1. 黒木瞳の映画ここだけバナシ
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今週と来週のゲストは映画コメンテーターLiLiCoさん。王様のブランチの映画コメンテーターでお馴染みのLiLiCoさんですが、若い頃は大変な苦労をされたそうです。そんなLiLiCoさんの映画コメンテーターになるまで、そして役者や声優など幅広い活躍のお話などここだけバナシしていきます。

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テーマは、映画は日常かイベントか?LiLiCo さんにとって。
そうですね、私にとってはやっぱり日常の中のイベントなんですよね。
それはどういった意味ですか?
やっぱり、必要かって言ったら、もしかしたら全然一本も見たことのない人も、
たぶん世の中にいると思います。別にって言って音楽が好きとか。
でも、見るとすっごく人生に役立つヒントをいっぱい運んでくれるものだと思うんですよね。
黒き瞳の映画ここだけバナシ
黒き瞳の映画ここだけバナシ、今日も聞いていただきありがとうございます。
映画に携わる様々なジャンルの方々とここだけバナシしていきますよ。
ゲストは前回に引き続き、映画コメンテーターのLiLiCo さんです。
お願いします。
LiLiCo さんの名前って、女優のフィービー・ケイツという方が、
ドラマの役名で、LiLi という名前だったところから、LiLiCo にしたいって。
ちょっと日本語っぽくコモつけたい。
日本に来られて、葛飾区におばあちゃん家に来られて、
それでLiLiCo でデビューすると決めていらしたと。
その時に本当に日本語って片言だったんですか?
葛飾から来ました。LiLiCo でしかMCできなかったんですよ。
で、歌は暗記できてたんで。
あ、そっかそっか。
歌はもう暗記です。
メロディーですもんね。
メロディーだから、それに日本語を載せることはできるので。
でも全然、外国の方がお話をする日本語ではない。
本当に。
本当ですか?
だから、もともとお母さんが日本人でいらっしゃるので、
もうスウェーデンの時から日本語を学んでらっしゃるのかな、家庭内でって思ってたら。
はい、私はもう本当に嫌だってずっと言ってて。
日本語をね、月勤で学校行って土曜日に日本語学校っていうものがあったんですけど、
もう行きたくない行きたくないって言って大暴れして、
何も、だって日本に行くことないからみたいな感じで、
必要ないって思ってたんですけど。
じゃあお母さんとはスウェーデン語で?
スウェーデン語です、はい。
じゃあお母さんも達者ですね。
すごい、お母さんすごく頑張ってスウェーデン語を覚えましたね。
難しいんですよ、日本人から。
だと思いますよ、学校の言葉って。
スウェーデン語って難しいんですよ、スウェーデン語。
もう音が変なんです。
じゃあお腹空いたって何て言うんですか?
よいやってふんぐり。
よいやってふんぐり。
素晴らしい耳がいてる。
すぐ覚えますけどすぐ忘れます。
一緒です、一緒です。
リリコさんも本当に日本語を日本に来てから18から覚えられたということで。
素晴らしいなと思いますけれども。
テーマは映画は日常かイベントか。
リリコさんにとって。
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そうですね、私にとってはやっぱり日常の中のイベントなんですよね。
それはどういった意味ですか?
