地域おこし協力隊の挑戦
大事なムダ話をしよう、この番組は、地方でチャレンジしている人から、その人の夢や葛藤不安やチャレンジしている時のマインドなんかを聞いて、いろんなことを学んでいきたいという番組です。
今日もよろしくお願いします。 はい、今回はですね
金沢市に地域おこし協力隊として北海道の方からご夫婦で移住してきた 山部さんからお話を伺っています。この山部さんはですね
カレーや開業を目指してまずは北海道から金沢に移住してきまして で、出会ってもう2年ぐらい経ちますかね。イベントを一緒にやったり
都度都度いろんな話をしてですね、その時の悩みだったり、いろいろ話している中だったんですけど、今回もちょっとお話し伺える時間があったので、その様子をせっかくなんでちょっと録音してみました。
そうですね、3月いっぱいで 地域おこし協力隊の任期が終わったところで、4月からですね、ちょっと新たなフェーズに
入っている山部さんから今回そのカレーや開業に向けての話なんかも少し聞けたりして非常に面白かったです。
やっぱりあれですねチャレンジしている人っていうのは山部さんもそうなんですけどすごい
柔らかい喋り方とかね優しい人なんだけどその中に少し強い信念みたいなのが感じましたね。
今回ですねちょっとあの 喫茶店で録音したので外の音が結構入ってるんですけど
これもこれでいいかなと思ってちょっとご了承ください 本当いつにも増して雑談っぽいのでそれは
ご了承くださいすいませんそれではお聞きくださいどうぞ
人間関係の重要性
使うかわからないけど、一応いろいろ調べてきたんですよ
聞きたいこととか一応出しておこうと思って
協力隊で来て3年じゃないですか任期
その間に言ったら金沢と
出身の小樽とか北海道のカルチャーの違いとかもあるじゃないですか
で今の4月にグランドオープンして そこまでのこの
数年間で
山あり谷ありだったと思うんですけど一番苦労したことは何ですか
まず一番は
人間関係の構築じゃないですか カレー運転よりそうですねカレーは勝手にやればできることなんですけど
なんだろう特に地域で お店をやるっていう協力隊という肩書もあるからなおさら地域で何かを
やるっていうことがそう簡単なことではないっていうことですよ
結局簡単なことでないというのはどっかから来た適当な人がここでお店を開き合わなか してお店やりました
じゃあ ダメっていうか
そもそも大前提その地域の人にある程度認められなきゃいけないそういう
かっていうかな
地域で何かをやると狭いコミュニティで何かをやるっていう結構そういうこと 地域の人との繋がりとか
信用とか ある程度そういうのないとうまくいかないんじゃないかなって
思いましたね そっちを構築する方が先ぐらいの感じですかと思います
いきなり僕来て1年目とかでお店持ちましたって それもまあ
別にあの評価をしてくれるとは思うんですけどよりも多分した積みとしてちゃんと 僕が何者で
あの何をしたくてここに来たのかとか 僕の人となりをある程度その地域の方に知っておいてもらわないと
多分何やるにもうまくいかないって思いました
3年間一応まあ状態として努め上げたっていうまあ 実績っていうまあ
大した実績じゃないかもしれないけど一応その地域の方には 3年間
がその地域にいていろんな方とお話しながら今カレー屋をやってるんだというストーリー が共有できているので
やりやすいですよねやっぱりやっぱそうなんですねはい全然やりやすいし まあいろいろ山あり谷ありだけど今となってはその3年間でそういう
地域の方とのつながりとか大事にしてきたっていうのが今に絶対生きてるなと思います 人間関係なんですね絶対そうだと思いますね
俺はもう なんか協力隊でこれから来る子がいたら
絶対そこ重要なポイントだっていうのを伝えたいですねまず自分の何か やりたいことがあるかもしれないけど
ますそれはそれとしておいておいてまずは その地域というかその土地の人たち
とのつながりが一番大事だよみたいなと思います それをやりまあ念頭に置きながらちゃんと報道もしなきゃいけないけど
プラスでもやっぱりその3年後にはお店をやるっていうのが明確なんだったらやっぱり さらに
