こじらせ。
平成。
やわ。
忘れんなよ。
こじらせた大好きを胸に秘め
みなさんこんばんやわ。
こんばんやわ。
こじやわのくだと。
佐々木です。
この番組はいろいろとこじらせているめんどくさめの我々二人が生まれ育った時代である平成のサブカルチャーについて、お互いの好きなものを押し付け合い、独自の視点で語り合っていくラジオ番組です。
はい。短歌ね。
そう。今回は短歌を。
短歌かー。
少々おもってます。
国語で苦手だったなー。
短歌知ってます?なんか短歌。
短歌?
待って、まず短歌の定義をさ、ちょっと思い出そう。
短歌って。
あれ、57577は。
うん。
それはさ、
あのー、俳句と仙流で、
うん。
記号があるのが俳句。
はいはいはい。
なくてもいいのが仙流。
短歌って、あれ?
短歌って、まずそっからだな。
あーそっからか。さすがにそっからか。
えーっとね。
忘れちゃったな。
記号いらないっすね、短歌は。
はいはいはい。
57577っす。
じゃ、え、仙流との違いは?
仙流との違いか。ちょっと、確かに。なんだろうな。
おいー、一緒じゃーん。
短歌。
一緒じゃーん。俺も調べよう。
すごい。全国の小学生からバカにされる。
なんかあれかな?
何?
短歌の中の仙流とか、そういう方言関係なのかな?
あーいや、なんかね、今違いで調べたけど、
仙流の内容は結構、人間社会を風刺的に捉えた表現が多いらしいよ。
あ、え、内容の違いなの?
うん。
短歌は、なんか、もうちょっと情感とかその、なんか、感情とか情緒とかに寄っているという。
こんなの教えてもらったっけ?
教えてもらったっけ?
聞いた覚えない。
聞いた覚えない。
俺も聞いた覚えない。
へー。
らしいですよ。
あー、勉強になったわ。
なるほどね。俺も勉強になったわ。
というわけでね、短歌なんですけども。
はい。
そう、なんでこのタイミングで短歌をちょっと紹介しようかなと。
うん。どっちだったんだろう。
というと、前回ね、俺あのハヌマンっていうバンドの。
はいはいはい。
結構紹介したじゃん。
知ってたね。
で、まあこう、ぶっちゃけと津田君が最初あんまピンときてなかったというか。
まあでもね、終盤はもう僕の人の心が爆発して。
そうそうそう。
ね、もうね。
人の心が爆発ってなんだよ。
人の心ボーンってなって。
そうそうそう。
もうね、短い歌詞からもうこう、空想をゆっくり広げて。
うん。
いろんなところに考えを伸ばし、解釈をしたね。
すごい自分を上げるじゃん。
いやでもほんとにそうだよ、なんか。
最初はやっぱり人の心ねえなって思ったんだけどさ。
なんか結局話してくる中でさ、
まあ俺も結構津田君に伝えようと一生懸命説明したりしたし、
津田君はやっぱり津田君なりにこう、津田君の解釈でさ、
どっかいっしょそういうかなんか、あ、そういう解釈もあるんだみたいな。
結構。
腕ですよ僕の。
うるせえ。
腕ですよ。
褒めると初心になるからこいつ褒めたくないんだよなあんまり。
まあまあみたいな感じになったじゃないですか。
褒めて伸ばしたり。
いやだからそのなんか、結構そのなんか感じ、結構面白いフォーマットだなと思って。
確かにね。
そうそうだからその、単価ね津田君に伝わらないとだなと思って、今まで避けてたんだけど。
伝わる伝わる。
結構やってみてもいいかと思ったんで。
僕の評価があった。
あ、こういうタイプの人の心もあるんだって。
使い分けられますから。いろいろ取り揃えております。いろんな人の心をね、取り揃えておりますよ。
まあというわけでちょっと単価をね持ってきましたと。
いいじゃないですか。新鮮。
で単価の中でも佐々井博之さんという方なんですけど。
すいません存じ上げないですね。
いやもう本当にこれ僕世界で一番好きですねマジで。
へえ。
僕はつーか多分ねこの人がめちゃくちゃ好きって人多分かなりいる。
うーん。
もうほんとね超天才なんかの。
そうなんだ。
まあ過人というか。
まあその単価における天才ってどういう感じなんだろうって分かんないしね。ぜひぜひ聞きたいところですね。
まあ今回その彼の作品をまあ紹介しつつ。
うん。
須田くんの人の心も試しつつ。
あははは。
まああと単価ってまずそもそもそどう読解したらいいのかみたいなのも多分。
ほんと。
分かんない人多いと思うのよ。
分かんない。国語で何も書けんかった俺。
うん。いやそう国語でね何か扱うのはちょっと多分違うんだよな。そもそも読み方が。
うん。
国語で単価扱っちゃいけないと思うもん俺。
ほうほうほうほう。
まあまあまあそれはちょっと置いといて。
うん。
まあなんかそういうちょっとその辺の資度か単価みたいなのをどうやって読むはいいのかみたいな話ができたらなと思いますと。
うん。はいはいはいはい。楽しみですね。
こちらは。
じゃまささひろきさんがどんな人かっていうのを簡単に説明しておくと。
お願いします。
えっとですね2004年からインターネット上の単価サイトだったりとか。
はあはあはあ。
地元紙に作家投稿を始めたと。
うん。
こちらwikipediaの情報そのままなんだけど。
うん。
まあ方ですと。
うん。
うんうんうんうん。
でそっから2005年1年後ですね。
うん。
第4回火曜新人賞受賞。
うん。
2007年に未来賞を受賞というところで活動してすぐにもう賞を2個取るっていう。
はあはあ。若い方なの?2004年開始ってことはおいくつぐらいなんでしょう。
2004年の時点でね。
うん。
ちょっと待って。
20年前ですか今から。
うん。
今も現役でされてる。
あとね、佐々木さんはもう亡くなられてる。
そうなんですね。
あれなんですけど2004年時点だと、えっと、21歳かな。
ほうほうほう。
うん。21歳の時。
うん。
なんかまあその辺のパーソナル部分を言うと、ちょっと病気が重くてですね。
あらあらあら。
15歳の頃から寝たきりだったんで高校中退されてるんですよ。
うんうんうん。
そんな中、今2004年に単歌を書き始めてすぐ注目される。
へえ。
で、佐賀の出身の方なんですけど、毎週カカサツ投稿をしたらしいです。
へえ。
なんでかというと名前が乗るとじいちゃんばあちゃんが喜んでくれる。
あはははは。いいモチベーションだね。
で、それから1年後の2005年に申し上げた、第4回海外新人賞を受賞し、2007年には未来賞を受賞というところで評価みたいなところで言うと、ババアキコさんという方。
うん。
まあ、カジェンの方なんですけど。
出色の才能。出色。
まあなんか秀逸みたいな意味。
ああはいはいはい。難しい言葉を使いなさる。
そう、俺もさっき知らなかった。出色ってなんだろうって調べたの。あ、そういう意味なんだ。
ババアキコさんに出色の才能。
いろんな表現を知ってるんだな、やっぱ。
たかのきみひこさんには、史的な飛躍があって、透明度が高いと。
へえ。
極めて高い評価を受け、インターネット単価界から生まれたほとんど最初の家人として、将来を渇望されていたが、インフルエンザから来る心臓麻痺により2009年、26歳で亡くなられたと。
2009?
