TALENT TALK。才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいく。この番組では、一人一人に秘められた才能を見つけ、その才能を生かして、自分らしい仕事や人生を作っていくためのヒントを発信していきます。
こんにちは、パーソナリティを務めます株式会社タレント代表のタカチンこと佐野隆です。
野村 同じくパーソナリティを務めます音声プロデューサーの野村隆文です。
タレントークシーズン2第22回です。よろしくお願いします。
前回のテーマは、才能が活かされる傾聴というテーマでしたね。
人の話を聞くということなんですけど、人の話を聞いているとついついやってしまう、よくない事例っていうのがいっぱいありまして、それについてですね、非常に実践的に語っていただきましたね。
結構チェックポイントが面白かったんじゃないかなと思うので、そこの自分やっているかもなーみたいなところに気づいていただきながら、検証していただくといいのかなと思います。
そうですね。私の癖は、つい何か頭に浮かんだ結論めいたことを言ってしまうと。
もうみんな絶対一個ぐらいは、あ、やってるってあるかないか。
そうでしょうね、きっと。
では、今日のテーマを教えてもらってもいいですか?
今日のテーマは、才能が活かされる承認の仕方についてお話をしていきたいと思います。
承認ですね。はいはいはい。
承認って、意外とこう承認されるって言葉で簡単に解釈されることが多いんですけど、
実は承認にもいろんな種類がありまして、その承認というものの解像度が高くなっていくと、相手が承認されたなって感じられるようになったりするので、
才能を活かすっていう意味では、やっぱり承認されるってすごい重要なんですよね。
なのでそういったものを今日は少しヒントになればと思って発信させていただきます。
はい。
野村さん、承認って言うと〇〇承認とかいろいろありますけど、野村さんにとっての承認ってどんなイメージですか?
何でしょうね。前回の慶長の話からいくと、その文脈で話をすると、相手が何かこうメッセージを発するわけじゃないですか。
何に困ってるでもいいし、こんなことやりたいでもいいし、何でもいいんですけど、それを一旦受け止めて、全部なんていうか、じゃあやりましょうっていうわけじゃないんだけど、
あ、そうなんですね、こういうこと考えていたんですねっていうふうに理解しましたっていうふうに正確に受け止めるみたいな。
で、やっぱそういうふうに考えるっていうのもすごい自然なことだと思いますよっていうふうに、
いやあなたは別に間違ったこと言ってるわけじゃないんですよっていうことを、そういうメッセージを返すっていうような意味かなと思いました。
なんか同調とちょっと違うような感じがしていて、
分かる分かる私もそう思うんですよって言うとなんかちょっと同調っぽく聞こえるんですけど、
あなたがそう思うことは全然自然なことですっていうようなことまでメッセージとして発するっていうのが、なんか私の中での承認っていうイメージですかね。
あの実務の現場ではよくそういうコミュニケーションを取るなっていうふうになんか思いました。
確かに。ありがとうございます。なんか今日ご紹介したい中の一つかなっていうふうに思うんですけど、
これとある方がちょっと承認っていうのを4つの軸でまとめてくださっていて、で一つ目がですね、存在承認って言われるものですね。
存在承認。
もう相手がそもそもいるだけでありがたい。このコミュニティにいてくれるだけで本当にありがたいよとか、
もうこの職場に来てくれてるだけでありがたいよっていう存在承認ですね。
無償の愛を受けるとかって結構存在承認に近いのかなと思ってて、生まれてきてくれて本当にありがとねっていうのが一つ目。
さっき野村さんがおっしゃってたのが行動承認に近いのかなと思ってるんですけど、相手が望ましい行動をとってくれたりとか、
そういう思考とかそういう行動をとってくれることって本当に素敵だよね、いいよねっていうような形に対して、
それに対してちゃんと承認してあげる。あとそれってすごいいいよねって伝えてあげることがやっぱり承認のきっかけになりますね。
3つ目が成果承認と言われるもので、仕事上においてはすごい成果出してくれたり達成してくれたら、
めちゃくちゃいいね、すごいよく達成できたねとか、成果出て本当に助かったよみたいなことの成果承認ですね。
そうですね、結果に対して褒めるってやつですね、これは。
そうです。4つ目が成長承認ですね。これは結果が出てる出てない関係なく、成長してたりとか変化してたりとか、
挑戦したりとかに対してちゃんと褒めるっていうことですね。
