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こんにちは、遠藤和介です。久野勝也の「労務の未来」久野先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、前回「労働時間」という話をね、したしていったんですけれども、
今回、改めて労働法はなぜ必要なのかという話をするのを忘れていたのでね、ここをやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
お願いします。
何で必要なんですか?
もともと、昔、何で労働法が始まったかというと、
あのノブイ峠とか、カニ公選みたいな、ああいうところから、日本ってもともと子供とかですね、
女性とかとなるべく、男性も一緒ですけど、酷使して働かせようみたいな時代、ひとときあってですね。
この命っていうところを守るところからスタートしてるんですけど、今、そんな時代じゃないじゃないですか。
この今の現代において、なぜ労働法を経営者とかですね、あとは働く人もですね、理解しなきゃいけないのかっていうような話をしたいなとは思ってますけど。
要は、近代合理主義で労働者たちが強いてあげられたところから、今ちょっと変化してってるということですね。
そうですね。やっぱり今、受給のバランスが大きく変わってて、昔は働く人なんていくらでもいるぞというところからスタートしたんですよ。
ああ、なるほど。
今ってそんな時代じゃないじゃないですか。もちろんなんならもうすぐ辞めてやるぞみたいな感じなので。
ですね。
やっぱりまず一つは、経営者側から少し話させていただくと、マーケット見たときに明らかに労働力の受給のバランスが経営側にとっては不足してるという状態と。
その場面においては経営者が、労働法って種類がめちゃくちゃ多いですよって話したと思うんですけど、以前も。
その中で特に守るべきことが守れてないと、従業員の方が挨拶かすっていうケースとか。
なるほど。
あとはやっぱりマーケットが、あの会社ってちょっとまずいんじゃないのっていう。
今だと取引先とか。
あともう一個、親とかですね。
あと学校の先生とかいろんな種意識しなきゃいけないと思うんですけど。
そういったところがすごく影響をしてくるっていうところで。
そこをやっぱりきっちりやっていくっていうところが、それが本当に経営においてすごく重要になってきたというところが一つポイントかなと。
受給バランスがある意味ひっくり返っちゃったと。
そうですね。
要は経営者側が弱いってことですよね、今。
そうですね。今弱いですし、あと周りがやっぱりSNSも含めて普及してきたこともあって。
SNSとかの普及で情報が一瞬で拡散されていくみたいな。
はいはい。
やっぱりその企業の評判っていうところに大きく関わってくるみたいなところが大きいかなと思います。
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レピテーションディスク的なやつですね。
そうですね。
の中で労働法はなぜ必要なのかっていう話でいくと、今の話でいうとあると結構しんどいですよね。
経営者側にとって。
そうですね。しんどい。
だから、よくお客さんとかでも、労働法を守ったら会社が潰れるっていう話されるんですけど。
労働法を守ったら会社は潰れる。
書籍タイトルになりそうな。
そうそう。
すごいコピーですね。
気持ちは、僕もやっぱり自分に雇ってやってるので、気持ちは分かるんだけど、そこはもうやらない。
なぜかっていうと、やっぱり一つは会社残るために、やらないともう残れない時代になっちゃったっていうところですね。
従業員が愛想使わせて、周りの企業がそこの会社を相手にしたくなるんで、結局売上が下がり利益がなくなってしまうっていうところから、
会社残すためにもうやらなきゃいけない良い法律になってしまったっていうところが一つのピントかなと思います。
なるほど。もう抗えない環境要件になっていると。
あとやっぱり働く方からしても最も興味あることだろうんですよね。要は賃金がいくらかとかね。
そうですよね。有給がどうだ。
皆さん、ちょっとこれ話少し逸れたらもう無視していただいていいんですけど、
最近の労働市場はどの辺が労働法の中で働く方にとってはやっぱりフォーカスするところなんですか?