2009。
じゃあ、5年間しか単価の活動はできなかったんだ。
でないんだけど、その間に2回賞を取って、その後NHKで特集の番組も組まれて、2019年に没50年で笹井博之賞が創設されたっていう。
すご。
超天才、ほんとに。
だから、かなり若くして亡くなられたってことだね。
21歳で始めて、26歳で亡くなられて、その間の活動だけで、もう賞が創設されるレベルの評価されていると。
へえ。
その彼の作品については、芥川賞を受賞した作家川上美恵子さんも、次のような言葉で評価している。ちょっとそのまま読みますけど。
こんなにも透明で、永遠かと思えるほどの停滞を軽々と飛び越えてしまう鮮やかな言葉に生まれ変わって、それを体験したことがない他人をどうしてこんな気持ちにさせることができるんだろう。
という評価を川上美恵子さんが残していらっしゃる。
難しいことを言いなさい。
という感じで。作風的に、透明度とか、永遠とか。
さっきからちょこちょこキーワードとして出てくる。
出てくるんだけど、本当に何だろうな。日本語の美しさって言ってもちょっと色々あると思うんだけど。
なんか本当に素朴な言葉遣いから、透明感みたいなものを感じたりとか、永遠みたいな、果てしない広がりみたいなものを感じさせる作風の方です。
というのが概要ですね。
じゃあ早速どんな作品なのっていうのを紹介したいんですけど。
気になるわ、透明感気になるわ。
これ持ってくるなって話なんですけど、この場に。ラジオじゃ紹介ちょっと難しいんですよね。
なんでかって言うと、単価って耳で聞く言葉っていうか、言葉とかじゃなくて、文字でひらがななのかカタカナなのか漢字なのかとか、そこ含めて結構意味があるんですよ。
ってか音での印象の違いも生まれてきそうだね。読み方の違いとかもあるだろうし。
読み方も、リズムとかもあるんだけど、文字でどう書かれてるかって結構大事なんですよ。
ってか単価ってそもそもさ、そこからわかんないんだけど、文字ベースで投稿して基本文字で扱われるの。
その場で、俺の貧相なイメージだとさ、俳句とかだとさ、細長いコンってやつに筆でなんとかかんとかの、かんとかかんとかみたいな感じでサラサラって書き上げるようなイメージとかもあるんだけど
単価は文字ベースで投稿して文字ベースで発表されてみたいな感じなの?
そうね、俺もそこまで界隈に詳しいわけじゃないから、どういう発表会みたいなのがもしかしたら開催されてるのかもしれないけど、
ベースはやっぱ雑誌に投稿したりとか、新聞に投稿したりとか、単価集みたいなのを出版したりすることが多いから、基本は文字なんじゃないかな、そのベースは。
はいはいはいはい、オッケーオッケーオッケー、わかったわかった。
っていうわけで、音だけだと伝えきれないんで。
そうね、ひらがな、カタカナとか表記の仕方。
なので、全員買ってほしいんですよね。歌集を。絶対買ってほしいんですよね。
じゃあ本屋さん行く?深夜だけど。
Amazonでぜひ買ってほしいんですけど。
え、でも今収録中に使えない。これ読めないよ。
なんで、津田君には僕はLINEで送ります、一個ずつ。
ありがとう。優しいね。
これ聞いてる皆さんは絶対買ってください。そして絶対後悔させないです、マジで。
本当にめちゃくちゃいいんで、笹井博之さんに関しては。
そういうところが伝わってくるのがわかるんだけど、最初の拾ったらっていうのが、本当に手紙なのかっていうところだよね。
拾ったら手紙のようで。
ちょっと面白いな。
拾ったら手紙のようで。何かあるかな。
国語的ですね。
俺理系だぜ。数学とかやろう。あ、科学か物理やろう。物理やろう物理。
拾ったら手紙になるようなものって何かあるかな。水平思考試されるよ。
まさにいい言葉出た。これちょっと津田君にその話しようと思ってたの。
単価とか知って、結構水平思考ゲームなんですよ。
今まさにそれを感じてるわ。
拾ったら手紙みたいなもの。
言葉なんだろうな。今なんか手紙があってみたいな話したけど、手紙あるかどうかもわかんないと思う。
拾ったら手紙のようでってことは多分手紙ではないんだよね。
いやていうかなんかさ、この話さ面白えな。これささひるゆきさんの単価ね。
最近その友達にね、めっちゃいいからつって送ったのよ。これなんだよ。つって。
その友達秒でうわめっちゃ最高みたいな。帰ってきたわけ。
すご。完成や。
それで、その時に俺も津田に送っても多分わかんないだろうなって話をしたのよ。
ラジオやってるの知ってるから相方のね、みたいな話をしてて。
なんかこの一発でわかるわかんないって何なんだろうねみたいな話をしたときに、その子が言ってたのがなんかその、言葉に対するなんていうの、
情感というか、事情みたいなものを、なんか持ってるかどうかなんじゃないかみたいな話をしてた。
なるほどなーみたいなことを思ったんだけど、例えば津田はさその、なんだろう、手紙になんかイメージある。
手紙のイメージ。手紙っていろいろあるよ。
一番オーソドックスなやつで言えば、なんか封筒みたいなやつに入ってるやつとか。
いや物理だもんね。いや物理じゃなくて、もっとイメージ。
イメージ。
こういう手紙あるよねじゃなくて、手紙って聞いたときにパッて浮かぶもの。
パッて浮かぶもの?