全部行動承認っぽい、行動承認っぽいんですけど、細かく分解すると成果承認と成長承認があるよって感じになりますね。
そうですね、存在承認、行動承認、成果承認、成長承認の4つにまず分かれるわけですね。
結構仕事場では行動承認、成果承認、成長承認ってやる人はやると思うんですけど、特に成果承認は簡単にやるじゃないですか。
ですね、私も思いました、それは。
成長承認は意外とやらなかったりするんですけど、やってる人もいれますと。ただ存在承認は結構できてない人が多いんじゃないかなと思って。
そうですね。何でしょうね、職場だとこの存在承認ってなかなか大変というかできてない人は多そうですね、私も含めてなんですけど。
感謝がベースじゃないとできないですからね。
はいはいはい。
だからそのできてない方に責任があるわけじゃなくて、存在承認されるぐらい、やっぱりそのちゃんとその人と向き合ってる人じゃないとこれはさえずらいっていうのは正直あると思うんですけど、
でもなんかまずは自分から行動を変えてみようか、相手を変えるきっかけになるって言われてたりするので、まず自分から存在承認をしてみるっていう努力をすることは少し重要かもしれないですね。
そうですね、確かに。職場だとどうしても成果を出してよっていうところってあるじゃないですか。
はい。
だからその成果に対して承認するっていうのはみんな多分自然とやってると思うんですよ。
はい。
まあさすがにその成果を出した時も、いやまあそれくらい当たり前だよねみたいなそのハードコアな職場もあるのかもしれないんですけど、
はい。
まあそれはちょっとさすがに例外な感じがして、成果を出した時には、いやあ助かったとか、いや良かったねっていうことを言うと思うんだけど、
なんかあなたが言ってくれてありがとうっていうのはなんかちょっとその職場だと気恥ずかしいというか、なかなか言いづらい感じはありますよね。
まあ実際恥ずかしいですよね。
うん。
言いたいけど言えない人は多そうですよね。
はい、そうですね。
で、今日はですねこの存在承認がやっぱ難しいので、
はい。
その存在承認のやり方をちょっとご紹介していきたいなと思ってて、
おお、いいですね、はい。
まあ存在承認、そもそもマインドが重要なんですけど、
うんうんうん。
で、テクニカルをやればうまくいくわけではないんですけど、
はい。
まず存在承認ができてる人っていうのはこういうことができてるよっていうことになりますね。
うんうんうん。
ちょっと野村さんと後でデモンストレーション一緒にできたらなと思って。
ははは、わかりました。
はい。
いいですね。
はい。で、一つ目が眼差しですね。
うんうん。
はい、あの目が合ってる状態を目指すっていう。
あのズーム越しだと目が合わないことって結構あるじゃないですか。
はい、あります。
で、例えば画面を2つ持ってる人って、右見て画面見てないみたいな。
右の画面見てたら野村さんが見えてて、
そうですね。
実際に野村さんから見たら僕の横顔しか見えてないみたいな。
うんうんうん。
これ、眼差しが合ってない状態ですね。
そうですね。
はい。なので、なんかテクニカルですけど、
ズームとかを使われている場合は、画面をなるべくカメラの上の方に近づけて、
僕だと結構ですね、横細長にして、上にグイって上げるんですね。
あー、だからえっと、PCの画面の上の方に、
ズームの相手の顔を持ってくるってことですね。
そうですそうです。
はいはいはいはい、あ、わかるな。
これ今、ズーム収録させてもらってるんですけど、
今これで喋ってると野村さんの顔、目に合ってる感じ。
はい。
すいませんね、聞いてる方がこれこれとかやってもよくわかんないかもしれないですけど、
今僕は上部の方にズームを置いて喋ってて、
まなざしがきっと合ってる状態だと思います。
うんうん。
こういう風にですね、オンラインだったら工夫することがすごい重要で、
次にうなずきですね。
うなずき、はい。
とにかく首とかをかしげながら、そうなんだそうなんだっていううなずきですね。
回数とかスピードとかが程よくするっていうことですよ。
逆効果なのが、
はい。
首振りまくって聞いてないでしょって。
そうですね。
落ち着きがない感じもしますからね、それあると。
喋りづらいですよね。
喋りづらい。
そうですね。
はい。
で、次に声が発する合図値ですね。
はいはいはい。
うーんとか、あ、はいはいはいはいとか、そうなんですねっていうやつですね。
うん。
で、4つ目が、これは全部やらなくていいんですけど、オウム返しですね。
はい。
自分の解釈を加えずに、相手が言ってくれたワードに注目するやつ。
