おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、香馬薬局という薬局を経営している薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオを聴きの方や患者様からの質問を紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いしまーす。
少し冒頭部分いじりました。以前、この番組のアートワークについて触れさせていただいた時にも話したんですけども、
くすけんラジオは馬のマークをアートワークにしておりますけども、この理由、香馬薬局のマークだよということで、過去に触れております。
アートワークでなぜ馬なのかというのをわかりやすくするためにも、今回から冒頭を少しいじらせていただきました。しばらくはこの冒頭で様子を見たいと思っております。
さて、今回ですけども、ポッドキャッシャーさんからテーマをいただきました。誠にありがとうございます。今回テーマをいただきましたは、30代男性B型ラジオをされております田山さんでございます。いつも本当にありがとうございます。
田山さんから過去にもいくつものテーマをいただいておりますし、僕のもう一つの番組、マンラジの方でも大変いつもお世話になっております。本当にありがとうございます。
田山さんされております。30代男性B型ラジオ、田山さんワールドといいますか、田山さん独特の記憶中に様々な話がされております。
オシャレっぽいTシャツでも、色とかによってはクラスTシャツのように見えることあるよねーといった話をしたり、
焼肉食べに行った時にご飯に肉をバウンドさせるこの素晴らしさであるとか、花水というシステムこれ本当に完成しているのか、など様々な話題を田山さん独特の切り口で話されております。
どの話もとても面白く、田山さんワールドハマるともう抜け出せなくなりますので、もしもまだ聞いてないよという方がいらっしゃいましたら是非とも聞いていただければなぁと思っております。
今回、田山さんからは先日こちらの番組で配信させていただきました、第296回命の母とは何者?この配信を田山さんお聞きいただきまして、そこからメッセージをいただきました。
いただきましたメッセージ読ませていただきますと、このエピソードを聞くと女性が急に体調を崩したりするのも納得ですね。
こういうホルモンの話とかの時って、漢方の話題がよく出てくる印象があります。
逆に漢方的な医薬品とか使われたりしないのは、漢方に非代替性が備わっているからなんですか。
今でも使われ続けている漢方ってすごいというメッセージいただきました。
ということで今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
ホルモン治療ではなぜ漢方が重宝されるの?
ということで今回、ホルモンと漢方薬の話をさせていただきます。
実際ホルモンの話になると漢方ってよく出てきますよね。
ホルモン用の西洋薬というももちろんあるんですけども、漢方系の薬というのはとても多いかなと思います。
実際今回のエピソードに戻った命の母も実際には漢方系の薬でございます。
ではなぜ漢方薬がホルモンの乱れにおいてとても活躍するのかという話を今回させていただきます。
まずホルモン系の薬で西洋薬ってどんなものがあるのかという話をさせていただきますと、
ざっくり言えば低容量ピルが代表的なものでございます。
今回メインの話じゃないのでこういったピルの話とかさらっとだけさせていただきますけども、
よくピルは否認目的とかで言われたりしますけども、
実際には医療現場としてはホルモン系の治療として使われることが大変多いです。
と言いますのももともとホルモンバランスを調整して肺乱を抑制するとか、
受精卵が子宮にくっつくこと、子宮着症を防ぐのがピルという薬でございます。
なのでホルモンへの働きをすることでそういった効果が出るので、
ピルにはホルモンの働きを調整するという効果があります。
そして否認外としてどういうふうに使われるのかと言いますと、
例えば月経困難症や月経不順、子宮内膜症とかに使われます。
月経困難症とか月経不順、まとめて話をされることが大変多いんですけども、
月経生理という表現の方が伝わるかもしれませんけども、
ざっくり言えば生理周期が乱れていたり、生理が起きていない状態のが月経困難症とか月経不順でございます。
ストレスとか冷えたと様々な要因がありますけども、生理周期に乱れが起きてしまっていると。
この生理周期はそもそもホルモンの分泌バランスによって行われております。
女性の体というのは女性ホルモンが高い時期と低い時期というのがありますけども、
これは生理周期というのを作るためでございます。
ホルモンバランスによって生理周期が行っているんですけども、
当然ホルモンバランスが乱れればこの生理周期にも乱れが起きてきてしまいます。
また子宮内膜症これもホルモンの異常によって起こります。
子宮内膜、子宮の内側と思っていただければここは異常に増殖してしまうことで痛みとかが生じたりします。
