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先日参加した曹洞宗梅花流御詠歌の全国沖縄大会。そこで感じた「平和」についてお話しします。
沖縄といえば美しい海や楽しい観光地を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、かつて地上戦が行われた歴史があり、今もなお戦争の記憶が色濃く残る場所です。
平和祈念公園で目にした各県の慰霊碑や、戦争で亡くなられた方々の名前が刻まれた墓石。そして、嘉手納基地周辺で目の当たりにした日常。
私たちが享受している「平和」は、決して当たり前ではないということ。そして、誰かの日常の「当たり前ではない」部分に支えられているのかもしれないということ。沖縄訪問を通して、改めて感じたことを共有します。
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#沖縄 #平和 #梅花流御詠歌 #曹洞宗 #戦争と平和 #平和祈念公園 #嘉手納基地 #日常への感謝 #気づき #蓮城院
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沖縄といえば美しい海や楽しい観光地を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、かつて地上戦が行われた歴史があり、今もなお戦争の記憶が色濃く残る場所です。
平和祈念公園で目にした各県の慰霊碑や、戦争で亡くなられた方々の名前が刻まれた墓石。そして、嘉手納基地周辺で目の当たりにした日常。
私たちが享受している「平和」は、決して当たり前ではないということ。そして、誰かの日常の「当たり前ではない」部分に支えられているのかもしれないということ。沖縄訪問を通して、改めて感じたことを共有します。
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サマリー
沖縄で行われたバイカリュウ御苑下の全国大会に参加し、平和記念公園を訪れた経験を語ります。沖縄は戦争の跡が色濃く残る土地であり、平和をテーマにした歌が大会で歌われ、慰霊碑への供養を通じて過去の犠牲に向き合っています。沖縄の米軍基地を訪れたことがきっかけで、平和の重要性や戦争の影響について深く考えさせられています。日常の静けさは、誰かが受けている騒音や混雑のおかげで成り立っていることを実感しています。
00:05
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で福住塾をしております。
沖縄大会の参加
今日は、先日行ってきた沖縄について、そこで感じたことを皆さんに共有したいなと思ってお話をいたします。
沖縄で何をしに行ってきたのかと言いますと、
総統州が制定している仏教の歌、売下流護衛歌というのがありまして、
それの全国大会というものがあったんです。
それが今回は沖縄で開かれた沖縄大会ということで、それに参加するために行ってきましたよということなんですよね。
そもそも、護衛歌って何っていうところだと思うんですよね。
あまりね、その仏教で歌っていうのは、もしかしたらあまり皆さん印象ないのかもしれませんね。
まあ、宗派によってはね、この護衛歌と言いますかね、そういった歌に近いようなお唱えもの、お唱えごとっていうのかな、
対応するような宗派もあるんですが、総統州はどちらかというとそんなに積極的に歌を歌っていこうというところは少ないんですが、
あるんですよ。一応ね、総統州でもやってます。
歌といえばどちらかというとね、キリスト教の方が有名ですけども、総統州の場合はね、バイカリュウという名前のついた歌があるんですね。
お経の教えをメロディー付きで唱えるような、そのようなものだと思っていただければ結構です。
なので、中身はね、お経の総統州の教えに沿った内容の歌詞ということですね。
で、それが全国大会、全国放映大会っていうのかな、2年に1回そういったものが開催されるんですね。
で、なんでその大会があるかというと、各お寺にバイカリュウ御苑下のバイカ公といって、一つのグループが作られるんですね。
一つのお寺に一グループ。
で、栃木県は栃木県で、それでまとまって栃木県大会というものを毎年やるんですが、
その栃木県で中でも全国の方で慈悲頃の練習したものをお披露目したいというところで、全国大会というのがあるということなんですよね。
なのでね、今回の沖縄大会では全国からバイカリュウ御苑下をやっていらっしゃる方々がね、あとお坊さんも含めてですけれども、だいたい3000人ぐらい集まったらしいんですよね。すごいですよね。
それぐらいの数が集まったと。一つのね、その宗派の一つの大会だけで。すごいなぁと思うんですが。
これでもね、実は人数が減ったそうです。
