1. 声の大人エレベーター「黒ラヂオ」
  2. Session14:鈴木おさむ×糸井重..
2024-01-15 20:06

Session14:鈴木おさむ×糸井重里(中篇)

天職とは?

深くないようで深い、いい加減なようで意外と真面目なトークセッション。前回に続き、放送作家の鈴木おさむさんと、ほぼ日代表の糸井重里さんとの話はさらに広がります。放送作家の仕事をやめる鈴木さんは、50歳から立ち上げた糸井さんの新しい仕事に巡り合う経緯について質問がスタート。さらに話は天職とは、人生とは、という黒ラヂオならではのテーマにまで発展します。



特別なプレゼントキャンペーンや未公開トークはサッポロ生ビール黒ラベルの会員サイト「CLUB黒ラベル」をご確認ください。

CLUB黒ラベル: https://c-kurolabel.jp/ 

黒ラヂオ:https://c-kurolabel.jp/kuroradio/ 

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。

サマリー

鈴木おさむと糸井重里は、トークセッションを通じて自分たちの仕事や転職について話しています。彼らは、今年の保護手帳のテーマである「人生とはなんですか ライフイズプレゼント」について語っています。

放送作家の仕事と転職
自分の放送作家って仕事は、あ、俺転職だったなって気づけたんですよ。 だから転職だから後悔ありませんかって言われるんですけど、転職につけたんだからもう後悔ないよって本当に思ってて。
大人とは 幸せとは
人間とは 人生のあれこれが聞けば聞くほどますますわからなくなる
深くないようで深い いい加減なようで意外と真面目なトークセッション
声の大人エレベーター 黒ラジオ
前回に続いて放送作家の鈴木おさむと ほぼ日の糸井重里がお送りします今回もよろしくお願いします
よろしくお願いします 僕ほぼ日ってすごいなと思うのは例えの一個としてその雰囲気とかサイズとかも含めて
ほぼ日みたいなって言う人結構いるんですよ ああそうですかそのいろんな形あるじゃないですか上場にもその中でも例えばほぼ日
みたいなっていうのが上場の1個のいろんな種類のスタイルの例えになってるっていうのが俺 すごいことだなと思っててそこはもしかしたら意識したかもしれないです
ほぼ日みたいなって言われる上場が1個やったら後の人楽になるよって言ったん 僕はその細かいところについてはだいぶみんながやってくれたんですけど
僕もつまんない練習とかさせられるときに俺はそれやだとか 言いながら証券会社の人と
お前の言ってることを聞きたくないとか 生意気な意味じゃなくて何のためにそんなことやるんだよっていうのをちゃんと通したつもりなんですよ
ですから こんな話ね鈴木さんのところで知り合いで言う人いないでしょうけど
上場しますの直前程ロードショーっていうのがあるんですよ 映画のロードショーみたいですけどいろんな会社を回って僕たちこれから上場するんですけど
どういうふうに思いますかっていうのを プレゼンしてもあるんですよそれが一番きついって噂は聞いてた
朝から晩まで何社も何社も証券会社だと思うところ いっぱいもあって毎日それ何日か3日ぐらいのかな
で最初1個2個はすごく辛かったんですけどだんだん面白くて その中でやっぱり言ってくれる人はいたんですよ
伊藤さんは自分の良いところ面白いところがみんな聞きたいんで 肩にはまったことでここはちゃんとやってありますっていうようなことは全部書類でわかりますから
思ったようにやった方がいいですよって言われたんですよ その人は何の手助けしてくれたわけじゃないけど
それ聞いてから普通に人間と人間のしゃぶり方でできるんだなぁと思って ただ今でもそれじゃあ通らないよって言ってる人は山ほどいますよ
そこはその中でまた聞いてもいいかなという話は山ほどありますね
僕も今次のためにいろんな会社もあったんですけど一緒に行ってる人が言って一応 紙を持って行ったんですよ
紙を作って持って行って早めに見せるバージョンと自分で結構バーって喋ってから最後に 紙を見せるバージョンでやってみたら一緒にいた方が
紙最初見せないほうがいいですねそうですね 普通の会社ではないから自分の熱意で喋っておまけの紙っていうふうに見せた方が
自分の信念が伝わりますよと言われて確かに 紙で見せた瞬間に面白くないですよね自分の頑張りどころがないんで
