TALENT TALK。才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいく。
この番組では、一人一人に秘められた才能を見つけ、その才能を生かして、自分らしい仕事や人生を作っていくためのヒントを発信していきます。
こんにちは、パーソナリティを務めます株式会社タレント代表のタカチンコと佐野孝史です。
同じくパーソナリティを務めます音声プロデューサーの野村貴文です。
TALENT TALKシーズン2第25回です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回、心理的安全性のお話だったんですよね?
はい、そうですね。心理的安全性、これ僕もできてなかった時代が数年かありまして、
そうですか?
すごい怖がらせたなっていう時代がありました。
あったんですね、そんな時代が。
そうですね、ありましたね。やっぱり会社起業して1,2年ぐらいは分かんなくて、
かつやっぱり責任感と緊張感で、常に結果を出さなきゃいけない思いで、
全部ロジカルシンキングだけでコミュニケーションをとって人へ寄り添うことがなく、
全部リズメしてイライラしている状態みたいな、マネージャーでした、僕が。
なるほど、それは低そうですね、心理的安全性が。
いやもう、だからメンバーは離れてきますよ。
そうですね。いやでも気持ちは分かりますよ、本当に。
私も会社員の頃よりも起業すると責任が増すじゃないですか。
だからやっぱりその時によっては、今自分ピリピリしてるなとかイライラしてるなって感じることはありますね。
やっぱそうですよね。
あんまりそれを人の前で出してもいいことがないというか、ほとんどないから、
できるだけ出さないように努めてはいるんですけど、ふとした瞬間に漏れちゃうなっていうのは思いますね。
いやそうなんですよ。
これって漏れてしまって、結果いいことが起きなかったからやめようって繋がったりするので、
そう怖がらせてしまった人には本当に申し訳ない気持ちですけど、
こうやってPDCAを回して僕らも成長していかなければいかないのかなとは思いますね。
いいことないですよね、こうやっても。
はい、一個もいいことないですね。
一個もいいことないから、だから常に穏やかにいましょうというお話ですね。
そうですね。
では今回のテーマを教えてもらってもいいですか?
本日は、才能理解を深めるための人間の思考パターンということについてお話していきます。
思考パターン?
はい、思考パターンですね。
これ論理的思考とか有名なのだと一番あると思うんですけど、
そういったようにいろんな〇〇思考、〇〇シンキングというものがあると思ってまして、
今日はそれをいくつかご紹介していって、その違いをお話ししていきたいんですけど、
そもそもなんでこのテーマにしたかというと、
僕、才能診断というの昔からいろいろいろな方々にやらせていただいてきたんですけど、
もう人間が考えていることは全員違うし、
思考フレームも違うし、
話している視点や考え方の構造も全然違うんですよね。
で、パターンっていうと結構理解しやすいので、まずはここからでいいかなと思うんですけど、
そのぐらい違うので、
人間は違うんだって前提に立つためにいろんな思考パターンをまずインプットしておくと、
誰と話しても、この人はもしかしたら前提が違うかもしれないって思いながら会話できるんですよね。
面白いですね、面白いですね。
だから例えば、自分がその論理思考、ロジカルシンキングが強い人は、
全然論理が通ってない相手を見ると混乱するわけですよね。
混乱しますし、イライラするかもしれませんよね。
なんでそれとそれが繋がるのみたいな、そういうふうに思うんだけど、
でも実はその人は全然違う思考パターンを持っているかもしれないってことですね。
そうですね、その人はそれで生きて成果を出してきたからその思考を使ってると思うんですよ。
確かに。
だから優れた思考の可能性の方が高いはずなのに、
まるで自分の思考が整備だと思って、自分の思考に引っ張ろうとする人たちがいるんですね。
これは本当にいいのかっていう問いがやっぱりすごいあって、
いいですね。
才能生かす上ではみんなの思考を尊重するっていうことが重要なんじゃないかなと思ってます。
これは面白いですね。
はい。
じゃあちょっと実際に具体的に教えてもらってもいいですか。
はい、わかりました。
一つ目ご紹介したいのが、水平思考、ラテラルシンキングというもので、
どっかのポッドキャストで言ったかもしれないんですけど、
これは僕は初めて別の思考を学んだのがこの水平思考だったんですよ。
なるほど。
ラテラルシンキングかなっていうタイトルの本を読んだときに、
これなんだろうって思ったら、
要はアイデアを出すときに既存の概念とかにとらわれずアイデアを出していきましょうという考え方で、
頭柔らかくしていこうなっていう考え方ですね。
例えばなんですけど問題は、オレンジっていうみかんとかあるじゃないですか、
みかん13個を子供3人に均等に配ってくださいって問題が起きたときに、
ちょっとロジカルシンキングだとして、まずちょっと回答してみてください。
うん、わかりました。じゃあロジカル役でいきますね。
ロジカル役で3人に均等に配らせたらどうしますか?
