2023-08-18 08:27

大学時代のオーケストラの話


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こんにちは、秋本くりこです。 今日は学生時代の部活の話をしたいと思います。
今朝、井崎さんがスペースで話をされてたんですけれども、 甲子園を見ると、自分が部活をやってた時、ベンチだった時のことを思い出して胸がギューってなるっていう話をされてて、
それわかるなぁと思ったんですよね。 私は野球部とかじゃなかったんで、甲子園を見てても別に胸がギューってなる感じはないんですけれども、
私はオーケストラをやっていたので、
大学でやってたんですけれども、卒業してから1回ぐらいかな、 後輩の演奏会を見に行ったことがあるんですけれども、やっぱりそういう時って胸がギューってなるんですよね。
オーケストラって一見平和のように見えますけれども、 実は結構社会の祝図だとかって言われてて、
あれってもう曲によって人が何人出演できるっていうのが決まってます。 作曲者がだいたい指定してるんですけれども、
それより多い人員配置を学生オーケストラではだいたいしてるんですけれども、 規定より多い人数であっても、もう
ホールの舞台って限られてますからね、スペースが。 何人出られるっていうのは決まってるんですよね。
私が入っていたオーケストラのサークルは、 全部で300人ぐらいいたのかな。
で、1曲に100人も乗れないので、 やっぱり控えの、
言い方で言うと、乗り版、降り版という言い方をしてたんですけれども、 乗り版っていうのはその舞台に出られる人、その演奏をできる人、
降り版っていうのはその曲の演奏できない人ですね。 そういうのがやっぱり出てきてました。
1年生はもちろん乗れないし、 上級生、2年生、3年生、4年生であっても乗れない人は乗れないと。
で、一つの演奏会で、 いっぱい、1曲だけじゃなくて何曲か演奏するので、どれか1曲には出られるように
入りはされてましたけれども、そこが運動部と違うところですかね。 運動部だと、本当にずっとベンチで1回も出られないっていうことがザラにあるんだと思うんですけれども、
一応そのオーケストラでは、 1つの演奏会で1回は出られるようにっていうのが入りはされてたかなと思います。
ただ自分が好きな曲を弾けるかっていうとそうではなくて、 やっぱり一番最後の、
に演奏する一番大きい曲にみんな出たいなって思うわけですけれども、 そこ人数が決まっているので、出られない人もいっぱいいると。
で、ただ出られないからといって、その曲を 練習しなくていいっていうわけではなくて、
その曲の練習をしているときはちゃんと見学をしていなきゃいけない。 その曲に乗っている人が誰か欠席することあるわけですけれども、そういう場合は急に
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今日の練習だけ代わりに弾いてっていうふうに言われることもあるので、 全く初見の状態だと急に
その練習に出ることになった時に困ってしまうので、 少しは練習しておくっていう感じですかね。
なので自分が本番では弾かないって分かっている曲でも、 練習しなきゃいけなかったりとか、
そういうのはありましたね。 あとは、バイオリンだと1曲に、ファーストバイオリンで18人、
セカンドバイオリンで16人というのが一番定番というか多いパターンだったんですけれども、 その中でも
座る場所、 自分がどこの席に座るかっていうのが
問題になるというか、
あれって、ただ背の順とかそういうことではなくて、 やっぱりちゃんと考えられた配置になっていて、
お客席に一番近いところに座る人が一番目立つので、
ちゃんと弾ける人じゃないと、一番目立つところ、 客席側には座れないですよね、もちろん。
っていうのと、一番後ろの人も一番前の空気を察知できる人じゃないといけないので、
そこにも割と、 特殊な能力っていうと言い過ぎですけれども、
一番後ろに座る人もある程度、 しっかり弾ける人じゃないといけないっていうのがありました。
そういった感じで、どこに座る人はどんな役割というか、 どんな能力を求められているっていうのがあるので、
その座席を、主席の人、一番前に座っている人、 コンサートマスターだとかっていうのが、
誰をどこに配置するかっていうのを決めているんですけれども、 学生オーケストラの場合は。
それが自分がどこの席を割り当てられるかによって、 評価がわかるみたいな感じですかね。
会社で言うと、上司からどういう評価をされているのかが、 その座席でわかるみたいな、そういうのがあったので、
自分と他の同学年の子とかを比べて、 あの子よりは評価されてないんだなとか、
今回はちょっといい席座れたなとか、 なんかそういうのが、
引きこもこもじゃないですけど、ありましたね。 今考えると可愛いもんなんですけど、
学生の時ってやっぱり、もう本当にそれに熱中して、 隙間時間があれば練習してっていう感じだったので、
やっぱそういう一つ一つが、みんな結構重く受け止めちゃうんですよね。
そういった意味でも、本当に社会の縮図っていうのは、 わかるなっていう感じがしましたね。
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人と比べちゃいけないって言っても、 同じ席は2つないわけで、誰かがどこかに配置されるとなると、
どうしても優劣じゃないですけど、そういうのが目に見えて、 自分だけがわかるんじゃなくて、誰の目から見ても、
あの人はああいう評価なんだなっていうのがわかるので、 そういった意味では、
メンタルは鍛えられたというか、というのがあったかなと思います。
やっぱり自分も、最初の話に戻りますけれども、 弾きたい曲が弾けなかったりとか、
っていうのを経験しているので、 弾きたい曲を弾けないだけじゃなくて、
弾きたいなぁと思いながら、その1時間とか2時間の演奏を、 ただ何もせずに、じっと見ていなきゃいけないっていう、
聴いていなきゃいけないっていうのがあったので、 その時間はやっぱり、
長いと結構辛いものがありますよね。 そういうのがあったので、やっぱり後輩の演奏会を聞きに行った時は、
胸がギューッとなる感じがすごくありましたね。 なんで、人によっては結構毎年のように後輩の演奏会を聞きに行くっていう人もいましたけれども、
私はその1回ぐらいかな、聞きに行ったのは。 結構ライブ配信とかもしてるみたいなんですけれども、
オンラインでも聞けたりっていうのがあるみたいなんですけれども、 そういうのも1回も聞いたことがないですね。
でももちろん、いいこと悪いことはありつつも、 その舞台で演奏できるっていう機会を与えられて、
何百人、時には千人以上のお客さんに、 演奏を聴いてもらえるっていうのは、
本当にえがたい経験だなぁと、今でも思いますし、 なので、もうちょっと、なんか今日はあんまり暗い話でしたけど、
ちょっと明るい話もまた別の機会にできたらいいかなと思っています。 それでは今日はこの辺で、さようなら!
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