それは感情でもいいし、雰囲気でもいいし、色でもいいんだけど、みたいなこと。
手紙を手紙って思っちゃダメ。手紙って聞いたときに浮かぶもの何?っていう。
手紙って言葉がパッと入ってきたときに浮かぶものでしょ。
頭の中に近くて、笑顔が浮かぶよ。
あーそこだよなーそこだよなーそこなんだよ多分違いこれ。
あのーしどかたんか読むときに、これ正解かどうかわからない。俺が思う読解の話なんだけど。
俺手紙ってまず聞いたら、一瞬でそのなんだろうな、水平思考とさっき言ったけど、例えば手紙ってラブレターとかあるよね。
ラブレターってことは、気持ちが届くかわかんない。切なさとか例えば。
それは1個目じゃないじゃん。1個離れて。
手紙って聞いた瞬間に浮かぶ。まず。
ははは。切なさが1個目。
切なさとか、いじらしさとか、距離とか送るじゃない?手紙って。
送ったら遠く、例えば文通しててさ、遠くに住む友人に送ったりするものでもあるかもしれない。
だから手紙って言葉自体に、ただの紙とか物的なものじゃなくて、
やっぱりどこか、距離とか切なさみたいなのが浮かぶのよ。
それは多分、今説明されたら、確かに繋がってるよねってなると思うんだけど、
その言葉自体に、そもそもイメージがあるかみたいな、たぶんことかなと思って。
で、短歌とか詩読むときに大事なのが、それ自体を物理で認識するんじゃなくて、
パッて聞いたとき、どういうイメージを持つかみたいな。
えっとね、たぶんね、物理かどうかじゃないね。確証を持てる情報かどうかだと思うな、そこは。
俺の思う手紙っていうのは、多くの人が見て、共通として捉えられる情報の集合体みたいな。
なるほどね。
手紙ってこうだよねって考えたら、みんなの共通の意識で、
手紙というものがみんなから見て、これは手紙だと認識できる、なんだろうな。
なんて言えばいいんだろうな。手紙という概念って言っていいのかな、その枠組みがまず、ここが手紙だよねってところがある。
で、そこから考えを続けるってなったときに、手紙、ラブレター、距離、感情、なんちゃかんちゃっていうこの連鎖があるのよ。
なるほどね。
ささこうだと多分違うのね。
そうだね。
なるほどね。面白いね、その話。多分単価を読むのに必要なのって、そういう集合体じゃなくて、完全に個人の思い出とか印象とか、
例えば君が昔ラブレターを誰かに書いたことがあったとしたら、そのときに感じた思いとか、多分そこから拾っていくのが、正しさなんかないんだけど読解には。
ない。
楽しみ方として多分ベーシックなもの。
まあまあまあ、それはあるけど、それはさっきの一発で読んでわかるかの話とはまた別軸な話がして、感じがしてて、
一発でわかるかどうかっていうのが、やっぱりさっき言ってた情報ベースか、印象ベースかっていうところの違い。
それが速さの違いなんだけど、じゃあその単価を読み解くにあたってのところに関しては、
その印象ベースでも、俺の事実ベースからの連鎖でも、多分読み取る、同じところに行き着くところはできるかなっていうのがあって、経験が同じだった場合ね。
経験が同じで、考え方が違っていた場合でも、たどり着くことは多分できるんだよ。
その印象から行くのは、速さは違うかもしれないよ。
でも、その俺の事実ベースからの連鎖でも、その情報を付与していって、読み解くことは多分できる。
だから、多分そこの速さと印象を受けるっていうところと、その読み解くっていうところ、若干この軸が違うというか。
分けて考えないと多分いけないっていうか。
なんか不満そうな顔してる。
おだしょー いやなんか、そもそも読み解くのがゴールじゃないから単価って。
いやだから、今話してる、話してるその、何だろうな、何て言えばいいんだろうな。
その単価を読み解くことに関する今さ。
おだしょー 単価楽しむだな。
まあでも楽しむ時にはさ、その読み解くとかって、その考えるとかってことが必要になるわけじゃん。
おだしょー うーん、何とも言えないかな。
ほう。
おだしょー うん。
俺、今回、この単価すっごい好きなのね。
紹介するにあたってちょっと考えてはきたけど、別に何で好きかっていうダイミングで、別にこれをこうだからだこうだって読解は一切してなくて。
それは笹子の楽しみ方でしょ。
おだしょー いやうん、だからうんうん。
だから俺の楽しみ方的には多分、噛み砕くっていうところがあって。
おだしょー あー。
その、それが多分その連鎖。
この、こういう言葉からの、じゃあこういう言葉とこういう言葉があるから、じゃあこういうことなのかなっていうこの連鎖、想像の連鎖があって、そこの部分の話よ。
おだしょー 津田の楽しみ方はそれなのね。
そう。
おだしょー なるほど。
だから考え方が違うと楽しみ方が違うわけよ、多分。
おだしょー はいはいはいはい。
わかる?
おだしょー えー、じゃあまず、前提として楽しいですかこれ。
あ、でもね。
おだしょー 津田の感想が聞きたいわまず。
だから、読み途中で止められたんだよ。だから、速さがさ足りないのよ。
おだしょー なるほどね。
だから、推理途中なんだよ。だから。
おだしょー 推理途中?