あと楽しめないと思って それがすごく面白いなと思うからお弁当作るのがもう幕の内決まってでそこに順番に
こうかまぼことかを置いていくっていう仕事になっちゃうんですねでも材料があって お弁当箱があってさあどうしようかって言ったら
その都度面白いじゃないですかそういう違いは僕には そっちは向いてたってことも言えるんですけど
そこはね案外つまらなくないですよって でもなんか仕上げ方というか面白いですよねフランチャイズの飲食店みたいなバーってあったり
名店と言われるものがあって何か伊藤さんにやってるのって良質なカフェなんだけど 良質なカフェでハンバーガー頼んだら実はこのハンバーガーミシュランとってたみたいな
そんな感じのなんか一見油断させながらなんかこう入ってみると あっていうそこに筋があるみたいなそこの結果仕上げ方っていう
多分 ある程度テクニックもないと絶対ダメだしっていうのが
このだからもう何年ですか20 26年目になりますね
それをやっていく上で50からやっていく上ではいそうだねこううまくいった とかまぁご自身でうまくいったっていうのもあるかもしれないですけどその理由というか
大事なものって何でしたか振り返ってみると前提としてはまだうまくいったと思って ないんです
はっはっは でも食えてるし大きな震災とか
コロナとかあった時に心配かけないで乗り越えられたっていう意味では すごく良かったと思います
なんでしょうかねお金のかからないことをやったからじゃないですかね
それはいいですね2が初めて口から出たことがですね 何だろう俺たちすごいんだからって言ってバリバリの洋服見せる必要ないわけですよ
本当に相手が欲しいのはアイディアだったりやる気持ちだったり 本当に成功するんですねって聞いているものの
やっぱりそのプロセス面白くないと嫌ですねみたいな全部 含めて言ってる時に見栄えだとか
バリッとしたものでどうだっていうのをする必要がないんで 今までのケースはそこがとても重要
でももしかしてただ話一つの何か売れちゃって世界中の人欲しがってますよって言ったら それの原料を確保するだけでものすごいお金がいるかもしれないじゃないですか
そういう時に本当に必要になる時に思い切れるようなケチさっていうか ケチだとは言わないですけど
無駄なところで見栄え張る必要は個人で振り手やってる時にやっぱり見栄え張ってますからね どっかで面白いんですよねお金使ったりするのはね
でもオブンチになってから僕はやっぱり そこはとにかく何でもただでできないかって言ってました
ただでできないかって考えると 個心のところが見えてくるんですよね何やりたいか
お金があればできますっていうのはみんな言ってるんで 若い子も起業したい人とかってまずはどうやってお金集めるかって言うじゃないですか
それのための企画書作るでもなくて始められることをやって そのお金で次のことやればいいと思うんですよねやりたければ
そのあたりは ものすごく貧乏症だったのが良かったのかもしれない
伊藤さんとのコンプレックス
仕事を僕辞めるって決めて 今3月31日までとにかくやれることは全部やろうと思うんですけど
振り返ってみたら初めて自分の放送作家って仕事は あぁ俺転職だったなって気づけたんですよ
だから転職だから後悔ありませんかって言われるんですけど 転職につけたんだから後悔ないよって本当に思ってて
伊藤さんはコピーライター?広告の仕事は転職だと思いました? 思わないですね
何にも思わないですね
良いこと考えるのは仕事なんですよ だから良いこと考えるって職業ないんで
その場所を僕は自分が作りたいんですよ 例えば100人の役にいるところでみんながしょっちゅうどっかで良いことを考えてるとしたら
それは人が喜ぶことかもしれないし 自分が夢中になれることかもしれないし
もしかしたら儲かることかもしれないし 他の人たちを喜ばせるか
とにかく良いことを考えたっていうものだらけの場所を 作りたい
僕はだからその転職に出会えたから 転職に出会えたら一生やるみたいなイメージじゃないですか
だけど別に50代前半 人生前半で出会えて 出会えたから次やることがまた転職になるかもしれないし
自分で発信したい 確かにそのコピーライターも僕みたいな仕事も 人から何か発注を受けてやることじゃないですか
何かがあって作るっていうことに対して 僕もそこのコンプレックスは実は結構あったんですよ
