1. 黒木瞳の映画ここだけバナシ
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2021-08-13 19:27

12_3 グッチーズ・フリースクールが考える”映画業界のこれから”


先週に引き続きゲストはGucchi's Free School(グッチーズ・フリースクール)主宰の降矢 聡さん。
今週は降矢さんが買い付けた映画が今、全国で公開されている?!自主配給成功の極意をここだけバナシしていきます。

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黒木瞳の映画ここだけバナシです。
黒木瞳の映画ここだけバナシです。
黒木瞳の映画ここだけバナシ。
ありがとうございます映画に携わる様々なジャンルの方々とここだけ話ししていきます 今回のゲストは引き続きグッチーズフリースクール主催の古谷さとしさんです
はい古谷と申しますよろしくお願い致します まあ前回まで映画の自主配給についての話をたっぷりかかってまいりましたけれどもまあ
たくさんの映画にまつわる自主活動があったということは まあ映画の未来は明るいと確信いたしましたけれども
あの 古谷さんは
ムービーマヨネーズという雑誌 一応はい雑誌の編集長でもいらっしゃるということでこのムービーマヨネーズ大変売れてる
そうなんですけれどもご自分がそうやって買い付けて上映した 映画をその批評家の方にどういう映画でした
こう思いましたみたいなことも書いていただいたりとか あとは自分ならではに何かこういう視点で見れば面白いんじゃないかなっていうものを
ちょっと特集ページみたいな形で紹介するっていう そういうのを合わせた本になっていて
ムービーマヨネーズ今まで1号と2号出してるんですけど例えば2号はコメディ映画特集って コメディ映画に特化して
このコメディアンはこういう顔芸ができるよとか 何が面白いよとか
いろんな有名なコメディ俳優さんを並べて トークスキルがあるセリフ回しが面白いとか
体を張ったギャグが多いとかそういうものをパラメータ形式で図にしてみて 紹介するとか
あるいはテレビのコメディ番組をちょっと注目してみてそういうページを作ってみたりとか
そういうコメディ映画とかコメディ俳優っていってもいろんな端子見方とか見方があると思うので
そういうものを寄せ集めて一冊の本にしたっていうのがムービーマヨネーズというか雑誌
妄想の映画史って前回からおっしゃってましたけども そういったことに近いですよね
かなり近いですね
でも勝手にトーク力あるとか俳優からしてみたら
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失礼な話どおりだね
勝手にグラフにするなよみたいな
いやほんとすいません
それは本当にあると思いますね
批判はもちろん受け入れるというかすいませんという
これは本当に完売だそうですけれども
第3弾の計画があるんですか
第3弾の計画作りたいと思っていて1,2年何も動いてないんですけど
すごい大変だと思います
ものすごい細かいし読みごたえ満点ですので
作るとしたら友達特集みたいなものって面白いかなと思っていて
友達特集
どういうことを書こうかなと思って構想としては
映画の中の主人公とか主役に光焦点を当てるというよりも
友達役とか同僚役とか
で心に残ったりなんかいいなっていう
映画っていうのが結構僕好きで
例えばローラーガールズダイアリーっていう映画があったりあるんですけど
それは少女たちの青春を聞いとったあれなんですが
そこも主人公のエレン・ヴェイジっていう女優さんの隣に
アリア・ショーカットっていわゆる世間一般的にはあんまり有名じゃないんですけど
そういう友達役みたいなものを多く演じる
いらっしゃいますね
俳優さんがいて
いろんなところにいらっしゃいますよね
その人たちに焦点を当てて
一冊の本ができないかなっていうのは
実はちょっと前から想像って頭の中で考えてはいるんですけど
まだ実現には至ってないという
最初に買い付けられたというアメリカンスリープオーバーも
お友達が大変個性的じゃないですか
まさにザ・アメリカンガール
そうですそうです
ああいうキャスティングしますよね
しますよね
なんかそれが主役を食うじゃないですけど
でもなんか主役とはまた違った味合いのある演技というか
だからなぜ彼女が友達役に選ばれたのかっていうのも
想像できるみたいなところって
やっぱりそういう基準で友達役って
制作側ってキャスティングしていくと思うんですよね
だからそれはすごく今おっしゃったことが
またいいものができるんじゃないですか
ムービーマヨネーズで
そうですね
そういうとこに焦点を当てた
これはどこで買えるんですか
ムービーマヨネーズは今2号が
ほとんどなくなくなっちゃってるかもしれないんですけど
完売って聞いてますけど
もしかしたら店舗さんに納品したものが
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まだ店頭に売り残ってたらあるってことで
本屋さん
本屋さんでもそうなんですよ
本屋さんにしか売ってなくて
その本屋さんもすごい限定された
渋谷だったらSPBSさんって本屋さんがあったりするんですけど
そこにもしかしたらあるかなとか
そういうレベルで感じですね