だから。
おだしょー いや、いいよいいよ。
おだしょー 俺単価で推理って聞いたことない。初めて聞いたから今。
いやいや、まあ推理って俺の勝手な言葉やるよ。
おだしょー いや、わかるわかるわかる。
考えるのよ、だから。
おだしょー うん。いやーやっぱこれ面白いな。
こういう言葉とこういう言葉があるから、じゃあこういう状況なのかなっていう。だから。
おだしょー すげーな。
パッと聞いたときに、だからさっきも言ったように、最後のところはなんとなく言いようはわかるけど、
最初のこの拾ったら手紙のようでっていうところが、ちょっとまあ不可解というか、ちょっと何なんだろうなって疑問が出る部分ね。
おだしょー なるほどね。
だからこれが一体何を指してるんだろうっていうところ。ただここの中から得られる情報ってまあそんなに多くないから、
じゃあここは想像に委ねられるかなっていうところになるわけだ。
じゃあ拾ったら手紙のようになるものっていうのを、じゃあ自分の頭の中から探してくるわけ。
そういう作業になってくるわけね。
っていう感じの流れよ。
おだしょー はー。
じゃあ笹子はどういう読み解き方をするわけ、逆に。
おだしょー いやまずなんだろうな。でもさっき言った通り、俺のまず多分その、
津谷っていうかなんかこれを聞いてる人にも理解できない可能性があるけど、まずその言葉にイメージがあるわけよ。だから拾ったらにもまずあるし。
なんかなんだろうな。あ、てかなんかなんだろう、言葉一個ずつ分解するのむずいな。まずこの一文全体があるから生まれるイメージがあるのよ。
どういうイメージ。
おだしょー さっきの手紙だったら、このあなたのようでも見れませんがあることによって、手紙自体にさっき言ったようなそのなんかちょっと距離とか切なさみたいなものがもともとあるんだけど、
あなたのようでも見れませんっていうことがあることによって、よりその、なんかひらっ、なんだろうな、ひらっくにこうためらうような何か繊細なものが。
まあそれは感じるね、最後のところ。これはそれも感じる。
おだしょー まあ生まれるわけ。だからそこ連鎖してかな。拾ったらもうなんかそのなんだろうな、拾うというアクションに何か繊細なニュアンスが乗るというかそのことによって。
要はこの詩全体が繊細だから、そのアクションにも繊細が乗るというか。拾うって言われたときに、なんか浮かぶものと、この文章の中でよく言える拾ったらがこうやっていくからね。
そうそうそう。で、うーんとなんだろうな。
おだしょー ちなみにどういう情景を考えて。
情景はまず浮かんでないです。俺が読むときこれは。
おだしょー じゃあ拾ったら手紙のようでって、これは何を指してるというかっていうのは。
いやもうここからだよな。いやもう何を指してるとかじゃないです。
おだしょー えっ。
拾ったら手紙のようで開いたらなんというので、もう見れません聞いた瞬間にうわっってなるっていう感じ。
おだしょー はあ。
うん。俺の感…もうマジでそっちからの感想を言うと。うわっやばっって感じ。
おだしょー ほう。
うわっ、なんか分かんないけど切なって感じ。マジで。
おだしょー はあ。
あのこれ本当に説明抜きで。誰かに説明しようとしないでこの詩の感想を言うとこうなります。
おだしょー へぇー。
そう。
おだしょー へぇー。
なんですけど、えっとそのやっぱこれだけだと番組に成りに当たらないし説明もできないし説明も伝わんないんで。
一応なんかなんとか噛み砕いてきたものを言うと。
おだしょー 頼みます。
うん。そのなんだろうな。まあ今説明したようにまあ広いということ自体に属性は元々ないわけですよ。
おだしょー うん。
でさっき言った手紙ってものにはその手紙ってことは誰かに当てるものじゃない。
おだしょー うん。
まあ自分に、まあ自分でも自分に当ててるわけでその手紙ってただあるものじゃないじゃない。
おだしょー フロムとチューがあるわけよね。
そう作文じゃないじゃない。
おだしょー うん。
そう。でそこにやっぱ開いたりとか閉じたりとか。
おだしょー うん。
っていうと秘密だったりとか誰にも見せないもの。
おだしょー うん。
まあラブレターだったらこの人にしか見せないっていうその秘密感というか。
おだしょー うん。
あなただけに伝えるものですみたいなそういうイメージがあるじゃない。
おだしょー うん。
で、うーんってなるとこのあなたっていうのはまあおそらくなんだろうな。
うーん言い方難しいけどポジティブ。
まあ好きとか恋してるとか。
おだしょー 大切な人でアローンという。
大切な人素敵な人愛おしい人っていうのがまあ推測され売るじゃない。
おだしょー そうだね。
清掃屋がなんだろうなこの手紙を開いたらそれがなんだろう。
あなたのようでもう見れませんのこの見れませんはまあこれも読解の幅あると思うけどまあストレートに読んでいくと。
おだしょー うん。
なんてあなたらしいんだっていうポジティブな多分見れませんだと思うね。
うわっあいつじゃんっていう方じゃないと思うね。
おだしょー だからってなるとこの拾うはまあさっき津波も言ってたけどこれ実際に拾ってるわけじゃなくて比喩なんだよねきっと。
おだしょー あっ手紙落ちてる拾ったらうわあなたのようで見れませんっていうことじゃないと思うんだよねこれは。
おだしょー じゃあこれじゃあ何かっていうとこれも読解の幅いくらでもあると思うんだけどまあ例えばあのさドリカムのさ愛してるのサインわかる?
はいはい。
おだしょー ブレーキランプ。
誤解点滅。
おだしょー みたいなそうそうそうまあみたいなのかさ何だろうそのちょっとこの例たっつって。
ちょっとつながってないね俺の中で。
おだしょー 僕とあなただけでしかわからない何かものそれは素振りなのか合図なのか関係性にもきっとよるんだけどまあそれをなんか例えば。
おだしょー 俺はなんかそのなんだろうあなたの素振りみたいなものに対して拾うがかかってると思う。
ああそういうこと?