もともとはね、もともとというか、あと今から20年ほど前だとね、1万人以上は集まったというふうに言っておりました。
同じように全国大会を沖縄でやったらしいんですけれども、やっぱりその時1万人以上で大変だったというふうに伺っております。
ところが20年経った今だと、そのバイカリュウ御苑下をやる方もね、お年を召して辞められる方がたくさん増えて、今では3000人になってしまったということですよね。
とはいえね、それでも3000人集まるというのはすごいことです。
そのような行事というものをやってきて、それで栃木県の方々がね、それを参加するのに、それをサポートするために私もお手伝いをしたということなんですよね。
そのようなバイカリュウ御苑下の全国大会のために行ってきたんですが、何もその3日間ずっと大会に参加しているわけではなくて、
大会自体はその中日、3日間のうちの2日目に行ったんですが、到着した1日目と最後の3日目というのはね、いわば観光ですよね。
平和記念公園の訪問
そのバイカリュウの全国大会に参加してくださった方々たちをねぎらうというのかな、楽しんでもらうためにね、そういったツアーというんでしょうかね、旅行のみたいな形で行ってきたという中で、今回ですね、平和記念公園というところに行ってきたんですよ。
皆さんね、沖縄というと何か南国ですごく楽しいところっていうイメージ、そんなイメージあると思うんですけども、実はですね、沖縄といえば日本で唯一リーク戦地が行われた場所ですよね。
戦争でね、その第二次世界大戦の時に米軍が、アメリカの軍がね、上陸したというところ、それが沖縄なんですけども、そういったわけで沖縄という場所、実はね、戦争の爪跡というのはね、大変大きく残っている地なんですよね。
華やかな印象がある一方で、そういったリアルな痛みっていうのを感じる場所、それが沖縄なんですよね。
今回の媒花流護衛歌はね、終戦80周年記念ということで沖縄だったということなんですよね。なのでテーマは平和なんですよね。
なのでその全国大会で歌われる曲も平和についての曲っていうのがほとんどでしたし、またそのツアーの中でもね、必ずやっぱりその平和に関係すること、そういったところを一つ必ず観光するというような内容になっていたそうです。
栃木県以外の場所もね。そのような形で私たちは平和記念公演というところに行ってきました。沖縄の南の方ですね。すごく初めて行ったんです、私も。
今まで存在は知っていたんですが、やっぱりね、学校とか今回のお坊さんの集まりとかじゃない限りはなかなか行こうとは思わないところかもしれませんね、もしかしたら。
関東の人であったりとか、沖縄に住んでいない人はね。だけども今回はね、そういうご縁があって行ってきたわけなんです。
印象的なのは、まずその平和記念公演に各県のね、慰霊碑が建っているんですよね。すごく広大な土地の中に建っていると、各県ですね。
つまりその県ごとにそういった慰霊碑を建ててきたという歴史があるんですね。その県の中で、栃木県だったら栃木県の中で、戦争によって命を失った方々の魂というんでしょうか。
そういったものをきちんと弔うために、そういった慰霊碑というものがあって、そういったところで私たちも当然ながらね、栃木県の人間としてね、その栃木県のその慰霊碑の前でね、そういった供養というものをやってきました。
幸いにもお坊さんがいっぱいいたんで、たくさんのお坊さんがそういったお祈り、お経を読みながら、またその後栄華もその時にきちんと歌って、そして平和祈りとともに過去のね、そういった犠牲になった方々を供養したということです。
それをやったことと、その後ですね、ひめゆりの塔というところに行ったんですね。同じ平和記念公園の中にあるんですけども、そのひめゆりの塔の近くにですね、戦争の犠牲者の名前が刻まれた墓石かな、みたいなものがね、あるんですよ、日本全国の。
各県ごとにゾーンがあって、名前がずらーっと彫ってあるんですね。そこをね、見てた時に私思い出しました。
昔、私のおばあちゃん、おばあちゃんが、おばあちゃんの弟さんが、戦争で亡くなったんだっていう話ね、そういえばしてたなーっていうのを思い出したんですよね。
私はね、それまでね、その戦争といっても、直接、直接と言いますか、誰々が亡くなったっていうのはね、さすがに私の年代だとあまり知らなくて、ちょっとね、やっぱりどこか遠い感じがしてたんですけども、
そのたくさんの亡くなった方々の刻まれた名前を見ていると、ああって、そういえばそういう、私の知っている大好きなおばあちゃんの弟さんもここに刻まれてるんだなと思ったらね、やっぱり他人事じゃないんだなって改めて思いました。
そういった、たくさんの人たちの命が、犠牲があって、今私たちっていうのは生きてるんだなーって、そんなことをね、感じたわけなんですよね。
それが1日目でした。
沖縄市の観光
2日目、2日目というかね、1日目の終わり、ホテルに向かうために、沖縄市っていうところに移動したんですね、沖縄市。
