第3の賃上げの導入
こんにちは、エンドカフェで久野勝也の「労務の未来」久野先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということでね、今日も行きたいと思いますが、前回はね、社内で東海さんで非常に評判の良い福利厚生サービス、
アンドエルというね、オンライン診療を受け入れる仕組みが福利厚生としてあるよ、というのをご紹介したんですけれども、
人の取れない人が辞めちゃう時代において、いろんな福利厚生のサービスが出てきておりますので、
今日はその中で一つピックアップしていただいたものをご紹介したいと思っております。
はい。今、第3の賃上げっていうのが流行ってまして、
はいはい、その概念ね。
第3の賃上げって何かっていうと、お給料上げても一緒に社会保険の税金が増えるからっていうところで、
でも僕は給料上げるのが一番大事だと思ってるんですけど、
何かしら福利厚生サービスを使って、例えば社得って言われるような、
社宅を会社が借り、住宅手当で例えばお金を払うと、
所得税もかかるし、社会保険料も住民税もかかるから、
会社が借り上げのアパートを借りてみたいな社得とかですね、そういうサービスとか、
あとチケットレストランっていって、社食をフォローするサービスとか、いっぱい今出てるんですよ。
何かランチ代用会社が接班してくれるみたいな、そんな感じですかね。
そうですね。で、最近チャットワークさんが、クベルさんっていう会社なんですけど、チャットワークって。
うんうん。社名変わりましたもんね。
はい。MEVEっていう提案を受けたので、それをちょっとご紹介したいなと思ってるんですけど。
MEVE。
これは前回は入れてましたけど、今回は別に導入してるわけではないんですかね。
導入してるわけではないです。
そういうのがあるらしいと。
トレンドなので、抑えとかないといけないだろうっていうところで。
MEVEサービスの紹介
そういう意味でご紹介したいなと。
ちょっとチャロシ的にですね。
どんなサービスになるんですかね。MEVE。
なんか、はい。チャットワークふくり構成っていう名前で出してるんですけど、
基本的には従業員にクレジットカードを渡して、
そこに、例えば食事のサポート手当とか、学びのサポート手当とか、リモートサポート手当とかっていうので、
メニューも会社側で全部決められるんですけど、
会社が決めたメニューに対して決済をすると、
その分は会社が負担してくれるものと、会社が半分負担してくれるものみたいなものがいろいろ分かれてるって感じです。
ほうほうほうほう。
ちょっと事例を挙げると、
例えば、食事半額補助みたいなのがありまして、
毎月3000円やりますよみたいな感じになるんですね。
3000円をだから、会社が負担しますっていうふうに宣言するわけですよ。
ほうほうほうほう。
そうすると、ここ一とか、一覧とか、はみまとか、提携してるところがいっぱいあるんですけど、
はいはい。吉野家とかそういったタグですね。
そうですね。で、そのカードを使って決済するじゃないですか。
はい。
で、例えば2000円でしたって言ったときに、まあ2000円なんて言わないですけど、
1000円会社が払ってくれて、1000円は給与転引されるみたいな。
実質に1000円が1000円を半額負担してくれてるみたいな感じになると。
ほうほうほう。
じゃあメリット何ですかって言われると、単純に1000円会社が負担してくれたんだけど、
1000円を給与アップさせるとですね、社会保険料15%乗ってくるし、
まあそんな単純じゃないですけど、住民税は10%くらいかかるし、
取得税もかかるし、実質っていうのが、一応そのまあ税法的には、
非課税なの?
非課税になってるっていう形です。
ほう、これ非課税にできるんですね。
これ一応基本的には税法上、ちょっと社会保険はね、本当は、
グレーだ。
グレー、ちょっと一部僕もちょっと、なかなか難しいとこあるなと思いながら、
まあでもなんとなく公には皆さんやってるサービスなので、
税務上も特に半額補助っていうのは問題がないので。
でもよくあるじゃないですか、製造業とかでお弁当買った時に、
すごく安く買えたりするのって、ほぼ会社が負担してるのと一緒なので、
そういったところもありまして、食事を補助してくれたりだとか、
あとプライベート応援みたいな感じで、たぶん年間1万円みたいな感じで、
これもちょっと金額がでかすぎると、所得で認定されやすいんで、
税理士さんと相談した方がいいと思うんですけど、
食事だけじゃないですか、プライベート応援。
プライベート応援手当てみたいな感じで、
これは年間1万円とかで設定するんですよ。
それでそのカードを使ってネットフリックスを…
ネットフリックス?遊びやん。
遊び遊び、でもプライベート応援手当てなんで。
物はいいようだな。
社内コミュニケーションの促進
これは全社員に福利構成で1万円払いますよみたいな規定を作ってですね。
はいはいはい。
そうすると税務上は一応経費として認められるっていう。
どこもあるじゃないですか、なんとなく。
特に大企業でいくとすごいなと思うものがあったと思うんですけど、
中小企業ってああいうのはなかなかないんで。
いや確かにね。
なのでプライベート応援手当てでは、
ジャランで1万円使えたりだとか。
あーなるほど。
ちょっとさっきネットフリックスが入ったからわからなくなりましたね。
そうか、ジャランとか楽天トラベルとか、
一休とか空いた旅行系のものもあれば。
そうですね。
家族でみんなで旅行行って年間1万円ぐらいだったら、
確かに福利構成の範囲ではないって感覚的にはわかると思うんですけど。
はいはい。
昔の大企業の福利構成そのまんまですね。
ゴルフ場とかテーマパークとか温泉施設とかそういう類ですね。
そうですそうです。
1万円ぐらいなので割引に近いよねっていうぐらいの感じの感覚ですね。
これ全額出したらもちろん所得形状で話になると思うんですけど。
全社員に一律配る分にはみたいな形になります。
今こんなのあるんですか。
そうなんですよ。
で、あと面白いのが社内でいろんなルール決めて、
例えば部活の手当とか、
あと社内の活性化手当みたいな感じで、
アプリ内で誰と誰と誰と誰と飲みに行って、
4人で飲んだら5000円補償しますよみたいな福利構成みたいなの作るんですよ。
で、社内のメンバーをここでアサインをして、
このメンバーで5000円カードにチャージしてくださいねみたいな感じで申請して使ったりだとか、
部活10人でやりますねって言って申請したりみたいな感じで、
そうすると社内でいろんな繋がりができたりするんで、
福利構成かける定着かけるコミュニケーション促進みたいな。
社内コミュニケーションの円滑のためであればちょっと応援しますよみたいな。
はい。
いろいろ考えますね。すごいですね。
前回もお話ししました。給料を上げるのが一番大事だと思いますけど。
先ほどおっしゃられた第3の。
賃上げ。
賃上げか。第3の賃上げ。
なんか間接的にやりますね。
そうなんですよね。
でも確かに非課税だったり、社法免除というか控除できるという意味では、
会社メリットもあるっていう切り口でもあるわけですよね。
そうですね。
だからそこはいろいろ。
あと、課税・非課税の区分は結構複雑なので、
そこはゼリーさんと相談しながらになるかなと思ってるんですけど。
これってでもすごいですね。昔であれば先ほどの食事、何レストランでしたっけ?