やっぱり、なんか映画って娯楽なんですよ。
娯楽です、エンターテインメントです。
必要かって言ったら、もしかしたら全然一本も見たことのない人も多分世の中にいると思います。
別にって言ったら音楽が好きとか。
でも見るとすっごく人生に役立つヒントをいっぱい運んでくれるものだと思うんですよね。
だから見ると人生も変わるし、なんかこうハッピーになるんですよね。
なんでリリコさんっていつもそうやって明るくいられるんですかって。
なんなんだろうなって考えた時に、いい映画いっぱい見てると思うんですよね。
それで、この主人公からこれが盗めるとか、
この主人公の家から映画の中のインテリアかっこいいなと思って同じもの探したりとか。
だからイベントではあるんですけど、私も今映画館に行きます普通に。
みんなね、私映画館に行かないと思ってるみたいで。
なんか家で映画見てると思ってるんですけど、私たちもマスコミの視写会っていうのがちゃんとあって、
そこも映画館なんですけど、一般の人たちが見る映画館とは別の映画館であって、
そこで映画を見て、それでも900本くらい毎年公開されるんで、
その中から私300から400くらいしか見られないので、別のものを見に行くんですよ普通にお金払って。
全然。で、ワクワクします。だからそういうときはやっぱりイベントなんですよね。
でもどこかやっぱりプロのリリコがいて、素人のリリコもいて、女のリリコがいて、男のリリコがいて、お姉のリリコがいて。
5人のリリコでやっぱりどうしても見ちゃう。
たまに公開前に見られなかったものがすごく良かったりすると、なんでこれ紹介しなかったんだろうっていう。
あーもうっていう悔しいっていう風にもなりますし。
みんなはもう完全に娯楽、この時間これを見ようっていう。
でも少しやっぱりそこでプロのリリコもいたりとかはしますよね。
私なんかは本当に映画館行けるときはやっぱりイベントですよね。
ワクワクしますもんね。
ポップコーン買いますもん。
最近食べられなかったりして残念ですけど。
でもやっぱりその時間、映画館という空間の中で、映画って情報の宝庫じゃないですか。知らないことを教えてくれたりとか。
それから素敵なセリフとかがあったら、本当にそれが自分の生きる糧になったりとかしますよね。
急に思い出したけど、マーガレット・サクチャーをメルリストリームでしたっけ。
やられた時に、人っていうのは考えるということはそれが言葉になって、
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言葉が行動になって、行動が習慣になって、習慣が人格を作って、人格が運命を作るっていうマーガレット・サクチャーの名言ですけども。
それが映画の中に出てきたときに書き留めました。
私はメモを持って映画を見ます。
あまりにもいっぱい見るし。
プロのリリコとして。
プロのリリコとしてもそうですし、私は男性向けの雑誌とかで連載してるので、
そういう時は男のリリコで見てて、あのヒロインだ、来たいとか、
あそこのヒップの形が素敵だったみたいな、そういうのも書き留めないと。
そこまで。
でも本当におっしゃる通りで、映画の中に素敵なセリフっていっぱいあるので、
本当にみんなに好きに1本が多分多いと思うんですよね。
普通の方は年に5本ぐらいしか見ないと思うんですけれども。
1日に3本ぐらいご覧になってるとかっておっしゃってましたよね。
そうですね。だから撮影に入っちゃったりすると全然見られないので、やっぱりまとめて。
一番多くて8本でしたね、今まで。
もうその時はちょっと疲れましたね。
疲れますよね。私も関内行った時、1日3本か4本ですね、1日に見られるのがね。
それでももうやっぱりちょっとお腹いっぱいで忘れてしまうみたいな時もありますけれども。
でもこれからどういう映画撮りたいですか。私もいっぱい撮ってほしいんです。
監督として大好きなんで。
ありがとうございます。そんなこと言われても。
そんなこと言われてももう役をあげないわよみたいな感じですか。
そんなこと言われても職業じゃないので。
やっぱり自分の心の金銭に触れたもの、それからこの本知ってもらいたいとか。
原作のあるものに。
もちろんオリジナルで。それこそオリジナルでやりたいのはミュージカルですけども。
ですけれど、それはね日本でミュージカル作るのっていうのは大変なことだと思うので。
やっぱりその心の金銭に触れた小説であった時とか。
あと本当にオリジナルで何か書いてもらった時とかあるかもしれないけれど。
未定です。
なんか12人の時の現場のスタッフって中田監督のスタッフが多かったですか。
そうです。女監督がもともと中田監督についてらした女監督でらして。
それで私は仲良くなって。
一緒に仕事した時の。
そうなんです。でも2作品しかご一緒してないんですよ、女監督とは。
で、それがご縁でしょっちゅう連絡を取るようになって。
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それでやっぱり女監督っていうのは女房役だから。
やっぱりこう私ができないことをフォローしていただくみたいなこともあって。
フォローから信頼できてないとできないので。
ほとんどそうですね。
キャメラマンもそうですし中田組の方が多かったです。