飲食店はなおさらやっぱりいろんな人に知ってもらう必要があるじゃないですか それはまあインスターしっかり自分からどんどん発信して動いて
リスクを取る決断
さらにつながりを増やしていく っていうのも必要なんですよ
バッグ同時進行同時進行が一番地域ですよって言ったそれは 本数でもちゃんと行動としてもそれちょっとを示していく必要が絶対あるし
で 塩崎とのパティお話できたのインスタをやってちゃんと発信されるのもありますよね
確かにそうですよねそこでつながったもん ですよねそう
それ一生だけじゃなくてほんといろんな方とつながったのは 地域の中で閉じ込むって地域のことだけやってるとこれはできてないんですよ
絶対しかいいからちゃんと そういうことも考えなきゃいけないんですよね
発信していく外にちゃんと向けて発信していかないと 卒業3年って決まってるんだったらやっぱり
準備していかないと そうそうそういうこともって思います
これわざわざ 北海道から
その 地域の協力隊としてこっち来て
あの最初始めたわけじゃないですか 普通にカレー屋で修行とかしてお店出すっていうパターンもあったあると思うん
ですよね 道としては
あえて協力隊でこっち来たっていうのってなんか自分の考えとかってあったんですか えっと
最初おっしゃるように まあ普通に飲食で働いたこともなかったので
なおのことをカレー屋があればカレー屋で働いて ちょっとした積み色のこと勉強してからお店出すこれが多分一番なんていうか
スムーズというか成功法だと思ったんですよで 金沢って全く知り合いもいないし
ゼロです全くです そこに飛び込んで何かやるってそれだけでもリスクなのに
当時は
カレー屋 探してましたよ
やっぱ探してたんですか 探してました 金沢に行きたいという気持ちは変わらなかったんですよ
そこはもう決まってて その飲食店で働いてお店を出す準備をしていくか
どうか悩んでいる時にたまたま その移住を相談してた人が
協力隊の話を確かしてくれたのかな そういう道もあるっていうのを知って
いろいろ調べていくと まあその
一応国の制度ですね国の方から 市町村を通してちゃんと給料をいただきながら3年間準備して
お店を出して起業するとかいろんな道を選べるみたいな そういう制度だっていうのを知って
まあ こういう道もあるのかな
カレーとは直接結びつかないけど これから金沢に何かしようって全くその土台がゼロの状態で何かやる
よりもこっちの方が 地域のことも知りながら金沢を知りながら
なんかこう人間関係もゼロだから
そういう準備もできるのかなーって思って まあほぼそれに全振りしました
転職活動 そこの一点突破できたのもすごいけど
一番聞きたかったのがその 結構ね言ってた通りリスキーじゃないですか言ったら
誰も知り合いもいないところにしかもあのご夫婦で来てるわけじゃないですか
それ結構リスクとってこっち来てやってっていうその この一歩踏み出すみたいな
チャレンジ するその気持ち
どういうやっぱやめとこうかなとかってあるじゃないですか だって北海道で普通に働いてたわけでしょ
で言ったらそこでね安定してたわけで そこからあえて来たあえてこっち来たっていうのが一番すごいなと思って
しかも 言ったらあの僕は学生で進学でこっち来てるから
言ったらノーリスクじゃないですか ある意味
まあ社会人よりは別にダメだったら戻りゃいいぐらいだしけども社会人になって 結婚していこう
生活の土台もできているのに そこからあえて来るって
でどんな気持ちとかだったんですか すごいなぁと思って
チャレンジングなあれが 結構いろんな方に聞かれますけど
やっぱり 自分の人生をまあさちょうど30なる
年だったんですよその決断をする時 30なった時に
今の勤めてる会社にずっとこの後30年以上いるのかなって 想像した時に
正直あまり良い未来が見えなかったんですよ 自分のキャリアプランが
30年ですもんね 全然見えなくて
カレー作りの挑戦
このままでいいのかなっていうところがまずきっかけですよ その時に
あの 思い切って挑戦して自分のしたいことこれなら納得ができるなっていう
ものにちょっとかけてみたいなって思って その頃ハマっていたスパイスカレー作り
これを仕事にできたら一番いいじゃないかと思って もちろん家族には相談してますけど