13個ですよね。だから13割る3をしますよね、まずは。
ロジカルシンキングで言うと。そうすると1個余りますよね。
12じゃないと割り切れないんで1個余って、
その1個をどうするんですかね、均等に割るんだったら、
剥いてみかんを3等分して渡すみたいなそんな感じ?
ああいいですね、ありがとうございます。これが論理的思考ですよね。
論理的思考ですね、はい。
水平思考は子供たちなんでこの問題はね、やだやだって言うわけですよ。
そんなの均等じゃないよみたいな。こっちのみかんの方が大きいみたいなこと言うかもしれないですね。
なるほど、確かに確かに。
どうしようかと。じゃあみんなこれを1回個体じゃなくて、
ジュースにしてあげるよって言ってミキサーにかけて全部。
液体にしたら均等に割れるじゃないですか。
確かに。
ちょっとこれ個体じゃないと嫌だって言う子もいるかもしれないんですけど。
でも均等というルールは守られてて、均等だよねってなるので、これがラテラルシンキングです。
面白いですね。
発想変えて、オレンジというものは変えてない。
じゃあ均等にするには別の方法論があるんじゃないかっていうものですね。
だから水平ですよね。ラテラルって水平思考なんですけど、逆に言うとその垂直の思考は、
じゃあ13という数があるからそれを割ると3余り1でその1をみたいな風にどんどん深掘っていくのが垂直の思考ですよね。
そういうことです。
それが論理の思考で、そうじゃなくて横に広げていく他にアイデアはないかみたいな風に広げていくってことですね。
もうさすが説明はわかりやすいですね。その通りですね。
他にですね、例えば駅の改札とかってあるじゃないですか。ピッてやると金額表示されるものを作りたいって考えた時に、
やっぱ機械の技術が遅れてたらピッてやった時に駅の改札の長さを長くすれば歩くスピードで表示時間を稼ぐことができるっていう方法とかもすぐ思いついたりするんですよ。
なるほど面白いですね。
でもこれってついつい機械の技術を発達させようと考えちゃうじゃないですか。
でも機械を長くするのは予算かからずできそうじゃないですか。
できそう。そこで数秒間稼げれば処理できそうですもんね。
できそうですよねちょっとね。みたいなこれも水平思考の一つでして、本当に本質的な課題を解決するには、それって本当にお金をかけなくてもいいんじゃないかとか、別の方法があるんじゃないかっていうのを結構アイデアを膨らますのが重要で。
ちなみに僕は水平思考結構たけてる方で、例えば物事とかキャンプとか行った時に、○○がない、ライターがないとか何々がないとか出てきた時に、別の方法でこれを具現化できないかって結構考えるのがすごい好きで。
不可能を可能にするのがすごい興奮してしまって水平思考をすごい使うんですね。
なるほどいいですね。
なのでこういう思考性をすごい強い思ってる方は、あまりロジカルよりもアイデアをフラットに考えるみたいなところが好きな人なので、こういう思考性強い人はアイデアを相談するとすごいたくさん出てくると思います。
なるほど。論理的思考の人と、だからあれですね、多分論理的思考が強い人が水平思考の人と当たると、なんか発散してんな話がみたいな風になるのかもしれないですね。
多分なると思いますね。
多分なりますよねきっと。でもそれはきっとその考え方の違いってことですよね。思考パターンの違い。
ああ、思考パターンの違いですね。なので発散タイミングでは結構その人に頼って、収束タイミングでは自分で何とかするっていうのがいいかもしれない。
なるほど。それいいですね。
さっき今結構話題に出てきた論理的思考が2つ目のちょっとご紹介したいものなんですけど、これは細かく定義すると直感的とか感覚的に物事を決めるんじゃなくて、論理で物事をちゃんと構造化して理解する考え方です。