これもホルモンの異常なんですけども、こういったホルモンの乱れに対して起こる様々な状態に対して
ピルを使うことで薬によって強制的にホルモンの状態を変化させると。
それで強制的に変化させてホルモンのバランスを強制的に整えさせるようにして
そこから周期などを整えることで、月経困難症や月経不順、子宮内膜症などに効果があります。
なので明らかにホルモンバランスの乱れが起きているよ、それで月経困難症とか起きてしまっているよという時であれば
不順化を受診してピルなどの処方がされることが大変多いです。
そういった意味ではピルなどの西洋薬というのもホルモンバランスにおいて大変活躍するんですけども
ただホルモンに作用する薬の多くのものは副作用の問題もあります。
有名なところでは例えば血栓ができやすくなると、これはもうピルとかでもリスクとして有名なものでございます。
他にも頭痛が起きる、吐き気など様々なところがあります。
こういった副作用は可能性がすごい高いわけではないんですけども、女性ホルモンには血液を固めやすくするという働きがあるので起きてしまいます。
ピルは女性ホルモンを摂取します。摂取してホルモンバランスを変化させるというものなんですけども
外から女性ホルモンを入れることで特にエストロゲン、このエストロゲンを入れることでエストロゲンの血を固めやすくするという効果が出てしまう。
それで血栓ができやすくなってしまいます。また頭痛とかにしましてもエストロゲンとかを補充することで脳の中にあるホルモン量のバランスを整えている場所ここがあるんですけども
薬によって急にエストロゲンが増えることで混乱を起こします。それによって脳の血管を拡張させるとか収縮させるというのが起きてしまいまして
その血管の拡張収縮などが起きて頭痛も起きやすくなります。ひどい場合には吐き気にもつながったりもします。
なので低容量ピルのように女性ホルモンの薬は副作用のリスクも当然あったりもします。
可能性が高いわけではないですけども一応こういったホルモン系の薬を飲む方には水分を多くとってくださいね。血が固まりやすくならないように水分をとって副作用対策してくださいねという説明はよくさせていただきます。
ただこういったのはあくまでホルモンに明らかに異常出てるよねという時なんですけども
ホルモンの分泌とかはそこまで異常は出てないでも体の不調が起きている
自律神経が乱れてしまっているとかホルモンの乱れのような状態が起きてしまっているということはよくあったりします。
血液検査をしてもホルモンの量は正常だよとか変化してでも少しだなぁというぐらいでも神経が過剰に反応してしまうということが起きたりもします。
ホルモンの乱れというのはストレスとか悲鳴とかで起こりやすいんですけどもこういった悲鳴とかストレスはホルモンだけでなく自律神経の調子も崩しやすいです。
なのでホルモンの乱れはそこまでではなくても自律神経に大きく乱れが起きているなんてこともあったりします。
でまたホルモンの乱れが起きるとこういった自律神経の乱れも起きるんですけども体の不調が起きているよということで今この不調は
ホルモンが原因なのかそれもホルモンが原因でなくても単純に自律神経が乱れてるだけなのかというのがわかりにくいこともあったりします。
で対してホルモンの乱れはないのに一応女性ホルモンの薬とか使ってみましょうかとなってしまいますとあまり効果はなく副作用を招くだけということもあったりします。
なのでこういったわかりにくい時自律神経の治療とかになりますと西洋薬よりも漢方薬の方が使いやすいという点が多かったりします。
まず使いやすい点としましては西洋薬のような血栓ができるとか頭痛や吐き気といったそういった副作用リスクが少ないということでございます。
漢方薬も副作用が全くないというわけではないんですけども西洋薬のようにはっきりとした副作用が出やすいというものではないです。
やはり副作用リスクは下げることができます。またこれも副作用に関連してくるんですけども西洋薬の場合はどうしても出ている症状を抑えるということが治療の基本となります。
自律神経の未来となりますと何が原因かわかりにくいですし症状も多岐に渡ります。疲労感が出る目前が出る耳鳴り不眠など様々なものがありますけども
その症状を一つ一つに対して薬を出していくとしますと例えば頭痛にはこれを出しましょう 痛み止めを出しましょうとか目前にはこの目前の薬がいいですね不眠には
みんな出しましょうかというふうにその症状を一つ一つを見て薬を出していこうとするとどんどんどんどんの薬が増えていってしまいます
やっぱりそうなりますとそれはそれで副作用のリスクを招きやすくなります 自律神経が乱れていてそれの症状一つ一つ
ケアをしていこうとするとより体負担をかける可能性が出てきてしまいます また大まどの自律神経の乱れというのは何が原因なのかとか
どこを治療したら良くなるのかとかわかりにくいことがあったりします もちろんホルモンの乱れから自律神経の乱れが出ることもありますけども
そもそも冷えから来ている可能性もあるストレスから来ている可能性もあるなど様々な要因で自律神経の乱れは起きやすいですし