なんか現場ですごい。
リリちゃんもうちょっと後ろからやってくれるとかすごいみんなフレンドリーだったんですよ。
どういうこととか思ったら。
あまりにもなんか娘私みたいな感じで。
どういうことって思ったらなんかちょっと待ってる時に。
私たちみんな中田監督と仕事してるから中田監督はいつもリリちゃんの話をするから。
友達みたいな感じになっちゃって。
すごいみんなあなたを知ってるみたいな感じになっちゃって。
みんなリリちゃんリリちゃんになっちゃって。
こっちはすごいありがたかった。
あんなに緊張してたから。
どうしようと思ってる時にみんながさ。
ごめんねもうちょっと自転車とかで走り出すところで。
もうちょっと後ろからやってくれるとリリちゃんすごく助かるよとか言って。
これは私は一体よく。
この人たちは知ってるのかなと思って。
えーとか思って。
そういう縁があってそういうのになったのかなと思って。
いろいろそれも考えちゃって。
やっぱり石岡英子さんの有名な言葉で。
ジョーカーのいる現場はやらないっていう。
本当にやっぱりジョーカーがいるとちょっと輪が乱れるんですね。
映画って本当に一人かけても成立しないっていうものなんです。
舞台でも全てそうだと思いますけれども。
そういった総合芸術だと思うので。
だからやっぱりこうなんでしょうか。
本当に腹を割って。
だからもちろん嫌なことも言われるし。
嫌なことも言わなきゃいけないしとかっていうこともありますけれども。
それも役者の方に分からないようにね。
ああね。
やりますけど。
でもやっぱりそういう現場作りみたいなものも監督としては課せられているので。
辛労がいっぱいでした。
そうですよね。
私にとってはもう黒木さんはもう。
まずみんな舞台挨拶とかの時にさ。
みんなひとみさんって呼んでたのがすっげえ羨ましかったんですよ。
私だけ黒木さんって呼んでたんですよ。
そうでしたっけ。
そうなんかすごいいいなみんなすっげえ仲良くなってるとか思って。
頑張って。
でも宝塚からやっぱり自分がすごく遅く日本に来てるから
みんなの歩いた軌跡知らないんですよね。
私はもう俳優として。
いろんな人がもっと宝塚だよとかいろんなのが分かるようになるとすっげえなって。
しかもすっげえ綺麗だし。
すっげえなんかよくパーティーでお会いしてた時期があって。
ちゃんとしたどこかのブランドがやるとか。
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完璧じゃないですか。いつも。
そんなことないですよ。
いやいやいやいやいや。
もうありえないという。
どういうことだね。いつもどういうことだって。
撮影の現場でもめっちゃ綺麗で。
そんなことはございません。
すごく気になることが。
いっぱいあって私たぶん50個ぐらい質問書いたんですよ。
でも一番最初で、もしかしたらこれ聞いちゃいけないかな。
黒浮さんとか。
ひとみさんでもいいですよ。
ひとみさん。言えるかしら。
ひとみさんに。
本当は聞くことないんだけれども。
でも宝塚だったということで。
私ね、日本に来て。
いつも宝塚の方ですかって聞かれるんですよ。
その意味が全然わからなくて。
実は一回衣装ケースを買う時に。
ど貧乏の時代で。
でも1個ないと売れないと思って。
衣装をアイロンそんなにかけなくてもいいように。
まっすぐ入れて2つ折りにするっていう。
1万円ぐらいするんですよ。
すんごい高いと思って。
でもそういうのを見に行った時に。
でも宝塚の方ですよねって店員さんに言われたんですよ。
私嘘ついてはいって言っちゃうんですよ。
唯一ちょっとだけ悪意のある嘘って。
私嘘大嫌いなんですけど。
今になってその嘘にすごくドキドキするんですよ。
なぜならば。
じゃあ何組ですかとかって。
今だったら分かりますよ。
いろんな組があるっていうのは。
そんなの全然わからない時代だったんで。
でもはーって言われたから。
ちょっと安くしてもらったんですね。
その衣装ケースを。
でも私今でもあれを罪に思ってるんですよ。
それだけ気が小さいんですよ。
今でもあの店員さんに悪いことしたなと思って。
伸びの心臓なんですね。
いつ頃ですか?
30年前ぐらいに。
だから93年とか。
特に私はやっとNHKの後ろのコーラスみたいなのをやってて。
90年に入ると一般の方がカラーリングするようになって。
私が在籍していた80年代の頃って。
本当に髪の毛が金髪の方とかちょっとカラーをした方って。
外国の方か宝塚の方だったんです。
おー。
だったんです。
なのでだいたい金髪の方を後ろ姿で見ると。
おはようございますって言ってたら外国の歌ってる人だったとか。
っていうくらいカラーリングしてる人が少なかったんですね。
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だから多分リリコさんは華やかで。
ショートカットだったんです当時。
それでヒール履いてらした?
はい。
男役だと思われたんですね。
それでちょっと茶色っぽい髪の。
自分の色。
そうです。宝塚の方と。
間違えられます。
男役で。
なるほどね。
ちょっとそのお店から出た時にサッていう感じで出ていくっていう。
わけわかんない。
大丈夫です。
はいって言っておけば。
いいですか?本当に?