もちろん小説を書いたり何をされたりもあるんですけど でもやっぱり何かがあって何かを作るっていうことで
だからそこに対して伊藤さんが自分で発信をするっていうことに対しての そこに対しての僕はコンプレックスとか
なんか面白いなっていうふうに世の中をちょっといじろうっていう 感覚がすごく面白いなと思ってたんですよね
放送作家の技術の応用
それは良かったですね 広告やってる最中にも鈴木さんと同じで勝手にやれることをやってたし
そういう中に結構多い分量を占めたのが友達の手伝いってやつですよね 友達の手伝いっていうのはただでもいいわけです
そこで本当にこういうことやってると面白いなっていうのを経験したから 嫌なことばっかりやってる必要ないんだよとか言えるようになったんで
その意味では受け負い仕事を今はしなくていいわけですね 行ってみればほぼにちがスポンサーなんですよね
ほぼにちってスポンサーがそれやってみたらいいんじゃないのって言ってくれて じゃあ地球儀持ってやろう
地球儀でもあのイメージで作り出したわけじゃないんで最初は だんだんとやってたらこういうのが出たぞとか
こういうので技術を足していったわけですよね だから僕は一家に1個地球儀があって人が蹴飛ばしてるっていうのがコンセプトだった
地球を粗末に扱えるくらい馴染むっていう
そのコンセプトで やんなよって言ってやったチームがああしてこうしてやっててAR技術ができたんで
できるじゃんこれがって そういうことでも
そこでまだ止まってるわけじゃないんですよね そういうことが面白いんじゃないですかね
僕が辞めるっていう話をどっかで耳にされたと思うんですけど 聞いた時どう思われましたか
ああって思った
次のことをやりたいよりも辞めるが先に書いてあったんで
とても戦略的じゃない辞め方で良かったなと 次何があるっていうのが見えてたらちょっと無理してる気がする
わかんないからねそんなことね 本当に辞めるって決めて最近よくいる若手に俺何向いてるって聞いたんですよ
本当にそうだったんですよね で人に言われたからああ確かにねみたいな感じで
ああ人のことの方がね人がの方が自分のこと見えてたりするじゃないですか ああ確かに確かにそれは面白いなぁみたいな感じだったんですけど
今日わかったんだけど僕が鈴木夫様の相談相手だとしたら ああこれ言うだろうなっていうのが今日思いついた
何ですか さっき転職だって言ったじゃないですか放送作家が その転職って逃げられないんですよ
放送作家っていう職業としては辞めても頭ん中放送作家としてできてるんですよ 世界の見方とか表現の仕方がいい
だとするとあらゆるプレゼンテーションとかあらゆる物事の紹介を放送作家の技術で 全部できる
それすごいめちゃくちゃ役に立つやつを雇ってるのと同じですよ ありがとうございます
だから自分が今のテレビとかそういうことに対して辞めてもこれが何か移植できそうだな というのは自分で思ったんですよね
でも移植できるから辞めるじゃなくてなんか最初に辞めるっていう風にパーンと思ったんですよね それはわかりますか
人生とはなんですか ライフイズプレゼント
そっちが先ですよねやっぱり 海から海変わるわけだからそれは出るからしか始まらないじゃないですか
だから結構最初に次何やんですかって聞かれることが多いんですけど 次何やるかは実はさほど大事じゃなくて自分の中では
大事なのは辞めるっていうことなんですよねっていうのは 分かっていただけるってすごく嬉しいです
だから次何やるか見えないと目的が見えないっていう風に思っちゃうんだけど 目的じゃなくてやりたい感じが
その生き生きやりたいわけでしょ そうですそうです 引退とかやったら言われるんですけど引退じゃないんだよ
もっと面白くしたいでしょ 面白くいきたいっていう だからなんかその僕が俯瞰で見た時に
このやっぱり46歳で開催してすごい緊張感の中で仕事してて その後もいろんな面白い仕事をいただくんですけど
やっぱなんかその面白い仕事がどうかより自分が面白く生きてないんじゃないかっていうことに本当に思ったんですよ
だからこの理由を話して今伊藤さんすっごいなずいてくれて嬉しいんですけど この理由を話してピンと来てくれる人意外といないんですよ
それはもしかしたら難しいことなのかもね でも分かりますよそれしかないですよ それしかないですよね
なかなか難しい質問なんですけど人生とは たまに聞かれることもありますか