分かりやすいのは結果と根拠、結果と理由とかに対して分けてどのようにして繋がっているのかっていうのを整理していく思考法で、
例えばポッドキャストで再生数が1万再生いきました。この原因はこういうことである。これをもう一回再現性を高くするにはこういう原因から推測してこういう風にしたらいいんじゃないかみたいなところまで持っていくのがロリジカルシンキングですね。
BとかCとかDとかいろんなことに相互に関係性があって、その関係性の例えば溝だったりとか、パイプのところに問題があるんじゃないかみたいなところに着目して、
全体的に物事を俯瞰して考える考え方ですね。
例えば人間関係とかでもよくあると思うのが、なんかAさんが悪いと思いますって言ってBさんが言ってきたとしても、
それってなんかAさんとBさんの真ん中にも構造があるけど問題がありそうだし、もっと言うとなんかもっと組織全体の問題もありそうですよねみたいなことに着目して、
Aさんを咎めないっていう考え方ですね。
はいはいはい。一番なんかその俯瞰で物事を見るみたいな感じなんでしょうかね。
そうですね、俯瞰で物事を見てかつ構造に問題があるんじゃないかって捉えてるので、
常に全部構造の問題でしょって捉えて判断していくと、人間関係が既存しないっていう考え方ですね。
そうですね。だからひょっとしたらなんですけど、今この二人噛み合ってないなっていう人がいたとするじゃないですか、
で、あの片方は多分論理的思考で、で、片方は批判的思考なんですよね。
はい。
あの深ぼろうとする立場と戻そうとする立場がいるとするじゃないですか。
はい。
噛み合いなさそうじゃないですか。
はい。
この二人は思考方式が違うから噛み合ってないんだなっていうところに発想が行くのはシステム思考の人かもしれないですね。
ああ、そうですね。
動きを見てるみたいな感じかもしれないですね。
動きを見てますね。
うん。
めちゃくちゃ冷めてるねとも言われちゃったりするかもしれないですし、
ああ、なるほどなるほど。
超客観的だねって言われたりするかもしれないですけど、
うん。
やっぱそういう人が組織の中に一人いると、すごいなんか、
ああ確かにそこに目を向ければいいかって考えにはよくなったりすると思いますね。
そうですね。
で、最後が直感的思考っていう。
はいはいはい。
僕が大好きな直感的思考ですね。
大好きな、はいはい。
大好きな。あの、結局言語化って限界があると思っていまして、
それっぽく言うことはいからでもできるし、
はい。
言語化すればするほどその人の思考に引き込まれてしまうので、
うん。
直感的思考を忘れちゃったりするんですよね。
はいはい。
でも本能的になんか違和感があるぞって時に、
うん。
直感的思考が優しすぎる人って言語化苦手だったりするので、
そうですね。
もう分かんないんだけど違うんだよって言っても誰も信じてくれないみたいな。
うんうんうん。
でもその人の直感はすごいかもしれないってことも理解するってことが重要ですね。
そうですね。
いやーなんで分かってくれないの、そうでしょみたいな。
はい。
いやいや分かんない分かんないみたいなそういう話ですよね。
そうそうですそうです。で、言語で説明しない限り、
うん。
それは確認が取れないのでできませんって言われるじゃないですか。
そうですね。えてしてそういう人って天才派だとか言われますよね。
アスリートとかそういう身体的なものはすごい分かりやすいんですけど、
ビジネスパーソンでもなんでそんな判断するか分かんないけど大体当たってるみたいな人いますもんね。
うん。いますね。
うん。
逆に当たらなくて不安になっちゃってミスる可能性があるので怖いんですけど、
うんうん。