罪の意識を思わなくて大丈夫です。
ひとみさんにはいって大丈夫ですって言われたという。
何かでこの話をまた別の時にする。
いやこの話したことないんですよ。
ずっと謎に思ってて。
なんでだろうね。
そういうのの方ですかって聞かれた自分がちょっと。
すいませんみたいな感じ。
でもそれが間違えられて当然じゃないですか。
本当に背がちょっとみんなより高いっていうのもありますよね。
確かに今になって男役でしたっていう方が活躍して。
なるほどって思いますねやっぱりね。
スウェーデンにはそういったミュージカル、劇団式とか宝塚みたいなのはないんですか?
有名な方が自分のグループを持ってたりとかはします。
1年に1回のショーをやるっていうのはパッケージはありますけど。
なんか式みたいなのはないと思いますね。
ただ有名な方はやっぱり舞台をやりたいっていう方がすごく多くて。
なので割とシアター的なものは多いです。
人気もありますし。
フィルムでやる方もいればどっちもやりたいです。俳優は。
映画だけとかじゃなくて本当にいいペースで映画もやって舞台もやるという。
じゃあ日本と一緒ですね。
そうですね。
日本の方がもっと今回ミュージカルに出させていただいて。
全然誰だろうっていう感じの方が結構なんかいろんな人と知り合いだったりとかしてたから。
この人はミュージカルの中でのすごい人なんだなって。
もうこんなになりながら色々調べたりとかして。
ありますよね。
私はやっぱりレビューが好きなので。
宝塚の発祥のパリのリドに。
パリ行くとリド行って。
それで初心に戻って。
それでやっぱりここから宝塚が生まれたんだみたいなことを思いながら。
レビューやりたいですね。
いろんなミュージカルナンバーのごちゃ混ぜをやりたいです。
そうするとそれでミュージカルっていいなと思ってみんながもっとミュージカルとか見に行ってくれればいいなと思って。
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海外でミュージカル見るのも好きですけど。
映画のミュージカルもいいものがたくさんありますのでね。
フランスといえばですね。
フランスといえば。
さっきリドの話をしました。
男と女って映画昔々ありましたよね。
シャバダバダっていうのがありましたよね。
実はその時まだ20代だったんですけど。
ある映画評論家の方が手紙をくださって。
あなた頑張りなさいと映画の世界で。
最初はね記事に書いてくださったんだと思うんですよね。
そしたら私がその記事が嬉しかったんで1行ぐらいなんか褒めてあって。
お礼の手紙を出したら頑張りなさいって手紙が来て。
そこから文通するようになったんです。
一度もお会いしてないんですけど。
その方があそこのドービルでも。
あれ男と女ってドービルとパリとの行き来する男と女の恋物語とか愛の物語なんですけど。
そのドービルに行くんだけれども。
あそこ映画祭もやってるんですよね。
何かお土産が欲しいですかって言われたので。
ドービルといえば男と女だから。
ドービルの海の砂を持って帰ってきてくださいって言ったんです。
そしたら私は洒落で言ったんですけど。
本当に送ってきたんです。
送ってきて。
本当に持ち出してはいけないんだろうけれども。
もう何十年も昔の話です。
それ今も大切に撮ってあるんですけども。
それでその方とはずっと文通して。
私は映画のヒロインではなくて。
ヒーローとして女優ですけどヒーローになりたいとかね。
生意気なことを書いたりして。
夢がいっぱいあった20代の頃。
ずっと文通してたら最後は病院から届くようになって。
最後亡くなられて。
それで初めておつやに行って。
最後の案内が奥様からのおつやの手紙だったんで。
一度も会ってないんですよ。
家を見てこんな顔の方だったんだって思って。
ネットとかも何もない。
全身マン。
全然知り合いじゃないしただ文通相手だったんですけど。
家を見た時に涙がボロボロって出てきて。
文通という架空のものなのに。
もしかしたらそれってちゃんと繋がってたんだって。
人間同士。
ということですごく泣いちゃったんですけれども。
それで2年前ドービルに行ったんです。
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いつもパリまでだったんですけど。
絶対男と女の国道何号線だか忘れちゃいましたけど。
何号線に乗って男が運転したレーサーが走った国道をドービルまで行って。
だから一つの映画で何十年たっても思い出が残っているっていうね。
そういう意味でも映画っていいですねってね。
本物の時に見たものも本当に今でもね。
それがバイブルみたいな感じでね。
どこかでね。
そういった意味でもやっぱり映画っていいですね。
いいですね。
それではさよなら。
さよなら。
今回はりりこさんでした。
ありがとうございました。
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