おだしょー 例えばあなたがあなたとこのあなたがこれはなんかね本当に解釈の幅いくらでもあると思うんだけど一例として俺がなんか思いついたのはあなたが誰かに親切にしていますとかあなたがなんだろうなんだろうななんかそれ少年漫画っぽいけど誰も見てないようにゴミを拾っていますとか誰も見てないように花壇に水をやっていますとかそういうでも誰も気づいてないけど僕だけはそのあなたのそういう姿を見ていますとか。
これはなんかまあ向こうが知ってるからさというより僕にとってはあなたと僕の間にだけあるその1個のなんだろう関係性じゃない。
それを見てなんだろうな例えばこの人らしい優しさなのかこの人らしいまあなんだろう素振りだなとかっていうあなたらしさみたいなものが自分の中でありますと。
なんであの人っていつもこんなに親切なんだろうとかなんであの人ってこんなにいつも優しいんだろうとかなんだあの人こんなに素敵なんだろうそういうものを考えれば考えるほどなんだろうあなたってあなたらしいなっていうことに気づいてどんどん愛おしくなっていくみたいなこととかはあるんじゃないかなみたいな。
だからその主人公の人が今まで見てきたそのあなたこの見た対象がいてその対象に関するいろんな情景を見てきたわけだからその中からじゃあこの人らしいポイントさっき言ってたゴミを拾うとかっていうところのまあその情景たくさんある情景の中からその人らしいところを拾うピックアップするのを拾う。
っていうことをしていってしていくたびにまあ思いがどんどん積み重なっていってああなんか思いがどんどん大きくなっていってまあ好きな感情なのかわかんないけど恥ずかしさなのかわかんないけどそれが溜まっていってああちょっとこう恥ずかしいのかもう気持ちが多すぎちゃうみたいなのかわかんないけどもう見れませんとピックアップこれ以上できませんっていうことね。
しづらくなりますと。
あなたの素振り手紙のようなあなたの素振りを拾っていってそれを開いていったあなたってどんな人なんだろうと思っていったらもうなんてあなたらしいんだすごい愛おしいなみたいなこと。
えっと皆さん今笹子のジェスチャーがあったんですけどそれを説明するとなんかたくさんの手紙を開くようなジェスチャーをしてるよね。だからその情景が一個一個笹子の中では手紙のような形として今はイメージされていたわけだ。それを一個一個開いていくとその人のなんか内面が見えたような感じがする。
めっちゃいいじゃんみたいな。
だからその情景がそのあなたを読み解くことになるわけだ。だからそこが重なってるわけね。その情景を見ることによってその人の中で見えた情景がよりその人を表すことになっていてそれがまさにその人のことが書かれた手紙のようである。
その手紙を読むことにかけてその手紙をたくさん読んでいくと読み続けることによって気持ちが大きくなって次がめくれないみたいなことになってる感じですか。
まあ一例としてね。それが俺の読解かって言われるとピッタリではなくてさっき言ったように俺はこれを読んだときにうわやばしかないから。それを例えばって言われたらこういうのがどうですかって感じ。
だからこれはなんか今俺は例えばこの手紙いっぱい手紙をもらってるみたいな感じしたけど別にそれはなんか一個の大きい手紙みたいなその手紙は何か一つずつだと思うけど、そして読解しても多分いいし、どう読解してもいいと思うわけですよ。
条件は多分100通り1000通りあって、ただこの条件が1000通りあったとしてもこの短歌が多分指しているものはその1000通り全部ゴールは多分近しいものであなたに対する愛おしさを手紙のようだと表現していて、
なんだその開くという行為でなんだろうなまた袋を閉じて開いてうわっなんかすげえ過激なものだみたいなさその開くアクションによって初めて目に入ってくるものでうわってなるというアクションがあるじゃないリアクションか。
そういうものがあなたへの愛おしさから発信しているよというそのすごい抽象的なゴールがなんだろう正解というかベーシックな回答でそこに対する条件は多分何でもいいしそれはそれぞれでよくてそれは普遍的である必要なくて個人でいいと思うんだよ。
これは例えば自分がこういう人に恋をしていてあの人みたいだなあっていうこともあるかもしれないしなかったとしてもそういったツダみたいにこういうことなのかなってどっかへしていってたどり着いてもいいわけだし。
うんそうねだからなんつーんだろうなぁまぁ最初に言ったようにこうなんか詩はすごい感性の水平思考ゲームだなって思うんだけどまぁ別に具体化する必要はないのよ本当にただその言葉選びと並び言葉並びからイメージされるものをなんだろうな楽しむというか。
まあでも具体化も楽しいけどねてかそのイメージの中には具体化も含まれていて。
まあもちろんもちろん具体化してもいいしてもいい。
ちなみになんかさその投稿してさ本とかになるときにさ選ばれるわけじゃん先行委員みたいなのがあるわけじゃんそういう人たちってどういうなんかコメントとかってあったりするの?