多分3号を作ったとしたら
自分たちの上映イベントに合わせて
まず販売すると思うので
グッチーズの上映会に来ていただけたら
その場で買えるかもしれない
そういう情報はどこで
フレアさんの何か
そういうグッチーズフリースクールのホームページだったり
ツイッターアカウントをフォローというか
そちらを見ていただくと
情報は更新されるかもしれません
作った際にはですけど
フレアさんの記事の中に
フロリダプロジェクトの夏の魔法という
これはやはりこれも買い付けられたんですか
これは違う会社さんの配給会社さんが
クロックワークさんですかね
買い付けられたんですけど
多分その記事は
僕が勝手に見て面白かったから
紹介記事を書いたみたいな
これは日本では
公開されてます
されてるんですか
じゃあそれはフレアさんが
映画のこういうものでしたっていう
説明をなさっている
そうですね
そこは未公開に別にこだわってない記事ですね
そういうことですね
いやこれも買い付けられたのかなと思って
ちょっと興味を持ってますけど
本当はそれの作品も
でも何でわざわざそんな記事を書いたかっていうと
チャンスがあれば自分で買い付けしたいな
と思っていた作品ではあります
でもやっぱり
自分がやりたいなと思っていてもね
向こうの会社さんがOKを出すか
は向こうの会社さん次第なので
僕は買えなくて
クロックワークさんという会社さんが買われた
っていう状態
別の方が買われて
でももしそれがなかったら
ご自分で買い付けようかなと思っていた
公開されたので嬉しくて
いいでしょみたいな感じで
多分記事を書いたんだと思います
多分思い出すと
いやそのじゃあ他の会社の方が
公開なさったということですけども
でもそれがなければ
古谷さんが買い付けるほど
お好きだったということなんですけども
そのフロリダプロジェクト
真夏の魔法というものに
古谷さんが感じられた
その空と地面
特に空
なんかあんなに広い空を映画で見ることが
最近少なくなっている気がして
それだけで画面に圧倒されてしまったのが
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第一印象でした
っていうふうに
書いてあったという記事を
私読んだんですけれども
私も一回だけフロリダ行ったことがあるんですが
その大地と大地の広さと
空の広さっていうのをものすごく感じて
それでなんかこう
ちょうど私田舎の方に行きましたので
なんかカーンってしてるんですよ
空だけが広いし
大地だけが広くて
私その若い時に行ったんですけど
そのフロリダを見た時に
多少海外の映画に出たいとか
そういう野心とか若いからあったんですが
ここで勝負できないと思ったんですよ
そうなんです
フロリダ行った時
やっぱり私は日本で
日本の女優として日本映画に出て
それでそれが
今は日本映画でもいろんなところで
上映するようになりましたので
いいんですけど
その頃はそういうこともなかったので
だからもうちょっと広すぎる
空も大地もって
広いししかも何もないってことですよね
何もないんです
それでお友達友人と
もう信じられないぐらい
どこに人が住んでるのっていうぐらい
とにかく荒野みたいな
ほんと町ですよ
とにかく土地だけはあるんで
広い広いスーパーマーケットのような
何て言うんですか
ホームセンターみたいな
何でも売ってるみたいな
でかいのがボーンとある
すごい大きいんですよ
それでタクシーで乗り
ホテルからタクシーで行って
それで広いねさすがだねって思いながら
帰りタクシーがないんですよ
なるほど
恐ろしい時代ですね
いやもうだって
そこでタクシーに乗る人なんか
いないんじゃないですか
ホテルからは乗りつけられても
そうですよね
どうしようと思いましたもん
路頭に迷いましたけど
迷いましたけど
いやでも本当に何かこれを
全然話はね
映画の内容は違うかもしれませんけれども
空をこんなに広く撮るっていう
その印象を持たれた
なんかこう
なんか素敵な表現だなと思って
たぶん倉木さんが実際に感じた
そのスケール感って違いなんですかね
地球は大きいんですよ
大きいし
海外旅行というか海外行く時は
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飛行機からね
大陸を見ながら
どこの国かなとか
こういろいろね
あの北極だなとかね
いろいろいろんなことを考えますけど
広いのは分かってるけれども
地面に足をつけた時の
その大陸の大きさみたいなものっていうのが
いかに自分がちっぽけかっていうことを感じた
初めて感じた瞬間だったんで
そうそうだからそうですね
それに似たよって言っちゃうと
ここが真実ですけど
映画を見ながら
やっぱりその大きさ
スケール感の違いというか
なんていうか
やっぱ空って本当にこんな大きいんだよな
っていうのを
だって宇宙だもん
そうですよね
その映画を見た時に
率直に感じて
そのことを描いたんだと思います
ファングッチズではいろいろね
配給買い付け配給
上映活動のみならず
映画本の自主出版
ムービーマヨネーズというね
2冊お出しになっていて
これからのどういうふうにやっていこうかなって
構想はありますか
でもやっぱり
アメリカはやりたいことは変わってないので
このまま地道に
一般の大きな俳優と対策ももちろん好きなので
見ますけど
自分の好きな小さい映画みたいなものを見続けていって