ハマって自分である程度 作ったりしたことはあったんですか
ありましたあります やっぱりそこはある程度自信を持って
飛び出さないと すごいですね だから本当に
2年くらいは自分で作りながら 友達とか家族とか食べてもらったり
まあ本当それまだ正直趣味の段階からでしたけど 数をこなすにつれて少しずつやっぱ
味のクオリティが上がっていったなと思うし
周りからも応援されるようになって これならいけるかなって思って
まあ パキスタンカレー
北海道で流行ってたカレーなんですけど これを武器に
まだそれが全然浸透してない金沢で だったらちょっとチャンスかなって思って
こっちだと異色ですもんね 異色だと間違いなく
他所見ないですもんね そうですね
インドカレー屋さんとかいっぱいありますけどね パキスタンカレーはまずないのと
まあでもそういうインド系のカレー屋さんが やってるカレーって
北海道で流行ってたザパキスタンカレーと また全然違うもので
その異国のカレーというよりは 結構日本人が好きそうなカレーというか
アレンジがされているような 日本人の舌に合わせてくれてるんだ
そこはやっぱ重要なポイントで
北海道で好きだったそのパキスタンカレーを さらに自分でアレンジをして
作り続けてようやくこのカレーだったらいけるかな っていうところまで来たので
じゃあちょっとこれで挑戦してみよう という
店舗探しとビジョン
すごいなぁ ところですね
それで今 あれですかその協力隊も終わってひとまず
その今ランチだけの営業になって まああとイベントに出るって形じゃないですか
そうですねこれからこれからってどういうふうに もちろんあの店舗探して
開業開店の準備とかもあると思うんですけど これからの何かビジョンと今ちょっと
ぶつかっていることがあれば 最後に聞いておきたいなと思っています
やっぱ物件は 自分だけの物件は欲しいなと思って
今はランチだけだし曲がりはもう2年ぐらい やってますけど
あのオーナーの方もすごい心配してくれてて ああそうだな
どうすんだみたいな 今本当にあのご好意で
だいぶ好きにやらせてもらってもちろんお金は払ってますけど 本当に自由にいろいろ
厨房とか何もかも使わせてもらって やりやすいように測ってくれてるんですよ
まあなんか自分自身もそのまま甘えてちゃいけないと思うし
やっぱりランチだけだと思うとどうしても売り上げも 生活もやっぱ厳しい部分もやっぱ正直あるんですよね
なのでやっぱり近い将来自分だけの物件の時代だとは思ってて 物件探しはずっとしてるし
なかなかないですか? なかなかないですね やっぱりずっと探してる 居酒屋の間もずっとやっぱ
ああ言ってましたもんね 探してるって
なかなかその活動地域でそういう良い物件っていうのはなかなか 見つからなくて
ましてやその例えば飲食店だと大体こう
飲食店の居抜き物件を再利用するっていうケースが結構多い中で 今の西南地区の地域では
そういう物件がまずなかったんですよ 飲食店もそもそも少ないので
そこの線がなくなったなっていう 空き家とかを直して
住まいと飲食店兼ねてやるのかとかそういう選択肢になってくるんですけど
結構ね莫大な隙もいるし まあ当然融資も受ける必要があるので
ちょっとそこの決断を
なかなか踏み切れなく でも物件は探したいっていう
ので結構 モヤモヤしてるんですよ
いろいろねなかなか 巨額な金額が動く以上は
そう簡単には決めれないっていうでも決めなきゃいけない ので
いつかは 今のままではいけないと思っているので
そこでやっぱ悩んでますね
またね なるべく多分早めに決めたいと思うけど
ズルズルとこのままでは いけないなぁとは思っているんで
ほんと短期的 今のその状況はほんと短期なんで
中長期的には本当に自分の物件で
買った方が安定はすると思うんですよ
ぜひ なんかお店ね今もそうだけど
また改めて お店ができたら
また 教えてくださいまたそこその開業までの
このなんか大変だった話を聞かせてください あーぜひ今から多分いろいろあると思うし
本当にこればっかりはもうタイミングとかねー あご縁とかだと思う
確かに
また 聞かせてください
ありがとうございました ありがとうございました
いやーこんな感じで
