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2024-10-11 10:58

#112 總持寺への訪問:曹洞宗の歴史と現代

曹洞宗の歴史と現代を体感!大本山總持寺訪問記

横浜市鶴見区にある大本山總持寺を訪れた体験をお届けします。700年忌法要の様子や、曹洞宗の歴史における瑩山禅師の重要性、そして現代の總持寺の特徴について語ります。伝統と革新が融合する總持寺の魅力や、参拝の楽しみ方もご紹介。仏教に興味がある方はもちろん、歴史や文化に関心のある方にもおすすめの内容です。

#曹洞宗 #總持寺 #瑩山禅師 #仏教 #横浜観光 #寺院巡り #歴史 #文化 #精神文化 #日本の伝統
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おはようございます。コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
本日は雑談をお送りしたいと思います。
この放送をしているのは10月11日ですが、これを収録しているのは10月10日です。
この放送日からすると一昨日ですかね。
とにかく10月9日に横浜の鶴見区にある大本山曹持寺というお寺に行ってまいりましたというお話です。
この曹持寺というお寺、皆さん聞いたことありますでしょうかね。
時々メディアに出るような、そういうお寺ですので、もしかしたら
何かで聞いたことあるよとか、ニュースサイトで見たことあるよとかいう人はいるかもしれませんね。
最近で有名なところで言うとですね、
アントニオイノキさん。アントニオイノキさんが亡くなりましたね。一昨年だったかな。
私も結構好きな方だったんですけど、残念ながらお亡くなりだって。
そのアントニオイノキさんが埋葬された寺でも有名ですね。
メディアにも出ておりました。
そんな曹持寺なんですけども、何しに行ったかと言いますと、
私がお世話になっているお嬢さんがですね、
とても大きい供養の大役になったということで、
それの応援をする意味で、その儀式に参列していきましたよというところです。
どんな儀式かというと、その曹持寺というお寺を開いた
慶山禅寺という昔のお嬢さんがいるんですが、
そのお嬢さんが亡くなってから700年、700年経ったから
700年記念の大きな奉養になりましょうということで、
その大きな奉養というのはどういうことかというと、
700回記を1週間かけて、1日4回の供養を1週間かけて行うという、
正確な数字は実は分かっていないんですけども、
おそらく1日4回かける7日ですので、
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28人の方が全国で選ばれて、
そしてその方が供養の道士という、いわば儀式のメインの役といったんでしょうかね、
それを務めたというわけです。
その慶山禅寺という方は、曹持寺においてとても重要な方ですね。
曹持寺の基礎を築いたのは道元禅寺という方。
そして慶山禅寺は何をやったかというと、
道元禅寺の教えというものを発展させて、
そしてさらにそれを広めたという方でございます。
というのは、永平寺を開いた道元禅寺、とても立派で、いわばカリスマですよね。
カリスマですのでね、たくさんの弟子もおりましたし、
それに伴って永平寺を開くためにサポートしてくれた大名さんですかね、大スポンサーですね。
大スポンサーさんもいたんですが、道元禅寺がなくなった後、
そうした大スポンサーからの庇護というものがだんだん弱くなったり、
あるいはその弟子たちがね、道元禅寺が言っていたことに対しての教えの解釈がね、
人それぞれ微妙にずれていて、こうあるべきだとか、こういう風に私は習ったとか、
とにかくですね、ちょっと争いが起きちゃったんですよね。
それで永平寺というお寺、少し廃れてきたという部分がありまして、
それをですね、ブレイター、慶元禅寺はですね、
永平寺を直接建て直したわけではないんですけども、
総統宗という宗派をですね、建て直すべく、総知事というお手柄でね、
いろいろ改革をしたんですよね。
慶元禅寺は、とてもね、道元禅寺のことを尊敬していて、
道元禅寺の教えというものはね、もちろんきっちり守って、
それをね、修行としていたわけですけども、
それだけじゃなくて、もっと実務的でいったらいいでしょうか、
お寺というものをね、教団を守るためにね、
もっとね、やるべきことがいろいろあるんじゃないかということで、
いろいろ改革をしたそうですね。
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具体的には、供養、お葬式とか供養とか、
御祈祷とか、そういった奉養というものをね、
積極的に行って、そして一般の断神徒の方であったりとか、
あとはそういう、当時の大名さんとかですね、
力のある、権力のある方と交流をしっかりとして、
そして財政基盤といったらいいでしょうかね、
要するにお金ですよね、お金とか、そういったものをちゃんと回るようにしてですね、
運営というものを、総統集という団体をですね、基盤をしっかりと切り抜いて、
そしてそれだけじゃなくてね、
葬式においてなんですけども、
住職というものね、林番制度といって、
何日かにいっぺん住職が変わるという、そういうシステムを用いてですね、
たくさんの住職を輩出して、そしてそれをですね、
全国の方に、全国に広めてですね、
いろんなところにその葬式で住職をした人という人がですね、
全国各地に広がって、そこでまた新しいお寺を作ってという形でね、
総統集をね、ぐっと広めたという実績もあったんですね。
そんなわけで、葬式場を開いた桂山隆一という方は、
総統集においてね、発展をする意味ではね、
とても功績を残されたということで、
その位置入れを切り過ぎた、
曹寺というお寺をね、大本山としてですね、
今もそれを大切に守っているということですね。
それで、総統集の本山を二つにやったという、そんな経緯があります。
で、曹寺というお寺はですね、とっても大きいお寺なんですよね。
永平寺のことも先月言いましたけども、
永平寺はね、山の中にあって、すごくね、
なんて言うんでしょうね、ピリッと空気が敷いてね、
心が清められるような場所であったというふうにお話をしましたけども、
曹寺寺の方は、すごくお寺がね、大きくて、
土砂方以上にちょっと、演出がね、派手めで痛いんでしょうか。
ピリッとした空気というよりかは、
この真新しい、不況を、総統集の教えをね、広めるために、
いろんなことを取り入れてね、
どんどんどんどん、新しいことをやっていこうという、
そういったね、伝統よりも革新という方をね、
積極的に広める、積極的に行うという、
そういう姿勢が見えるお寺でしたね。
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なので、お寺の作りもね、
総統集が伝統に重んじたようなね、
古い建物というものに対して、
曹寺寺の方は比較的新しい建物ですね。
鉄筋コンクリートの大きな大きなお寺でございました。
そこでその儀式をやって、
そして帰ったというわけでございます。
皆さんにおかれましてはね、
是非とも横浜に住んでいる方はね、
一応ね、お参りしてみるといいのかなと思います。
見どころというとですね、
さっきも言いましたけども、
アントニオ猪木さんのお墓であったりとか、
他にも有名人の方がいっぱいおります。
ちょっとね、いっぱいいりすぎて紹介するのも大変なんですけども、
そういったお墓を参りするというのもいいですし、
あとは御祈祷とか、御修飲とか、
あとは座伝会とか、
とにかくね、いろんなことをやっているお寺です。
なので、行ってみるとね、
なかなか楽しめるかなと思いますのでね、
是非ともね、どうぞ関東の住んでいる方はそこにね、
一応訪れてみてはいかがでしょうか。
というところで、
今日のお話は終わりたいと思います。
本日のお話のご感想、ご意見などあれば、
コメント欄へお願いいたします。
では、蓮城院副住職の幸文でした。
ではでは、またね。
10:58

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