その一個一個に対してどういうその先生方はさどういうコメントをしたりするのか。
コメントある場合もあるんじゃないかな。
それも気になるわそういう人たちってどういうなんか捉え方をしていいものを選んでるのかみたいな。
あーなるほどね。
気になるわ。
全然違う捉え方してたら面白いし。
さっきの透明感みたいなやつはさその作者さんの描くその単価の全体に対しての印象だったからさ一個一個に対してはどういう感じのコメントがあったりするのかなっていうのはすごい気になるところですね。
まあ先行される系だったら早速にあると思うんだけど。
それ今手に持ってる本は一体。
これは現代史手帳っていう雑誌ですね。
いろんな人の詩を集めた本。
そうそうそう集めた本なんですけどどうなんだろうな。
単価とは別だから詩全般だからちょっとなんともだな。
先行委員会の総評みたいなやつがないの。
ちょっと今手元にパッてないな。
とは出てこないか。
気になるな。
でもやっぱ言葉選びとかなんだろうな。
そこにあるイメージとか。
難しいな確かに何かこう詩を具体的に説明するって言って死ぬほどムズイなって今思ったわ。
まあもともと具体的なものじゃないからね。
津田も言うように楽しみ方に答えはないから。
もちろんきちんと読解していってこれはこういう情景だって固めることも楽しみ方の一つだと思うんだけど。
ベースとしては言葉のイメージを自分の経験や感覚感情に繋げてわってなるっていうのがベストじゃないかなと思う。
そこがあるわ。
固めてるわけじゃないのよ俺のやつ。
いろんな連想することによってこういうパターンもあるなこういうパターンもあるなって俺の自分の外側に出てく作業でもあるのよ。
笹子のやつの感性って自分にとってのバーン一個バーンみたいなあると思うんだけどそこ以外の可能性もあるわけじゃんっていうのはさっきから笹子も言ってると思うんだけど
そこの広げるためになんかここに着目してじゃあこっから連想されるものは何だろうっていうところで水平一個一個していってなんかいろんなパターンをやってみて噛み砕いていくみたいな作業でもあるんだよ。
だからそういうなんかそこがあったかなって。
なるほどね。
俺が大学の時に資料専攻してたんだけどその時教授に言われたので結構印象が上がったことがあって。
やっぱねそのね、やっぱね学生にもパターンあるんですよ。
俺みたいなファッて聞いてファッてイメージ浮かんでこれここがエモいっすよねみたいな。
エモいとか書かないけどね。
エモいっすよねみたいなパターンもいるんだけど。
単価な授業。
単価な授業どうやるんだろう気になるな。
でもやっぱその津田みたいに言ってる。この例えで言うと津田悪い感じになっちゃうけど。
全然わかんない人いるのよ。
これは何を指してどういうことなんですかみたいな人もいるわけ。
授業を受けてる人の中では。
なんかその国語的に捉えちゃって。
守護術語があって。
なんでこう繋がってるんですかみたいな人。
やっぱいたわけよ。
その時に教授が言ってたことでなるほどなって思ったのが。
知能でやっぱどっかに正解はないんですと。
で、何を持ってじゃあ強いて正しいかすると言うと。
やっぱ面白い読解をする。
こう読んだらおもろいっていう。
それがなんかいい読解なんじゃないかっていう。
話はなんか結構ね。
すごい印象深かった。
だからそのなんだろう。
まあ今津田がこう広がっていくみたいな話したと思うんだけど。
まあその結果なんだろう。予想もつかない。
100人中99人がそんなわけないだろうっていう結論に至ったとしても。
それが面白ければいいし。
まあ津田が。
こういう感じで俺の感想というか思想でわかんないけど。
個人的にやるべきだと思うから。
短歌の楽しみ方とか詩の楽しみ方は。
だから津田一人がめちゃくちゃ楽しければそれでいいと思う。
その結果。
別に今度から面白いだろうって別に。
津田がなんかいろいろ読解した結果行き着いたところが。
100人中99人がそんなわけないだろう。
いいねをつけなくても。
いったとしても。
いや俺はこれが一番この短歌の読み方としておもろいと思う。
があるんだったらなんかそれはそれでいつも一つの正解だと思うし。
まあそうね本当にまあ。
100回言うけど正解ないから。
ちなみに短歌の授業って何やんの?
要はもうこんな感じこんな感じ。
短歌でしょ。
短歌なんかいっぱい渡されて。
俺が受けたのはもうめっちゃ前だから覚えてない。
なんか俺は覚えたけど渡されて。
なんか読んでどう思うみたいな。
へー。
で、教授の主観、感想を言うみたいな。
そういう考えもね。
考えようによってはその夏祭りのその終わった後の寂しさとかも感じ取れなくはないよねっていう。
AIみたいだなマジで。
こわっ。
こわっ。
いやーちょっといやなんか思ってたのと違うけど面白いわ。
まず夏祭りの近くっていうイメージがなかったわけ。
それはもうなんか考えうる可能性の一個よ。
今どういうイメージがありますかって聞かれたから本当はなんかもっと一個一個の段階で分岐はあったよ。
分岐できるけどじゃあ笹子が一個のなんか答えを提示してほしそうだったからしょうがないからじゃあ俺が一個なんか分岐の中のこのルートを一個一個たどってあってストーリーを今一個作りました。
それを提示しました。
本当に伝わって感情に興味ないんだなっていうのはすごく伝わってくるわ。
あるでしょ。
まずどう思ってるのかって聞いて答えがいっぱいあってみたいな。
一個提示。
もうこの時点でなんか俺が聞いてることに対して全く答えられてないから。
え、だからえ?
この詩読んでどう思ったかって聞いたんだよ。
ちょっとの寂しさを感じるねって。
オッケー。それでオッケーじゃあ。
それでいいです。
だからその理由を言いますと。
理由を言いますとって分岐があるでしょ。
分岐っておかしくないだって。
パッて見て感想があったのにそこ、なんだろう。
パッて見てバッて思ったものに対して分岐ってありえなくない?
なんて言うんだろう。
もちろん読んでいったら分岐が発生するのはわかるんだけど、
どっかいしようと構えたら分岐ができるのはわかるんだけど、
パッて読んで寂しいって思ったってことは、
そこに通った一歩道があるわけでしょ。
寂しいにたどり着いたら。
分岐ってその時点で起こり得なくない?
どういう感覚で分岐があるっていうのは。
分岐っていうのは、
俺が今言ってるのは寂しさの分岐じゃなくて、
パッと考えついた想像っていうのは一個よ、パッと。
だからその海岸で、さっきグダグダ言ってたやつよ。
ちょっと暗めで、砂浜みたいな。
地反立鉄な。
そうそう。
風景が寂しいなってこと?
そうそう。
っていうのがありますと、
その風景が寂しい。
寂しい風景が思い浮かびました。
第一印象は寂しいです。
じゃあなんでその情景になったんだろう?
