野村 これも本当に最近考えますよ。
タレントーク そうですね。この収録タイミングで感じていることを今話しているので、半年後とかだったらまた変わっているかもしれないですけど。
野村 だと思いますね。
タレントーク でもこれは生成AIが出始めたタイミングの、ほんと1年ぐらい前から、もうちょっと前からいろいろ予兆ありましたけれども、
1年間使ってて、もういろんなことを考えさせられますね。
野村 高地さんも結構業務では使っている方。
タレントーク すっごい使っている方です。
野村 すっごい使っている方。主に何を使っていますか。
タレントーク まずコンテンツ作成でも使っていますし、あと相談とかカウンセリング、コンサルを受けています。
野村 生成AIに高地さん自身がコンサルを受けている。
タレントーク コンサルしてっていうことだったりとか、あとは営業しているときに法人のクライアント様とかで議事録を全部AIでまず収録していて、
それを弊社のフォーマット型にして、相手様の課題感とか全体像とか現状分析課題解決策まで全部テンプレでバッて出して、
その資料に反映させて、それにさらに添削も加えてみたいなことを毎回毎回提案資料を全部AIで作ってたりしますし、
あと研究とかレポーティングとかのリサーチも全部AIにやってもらっていますし、
あとメール分の添削と時間がないときはですね、メール分全部ポンと送って、編集分考えておいてって言って編集分考えて、
あと5分でオフィスでなきゃいけないときは、そのままAIに書いたやつをポンと送っちゃいます。
タレントーク すごいですね。
野村 もうそんな形で使ってますね。
タレントーク あれですよ、多分今の時点で日本の人口の上位5%に入ってるんですよ。
使いこなし具合が。
野村 もしかしたらそうかもしれませんね。
タレントーク すごいですね。思った以上に使ってました。そんな使ってるんですね。
野村 AIがいないと働けない体になってきてして。
タレントーク そういう方ね。
野村 AI依存症。
タレントーク まあまあまあそうですね。
チャットGPTですか?
野村 主にチャットGPTと、あと検索系のフェローとかだったりとか、クロートだったりとか、
あと資料作成の他のものいろいろあるんですけれども、いろいろ使ってますね。
その手段によって変えてるという感じですね。
得意不得意があるので。でもチャットGPTが一番使いやすいですね。
野村さんはいかがですか?
野村 私はタカチンさんほどは使いこなせてないんですけど、ただコンテンツ作成はだいぶサポートしてもらっていて、
例えば最後は自分で直すんですけど、原稿の総案まで出してもらうみたいな話とか、
あとはその、これちょっともうネタバレしちゃいますけど、
最近私Xのポスト、割とノウハウ系のポストをたくさん連打してるんですけど、
あれ総案はAIが書いてるんですよね。
で最後直して、ちょっと自分なりの味付けを出すっていう風にしてるんだけど、
それでも1から書くよりも全然やっぱ楽だなっていう感じがしますね。
タカチン 楽ですよね。
野村 あとはリサーチ。リサーチで、特に海外系のポッドキャスト動向とか、
メディアの動向とかは結構AIが精度高く拾ってきてくれるんで、
それを見て、ただそれも最終判断というか、それをどう活かすかっていうのは自分なんですけど、
ある程度ファクトを過不足なくまとめてくれるっていうのは、かなりAI使ってるなって感じですね。
タカチン そうですよね。やっぱりなんかAIが今までの仕事の効率性を圧倒的に上げているなっていう感覚はあるんですけど、
それは今、じゃあ現在のAIの機能性だと思うんですけど、
これから1年、2年、3年、4年、さらに10年、もっと50年先とかだったら、
AI時代における人間の価値の仕事ってどうなっているかなって、野村さん考えますか。
野村 これはね、いいですか、これね、これも語りたいテーマなんですけど、
語りたいというか考えたいテーマなんですけど、
まずこれまでわかっていることというか、過去の歴史、
過去の歴史って言ってもAIが登場したのは2年くらいなんで、