面白いなと思ったものを
いい形で皆さんと共有できるように
活動していきたいなと思っていて
たださっき前回にもお話したんですけど
自分がやりたくてやって終わっちゃうと
やっぱりちょっと
そこで終わっちゃうなと思っているので
だから上手いやり方が見つかったら
そういうふうに
天理モードにアプローチすると
いい返事がくるかもしれないとか
値段の交渉っていうのはこういうふうにしたら
うまくいったとか
なんかそういうものとかがストックしていったというか
そういう経験は
いろんなところにシェアするというか
オープンにしていって
こういう辞書配給の業界みたいなものは
どんどん大きくなっていって
広がっていけるようなふうに
活動していきたいなというのは
実は思っています
それがやっぱり
生き甲斐やりがいに繋がっていくんですよね
そうですね
本当に生き甲斐というと強すぎるかもしれないんですけど
モチベーションというかやりがいとしては
それはとても大きいですね
だから結構メールとかが来て
自分もやりたいんですみたいな
いらっしゃるんですね
来ときにいるので
そいつに対しては
自分のやったことしか話せないんですけど
そういうことをシェアして
ちょっとやってみますみたいなことで
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実際にやってくれた人もいるし
今考えている途中の人もいると思うんですけど
そういうことを言ってもらえるのは
とてもモチベーションというかやる気もあるし
あと映画業界にとっても
きっといいことなんじゃないかなと
想像効果になればいいですね
おこがましくも考えているので
そういう活動を今後も続けていくのかなとは思っています
それ以外はあまり考えていらっしゃらない
それは配給以外は
そっかそっかあれでしたね
いつか映画を作る
そんななんか不要意に言ってしまった
そういう時もありましたね
前おっしゃいましたね
そうですね
そういうことを思った時もあったし
そうですね
どうなるんですかね
映画作りはね
また妄想の映画史ということでね
ちょっとコアなところだけを引っ張ってきて
ご自分で映画史を作ったりとか
っていうようなことも続けていかれたりとか
そうですね
それはもうきっと続けていくっていうか
映画を結構そういうふうに見ることが多いので
そういうのがたまったら
もしかしたらムービーマヨネーズみたいな本で紹介して
あなたの見方も教えてくれみたいな形で
それも創業効果というか
この業界自体の盛り上がりの一助になれば
一助になれば嬉しいかな
映画全く興味のない方もいらっしゃるでしょうし
そんなにいくつもいくつも見てる方も
そんなにいらっしゃらないと思いますのでね
でもそういう方々にも
なんて言うんでしょうかね
フレアさんが個人で買い付けて
それで日本で上映するなんていう
映画に興味を持たれたら
なんかもしかしたら
映画への興味が第一本になるかもしれないですね
それもまたそういうふうに感じてくれる方がいたら
とても嬉しいという
映画の公開って大きな会社が大きなことをしてっていう
そういうふうにもう勝手に思い込んで
思われがちですよね
そうではないのよっていうことを知るってこともね
大事なことですよね
全然そんなことなく
こういう活動してると
これをちょっと強調したいんですけど
こういう活動してると
赤字覚悟で自分の生活を削りながらやってるんでしょう
みたいなことを言われたり
感じられてるとか多いみたいで
ただ確かにそんな時給換算したら
全然儲かってないかもしれないんですけど
それを強調しすぎると
そういう本当に自分の生活を削ってまで
映画を公開するんだみたいな
情熱のある人しかできないものだと思われてしまうのが
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ちょっと怖くて
そんなことはなくて
例えばずっと普通にパラリーマンで働いていて
ただ土日にメールを
海外の人とメールをする時間は取れるみたいな人だったら
1年かけて1本の作品を配給するっていうことは
お金的にもスケジュール的にも全然可能だと思うので
そういうふうな形から
気軽に配給みたいなものを始められることが可能かなっていうふうに
海外旅行行くぐらい
海外旅行行くってちょっとハード度高いかもしれないけど
どっかに旅行行くみたいな旅行の計画立てるときって楽しいじゃないですか
ちょっと同じように
この映画でこういう状況で行ったら楽しいかなとか
こういうふうな紹介の仕方をすれば楽しいかなみたいな
そういうふうな形
旅行のプラン立ててるのとちょっと似てるかなって
個人的には実は思ったりしてるんですけど
でもそれぐらいの規模で
旅行にどっか行くぐらいの規模で
映画の配給っていうのはできますよっていうことはちょっと言っておきたい
本当に知らないことを教えていただいて
知らないお仕事を教えていただいてありがとうございます
もしかしたらすごい励みになっている方もたくさんいらっしゃると思いますので
古谷さんの活動これからも期待しております
今回は本当にありがとうございました
はいゲストはグッチーズフリースクール主催の古谷さとしさんでした
ありがとうございました
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