チケットレストラン。
MEVの実態と企業の選択肢
チケットレストランって結構飲食に特化してるイメージでしたけど、
これ食事のみならず先ほどの学び的なものもあれば、
コミュニケーション、社内関係性のレクリエーション的なものも、
与課としてのエンタメ性のある施設利用とか旅行とかまであって、
相当多岐にわたる感じって。
これ、昔の大企業の福利構成そのものを導入すると逆に言うと
抽象も入れられるに近い感じになるわけですかね。
そうですね。大企業なんかだと健康保険組合が保養所持ってたりとか。
持ってますしね。
結構パワフルなやついっぱいあるじゃないですか。
そうですね。
あとは、もちろんこれ以外にもよくベネフィットワンとかリロクラブとかって
割引系のやつとかもあったりすると思うんですけど、
ああいうの結構大手はやってる可能性があるので、
抽象は今まで多分何もなくてっていうところから、
ちょっと一工夫したいよねって。
とはいえ、なかなか多分使ってくれないから、
結構システムがしっかりしてるなと思ってて。
抽象ならではの仕掛けみたいなのができると面白いなみたいなところは
なんかちょっと感じましたよね。
なるほど。これでもチャットワークさんどこ狙うんですかね。
抽象より大企業なんてありますもんね、これ。
大企業あるって多分おそらくチャットワークのユーザーって
割と抽象企業の経営者に近い層が多いのかなと思うので、
チャットワークの狙いとしてはそういった。
多分そうですよね。そこ狙いなのか。
経営に近い層だと思いますけどね。
なんだ、うちMEV入ってねえのかみたいな会話も行われるのかな。
すごい、授業の広げ方はすごいですよね。
チャットワークの女性菌とかやったりだとか。
はいはい。あとバックヤード系も最近すごいですよね、DX。
そうですよね。
アウトソーシング。
同じような層に。
そうですそうです。だから、おそらく人不足系ですよね。
人不足系ですね、やっぱりね。
人がいないから設備して女性菌取ったりだとか、
人がいないからあとソーシングして、
人がいないからクリコ船に力入れようみたいな。
という文脈においては確かにあらゆるサービスを提供していっておりますね。
これちなみに金額はどんなもんなんですかね。ご存知ですか。
これね、1アカウントがだいたい500円ぐらいっていう感じだったと思います。
安いですね。
そうですね。だからその分でも自分でいろんな設定をしなきゃいけないので、
システム提供料で500円というイメージかなと思って。
そんなもんなんだ。
じゃあ社員50でかける500円ぐらいで一旦導入は月々できるのか。
そうですね。はい。
でもそうですね。利用すればするほど経費は食うんで、そういうサービスではあるわけですよね。
そうなんです。だからすごく上手だなというか、システム提供に結構近い形かなと思います。
ビジネスアイデアの重要性
ビジネスアイデアを売っているという感じに近いなと思いました。
なるほど。
というMEVというようなものも出ておりますよということで、
MEVを入れましょうという推奨会では別にないんですけれどもね。
ないです。ただいろいろ知っておくと選択肢も増えるし、
おそらく人質総務の方も言われるのが、
ちにあげはもちろんやる気ではあるんだけど、それ以外に何かないのかって多分言われてると思うので。
そうでしょうね。
調べて、この間アンドレルさんなんかを僕やってみてるんで、すごくいいなと思いますし、
あと僕らもいろいろ、いろんな社の事務所やっててですね、
意見くださいって言われることが多くて、
すごく非常にいいなというものに関してはご案内できたらいいなと思ってます。
逆にね、リスナーの皆様で使ってたりするツールで、
こんなのサービスいいよみたいなのあったらぜひ教えていただいて、
逆にそれを開放することもあるかもしれませんので、
そういった情報ももしありましたらぜひお待ちしております。
MEVさん使ってる方もいたらね、どんなものなのかぜひそちらも教えていただけると大変嬉しいですね。
はい。
ということで、まあいろいろ手を返しのおかげでサービス出てきますね。
いやーこれからまた増えるんじゃないですかね。
ねー、ということでね、
くの先生相当その辺もアンテナ張っておりますのでね、また紹介していきたいと思いますが、
ぜひ皆様からもご情報お待ちしております。
ということで今日のところ終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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ありがとうございました。