聞かれなくても考えてますね 人生について 意外と
若い時には人生って言葉使うのさえできなくて こんな若造が人生って言っていいのかって
でもその都度やっぱりなんだろうっていうのはずっと考えてて だんだん聞かれることも多くなったし
考えてる分量だけやっぱり喋ることも多くなって
なんでしょうかねっていう時に何ですって言えないんですけど 幸いなことに英語に直すと人生ってライフで
生きてるとか命とかっていうのもライフだし それから生活暮らしもライフだし
これ3つの言葉同じなんだって それにいつからか気づくようになって
今瞬間瞬間がもう人生だし っていうのが今僕が考えている
人生とはなんですよね ライフイズプレゼントっていうのが今年の保護手帳のテーマにしたんですけど
プレゼントって現在って意味ですよね 同時に贈り物って意味で
ライフはプレゼントだっていうのは なんか本気で思ってますね
鈴木さんはどうなんですか すごい考えるようになってきたのは
当たり前であること 当たり前に起きていることへの感謝ってよく言いますけど
それが本当に感じるようになってきてですね 本当に肉体が弱ってきたりとか
人間って不思議なもんで風邪ひいてると早く風邪治れって言って日々元気な時にとかと思うんですけど
本当に当たり前の日常を送れていることって当たり前じゃないんだなっていうことを本当に思っていて
だから人生をライフっていうのは確かにそうだなって思って
当たり前の日常 日々の日常を 仕事がどんなに成功しようが何時間がうまくいって退勤が入ろうが
でもこの目の前の当たり前のことが壊れるときついよなって思うんですよね
だからそれに対して油断する自分がいるんですけど
そこに対して油断しないようにって思ってるんですね
だから人生っていうと長く山あり谷ありとかって人生で比べたらそうあるんですけど
山あり谷よりも大事なのが目の前の当たり前のことが人生でそれに対して油断しがちだなって
1日1日がうっかり過ぎていきますよね
油断するってそういう感じがありますよね
だから僕は43で子供を授かってるんですね
43で授かってるんで何だったらちょっと孫みたいな感じもあったりしてですね
だからすごくちょっといろいろいろんな人生経験した中での子供を授かれたんで
だから子供可愛いとかそれは当たり前なんですけど
でもふと寝てたり毎日遅れてることに対して一瞬油断しがちって思ってる自分がダメだダメだと思うような
すごい年齢が年齢だけにそういうふうに思うようにしてるんですよね
子供の当たり前を大事にする
そういう子供の目に見えてる景色が希望があるといいなっていうのは思いますよね
毎日ろくねぶないことばっかりだよっていうものが目の前に見えたら申し訳ないですね
でも実際には生まれた時からいろんな人の人生がそれこそ生き方がありますけど
最近ヒップホップの人と仕事をしたりとかすると僕らから聞いたらとんでもない人生だね子供の時に
だからずっと毎日ひどいことしてたでもそれが当たり前だったって言って
当たり前それがあるから今頑張れてるっていうのもあると思うんだけど
でも子供にとっての当たり前っていうものをどう演出してあげるかっていうか
放送作家だね
っていうのがすごい僕は大事だなと思ってて
子供にとっては日常なんですけどでも正直親のコントロールでどうでもなるじゃないですか
勉強しろって言えばずっと勉強しておじけんするのがその人の人生にもなるし
それが彼にとっての当たり前だったっていう風になるだろうし
なんかその彼にとっての当たり前をどうしてあげるかっていうのが
どのくらい意識的に手を抜けるかっていうのが子供に対していつも思ってたこと
考えれば先回りして考えられちゃうわけですよねある程度
でベタっといろんな心配することもできるし
でもここは見てるけども見てないふりをするというか
ほっといてるけども愛してるみたいな
そういうのを意識的に作るっていうのがとても大事なんだなと思って
自分にもそうしてあげたいですね
なるほど
ポッドキャストでは番組をフォローしていただくと
最新エピソードが配信されるたびに通知を受け取れますので
ぜひお聞きのポッドキャストアプリで黒ラジオをフォローしてみてください
またクラブ黒ラベルではこのトークセッションの収録風景や
ここでしかもらえない特別なプレゼントが抽選で当たるキャンペーンも
期間限定で実施していますのでこちらもぜひアクセスしてみてください
20:06

コメント

スクロール