その賃金とか有給だとかいうところで言うと。
でもやっぱり最後はお金かなっていう感じですね。
そこは絶対そうです。
やっぱり若い方は休日とかですね。
休日の多さと、あと有給の取りやすさ。
やっぱりそこなんだ。
11年もシャロー市の先生されていると、変遷があるのかなと思ったんで。
でも変遷はやっぱりありまして、ちょうど10年前の時は割とやっぱり人不足じゃなかったので、
その頃はどういうふうでも人が取れたし、契約社員でも簡単に人が取れたってところ。
そこから急に4,5年でマーケットがガラッと変わって人不足になってきたときに、
まずはやっぱり給与相場っていうところでいくとそれなりに多企業と同じぐらいって考えたときに、
今度は休みとか、割と休日休暇の取りやすさなんですけど。
で、また最近もう一個マーケットを感じるところがあります。
何だろう。ちょっと待ってください。何だろう。
何だと思いますか。
何だろう。
え、何だろう。全然わかんない。
育休とかそっち系ですか。
そこがね、育休とか働きやすさに近いですよね。休みの取りやすさとか。そこは前からですね。
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何ですか。
あのね、やっぱり不思議なんですけど、その会社で働いて成長できるかみたいなところが。
そっち、労働法じゃないじゃないですか。
でも、2,3年前まではとにかく緩い会社がフォーカスされてたんですよ。
楽して。
そう、楽して。
平日は痩せぎるみたいな。
でも、やっぱり今の若い子とかって就寝雇用じゃないってことを理解してきてるので。
はいはいはい。
要はその短期の間に自分のスキルが身につくかっていうことも結構視野に入れてて。
それは中小企業とかに入る皆さん含めみんなその意識が出てきてるなっていう印象ってことですか。
そうですね。
特に若い子はやっぱりそうかなと思ってて。
要は緩いだけじゃまずいんじゃないのみたいなところが出てきて。
へー、そうなんですね。
だからちょっとやっぱり今の20代の前半の子の方がちょっとたくましいみたいなところがありますよ。見て。
生き残るとかそういうことに関してちゃんと考えて向き合ってるんですかね。
あと合わせにもあると。
就寝雇用じゃないしということですね。
だからどっかで仕事変わらなきゃいけないし。
就寝雇用じゃないしはもう分かってんだ。
そうですね。
年金も当てにならないしとか。
はー。話それに沿っていくんですけど。
はい。
私、ゼリシの先生の大久保先生という方の番組やってる中で最近学生の質問が多いんですよ。
あ、そうですか。
で、なんでかというと学生の起業家の質問が多いんですよ。
へー。
だからもう学生が就職しないっていうのも万円以上に増えてる感も感じるんで。
なんかそういうこうサバイバル戦略の中でやってる若手たちがいるっていうのはなんか今の話と相まってなんかすごい感じるなと思ったんで。
うーん。
あの、冗談でした。
いやでもなんか僕らもやっぱり無料相談とか若い子多いし若いお客さんも多いんですけど。
ちょっと感動しますもんね。こんなこと考えてやってるな自分頑張らなきゃみたいな感じに。
相談の時にね。
そうですね。
でででですよね。労働法はなぜ必要なのかという話には戻りますが。
大体話しましたけどどうですか。
そうです。やっぱり会社がマーケットで生き残っていくために最低限やらなきゃいけない法律に変わってしまったっていうのは僕の回答かなと思いました。
あーなるほどね。
なので本当に経営者としてはもう絶対的に守らないとそもそも採用も雇用維持もできない最低限の条件ルールになっていて。
しかもそこをプラスアルファで改善していくぐらいの姿勢を持って考えていかないと同業とかには戦えなくなってくる結果採用もできなくなってくるとかそういうことなんですかね。
そうですね。もっと一つ言うと労働条件の経済競争みたいなのが起きてて。
労働条件の経済競争。
ホワイト化という名の経済競争みたいな。
要はうちはもっと休めるよとかうちはその短い時間で稼げるよっていう競争も実は起きてて。
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労働法で要は究極そこなんだと思いますよね。つまり経済競争のイシューなので。
その観点面白いですね。
なるほどね。労働条件の経済競争ね。
そう言われるとでもホワイト化に進めばいいのかって話もちょっと疑問が浮かぶとこですよね。
先ほどの成長意欲っていうところがホワイトであればいいだけでもないっていうこのホワイト化の定義も変わっていってるのかなとかこのあたりは今後いろいろ教えていただきたい領域ですね。
そうですね。
いかにやっぱりそのマーケットの今のレベル感を知って、そこよりもちょっと上ってところを狙っていくってところが売り上げ上げるのと一緒ぐらい大事になってて。
それをやっていかないといい人材が取れていかないので。
なるほど。
っていうところがやっぱり労働法を本当に自分、経営者が理解をして、そうして真剣に取り組んでいく理由なんじゃないか。
なんか労働法が必要な理由が少し向き合いたくない現実として。
そうですね。やると大変なんでね。
まだ少し受け止めなきゃいけないなというふうに思いましたが。
次回それを踏まえてですね。前回ね、労働時間やったんですけども。
やっぱりまずは結構大事なトピックやっていきたいと思うんですが、いかがですかね。
そうですね。何やりますか。
なんか休日とか。
休日とか。
あとよく聞く就業規則絡み。
はいはい。
どの辺喋りたいですか。
有給とかありますか。
全然飛ばしてきましたね。有給ね。
休日なはいいですかね。
いいです。有給。
本当にこの場で決まるという感じになってますが。
じゃあ次回は有給楽しみにしていただきたいなと思います。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。