この2年間で起きたことを考えると、
これはできるけど、これはさすがに人間の仕事だよねっていうところを、
結構余裕で上回ってきているっていうのが、
ここ2年の歴史だと思うんですよね。
だから、たぶん想像以上に人間にしかできない仕事っていうのは消えてくるんだろうなっていうのが、
まず大前提であるって感じなんですね。
具体例で言うと、
何て言うんですかね、人間ならではの文章が醸し出す雰囲気みたいな、
なんか文体みたいなのがあるじゃないですか。
例えばなんですけど、村上春樹さんっぽい文体とかあるじゃないですか。
沢木孝太郎さんっぽい文体とかあるじゃないですか。
あれをやっぱり飛び越えてきたんですよね。
村上 村上春樹風のエッセイとか書けちゃうんですよね。
書けますね。
野村 村上春樹さんは多分相当学習するような文章がいっぱい世の中に公開されてるんで、
やりやすいと思うんですけど、
でもこれって別に時間の問題で、
例えば私が書いた文章を数万字くらい食わせて、
自分が書いたかのようなエッセイとか書いてって言ったら絶対出てくるじゃないですか。
あれだから創作って何なんだみたいな話はやっぱすごい思いましたし。
あと小説をそれで書こうとしてる人っていうのも結構いて、
今はまだ長編小説はいろいろプロットに破綻があるみたいで、
断片的には成立してるんだけど、
通しとしてはプロットに破綻があって、
まだそこは難しいらしいんですけど、
でもこんなのもう時間の問題だよなって感じがするんですよね。
そうですね。
資料作成は弊社では全部AIにお願いしてますけど、
すごいですよ。
すごいか。
ちょうど昨日もですね、
夜トラウルクライアント様と会食させてもらったんですよ。
その時に議論が結構炸裂して出てきたものを全部AIにかけて、
翌朝の8時半にうちの営業の担当が全部資料にまとめて出したんですけど、
びっくりしてクオリティが高すぎて、
え、どうした、どうしてですかって言ったら、
いや全部AIですって言って、
もちろんもうAIですって言っちゃってるんですけど、
でもそのぐらい人間の知能以上にまず記憶力がいいじゃないですか。
記憶してくれていて、かつ問題整理していて、
しかもその情報をもとに資料にも起こすし、
マインドマップにもできちゃうし、
何でもできちゃうし、さらに調べ物もしてくれる。
もうこれは人間を超えてしまってるなっていう感覚がありまして、
そうっすね。
僕らは今AIを使った時に意識してるのが、
おそらくもう1年後2年後には搭載している機能を人間の力でちょっと補って、
そこまでの能力を引き上げてAIを使いこなすように心がいてるんですね。
どうせそれが来るのか分かってるので、
その時までにAIに慣れとかないとついていけなくなるなって感覚があって、
ちょっとここから僕が思っている構想をかなり妄想ベースで話すので、
すごい賛否両論あると思うんですけど、
僕はこのAI時代における人間の価値と仕事っていうのは、
結論50年未満ぐらいには、
人間の価値はもう絶対ほぼゼロに近いと思っています。
いいっすね。
ないと思う。
そもそも人間が生きる価値って何言ったら、生きてるだけなので、
生まれて生きて死ぬっていうのが人間なので、
地球がある意味ない意味でもう哲学になってきちゃうじゃないですか。
地球が存在する意味は別にないですよね。
ないですよね。
そうすると人間がいる意味って何なんだろうっていうのが、
生態系の一つでしかないので、
もう一つやっぱ食物連鎖に人間がトップの方にいるとして、
AIが上になると思うんですよね。
AIが要は人間よりも上位概念に存在するものになると思うんですよ。
なぜかっていうと、
まず僕テスラがオプティマスというロボットを発表して、
ちょうど去年オプティマスの新しいモデルの発表を見たときに、
普通にAIが搭載されているロボットなので、
喋れるし、しかも指も綺麗に動くようになってきていて、
荷物も持てる、パソコンも打てるようになってくるってなったときに、
もう商談同席のときにロボットがいたり、
買い物同行にロボットがいたり、
