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どうも杉山けいたです。このラジオでは、日々の生活から学んだり考えたりしたことを、誰かのためになるようにシェアしています。
今日のテーマは、うつ病になってからできるようになったたった1つのことというテーマでお送りしたいと思います。
実は、僕2、3年前ぐらいですね、コロナがちょうど来たときに、うつ病になりました。
そのうつ病に関することは置いておいてですね、話は長くなりそうなので一旦置いておくんですけど、
うつ病になってから、できるようになったことというか、できるようになった考え方というかがあるので、それについてお話ししてみたいと思います。
もしかしたらね、この考え方ができれば、他の人の人生もしかしたら豊かになるんじゃないかなと思ってシェアしてみたいと思います。
早速結論なんですけど、何ができるようになったかというと、自分が死ぬ瞬間から今を見るということですね。
自分が死ぬ瞬間から今を見る。
どういうことかというと、例えばよく死ぬ瞬間に人が後悔することとかってよく聞くじゃないですか。
例えば、もっと自分の人生を生きればよかったとか、もっと家族といればよかった、もっと海外に行けばよかった、もっとあれができればよかった、これができればよかったっていう。
何を後悔しているかというと、結局その自分の本当は優先度高かったものを後回しにしてしまったことを後悔しているんだと思うんですよね。
で、僕ができるようになったことは何かっていうと、この自分が死ぬとかっていう視点から何か選択…
今何か選択を迫られた時、Aを選ぶべきかBを選ぶべきかっていう選択肢が目の前に転がった時に、自分が死んだ時、自分が死ぬ直前にどっちを選べばその時の自分は後悔が減るだろうかっていうのを考えるようになったんですよね。
例えばですね、去年の夏ぐらいですね、僕はヨーロッパに1週間研修に行ったんですけど、その研修のお誘いをいただいたのが出発5日前とかだったんですよ。
で、貯金をほぼ全部はたいていったんですけど、当然お誘いいただいた時はすごい行きたいという気持ちは山々だったんですけど、マジか貯金全部なくなるなとか、やっぱ5日後にヨーロッパに行くっていう急展開すぎて頭が追いつかなかったんですよね。
でもその時もなんですけど、じゃあ自分が死ぬとなった時、極端な話、ヨーロッパから帰ってきた次の週に死ぬって考えた時に、ヨーロッパに行ったことを後悔するのか、行かなかったことを後悔するのかってなったらどっちなんだろうって自分に問いを立てたんですよね。
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まあ当然だから僕は、いや行ったほうがいいなってなったんですよね。ちょっと単純すぎるかもしれないんですけど、でも僕はそれで行ったほうがいいなってすごく決断できて、行くって決めれたんですけど、実際に行ったことは全く後悔してないし、むしろ行って得れたものを学べたことがすごい多かったので、全然行ってよかったなってめちゃくちゃ思います。
ただ、僕たまに言われるんですよね。行動力あるねとか、お金の使い方すごいねみたいな。僕自身は全然まだまだだと思ってますし、本当に正しい使い方というか、いい使い方してるのかどうかっていうのは全然僕自身は自信ないんですよね。
本当は無駄にしてるかもしれないし、僕自身もまだ足踏みして全然行動に移せてないなってことなんか山ほどあるので、全然僕はすごいとか全く思ってないんですけど、ただ何かするかしないかとか、えーしたほうがいいのかしないほうがいいのかもそうだし、
したほうがいいのはわかってるけど、なんか先延ばしにしちゃってるなーっていうこととかもちろんあるんですけど、何かそれを早く決断しなきゃいけないと思ったときに一番考えるのが、自分が死ぬ瞬間から今を見るっていうことなんですよね。
その死ぬ瞬間に、死ぬ瞬間の後悔を減らしたいというか、あとはまあ、言い方を変えればどうせ死ぬんだからっていうのもありますね。どうせ死ぬんだから、何かやりたいことやっといた方がいいよねみたいな。
っていうのをすごく考えれるようになったんですよね。
っていうのはまあ僕、うつ病になったときにまあ幸いなことにというか行動には移せなかったんですよ。行動ってなんだっていうと、まあその自殺とかですね。
自分を殺すっていう行動には実際移さなかったし、移せなかったしっていうのだったんですけど、ただ死ぬっていうことはもうほんと毎日考えてて。
死ぬっていうか、死ねたらどれだけ楽なんだろうっていうのはすごい毎日考えてて。
で、まあうつ病になった人は全員そうかわかんないんですけど、今でもたまに考えるんですよね。
なんかあの車が突っ込んできて、もしその楽に死ねたらもう何も人生悩まずに済むのいいなとか考えちゃうんですけど。
でもなんかそれぐらい、それぐらいっていうか、ある意味死を身近に意識したというか、っていうのを経験してから、
すごい自分の死をリアルに感じたんですよね。
いつかは死ぬってみんなわかってると思うんですけど、やっぱなんだろう、あの時は本当体全身で死を感覚してた、イメージしてたというか死の感覚があったので、
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なんかすごいそれがずっと残っていて、であの、まあ何か人生にとって大きな決断になるものだったりだとか、
っていう時はすごい死ぬ瞬間から今を見れるようになったんですよね。
その死ぬ瞬間の自分がなるべく後悔少ないのはどっちなんだろうか。
もちろんそれだけだとかなり大変になることもあると思います。
本当に金なくて、親に頭下げて親にお金借りたりしてたんですけど、
でも本当に多分言ってなかったら多分、言っとけばよかったなと思いながら過ごしてただろうなってすごく思うので、
なんかそういう決断ができた、またできるようになったっていうのは、
うつ病になってよかったというわけじゃないですけど、
ある意味考えられるようにやったのはよかったかなというふうに思います。
なので時間ってほぼ命なので、なるべく早いうちにできることっていうのはできてた方がいいと思うんですよね。
ある意味いき急いじゃうところではあるんですけど、
早く1年でも若いうちにいろんなことしなきゃって思っちゃう部分もあるんですけど、
でもそれも踏まえて、やらないよりやっといた方がいいかって思えるのはすごく自分の中で強さになったかなというふうに思います。
なので別にうつ病になるとかじゃないんですけど、
もしこれを聞いてくださってる方も必ず人生のどこかで大きな決断、
転職とかもそうだし、目の前に急に転がってきたチャンスに飛びつくか飛びつかないかとかもそうだし、
あると思うんですけど、今の視点からそれをした方がいいかしないでいいのかじゃなくて、
自分が死ぬ瞬間の時にそれをしたことをどう捉えるのかっていうのをちょっと考える癖を持っていただけたら、
結構大胆に行動できたりするんじゃないかなという危険極まりないアドバイスでした。
というわけでですね、よかったら参考にしてみてください。責任は問いません。
というわけで今日のテーマは、うつ病になってからできるようになっただった一つのことというテーマでお送りしました。
引き続き僕もですね、いろんなこととか目の前に転がってきたチャンスっていうのは、
常に死ぬ瞬間から今を見返して決断していきたいと思います。
というわけで杉山啓太でした。またねー。