沖縄市っていうのはね、どの辺かというと、沖縄県の那覇市から北に約30キロぐらいかな、北に行ったところにあるんですね。
沖縄の真ん中よりやや南ぐらいの位置している場所ですね。
有名なのが、観光でいうと有名なのが、アメリカンビレッジというところが有名ですけども、それ以外にも有名なものがあります。
それは何かというと、米軍基地ですね、アメリカ軍の基地、カデナ基地っていうのがあるんですね。それがあることで有名な地域ですよね。
私の住んでいる栃木県では、宇都宮市っていうところに自衛隊の駐屯地というのがあります。
それがあるのは知っていて、そういった自衛隊の方もいるんだと思ってたんですけど、
沖縄県のカデナ基地周辺を通ったときに、米軍基地の、アメリカ軍の基地の圧倒的な大きさ、市のど真ん中ですよ、優先しているっていうのが、
いまだに戦争というものがどこか延長線上に沖縄ってあるんだなというふうに、嫌なことでも思いました。
今まで自衛隊の基地を見てもそこまでは思わなかったんですけど、むしろ私たち日本を守ってくださってありがたいなと思いました。
と思ったんですけども、つまり戦争のことまでは思わなかったんですね。
だけどもやっぱり米軍基地というものを見たときに、太平洋戦争、第二次世界大戦から続く戦争の火というのは、いまだに残っているというのがすごく実感しました。
で、金田基地の近くのホテルに泊まったんですが、飛行機が飛んでるんですよね、アメリカ軍の飛行機が。
その音がすごいんですよ、ゾーンですね、爆音と言ったほうがいいかな、そういった環境の中でいるんだなというのを思ったときに、やっぱりまた思いました。
この人たちが、きっと嬉しくはないんですよね、そういう環境って。アメリカ軍様々なんてならないですよね、ものすごくうるさいし。
街の中は大きな基地が閉めていて、交通の便も悪い、いつも渋滞ばかりしている、そんな環境の中で生活しているわけですから。
そういう人たちが、いわば同じ日本の中でも、どちらかというといい環境ではないですよね。
そういった人たちがいるからこそ、私たち、やっぱり平和というものを享受できるんだなというふうに思いました。
規制と言っちゃうと、ちょっとそこまでじゃないような印象を与えるかもしれませんが、ただ、日常であの騒音とあの渋滞というか混雑、そういったものを感じながらの生活というのは、やはり私の住んでいる環境と圧倒的に違うなと思いました。
私の住んでいる地域は田舎ですけど、ただね、何もない分静かです、やっぱり。
その静かさを受け取れるのは、やっぱりどこかの誰かがうるさい部分を受け取ってくれているからなんだなと、そんなふうに思ったんですよね。
それをどういうふうに受け取るかというのは人次第ですけども、私たちは誰かのおかげさまで生きているんだな、生かされているんだな。
誰かのおかげで、私たちの平和であったりとか、静かさだったりとか静けさだったりとかっていうのは受け取れるんだな、そういうふうなことを思いました。
なんだかすごく沖縄に行って楽しかったっていう話をしたいっちゃしたいんですけど、ただね、やっぱり普段の生活だとなかなか感じにくいところっていうものを沖縄に行ったおかげで改めて気が付いた、気づかされたという部分があったので、これはやっぱり伝えたいなというふうに思いました。
感謝の念
これを聞いている方でね、沖縄の方であればね、ありがとうございますと、混乱を引き受けてくださってありがとうございますというようなお礼を言いたい気持ちとともに、今まさに沖縄以外の方、もちろん沖縄以外でも米軍基地、アメリカ軍の基地はありますから、
その基地の付近の人は同じような思いは抱いているかもしれませんが、それ以外の方ですね、すごく平和ですごく静かな生活というのを普段から享受できている方々はね、そういう人たちもいるんだということをね、頭の片隅に入れておきながらね、やっぱりその人たちに対しても感謝の念を持つことは大事だなと思いました。
最後、ちょっとまとまりがないというか、締まらない限りではなってしまいましたが、今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のお話聞いていいねと思った方はどうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
はい、それと、お悩み相談、リクエストなどあれば、概要欄に貼ってあるツイッターフォームがありますので、そちらから送っていただくか、もしくはコメント欄の方に書いていただければ、何らかの形でお返しをいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
はい、というわけで、田上院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
19:09
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