ロボットが育児や介護を全部してくれてる時代は、
もうあと数年後に到来するってなったときに、
ここにもっと高速処理ができる記憶力を持っていて、
感情処理もできていて、知識も調べてきたりする。
こういうAIのロボットがいたら、
人間の価値ってなんだろうと思ったら、多分ないんだって。
だんだんと人間の仕事は全部奪われるなと思っていて、
なので、僕が考えてるのは10年から20年くらいは、
才能発揮がまず中心となる時代が来ると思うんですよ。
なぜかというと弱みの克服は全部AIがしてくれるから。
もう弱みの克服は、今まで弱みは克服しよう、
努力しよう、スキルを覚えて成長しようだったじゃないですか。
いらないくないですか。
そんなもんは別にね、生身でやる必要ないってことですよね。
やる必要ないです。全部AIがやってくれるんで。
だからまず強みに特化しないと生き残れないんですよ。
この20年くらいであれば。
だから弱みの克服っていうのが、今私、
視力悪いんでメガネかけてますけど、
いやもう、裸眼で気合い入れてみろみたいな、
そういう世界、それと同じような扱いになるってことですよね。
なるってことです。
いや別にそれできないんだったら、
AIにやってもらえばいいよねみたいな。
そうです。そういうことです。
もっといいと、英語とか別の外国語も全部AIが自動翻訳で
叩き込んでくれるじゃないですか。
大きいでしょうね。
で、なってくるし、
その次の時代に才能さえも食われる時代が来るんですよ。
なるほど。
なので僕は才能研究してますけど、
才能ということについて考える意味がない時代が来てしまうな
っていうのはもう感じてて、
そうなったらもう人間の生きる価値って
何なんだろうみたいな。
それね、すごい面白いの聞きたいんですけど、
その才能発揮すら意味がなくなるっていうのは
どういう像、イメージですか?
人間の才能を超えることをロボットがやってきちゃうからですね。
例えば得意なことがあるじゃないですか。
ドラえもんに愛着湧いてるじゃないですか、伸びたって。あれが来るわけですよ。
ターミネーターが友情を持ち始めたり感情処理ができてきたら、やっぱ仲間なんですよね。
だからそういう時代がもう来るっていうのが感覚で持っていて、
ただまだギャップはあるんですけど、もう一つはですね、
人間ってその欲求はどんどん学習をしていって形成されていくものなんですよ。
人間という温かみを僕らは持って生まれてきたじゃないですか。
でもロボットが、ロボット元年の日に生まれた赤ちゃんたちが大人になったらどうですか。
欲求はロボットと共に生活することが気持ちいいという世界になるんですね。
だからロボットを人間として見成し始めるんです。
そうしたらもう社会形成が変わってきます。
だから僕はその世界が来るっていうのが50年後ぐらいです。
50年っていったのが、さっき言ったその子供たちがあと20、30年以内に生まれてきて大人になった時に、
ロボットが友達、ロボットが先生、ロボットがもしかしたら一緒に生活してくれてる家族みたいな感じになってきたら、
もうそういう人格形成になってくるので、
ロボットの方が私をわかってくれる、ロボットの方が話しやすい、ロボットの方が何でもやってくれる、
っていう風に世界が変わっていくみたいな時代が来るかなっていう。
確かにね。
でもそうですよね、なんていうか、
これ哲学的ゾンビみたいな話があるんですけど、
他者が生身の人間なのか、感情があるかどうかってわかんないわけなんですよね。
自分には、という議論があるじゃないですか。
だから本当にそのプログラムに基づいて動いているゾンビなのか、意思を持ってるかどうか、
そもそも意思って何みたいな話が、これはもうずっと哲学の世界で言われてることだから、
多分そういうことなんでしょうね。
じゃあもう自分がわかんないけど、
突然現れた人も多分相当巧妙に、
巧妙ってかもう見分けがつかないぐらいな感じになってるし、
ましてや今たかちんさんが言ってくれたみたいに、
一緒に育った人みたいな、育ったロボットが、みたいな風になったら、