また自律神経に乱れてどういう状況になっているのかとも正直わかりにくかったりします よく血圧とか血糖値とかでは数値を見測れば
血圧高いですね血糖値高いですねと分かったりもしますし 痛み止めどこが怪我してしまったとなればじゃあここ腫れてますね痛みありますねとか
レントゲンとってじゃあ骨見てみましょうかそうなる原因も分かったりするんですけども 自律神経の乱れとなりますとどういう状況なのか乱れ方がどんなものなのか
あくまでその症状が出ている本人の言葉からでしか測りにくいものがあります 血液検査とかデータとかでわかるものではなかったりします
言ってしまえば自律神経というものは原因がはっきりしない体の不調とも言えたりします 治療において明確に答えを提示できないものであったりします
そういった時には漢方薬のように使う目的も効果も西洋薬に比べてぼんやりしている 漢方薬の方がハマりやすかったりします漢方薬よく言われることですけど例えば血液の流れを
良くしましょうそれからを温めていくと神経整えやすいですよねとなったりします 体を温めるもとことは神経の調子を取り戻しやすいですし
血液の流れを良くして悪いものとかを外に出しやすくするとか いいところに血液を流して体を回復させましょうねといった方が神経の乱れのように原因とか状態が
ぼんやりしているものには漢方薬がはまりやすいです これは自律神経の乱れとかには漢方薬が効きやすいですけどもでこの今回はあくまで
ホルモンの話となりますけども ホルモンの乱れによって体調を崩しやすいのは自律神経も一緒に乱れるからというのが
大変多いです あくまでホルモンが変化しましたその変化している状況を伝える神経が疲れてしまったり
乱れたりするとそこで体調様な問題が起きやすくなったりもします こういった神経の乱れというのはどうしてもホルモンの未来とセットになってくるので
神経の乱れを直しましょうねとなると一緒にホルモンの乱れの時には ホルモンの乱れ動きというのはじゃあ神経も乱れてるだろうねということでじゃあ漢方薬
使っておこうかということが大変多いです そういったこともありましたホルモンの乱れ自律神経の乱れには
西洋薬のように一つ一つ症状を潰していくものであれば どうしても副作用のリスクとかも多くなりますし薬がどんどんどんどん増えていってしまいます
でも漢方薬のように体の調子を整えましょう 体を温めて調子を整えましょうといったそういったものの方が神経とかには相性が
いいですし 効果の面でも副作用の面でも西洋薬よりは使いやすいことが多かったりもします
もちろんその中でも漢方によっては使い分けがあったりもします 例えばこの漢方は体を温めてくれますよそして冷えで弱っている神経に効果的ですよ
というものであったりだか神経が乱れてイライラしてしまっているでもこの漢方には リラックス効果がよくありますリラックスをして
睡眠を取りやすくもしますしイライラ感を取り除いてくれますよと神経が乱れていることで 胃腸に調子が悪くなっているかもそんな時には胃腸に働きが良い漢方を使っておきましょうか
というので効果が出たりもします こういう表記をしますと西洋薬のように症状を抑えるもの
この症状が出ているからじゃあこの薬ですねというの変わらないじゃないかと思うかもしれ ませんけども
あくまで漢方の場合は大体そこら辺を良くしますよでぼんやりしたものになります ある意味西洋薬のようなピンポイントよりも漢方薬の方が効果に幅があります
また人間の体の症状を伝えるときって結構難しいことだったします 一つの例で言えば例えばお腹が痛いなということで受診をしたとします
とにかくお腹が痛いんですとなりますとじゃあお腹が痛いと言っても胃が悪いのが腸が 悪いのかとかで薬が変わってきたりもします
それによってまあピンポイントにお薬を西洋薬とか使うこともありますけども とりあえず漢方であれば胃腸の両方になんとなく聞きますよという幅が出やすいです
西洋薬の場合は胃薬だったら胃の薬 腸だったら腸の薬となってしまうところを漢方薬は胃腸になんとなく聞きますよ
ぼんやりしますピンポイント差は減りますけどもぼんやりと聞いてくれるのでなんとなく お腹が痛いというのでなんとなくここらへんが良くないんですなんとなく不調が出てるんです
でも極端などこが本当に調子悪いのか分かりってないですよ 症状が出てしまっているその方自身もわからない時には幅を持たせた漢方の方がはまりやすかったり
しますといった感じで表現としてはぼんやりっていうのがあまり表現じゃないかもしれ ませんけども
漢方薬の方が西洋薬に比べてピンポイントじゃない分幅がある分様々不調に効果が出てくれますし 自立神経の乱れのように神経が乱れていろんな症状が起きますよでもそのいろんな
症状というかどこかとどこかがよくわからないという時にはなんとなく全体的に 調子を良くしてくれる薬の方が効果が出やすいです
そして自立神経の乱れというのはホルモンの未来ととても関係性がありますし ホルモンの乱れというのは神経の乱れを抑えておくと大変症状が良くなりやすい
ですそういったこともありましてホルモンの乱れとなりますと 漢方薬を使うこと大変多かったりもします