っていうとこから広がるストーリー。
寂しいに至ったのが結果だけなんだ。
そのパッて見ました。
海の中でこう浮いてます。
寂しいなあなんだ。
その風景に対して寂しいなあなんだ。
その風景、そうだね。
その風景に対して寂しいなあなんだ。
まず一枚の、一枚のっていうか。
絵というか。
絵というか、ちょっとなんか自負動画みたいな。
そんなにこうちゃんと動いてない映像みたいなのが頭に浮かびますと。
そこから寂しげな印象がまず。
なるほどね。
まず絵かな。
そうなんだ、なるほど。
まず絵がありますと。
そこから寂しい印象を受けます。
この絵を伝えられればいいんですけど。
いやいや、なんか違う違う違う。
分かった分かった分かったんだけど。
なるほどね。
俺も、じゃあ俺の感想を言うね。
次俺のターンね。
お前のターン、ドロー。
俺もこの単価から寂しいというイメージが浮かぶわけ。
それは多分ね、全員そうだと思うね。
ある程度の、なんかサイコパスじゃない限りは。
この単価から寂しい、明るいとかは多分浮かばないと思うんだけど。
それはなんか。
あと絵も多分近いのよ。
最終的な絵は海岸があって。
まあ多分割と暗めな。
なんだろう、ハッピーみたいな。
おたるドリームビーチみたいな感じじゃなくて。
もうちょっと石狩海岸っぽいというか。
しかも冬とかかな、なんなら俺。
もっと冷たく寒い暗い海に棒があるみたいな。
イメージが俺の中で浮かんで。
まあ絵的には確かに寂しいんだけど。
俺の寂しいって思うのって絵だけじゃなくて。
全般、要は。
津田がいろいろ分岐あるよねって言ったら、
ストーリー込みで寂しいだから、分岐ってありえないのよ、俺の中で。
分かる?
絵を見て寂しいって思って、
じゃあその絵に至るまでってどういうのがあるんだろうって話し方立ててるのよ、さっきの話。
俺もストーリー込みで寂しいから、分岐って起こり得ないのよ、俺にとっては。
こういうストーリーだから寂しいだから、
ここに分岐があってっていうのは別の話だから。
俺はここを受け取ってるから、3本ルートがあったとしたら1本。
だからそこが捉え方違うなって思ったっていうのが、
いくつだの話を聞いた感想。
で、ちょっとじゃあ読解の部分で、
俺がこれについて何が寂しいのって話をすると、
まずその海岸に流れ着く棒。
海岸を流れ着いてきた棒なわけだから、
おそらく海に削られてというか、
かなりボロボロだと思うのよ。
夏祭り言うたけど、それはあんまり遠いな。
ちょっと時間経ってるから。
もちろんあり得るよ。
明日年は祭りの直後かもしれないけど、
俺は多分これ、冬の可能性すらあると思う。
夏祭りにどっかで置いて、
全然違う国の誰かが捨てたものが海に流れ着いて、
半年とかかけて冬に海岸にぷかっと、
ボロボロの木の棒が流れ着いた。
っていうのは可能性あるかなと思ってる。
これなんだろうな。
これをこの棒を人に例えると。
棒を人に例えると。
自分が何者であったのか思い出せない、
龍王の騎士みたいな存在だと思う。
ファンタジー概念であるじゃない、そういう。
黒騎士みたいな。
戦い続けてしまい。
俺は一体何のために戦ってるんだみたいな。
もうそれも思い出せないみたいな。
そういう哀愁漂う棒だと思うのよ。
なんでかっていうと、
綿菓子であったことなど知るよしもなくっていうのがあるね。
この綿菓子ってどんなイメージありますかっていうと、
夏祭りってさっき言ったと思うけど、
子供たちに大人気で。
楽しげな感じというかね。
物自体も綿菓子でふわふわしててさ、
ポップでピンクだったり白だったり。
すごいかわいい、ハッピーで柔らかい、
ふわふわみたいなものじゃない。
それだったのに、この彼、彼、棒は。
それを知るよしもなく。
かつて大人気なポップアイコンだった君は、
厳しい海の旅を終えて、
もうボロ綺麗、誰も目に留めないような棒綺麗になっている。
それを君はもう覚えてないんだねというか。
かつて主人公だったことを覚えてないんだねみたいな。
そこに、この時の流れの切なさだったり、
栄光精髄じゃないけど、すごくハッピーなものが、
出番が終わったらただ棒綺麗のようにして捨てられて、
誰も目に留めないような存在になっているっていう切なさ。
込みで寂しいなって思ったわけ。
この時からでも多分割と理解はできるでしょ、きっと。
寂しいなっていうのは一緒なんだけど、
これなんか表彰じゃないから
なんかあんま分岐もない気がしてんだけど俺
心象だからこれ表彰じゃなくて
なんかあれなのかな
好奇心が強い人なのかな
なるほど
すごく素朴な感想出てきたなと思った
それなのかバラバラだからな
この単価すらそうやって読んでいくんだ
なるほど
あいっそ全部飲み込んでしまいたい
なるほどすげえな
おもろいわ俺は
はあそうきますか津田さん
なるほど
君はちなみにどうなの
この単価に関してはどっかいもクソもないと思ってて
さっき津田くんが言ったようにこれ全部平柄なんですよ
バラバラで好きなものばかりありすぎてああいっそ全部飲み込んでしまいたい
しかもこれスペースもないんだよね
もう一気通貫で書いてあるんですよね
平然パンッと
しかも今までの半分手のひらを当てるとか何とかを拾うとかじゃなくて
願望というか
心象というかじゃない
これはめっちゃシンプルでこのままの通りというか
感情がバラバラであれも好きこれも好きわ
うわーもう全部やだもう飲み込みたいなその感情のうれりみたいなものを
全部平柄にしてザーって書くことによって
なんだろう
言葉の表現で色付けするんじゃなくて文字をザーって並べる物量で
飲み込んでいる感を強めているっていう段階だと思っていて
確かに切ってないことによってちょっと読みづらいというか
ごちゃっていう感じがあるしね
飲み込まれている感が出るというか
ザーって平柄にバーって送られてくることによって
ここに対してなんだろうなバラバラってどういうことなんだろうとか
そんなに俺はこの段階で考える価値がないっていうか
それがどういうバラバラであろうが