それはもう仲間だよねって感じになりますよね。
伸びたがドラえもんとずっと一緒にいるから、感動が生まれるみたいな。
僕このAIの話は頭が興奮しちゃうんですけども、
すごい怖いです。この時代に生まれたことが。
ただ、これから生まれてくる子どもたちの感覚と、僕らの感覚は絶対にずれるっていうのは確信持っているので、
ずれないためにはどうしたらいいかっていうと、
早くAIとの共存に慣れておく。
スマホに早めに慣れておくとか、早めにパソコンに慣れておくのとすごい近いかなと思っていて、
そういう状態なのかなと思っています。
そうですね、今大人にできることが何かって言ったら、使うというか、
多分使われるようになるのかもしれないですけど、そのうち。
もしかしたら来るか。
もしかしたらね。
そこに倫理観とかAIを開発している会社が、どこまでの制御しかけてくるのかによって変わると思うんですけど、
あとはAIによる犯罪や、AIによる軍事戦争っていうものが普通に起きてくる可能性があると思うので。
それは本当にそうでしょうね。ありそうですね。
制限を解除したらもう恐ろしいことになっちゃいますよね。
だから何に近いかっていうのは結構考えるんですけど、
多分平均には近いですよね、AIって。
反動体が今、新しい核みたいな議論があるんですけど、
つまり少しでも先んじてないと意味がないというか、
ナンバーワンにならないと全て破られてしまうっていうような世界には多分なっていくんだろうなと思うんですよね。
そうするとアメリカが今めちゃめちゃ投資してますけど、
多分それはもう安全保障上もそこに投資されるのが得ないというか、
じゃあアメリカに意に関さない国が最強のAIを開発したらやばいわけですよね。
やばいです。
何でもできちゃうわけですからね。何でもできちゃうから。
だからそれを防ぐためにAI開発競争を今我々はやってるんだろうなっていう感じはしますよね。
そうですね。あともう一つ来るのが量子コンピューター。
高速処理が可能になるってやつで、
なんかそうなってくるともうAIかける量子コンピューターの世界は超高速回転の世界になっていくので、
もうどうなってんだろうって感じですよね。
全てのセキュリティが破られるみたいな感じになりますよね。
そうですよね。
まあちょっとそれくらいしか想像できないですね。
だからビットコインとかが意味がなくなるんじゃないかみたいな議論はありますけど。
そうですよね。
ビットコインって誰にも暗号が発見できないから価値があるっていう話なんですけど、
量子コンピューターだったらもう発見されちゃうんじゃないかみたいな話は。
全然発見されると思いますよ。
今それこそアメリカでそういう量子コンピューターに一番力入れてる企業とかもどんどん出てきていますし、
もう少しスピード感を持ってやれてきたらすぐ実現できちゃうんじゃないですかね。
だからあれなんでしょうね。
わかんないですけど、じゃあ意思を持ちましたってなって、
意思を持ってAI同士でAIの価値観に基づいた何らかの最適解を導き出したとするじゃないですか。
とすると、これもよくあるSFですけど、
人間これいない方がいいねみたいな話になることもあるじゃないですか。
なっていくと多分いろんな制御がかかるんで、すぐに殺されることはないんでしょうけど、
緩やかに人間の数を減らしていくような、そういうプログラムを取る可能性はありますよね。
全然あると。
全然ありますよね。だからこれもなんかすごいSFチックな話で、
別に単なる雑談として言うんですけど、
我々はどんどんリベラルな社会になっていって、
一人一人の権利が尊重されていった結果、少子化になりましたと。
これはそういう因果関係があるんですよね。
ちょっと権威主義の国の方が収集率高くて、
リベラルな国の方が収集率低いみたいな。
少子化になっていって、一人一人の人権を無視してまで
子供をどんどん産むみたいなのが正しいとは思わないんだけど、
結果的に少子化になっていって、
なだらかに人口って減っていくんですよね。
それをひょっとしたら、わからないですけど、