そこの分野でやっぱすごい経験されてる方だったら、
その直感的思考って究極の経験の集大成なので、
確かに。
たくさん経験した結果これが良くないと思ってるっていう感覚を持ってらっしゃるので、
そこの分野に優れた人であれば直感的に信じてあげるみたいなことはすごい重要なのかなって思いますね。
確かに。
だからあれですよね、なんでそういう結論なのか本人も分かってないんだけど、
でも経験が蓄積してるから分かるみたいな話ですよね。
そうですそうです。
AIとビッグデータっぽいっていうか、
多分あれもデータが多すぎてなんでこの結論なのか誰も分かんないんですけど、
でもそうだ、その答えが出てくるみたいな話なんでしょうね。
そうだと思いますね。
僕も才能に触れすぎて直感的に言語化できないけどこの人の才能はこれだろうなとか、
この人こうなるんじゃないかなとか直感的に考えることが当たるんですよ。
でも上手く説明できないことが多いですね。
そういうことですね。
でもバカ図を踏んでるからそれは分かるってことですね。
バカ図踏んでると分かっちゃいますね。
野村さんも直感的にこの人はポッドキャスト上手くいくなとかちょっと分かっちゃったりしませんか。
そうですね、そこに関しては多分バカ図の問題で分かるかもしれないですね。
そうですよね。
それを多分言語化する力も持ってるので直感思考だけじゃなくて別の考え方でもできるのかなと思うんですけど、
その直感的思考力っていうのもやっぱ人間は優れてる能力の一つなので、
全部言語化が正しいわけじゃないっていうのがこの最後の思考方法でした。
そうですね、いや面白いですね。
一応ですね、5つあって、5つともなんかそれぞれ独立したっていうかベクトルが動き方が違う感じがするんですよね。
そうですね、なんかちょっと図解したいですよね、動き方を。
そうそうそう、縦に行ってる、横に行ってる、戻す、その動きを全体を見てる、
なんかバラバラに点が飛ぶみたいな、そんな感じかもしれないですね。
そうですね、このポッドキャストを図解してくれているニーノ君っていううちのメンバーがいるんですけど、
多分今これを聞きながら興奮してどういうふうに図解にしようかなって悩んでると思います。
いいですね、いい趣味思考をお持ちで。
はい。
まあ今日は紹介しきれなかったんでこのぐらいにするんですけど、
はいはい。
何が伝えたかったかというと、このぐらい人間は複雑だしいろんな人がいるっていうこと。
そうですね。
でそれを生かせも殺せも人それぞれ次第なんで、
理解して寄り添うっていうコミュニケーションが最も重要なのかなとは思いますね。
確かにな。なんか結構自分のこと振り返っちゃいましたね、この5つの中で。
ああ本当ですか。
何なんだろうなみたいな。なんとなく思ったのは、眼大強いのはたぶん論理だと思うんですけど。
はい。
だから批判的思考のしか一番苦手なんですけど、この中だと。
ああ本当ですか。
戻さないでって思っちゃうんですけど。
ああそうなんですね。
うん、でもたぶんその社会人というかこの大人として立ち振る舞う中で、
直感的思考にも理解が深まり、あと知っても思考をするようになってるなっていう感じがしました。
うーん、組織とか運営していくとそうなってきますよね。
そうですね、誰が悪いとかじゃなくて、何かエラーが起きてる理由は構造問題があるんだろうなみたいなところに頭を使うようになりますね。
僕もポケモンの技みたいなイメージで使ってるんですけど、5つの選択肢があって、
今は論理的思考だみたいなポチって押して、論理的思考にパッて切り替えてやって、
これ水平思考だってパッて切り替えてやってみたいなことを結構繰り返してて、
そういうイメージで言ってるとすごい楽しい、大体の物事が解決できるんですごい楽しくて、