな感じがしました。
なるほど。というわけで、さしみちゃんのライブ配信から、まず日常のイライラを建設的に処理する方法。マクドナルドの件ですね。
それから難しい相手とのコミュニケーションにおける工夫。アイメッセージとか。そして専門家としてのリラルな姿。この大きく3問のポイントが見えてきたかなと思います。
そうですね。
これからアーカイブを見るあなたはですね、こういう点にちょっと注目してみると、より深く、そしてなんか自分ごととして捉えられるんじゃないでしょうか。
特に怒りみたいなネガティブって思われがちな感情も、捉え方とか扱い方次第では、自分を成長させる学びの教材にだってなり得るんだっていう、そういう視点は非常に価値があるなと思いましたね。
確かに。
さて、じゃあ最後にあなたへの問いかけです。
お願いします。
あなた自身の日常の中にあるちょっとした苛立ちとか、もやもやすること、それを単にああ嫌なことあったなーで終わらせずに、自分自身の学びとか成長の種に変えるために、まず何か試せそうな小さな工夫って何かないでしょうか。
ちょっと立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれないですね。
07:23
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