この単価が言ってること一緒だから
どういう文句を通ろうが
結局その感情的に
全部飲み込んでしまいたいっていうことだと思うから
好きな物って何なんだろうとか
飲み込むってどういうことって別に考えてもいいんだけど
そんなにこの段階についてそれ考える価値がある段階じゃないかなって
俺は思ったっていう感じ
いや俺は考える方が楽しいなこれ
やっぱなんだろうね色んな可能性はあるけど
外れちゃいけないコアな部分があるじゃん
バラバラでも好きでっていうそのなんだろうな
分岐しつつも外しちゃいけないコアを
捉えつつ分岐して色んなストーリーを考えられるっていうところが楽しいんだよね
決められたルールを守った中で
どれだけ外れて分岐してストーリーを考えられるか
だからこれもそういう余地があるところがあるから
そういう考え方をしてしまうみたいなあるところがあるんですよ
だから好きな物って何なんだろうとか
バラバラってじゃあどういう状態なんだろうとかっていう
一個一個に着目していくわけですね
なんか客観だねずっとね
なんかさ俺さ結構
単価が好きな人と色んな人に意見聞けないんだけど
俺はっていう話するとやっぱ個人的なんだよね単価を読む時って
あいつ好きな物ばっかりやりすぎて
あいつ全部飲み込んでしまいたいの主人公って俺だから
だからやっぱ俺が思いつく感情の話をするわけ
なんか津田ってこの人をさ
本当にその作品の登場人物と置いてるよね
この人ってどういうものが好きなんだろうとか
自分じゃない人の話として読んでるなと思って
まず最初はそこからだね
まあ別にそこの解釈もできるけど
最初にそこかって言われると別にそこではないね
そこもパターンの一つであり得るけど
俺は結構衝撃を受けてるずっと
そんな単価の読み方する人いるんだっていう感じ
まあいると思うけどな俺以外に
俺が定義する単価の面白さって聞く
この話は俺の話じゃないんだけど
なのに俺のことを読んでくれてる気がするっていうそこだと思うから
俺はこの短い言葉から得られるイメージの広がりかな
作品として本当に捉えてるよね
自分がどうとかじゃなくて
まあでも一応根底には自分はいるだろうけどね
もちろんゼロにはならないからね
得られた知識自分の経験から出てくる連想ではあるから
あるんだろうけどそこからの広がり
かつコアな部分をルールは外さない部分というか
絶対この解釈になるだろうっていう部分は外さず
どれだけ広げられるかっていう
なるほどね
そうかそうなんですよ
いやそうかって感じですよ俺は本当に
はあなんかすごいすごい言い方あれだけど
単価すらお前はって思ってる
歌詞はまだわかるよ
単価ですらお前はって思っている
ラスト1?
ラスト1ぐらいいく?
あとね本当は用意したのが6個ってさっき人に言ったけど7個あるんだけどあと
あと7個
その1個1個どんだけ時間かかるかわからなかったから
7個っていうかもっと言うと飛ばしたやつが2個あるから9個あったんだけど
あと9個
あと9個あったんだけど
じゃあ全部で14個
とりあえずいっぱい持ってきた
どれを出すかはその綱の反応と時間でちょっと試そうと思って
用意したのは14個ぐらい
あといくぐらいいくかじゃあ
じゃあ気の済むまでいきましょう
どうしよっかな
単純に好きなやつ出すかな最後は
いいじゃないですか
そのどっかいむずそうなやつ
これちょっと俺も用意してきてないからどっかい
もうマジでその
印象のみ
ガチアドリブでちょっとその議論をしないといけない
任せてくださいよ
僕の腕は見せてやりますよ
じゃあこれ送ります
はい
読み上げますね
少しずつ海を覚えてゆく夕べ
私という摘みにがほどかれる
はあ
これ好きですねめちゃくちゃ好きっすね
めちゃくちゃ好きっすねこれ超いいっすね
はいはいはい
少しずつ海を覚えてゆく夕べ
私という摘みにがほどかれる
これ難しい
ちなみに笹子だとどういう印象になるの
印象
印象はやっぱね
笹井さん結構海すごい出すんだよ海土感とか
まあ確かにさっきからね
で俺の笹井秀樹さんの作品の
そのなんか全体の世界観としてやっぱりね
海にすごいやっぱ静けさ穏やかさ
みたいなプラスのものもあれば
やっぱ寂しさみたいなものもあって
印象か
まあなんか感想でもなんでもいいけど
そうだよな
このシーンの何が好きっていうと
本当になんでもな雰囲気としか言えないんだけど
その海を覚えてゆく夕べ
本当もうなんだろうな
全部この作品全部そうなんだけど
言葉とかで美しいのがまず一つ明確にあるんだけど
それはそれとして
そうだな海を覚えてゆく夕べっていうこの言葉が
ポジティブにもネガティブにも
捉えられそうだなと思って
これまあ単純直訳とか直読みするとさ
少しずつ海を覚えていった夕べに
私という積み木がどんどん解かれていっているっていうことじゃない
だからその海を覚えていく
なんだろうな
世界を知っていくみたいな
結果そのガチガチだった私の固定観念みたいなものが
ちょっとずつ解けていって
できやすくなっていくみたいな
ポジティブな捉え方もできると思うんだけど
ネガティブに捉えようと思っても多分できると思ってて
海を知ってしまった結果
私という存在が崩れていくじゃないけど
みたいなそのネガティブにも捉えられるんだけど
なんかその名言せず
ただなんかその
海と夕べとか積み木とか解かれるとかっていうその
美しい言葉を置くことだけで
想像の余地を持たせる
夕べが絶妙ならいいんだなこれ
この世界観がね
夕べにすることによって
素晴らしいな
真ん中ら辺になってるな
夕べだがなんかその朝とかじゃないんだよね
朝9時とかじゃないんだよね
そうカンカンデリの明るい日ですってなったら
まあそれはもうポジティブだろうなっていう
やっぱちょっとその日が沈んでいく間際というかさ
寂しい時間帯なんだよね
ただそこはポジティブにもネガティブにも捉えられる
穏やかな時間とも捉えられるし
悲しい時間とも捉えられるよね
ここは絶妙っすね
これすっごい美しい石だな
私という積み木が解かれるいい言葉