うん。
で、例えば証人の話をしていたら野村さんが、
はい。
証人なんですね、みたいな感じで。
こう、復唱するっていう。
そうですね。
おそらく、今この時点で、あのタレントークを巻き戻していただくと、
結構随所にこのテクニックは使われてるってことに気づかれるんじゃないかと思いますけど。
野村さんめちゃくちゃ使ってますよね、オウム返し。
そうですね。
多分この4つは、すごい使ってると思いますね。
特に合図値とオウム返し。
はい。
まあ合図値とオウム返しだけは音声に乗るんですけど、結構使ってる気がしますね。
そうですよね。
はい。
まなざしとうなずきがあるから話しやすいっていうまず土台があって、
で、合図値とオウム返しされるからどんどんこっちが乗ってくるんですよね。
うん。
だと思っていて、ちょっとここでデモンストレーションできたらなと思ってまして。
はい。
ちょっとなんか、まなざし、うなずき、合図値、オウム返しだけで会話をしてみようっていうのをちょっとしたくて。
いいですね、やりましょうか。
はい。
はい。
なので、ちょっとあのまなざしとうなずきは見れないかもしれないんですけど、合図値とオウム返しは観測できるんじゃないかなと思ってまして。
じゃあ、どっちがどっちをしましょうか。
相談するっていう方にしますか。
あ、わかりました。
なんか最近私、あの体力的な辛さを感じることが結構あって。
あ、体力的な辛さ感じるんですね。
そうなんですよ。
例えばなんですけど、
はい。
まあこう、何個か番組をこうやらせていただいてるじゃないですか。
はい。
で、やらせていただいてるときに、あの収録が重なるときってあるんですよ。
あ、結構重なるんですね。
そうなんですよ。
はい。
重なるときっていうのが、例えば午前中に4本収録して、で、2本ぐらい別の番組をGo!から収録した後に、また4本撮りみたいな。
4本撮り。
ことがあって。
すごいですね。
あの1日にもう9本とか10本とか撮るときもあるんですよ。
はい。
で、これってなんかその、私として喋るネタがなくなってるってことは全然ないんですけど、先に体力と生態が限界を迎えるんですね。
体力と生態結構限界を迎えますよね。
迎えるんですよ。
はい。
で、例えばなんかその喉がかすれてくるとか、あと、ロレーツが回らなくなってくるとか、あのそういうことがあったりして。
はい。
で、まあただ、まあ何でしょうね、こういろいろとお話しいただけるのはありがたいんで、
はい。
あの体力の限り喋り続けたいなとは思ってるんですけど、
はい。
時折、やっぱりこう脳みそとやる気よりも体力が先にこう限界を迎えるってことが最近悩みですね。
ああ、確かに悩みますよね。
はい、という感じでですね。
そうですね。
あのすごいわざとらしい大むがえしくだったかもしれないんですけど。
でもこれ、皆さん気づかれたんじゃないですかね。
うん。
あの、結構タカチンさんが相槌と大むがえしをしてくださいまして、であと、まあこれはその音声には載ってないですけど、眼差しとうなずきも結構ね、よくしてくださったんですよね。
あ、そうですね。
で、そうすると私もすごい悩みが喋りやすかったですね。
特に注目してるのはその、悩んでるだろうなとか、感情がすごい出てくるだろうなっていうワードを選びながら大むがえしをしていまして、
そういうところを着目しながら繰り返してあげると、あ、めちゃくちゃ共感してくれてるっていうふうに思う、っていうふうにやっぱ感じられるので。
そうですね。
まあでもこれは最後テクニカルにやるのではなくて、本当に共感して大むがえしするっていうのがめちゃくちゃ重要で、
打算大むがえしをすると逆効果になることもあるので、お気を付けくださいっていうのがありまして。
これはね本当にあの声を大にして言いたいんですけど、大むがえしが多分たかちんさんは私もできるんですよ。
はい。
だからテクニックとして使ってきている人がいたらわかるんですよね。
わかりますね。
はい。でも本心で大むがえししてくれてる人はそれはそれでわかるんですよね。
わかりますね。
だからここはねもう本当にこう誠実になるっていうのがあの全ての答えかなって思います。
まあ間違いないですね。できない人はまずテクニック的にやってみるところからスタートして、
染み付いてくると共感しながら大むがえしを自然とやっているという状態ができてくると思うんで、
なんか意図的にやってる段階が結構ちょっとウサンクサさじゃないですけど、なんか出てきますよね。
出てきます。テクニック使ってんなっていうのが出てきますね。
なのでちょっと過度なやりすぎはご注意くださいってところですかね。